目を圧する『R.O.O.M.』/目を惹きつける『鏡~』に心を鷲掴みにされた新潟公演楽日

2019年2月17日(日)、新潟市中央区は少し強い風は吹くものの晴れ間も顔を覗かせ、
「新潟の冬」からは遠いイメージの一日。
ホワイエ開場の時刻14時半のスタジオBにはキャンセル待ちの方も数名いらっしゃり、
楽日の公演に向けられる熱い期待が既にホワイエには充満していました。
初めての方も、何度目かの方も、一様に気持ちの昂ぶりを抑えることができずにいる、
そんな様子だったと言えます。

スタジオへ入った後も、中の空気は張り詰めていて、浮かれた様子は皆無。
そこに身を置くだけで呼吸が浅くなるような、そんな雰囲気が漂っていたのは、
明らかに他の日とは違う感じがしました。
この日が新潟で観る最後の機会でしたから、
誰もがみな、舞台の「一回性」、その厳かさを全身で受け止めて、
緊張の内に幕が上がるのを待っていたとしても何の不思議もありはしませんが。

開演。『R.O.O.M.』。
明転すると目に飛び込んでくる「装置」にまずはため息が思わず零れてしまうのですが、
これが意外と重要。
息をするのも忘れてしまいそうな、50分間の斬新な実験が展開されていく訳ですから。

楽日の12場面は、
舞踊家一人残らず、「もうこのあと余力など残っていなくとも構わない」とばかりに、
ありったけの力を振り絞り、全身全霊を傾けて踊られていきました。
その異次元と言っても過言ではないクオリティは、観る者の目を圧する迫力に満ち、
観ている側も同調して、心拍数はあがり、気持ちが滾っていかざるを得ません。
熱を帯びていく舞台、けしかけられ、固唾を飲んで見詰める客席。
ラストでマックスの昂揚に達して暗転。
すると今度はそこまで不動で来ていた客席の番です。口火を切る男声の「ブラボー!」、
続く女声の「ブラボー!」その絶妙。
そこから先はもう堰を切ったかのような「ブラボー!」の洪水。その怒涛。
同時に、あちらこちらで反射的に人影が動いたかと思うと、見たこともないくらいの人数の
スタンディング・オベーション。
そして勿論、鳴り止まぬ拍手がカーテンコールに立つ舞踊家一人ひとりに捧げられました。

休憩でクールダウンを図ると、後半は『鏡の中の鏡』。
打って変わった音楽と照明、蹲る金森さんの姿に、
私たちは一瞬にして、相貌を別にした、まったくの異空間に連れ去られてしまいます。

金森さんのソロそして鏡。鏡そして井関さんのソロ。その果てのパ・ド・ドゥ。
能弁な身体ふたつに目は惹きつけられ、その繊細さには心底驚くよりありません。
観ているだけで涙が込み上げてくるのです。
もっと観ていたいと思ったのもいつも通りでした。
余韻を引き摺り、じわじわ込み上げてくる思いを噛み締めることになる作品の性質から、
我に返るには「間」が必要とされます。それなしには、容易に身体は動きません。
自由を取り戻した身体から徐々にスタンディング・オベーションが客席を拡がっていく点、『R.O.O.M.』とは全く別種の経験・別種の感動と言う他ありません。
「ブラボー!」も声を取り戻してからという感じでした。
しかし辿り着いた先が大喝采であることは言うまでもありません。
舞台上で拍手を受ける井関さんと金森さんのカーテンコールが続きます。
そのさなか、金森さんがその右手を後方の壁に向けて、スタッフへの拍手を促し、
更に拍手の音量が増したかと思えば、
今度は金森さん、両手を客席に差し向けた後、自ら客席に拍手をしてくれるではないですか。
そこに井関さんも加わり、お互いに拍手を送り合う舞台と客席という幸福過ぎる光景に至り、
楽日ならではの贅沢なひと時に浸りました。

長かった筈の新潟13公演が、地元の観客だけでなく、遠方からお越しの方々の心も鷲掴みにして、遂にその幕を下ろしました。(「箱」は直ちに一旦解体されて、搬出されることになります。)

引き続き、この舞台は中3日で、東京・吉祥寺シアターに登場します。その4日間・5公演、東京でご覧になられる方々、お待たせしました。期待値を上げるだけ上げてお待ちください。きっとその期待値すら凌駕する驚きの舞台を目にされることと確信しています。

まだこの舞台の旅は続きますが、新潟公演で見納めの方も大勢いらっしゃいます。
そこで、今日のところは一旦こう締め括りましょう。
「感動の舞台を有難うございました。私たちは幸福でした」と。
(shin)

仰天どころじゃない『R.O.O.M.』/琴線に触れるどころじゃない『鏡~』第3クール最終日(新潟公演10日目)

