会員の皆様に、Noism1富山公演&NIDF2017のチラシをお送りしました

暑中お見舞い申し上げます

りゅーとぴあは改修中で休館、そしてNoismも夏休み中。
ですが、着々と準備は進んでいます。
公演情報等は当ホームページのメニュー欄からも、どうぞご覧くださいね♪

閑話休題:

Noism2『よるのち』演出振付の平原慎太郎さんと彼のカンパニーOrganWorksの砂丘館での、 歴史的24時間公演、無事終了しました。
私は残念ながら全部は見られませんでしたが、かなりがんばりましたよ。
24時間中、完全休憩は2時間×2回のみという過酷な耐久ライブ。
1時間ごとに内容の濃い、多様な公演が続きます。
公演と公演の間の小休憩のときも平原さんやメンバーがどこかで踊っています。
出演者&完走された方々&砂丘館の皆さんに拍手!

出演者には、『箱入り娘』でニート役だった元Noism1の佐藤琢哉さんもいて、ますますお元気そうでしたし、Noism1準メンバーとなる、Noism2の鳥羽絢美さんもお手伝い協力していました♪

さて、24時間公演の折込チラシの中に、9/9,10 砂丘館での、「加藤千明ソロダンスパフォーマンス」の予告チラシがありました!
加藤さんは元Noismの準メンバーで、元Noismメンバーの中野綾子さんと二人でこれまでいろいろなパフォーマンスをしてきました。
公演は8月上旬予約開始(砂丘館)のようです。ぜひどうぞ。

では皆様、楽しい夏をお過ごしくださいね♪
(fullmoon)

Noism2『よるのち』楽日、1日2公演を満喫

2017年6月25日(日)、Noism2特別公演『よるのち』楽日。
この日は早くから購入していた18:00の回に加えて、
頑張って20:00の回の当日券も手に入れ、2回観てきました。
否、観る側が「頑張って」などと書いたりするのは、
ホントにおこがましいほど、大熱演の2公演でした。

前日(中日)18:00の回を観て帰路に着く私の心に、
何か後ろ髪を引かれるような思いが残ってしまっていたのです。
その正体とは、あれだけの舞台を1時間後にもう一度上演するなら、
「本当の夜」の『よるのち』にも立ち会いたい、という血の騒ぎ。
同時に、20:00の回を見ようと入場していく人たちへの嫉妬心に似た気持ち。
それは、私だけでなく、多くの人に共通するものだったようです。
楽日、2公演の客席には、同じ顔ぶれが何人も見受けられたことが
如実にそれを物語っていました。
平原慎太郎さんと8人の「吸血鬼」に
嬉々として自らの血を差し出そうとする
まさに「被吸血鬼」の群れです。(笑)

さて、話は少し脇へ逸れますが、
数多の「吸血鬼」もの映画が描いてきた、最も恐ろしい場面といえば、
いたいけで疑いを知らぬ美少女を捉えたカットに
背後から「吸血鬼」がフレームインしてくる場面と言い切って
間違いないでしょう。
そのシーンを成立させているのは、情報のギャップです。
「誰が『吸血鬼』なのか」という情報に辿り着けずにいる少女を、
とりあえず情報を手にし得る立場にある観客が見詰めることで、
そこにサスペンスが生まれることに説明は不要でしょう。

今回の『よるのち』の観客についてはどうでしょうか。
選んだ席によって見える場面もあれば、見えない場面もある。
それがかなり重要な鍵を握る場面であったとしてもです。
それこそまさに情報のギャップ。
私たち観客も、安穏として観ていられなかった筈です。
つまり、作品世界の時空が、私たちの現実世界を巻き込み、
浸食して拡がっていたのだと言えます。
私たちは作品の後半、鳥羽絢美さんが操る「妖力」の類いに
しっかり捉えられてしまっていたのではないでしょうか。
そのため、何度も進んで自らの血を差し出そうと
あの洋館に通い詰めた(或いは、通い詰めたくなった)のです。

初夏の怪奇譚。
全5公演中の4回、
彼女たちが示した、研修生カンパニーという以上の
見事なパフォーマンスを心ゆくまで堪能しました。
(細かいことですが、楽日20:00からの公演を観て、
早い回と遅い回とでは、カーテンの使い方が
違っていることも確認できましたし。)

しかし、あの「吸血鬼」たちであれば、
「またすぐにでも血を差し出したい」と、
なかなか血のたぎりが鎮まらないのは私だけではない筈です。(笑)
再演は難しいかも、ですけど。 (shin)

Noism2『よるのち』中日、「さ、噛むまでよ。噛むだけ。」

2017年6月24日(土)、Noism2特別公演『よるのち』中日は2公演の日。
前日に続いて私の2度目の鑑賞は、18:00からの早い回でした。
初日の舞台を観て、私に書き得る大概のことは既に書いてしまっているため、
今日は短めに。

(この投稿は、初日のコメント欄に載せていたものを、読みやすさに配慮して、
若干の加筆・修正を施したうえで、独立した投稿に改めたものです。
その点、お断りしておきます。)

前日はド正面、議場の「36番」椅子席に座ったのですが、
この日は角度を付けて、正面上手側最前列のクッション席を選びました。
すぐ前を、鳥羽さん、西岡さん、秋山さん、西澤さんはじめ若い身体が
空気を震わせながら妖しく舞い踊るのを直視できる席です。
臨場感たっぷりに、大迫力で舞台を満喫できる点で、ここ、お勧めです。

8人の若手舞踊家揃って、大熱演の『よるのち』。
2回目の鑑賞となるこの日は、
片山夏波さんのダンスに目を奪われました。
目の動き、表情を含めて、
まさに何かが降りてきて憑依し、彼女の肉体を借りて踊っている、
そうとしか思えないような凄みに溢れていました。
そして、ラスト、彼女が見せる象徴的な「噛む」行為は、
驚愕で、身震いがするほどです。