2019年2月11日(月)「建国記念の日」祝日、
Noism1実験舞踊vol.1『R.O.O.M.』/『鏡の中の鏡』第3クール最終日の舞台を観るべく、
中一日でスタジオBへ行ってきました。
この日の客席には、近作『ロミジュリ(複)』に出演されていたSPACの舘野百代さん、
元Noism2の牧野彩季さん、そして前新潟市長の篠田昭さんのお姿がありました。
皆さん、お忙しい時間を割いて、他のお客様と同様、自らチケットをお買いになられてのご鑑賞とお伺いしました。それぞれ、Noismに対して並々ならぬ関心をお持ちだということが窺われ、胸が熱くなりました。皆さんそれぞれにご挨拶できてよかったです。

雪も収まったりゅーとぴあ界隈

そして、この日の公演です。
第3クールも最終日となり、舞踊家は揃って圧巻のパフォーマンスを見せてくれました。
どの動きも「自家薬籠中のもの」に映り、一瞬の淀みもありません。(当然と言えば、当然なのでしょう。)私たちの目を釘付けにして舞台は進みます。
『R.O.O.M.』も『鏡の中の鏡』どちらも、観るのが初めてでも、何度目かでも、
そんなことは大差ないとでも言わんばかりに、会場中の一人残らずを圧倒し、
虜にして、魅了し尽くしていきます。
客席には、どちらも息を殺して見詰めた後、最後の暗転に至り、
漸く思い出したかのように大きく息をつく者しかいないようでした。

話が先へ進み過ぎました。
先ず『R.O.O.M.』で触れておかなければならない事柄に戻ります。
一昨日、このクールに入って、ある印象的で効果絶大なる要素の「追加」があったことは
既に記しました
その際、驚きのあまり、やや落ち着きを欠いたまま観てしまったため、
この日は「ガン見せねば」との思いで、その場面を迎えました。
すると、またしても「えええっ!」「一昨日観たのと違う!」
「いや、待てよ。気のせいか、若しくは、一昨日は見落としていたのかも?」
仰天し、落ち着きを失うこと再び。
しかし、その真偽を確かめるべくもありません。
仕方ないので、他に(心許ない)記憶とは違う細部もちらほらあったような気がしたことから、
3月3日の「アフターアフタートーク」の折にでも訊いてみようかと切り替えることで、
なんとか気持ちを落ち着けることが出来ました。
後半のクライマックスでは、西澤真耶さんが視線を定める一点が私の席と重なり、
その微動だにしない凛とした目の力強さに打たれたことも書き記しておきます。
そして、音楽、照明、舞踊の全てが渾然一体となって作り出す、
あの切れ味鋭いナイフのような幕切れに至り、
この日も、まるで初めて観るかのように圧倒されてしまったのでした。
毎度のことですが、あれよあれよと一気見してしまい、
50分もある作品だということが俄かには信じられない程です。
けだし、50分間の「驚異」と。

休憩後の『鏡の中の鏡』。
同じ「箱」がほんの15分を挟んで、全くの別物に見えるのはいつもの通りです。
先ずは金森さんのソロ。切ない導入です。
空気がそっくり入れ替わったのかと見紛うばかりの切なさが瞳に届いてきます。暗転。
続いて井関さんのソロ。
さっきまで『R.O.O.M.』を踊っていたのが嘘のような別人がそこにいて、
切なさを増幅、展開させていきます。暗転。
音楽も装いを変えると、今度はふたりのパ・ド・ドゥ。
何という情緒でしょう。何故にこれほど胸を打つのでしょう。
恐らく、そのパには観る者の数だけ「物語」が重ねられるのでしょうが、
重ねられる「物語」は異なっても、
胸が締め付けられ、息苦しくなるのは観る者すべてに共通のようです。
「琴線に触れる」などという生易しいレベルではありません。
事実、私が涙腺に来たなどというのはまだ序の口に過ぎず、
隣の女性は肩を震わせて必死に嗚咽を堪えようとしていたほどです。
他にも涙を流していた方も大勢いらっしゃった様子で、
誰一人として、呼吸を整えることなしに、拍手などできよう筈もありませんでした。
いつものことながら、ふたつの身体が見せる信じ難い程の表現の深さを
目の当たりにしては、僅か20分の作品だということが信じられません。
まさしく、20分間の「奇跡」かと。

どちらも最後の暗転の後、
カーテンコールを待って、「ブラボー!」の声が飛び交いましたし、
大きな拍手のなか、スタンディングオベーションせずにはいられないお客様も何人もいらっしゃいました。
(私も気が付くと立っていましたけれど…。)

終演後、立ち去り難い思いを抱えていますと、
Noismを介して知り合った方々も数名、同じ思いだったらしく、
音楽文化会館側の2階出入り口付近で、意識して語るでも、意識して語らぬでもないまま、
自然と輪ができて、お互いの満足し切って、紅潮した表情を見ながら、
言葉にもならない思いを下手な言葉に乗せて口にしていたのは、
やはりみんな直ぐには立ち去り難かったからに過ぎなかったのでしょうが、
そんな私たちの心を察した「舞踊の神様」が微笑んでくださったのでしょう。
50分+20分を踊り終えた井関さんが通りかかり、なんと足を止めてくれるではないですか!
なんという僥倖♪
お疲れにも拘わらず、笑顔で、「皆さん、舞台から見えましたよ」などとおっしゃってくれるのに気をよくして、「お訊きしたいことがあるのですけれど」「いいですよ。何でも訊いて下さい」
その流れから件の真偽を確かめました。すると、「あれは昨日からです。穣さんが別のを試してみようと言うので」と教えてくださり、一昨日観たのとは違っていたことが確かめられた訳です。で、思ったのは「金森さん、やってくれるなぁ!」
その他にも幾つかお訊ねしていると、誰からともなく、「即席アフタートークですね」の声。
みんなで一斉に笑ったところで「お開き」となりました。
井関さん、お疲れのところ、本当に有難うございました。この場を借りてお礼申し上げます。

傑出した舞踊家と気さくに言葉を交わせる、
そんなほとんど奇跡のようなことが現実に起きる街・新潟市。
Noismはやはり私たちの「宝物」です。

圧倒的な訴求力で私たちを一人残らず虜にしてしまう、
今回の実験舞踊vol.1『R.O.O.M.』/『鏡の中の鏡』。
はや、新潟公演も3公演を残すのみとなりました。
いずれも前売りは完売ながら、各公演とも当日券の販売が予定されています。
公演時間の1時間前から、おひとり様1枚、お求めになれるチャンスがあります。
未見の方は是非一度、既にご覧になられた方ももう一度、ご覧になるというのは如何でしょうか。後々、後悔の念に苛まれぬよう、くれぐれもお見逃しなく、とだけ。
で、かく言う私も、千秋楽のチケットは買っていますが、
別の日も検討してみようかと思ったりしているような次第です。
(shin)

第3クールにも再び新趣向追加の『R.O.O.M.』と洗練の極み『鏡~』(新潟公演8日目)

前夜来、「観測史上最強レベル」の寒気が予報されるなか、空気は身を切るほどの冷たさながら、雪なく迎えた第3クール初日の実験舞踊Vol.1『R.O.O.M.』/『鏡の中の鏡』は2019年2月9日(土)。

公演会場に着いてみますと、既に階段のところには、期待に胸を膨らませた制服姿の高校ダンス部員たち(男女)が並んで、入場を今や遅しと待っており、そんな光景も最近は珍しいものではないのですが、それもこれも新潟市に金森さんとNoismがあってのことなのですよね。

そんななか、(古い話で恐縮ですが、)昭和の人気番組の司会者に倣うなら、前回の鑑賞からほぼ「1週間のご無沙汰」で新潟公演8日目の舞台を観てきました。

このクオリティからして当然なことに過ぎないのですけれど、この日早く、SNS上にNoism PRから「全公演前売り完売」の報が伝えられ、それは即ち、(並んで当日券を入手する以外、)「観たくても観られない」状況が生じたことを意味するものであるため、繰り返し観ているという点で、未見の方には申し訳ない思いもあるにはあるのですが、そこは「舞台の一回性」ゆえ、ご寛恕を請う次第です。

金森さんのツイートを深読みする癖とこれまでのNoism鑑賞の経験とから、
この日の公演を迎えるにあたって、ある種の「胸騒ぎ」があったことは確かでした。
それは第2クール初日にもあったことですし…。
その正体ですが、休演日を挟んだことで、また何か変化があるやもしれないという、
そんな「胸騒ぎ」でした。

そして、それはこれまでの様々な作品において金森さんが示してきた姿勢から、
ほぼ確信にまで近いものに変わっていたと言えます。
それも全て、金森さんに「教育」されてきたことでしかない訳です。

果たして、その通りでした。
で、「やっぱりだ!」そう思いました。
『R.O.O.M.』のあのシーン、際立つ一層の美しさをもって、私たちを魅了しにかかってきます。華が段違いです。
しかし、その詳細については今はまだ書かないでおきます。
それは、恐らく、(殊に、既にご覧になられた)多くの方々にとって、
「嫉妬」を掻き立てずにはおかない「思わせ振り」な態度にも感じられるかとは存じますが、
公演はまだ続きますので、ご了承をお願いする次第です。
書ける時が来たら書くつもりでいますが、
今のところは「嫉妬」と闘っていていただくより他ありません。
もとより、観てはいながら、それでも「嫉妬」の対象となる舞台など、
そうそう多くはないのかもしれません。
その点、金森さんとNoismの舞台は公演期間を通して進化(深化)する一面を強く持ち合わせていますので、
続けて何度も足を運んでは、舞台に向き合わずにいられない心境になってしまうのです。
(そもそも人は「森羅万象」にアクセスできたりしないことは自明ですので、限界はありますが…。)
どうしても知りたくて我慢がならないという向きには、当日券をお求めに並ばれることをお薦めするのみです。申し訳ございません。m(_ _)m

そしてそれ(追加や変更)に関しては、この先の新潟公演・最終第4クールと、東京公演においても事情は同じなのかもしれません。
ますます目が離せないのですけれど、既に前売りは完売という状況で、…。
ですから、皆さんのお手許にあるのは間違いなく「プラチナ・チケット」と言って差し支えないものでしょう。お楽しみに♪

休憩後の『鏡の中の鏡』も、洗練の度を加え、切なさマックスで胸にド~ンと届いてきて、身震いを禁じ得ないものがありました。
井関さんと金森さんの激しい息遣いがダイレクトに届いてくる下手最前列で鑑賞したこともありましたが、こちら観る側は、反対に、息をすることさえ忘れて、おふたりの一挙手一投足に目を凝らしていたように思います。
心底痺れました。

どちらも終演後は、「ブラボー!」の掛け声が飛び、大きな拍手が途切れることはありませんでした。

スタジオ内が明るくなったのを潮に拍手も止んで後、
スタッフの方が「外は少し雪が積もりましたので、お気をつけてお帰り下さい」と注意を促してくれた際には、会場中が「!」となり、現実に引き戻された部分もありましたが、
外に出てみると、冷え込みはむしろ昼より和らぎ、雪もまだまだ「新潟」の本領発揮からは程遠いもので、こちら「新潟人」にしてみれば、滑らないように気をつけてさえいれば大丈夫、そんな感じでしたけれど、
県外から来られた方々にとっては如何だったでしょうか。
きっと、新潟市での鑑賞の思い出に「雪」も加えてお戻りになられたことでしょうね。ご苦労しておられなかったのなら良いのですが。

明日も雪の予報です。お気をつけてお越しください。
しかし、言うまでもなく、その価値は充分過ぎる程にあると断言致しましょう。
(shin)

何度観ても感動の嵐

Noismが発足する少し前、“トップランナー”に出演した金森穣さんが「もし自分の作品を観てくれるならば、前回観てよかったからとか、そういうものが好きだから観に行こうっていうのではなくて、何やるかわからないけど、何かやってくれそうだから観に行こうかと思ってもらいたい」と語っていた言葉。これまで、その言葉に裏切られたことは一度もなかったなぁと、しみじみ思い返しています。いつもNoismの新作が発表されるときにはドキドキとワクワクで心が踊り、その舞台は必ず新しい驚きや感動を与えてくれます。この15年間ずっと、常に進化し続けているNoism作品に魅了され続けています。

そんなNoism1の最新作、実験舞踊vol.1『R.O.O.M.』/『鏡の中の鏡』は、全13回中、本日6回目の公演が終了しました。
ここ新潟で生まれ、歩み続けているNoismの作品は、Noismにしか表現できないものばかりだと言っても過言ではないと思うのですが、この最新作がこれまた凄いわけで・・・。
初日、最前列で『R.O.O.M.』を観終えて立ち上がれなくなり、『鏡の中の鏡』でグスグスに泣いていて、ブラボー!!スタンディングオベーションしたい!!の心境で感動の渦の中にありながらも立ち上がれず、フラフラになっていた私。
実は、その日の最前列の私の隣の方もそのまた隣の方もその隣方もまた、同じ状態だった様子でした。
その後、恩師をお連れして再度鑑賞したときにも、恩師から「新潟の宝だね」と称していただき、感動を分かち合ったのですが、「Noismの舞台をこれからも観続けていきたい。」と、その場で活動支援に申し込むと話してくれて、胸が熱くなりました。
とにかく、圧倒されるほどの感動の舞台。
どうか、見逃さないでいただきたいと思います。

今回の『R.O.O.M.』は、ストーリー性はありませんが、(何かしらのストーリーを見出したならば、それはそれで大正解だと思います!)もしも、わからないから難しいと思っている方がいたら、「わからなければ」と思わずに、目の前の舞台を観て生まれてくる自分の感性に自由になってみてください。
そして、その自由になった感性のまま『鏡の中の鏡』で感情を揺さぶられてみて欲しい。

同じく“トップランナー”での金森さんの言葉・・・
「振付とは、身体の可能性を探し、またそこにひとつの事実を作ること」

その事実が私達にもたらす感動の嵐。
本当に素晴らしい舞台を、今日もまた届けてくれました。
何度観ても感動しっぱなしです。

Noismの舞台が観れる幸せ、噛みしめてます。
明日からまた、頑張る!!

追伸 詳細レポはshinさんアップをご覧くださいませ。

aco



激熱の『R.O.O.M.』/『鏡~』、第2クール3日目(新潟公演6日目)

2019年2月3日(日)「節分」、第2クール唯一の休日公演となるこの日、
新潟市に冷え込みはなく、時折見事な青空が広がる下、
私たちにとっての「恵方」りゅーとぴあを目指し、
実験舞踊vol.1『R.O.O.M.』/『鏡の中の鏡』を観てきました。

私たちの「恵方」りゅーとぴあ

上記の通り、このクールの公演日程中、ただ一日の休日だったため、Noismを介して得た知己が東京、そして京都から遥々足を運んで、スタジオBに集ったのですから、もうこれは「恵方」という言い方も全く大袈裟ではなかった訳です。幸い、穏やかな天候に恵まれたのも「天の配剤」だったのでしょう。

前売り完売で迎えた、この日の公演。スタジオBには期待感が漲っているように感じました。

そして、15時を少し回った頃、
客電が落ち、真っ暗闇を経て、『R.O.O.M.』の幕が上がりました。
そこからはもう目を離せません。新潟公演も折り返しに近づき、
ここまで公演を重ねてきた舞踊家たちは動きもキレています。
特にこの日は新たにNoism1のメンバーとなった男性舞踊家たちが、
「これぞNoism!」とばかりの心境著しい動きを示していたように思います。
この複雑なテクスチャーで構成された作品をそれぞれが見事に身体化して踊り、
観る者の目を奪いました。

客席も激熱の舞台に応えます。
暗転して一旦幕が下り、それがカーテンコールで上がってからはもう、
「ブラボー!」の掛け声がいくつ飛んだでしょうか。
いったい幾人がスタンディングオベーションを捧げていたでしょうか。
スタジオBはまさに大興奮の坩堝と化した、そう言いましょう。
カーテンコールは繰り返され、
拍手と「ブラボー!」が響き渡り、立ち上がる人も増えてきます。
舞台に横一列に並ぶ12人の舞踊家たちに向かって、
観客一人ひとりがそれぞれ精一杯のやり方で身中の感動を伝えようとし、
その熱気が更に興奮を増幅していく…、そんな光景が展開されていました。

否が応にも膨らむ「次」への期待から、
客席は15分間の休憩さえ待ちきれないといった雰囲気で、
皆さん、早めに席に戻って、『鏡の中の鏡』に備えているように見受けられました。

休憩前とは全く趣を異にする音楽が流れ、
同じ「箱」もその表情を一変させます。いつものように。
うずくまる金森さん。いつものように。
しかし、『R.O.O.M.』の熱は確実に引き継がれていた、そんな様子で、
井関さんと金森さんならではの息をのむような「至芸」すら、
もしかしたら会場の興奮を受けて、昂進気味の情緒を示していたのではなかったでしょうか。
美しさも、切なさもマックスのソロとデュエットを前に、
顔が火照り、頭はボーッとしたうえ、涙腺は決壊寸前で、
あたかも心臓が早鐘を打つかのように激しい動悸に見舞われたのは私一人ではなかった筈です。
私たちの感動を伝える手段など数多くはありません。
拍手喝采も、「ブラボー!」も、スタンディングオベーションも、
この舞台を前にしたならば、当然至極なものでしかないのですが、
それしか出来ないというある種のもどかしさに抗い、
心からの敬意を込めて、私たちは手を叩き、声を発し、立ち上がっていたのです。
極めて自然ななりゆきとして。

終演後のホワイエ。
言葉にならないほどの大きな感動を胸に、
上気した顔で微笑むだけで、何を言うこともなく、
仮に同行者がいて、何か語ろうにも言葉が気持ちに追いつくことはなく、
そして何も口にせずとも、お互いに目を見合うだけでもう、
大満足だということが自ずと伝わってしまう…、
目に入ってくるのは、あちらもこちらも、例外なく、そんな光景ばかりでした。

翌日は「立春」、そして新潟公演の折り返し。
月曜日のお客様も、このエポックメイキングな舞台を目にしたら、
虜になること必定、そう確信します。
まだ少しお席に余裕があるようですから、
Noismとともに春を迎えられるというのは如何でしょうか。
明日もまた、大きな感動が、そして「福」が待つ
りゅーとぴあ・スタジオBへ!是非!
(shin)

『R.O.O.M.』/『鏡~』第2クール、快調な滑り出し♪(新潟公演4日目)

第1クール3日間から、中3日のインターバルをおいて迎える第2クールの4日間は、
期間中、最もバラエティに富んだ日程になっています。
お仕事の関係上、平日の方が観に来やすいという方々を念頭に組まれたもので、
木・金、そして日・月という4日間なのです。

そのクール初日・2019年1月31日(木)、みたびスタジオBに出向き、
『R.O.O.M.』/『鏡の中の鏡』を観てきました。
わかっていたこととは言え、ワタシ的には「なんと!」の木曜日な訳で、
仕事帰りのため、観ているうちに、うっかり意識が飛んでしまったら…、
そんな心配が頭をかすめ、「身体を甘やかしてはならぬ」とばかり、
敢えて腰にかかる負荷を求めて、(初日と同じ)最前列の席を選んで腰を下ろしました。
この日の客席には、元メンバーの真下恵さん、チェン・リンイさん、
そして、Noism2とのクリエーションで新潟入りしている平原慎太郎さんの姿もあり、
私たちと一緒に「矩形」を見つめていたことも書き記しておきます。

で、結果、「意識が飛ぶかも」なんてことは杞憂に過ぎず、ド迫力の熱演を満喫しました。
例えば、『R.O.O.M.』、12人が横一列に並ぶ場面では、「近っ!」ってな具合で、
彼らが揺り動かした空気がこちらの身体にまでビシバシ届いてきましたし、
汗の雫さえ飛んできそうでした。
そして例えば、『鏡の中の鏡』、井関さんの、或いは、金森さんの苦悩が
まるで自分のものであるかのように感じられるほどでした。

金森さん、やりましたね。第1クールの最終日にも飾られていたのでしょうか、毎日芸術賞の賞状。誇らしいです、実に。

そして、金森さん、やってくれましたね、『R.O.O.M.』。休演期間を挟んで、第1クールを観たときにはなかった、とても印象的な「映像」がこの日は追加されていたのです。

そうきたか!ならば、この後も変わる可能性は否定できない訳で、第3クール、第4クール、そして吉祥寺シアターと度毎に観なきゃ気が済まなくなるじゃありませんか。(汗)

とりあえず、第1クールをご覧になった方は、少なくとももう一度はご覧になった方がよろしいかと。

舞踊家一人ひとりの動きがこなれてきて、一層の確信に満ちて展開される、楽しさが実に半端ない『R.O.O.M.』。衣裳も女性と男性で色が異なるだけでなく、よく見ると、描かれたペイントも一様ではないことがわかりました。

他方、哀切ここに極まれり、もう凄みさえ感じさせずにはおかないくらいの深い境地で魅せる『鏡の中の鏡』。救いはあるのか。ふたりの視線からは一瞬たりと目が離せません。


この2作、新潟の寒い冬に震える身体を、
内側から、それもそれぞれに全く別の角度から温めてくれるかのようです。
その証拠に、この舞台を観終えた人は例外なく、少し積もった雪さえものともしない幸福そのものといった表情を浮かべているのですから。
ならば、敢えて言いましょう。それはまさしく「舞台の奇跡」、或いは、「奇跡の舞台」と。
はたまた、日常を活性化する劇場の非日常、その力とも。
そんなの大袈裟だとか思ってませんか。ホントなんだなぁ、これが。
見逃したらアカンやろ。(←何故、大阪弁?)
是非、このもの凄い2本立て公演を堪能しに来てください。きっと震えがきますから。
りゅーとぴあ・スタジオBがあなたをお待ちしております。
(shin)

世界と対峙する『R.O.O.M.』/『鏡~』新潟公演2日目

日本時間の2019年1月26日(土)の夕方は、多くの耳目が熱い南半球・豪州のメルボルン界隈にも注がれていたと思われますが、ほぼそれと同じ時刻、雪の降る新潟市のりゅーとぴあ・スタジオBでも、私たちの誇りである舞踊家たちが世界と対峙して、同様に相当熱かった訳です。

前日、初日を迎えた公演で圧倒され、「またすぐ観なきゃ」となり、当日券売り場に一番乗りで並んでいると、私を駆り立ててそういう心境にした張本人の金森さんが飲み物のカップ片手に向かい側のエレベーターに乗り込もうと通りかかりました。で、目が合い、私を認めると、笑顔で、空いたもう片方の手を振ってくれる金森さん。私も会釈を返しましたが、心の中では「あなたが呼び寄せたんでしょ。」と言いながら、その「特典」を嬉しく頂きました。

そして午後4時、無事、当日券も買えました。…安堵。

この日の雪については、少し遡ります。
前日まではまったくなかった雪ですが、日付が変わってから降り出し、
それから後はもう断続的に降り続いたため、
公演が始まる頃にはりゅーとぴあ付近は10センチ弱の積雪となっていたでしょうか。
そんななか、入場を待つホワイエでは、
快晴の東京・関東圏から、恐らくは「川端康成気分」でお越しの方々ともお会いし、
Noismが繋ぐ縁を楽しむひとときも持ちました。

開演。まずは『R.O.O.M.』から。
前日、初見では驚きっ放しのうちに過ぎた時間になんとか食らいつこうとしてみます。

金森さんが「舞踊家に法則性を与え、同じ法則に従って次の舞踊家が反復する」(1/23新潟日報朝刊)と語り、
Noism1メンバーの西岡ひなのさんが「物語がなく、身体とこの空間でのロジック、とても複雑ですが一つの規則性があります」(Noismサポーターズ(unofficial)会報・35号)と紹介してくれた、
「法則性」或いは「規則性」に少しでも迫りたかったからです。
前日は最前列から観たので、この日は全体を引いて観ることを考えて、
後ろから2列目の席を選んで鑑賞しました。

結果、やはり舞踊言語に不案内な身にとっては荷が重く、まったく歯が立たずに、
「脳内で疑似体験する」(金森さん・上掲紙)だけに留まってしまったのですが、
それでもその「疑似体験」を今回も堪能しました。

中断し、「脱臼」させられる連続。
その不連続の連なりは、微細に動きながら、(部分の総和ではない全体として)新たなゲシュタルト相を生成していくようですし、
そのことはとりもなおさず、一見、「箱」のなかの純粋なミクロを標榜するように見せながらも、常に不可視の「箱」外部を想起させずには措かない訳で、
とてもスリリングな視覚体験と言えるでしょう。
それにしても、観ているだけで充分楽しいのですけれど、
同時に、「目に徹して見る」、
ただそれだけのことが途方もなく難しいことなのだと改めて気付かせられもする、
そんな作品です。

15分の休憩を挟んで、井関さんと金森さんが踊る『鏡の中の鏡』です。『R.O.O.M.』でも踊った井関さんがこちらも踊ること、ただそれだけでも驚きな訳ですけれど。

この作品は『R.O.O.M.』と「合わせ鏡」的な性格を有するものと言えるでしょう。苦悩する二人の人間の姿からのアプローチで紡がれていきます。(個人的に殊更新鮮に映るのは、いつも確信に満ちている金森さんが苦悩する様子です。あまり目にしませんよね。)

苦悩、絶望の果ての…、そこから先は書けません。ただ、片時も目を離さぬようにとだけ。

どちらの作品にも、長く続く盛大な拍手と「ブラボー!」の声が飛んだことも書き記しておきます。
個人的な事柄ですが、「昨日の今日」で観に来てよかったと思いました。
新潟は残り11公演、まだまだ観るチャンスはありますし、
たとえ、前売り完売だったとしても、
この日の私のように、当日券が発売されることもあります。
とても深い境地を見せてくれる2作品、まだの方は是非一度。既に楽しまれた方はまたもう一度。その時々の楽しみ方がきっとある公演です。是非、お越しください。

この日、公演の間、雪はそれほど降っていなかったとみえましたが、
時間的には気温が下がり、公演後には路面凍結もありました。
ただ濡れているようにしか見えない、怖い怖い「ブラックアイスバーン」状態の路面を
注意のうえにも注意しながら車を運転して帰路につきました。

…この日の小屋がはねてから、ちょうど2時間後。
放たれた力強いサーヴィスが、
相手ラケットによって正確にヒットされることなく、
リターンされるべき黄色の球体がコート外に弾んだとき、
世界と対峙していた日本人女性・大坂なおみ選手が全米OPに続いて、全豪OPも制し、
同時に女子テニス世界ランキング1位に登り詰めることで、
日本テニス界の歴史に新たな輝かしい1頁が刻まれる瞬間を目にしたのでした。

そんな日本人として感じる誇らしさの「二重奏」のうちに、
2019年1月26日という1日は過ぎていきました。
(shin)

Noism1新作世界初演(初日)、手もなく蹂躙されるその至福

「雪」の予報は出ているものの、まったくその白いものが落ちてくる気配のない新潟市の2019年1月25日(金)午後7時。待ちに待ったNoism新作公演、その世界初演初日の幕が上がり、『R.O.O.M.』50分+『鏡の中の鏡』20分、まさに金森さんが仕掛けた通り、手もなく蹂躙され尽くしたというか、何というか…、感情の振り子が両極に大きく振られてしまったというか…、もう心ゆくまで堪能しました、そう言う以外なさそうです。

スタジオBへの入り口の脇には、
先日、井関さんが受賞されたニムラ舞踊賞の賞状とトロフィーが、
そしてその横には、丁度、この日が授賞式だった金森さん受賞の毎日芸術賞を伝えるパネルが並べられていました。(画像は井関さんのものだけです。悪しからず。)
それを横目にいざスタジオBへ。

期待感を募らせた観客たち。場内暗転。ノイズめいた音楽。
先ずは『R.O.O.M.』の幕開けです。
やがて目に飛び込んできたのは、奥、両脇、天井の4面に正方形の銀色がびっしり張り詰められ、光の反射具合から繊細な市松模様を描いて見える「箱」。ただ「箱」、その内側。それが今回50分間にわたって、何が起きるか、目を凝らして眺める「実験スペース」です。

そして、「えっ! えええっ!!」(絶句)

既に冒頭からやられてしまい、その後も次々やられまくりでした。
見たこともない光景、そして反対に、どこかで、何かの映画で見たことがあるような既視感を覚える光景。
いずれにしても、メンバーの身体を使って、可視化・形象化しようとする何たる強靭な意志であることか、金森さん。

身体?肉体?---否、私が目にしたように思うのは身体的でも、肉体的でもなく、
まったくの別物です。
しかし、たとえそれが単に私ひとりの個人的な印象であれ、
今はまだ初日を終えたばかりですし、
そのあたり、詳しく書くことは差し控えることに致します。

更に、ほぼシーン毎に色味の変わる照明の美しさはどう書いたらいいのでしょうか。
そんな12シーン、引きずり込まれるように観ました。

終演後は、愉悦の拍手喝采と「ブラボー!」の声がスタジオ内を満たしました。
続く15分間の休憩中、観客はひとりの例外もなく興奮を隠し切れない様子でした。

そして後半、遂に『鏡の中の鏡』がそのヴェールを脱ぐ時が来ました。
同じ「箱」を使って演じらるとは知らされていましたが、まったく同一ということはなく、タイトルにもある鏡や照明など、いくつかの細部はこの作品に合わせての仕様に変えられていました。
金森さんのソロ→井関さんのソロ→デュエットという構成で、色濃い不安感と孤独、そして…、お二人でなければなし得ない世界を現出させていました。
金森さんがひく心理学者・ユングの用語であるアニマとアニムスと今作のタイトルに含まれた二つ目の「鏡」とが繋がる世界観とみました。
またしても大きな拍手と飛び交う「ブラボー!」が木霊したことは言うまでもありません。

ほんの15分の休憩を挟んで、感情を両極に大きく振られる2作とは! 

ホント物凄い公演でした。これは絶対見逃したら損です。「もっと観たい!」 

新潟最初の3日間は前売り完売で、この期間、私が買っていたのは今日だけだったのですが、明日、公演1時間前に若干枚売り出される当日券を求めて並ぼうかとマジで考え始めたような次第です。

「掛け値なしに面白いから絶対観て!」、自信をもってそう言いたい、
否、大声で触れて回りたい2作。
明日1/26(土)は17:00開演、
明後日1/27(日)は15:00開演。
期待値のハードルは上げるだけ上げておいても、上げ過ぎということがない筈です。
乞うご期待!
(shin)

NoismサポーターズUnofficial会報35号 発行

開幕目前!Noism1新作公演に合わせて、サポーターズ会報35号を発行し、
会員の皆様に発送いたしました。
各公演でも折込配布予定です。
どうぞ、ご来場いただき、お手にとってご覧ください。

会報35号、表紙もSo Cool!

公演直前につき、ワクワクドキドキ、そわそわのし通しで、
只今、毎回恒例の「そわそわ会」絶賛開催中です!(笑)
(fullmoon)

『R.O.O.M.』メディア向け 公開リハーサルを観てきました!

寒いながらも青空が見える、1月18日(金)、新潟市内に雪は全くありません。
先日の会員向け公開リハーサルに続き、メディア向け公開リハーサルを観てきました。

会場のスタジオBにはテレビカメラが3台。
新聞、雑誌等の記者さんたちもたくさん来ていました。
予定ではリハ公開は30分でしたが、なんと、通しで見せてくれるとのこと!
ちなみに今回は、『R.O.O.M.』45分、休憩15分、『鏡の中の鏡』20分の、
80分の公演となります。
舞台装置の箱(ROOM)は、天井や脇がふさがれ、先日の会員リハの時より、
かなり整いましたが、照明はまだです。

「始めましょう」という金森さんの声で、リハーサル開始!
会員リハの時より、ますます磨きがかかっています。

1番目の男性パートは、シャンユーさん以外は新メンバー。
2番目の女性パートは、よく見知っているメンバーなので、
『NINA』やロミジュリ、バヤデール、他、
彼女たちの出演場面がチラチラ脳裏をかすめます。

3番目は井関さんとジョフォアさんのデュエット。井関さんは無重力状態の軟体動物のようです。映画「2001年宇宙の旅」のようなイメージを持ちました。

しかし、やや平静でいられたのはここまで。
このあと次々と繰り広げられる、目まぐるしく、見たこともない凄い動きの連続シーンに、
目も心も奪われて、放心、陶然・・・
あっと気づいて、あと9つのシーンがあるのだと思い、なんとかメモを取ったのですが、
メモなんか取りたくなかったですね~
洪水のような身体の動きの量に、ただただ翻弄されていたかったです。
メモを取ったと言っても、ここで内容を書くようなことはしませんので、ご安心くださいね~
本番をぜひぜひお楽しみに。どうぞご期待ください!
素晴らしいですよ~!!

井関さんのポワント姿、よかった~♪
女性陣はポワントと靴下の両方で魅せますよ~
池ヶ谷さん、キレキレでした~
ロミジュリとはまた違った情報量の多さと、
ボレロのように盛り上がっていくノイズ音楽に、
観る者はノックアウトされることでしょう。

驚きの公開リハーサルの後は、金森さん囲み取材です。
金森さん自身、通しを見たのは、なんと、今日が初めてだそうで、
手応えを感じているようでした♪

以下に金森さんが話されたなかから少しご紹介しますと、…
・箱(ROOM)という制約された空間の中で創作し、新しい動きを実験、発見したい。
・『SHIKAKU』に通底するような実験的作品。初心に帰りたい。
  『NINA』に代わるような普遍的作品を創りたい。
・『R.O.O.M.』は物語性は全くなく、理数的、科学的に人間を捉えた。
・新潟市に限らず、財政難はどこも同じ。何が必要なのか、選択が問われている。
・新市長とはまだお会いしていない。お話ししたいと思っている。
・舞台装置は箱型だが、客席はフラットではなく雛段になる。
・公演後半の『鏡の中の鏡』は、箱の中で私と佐和子が踊る。
 … というようなお話でした。

プレスリリースもご覧ください。

https://noism.jp/wp2015/wp-content/uploads/e695f0f8bc62ae8aaeb8782277825ffe.pdf

本公演を、どうぞお見逃しなく!

新潟公演は、最初の3日間はチケット完売ですが、
1/31(木)~2/16(土)お席に余裕があります。
チケット情報:https://noism.jp/tks_room/

 お誘い合わせて、ぜひ何度もご覧くださいね!
(fullmoon)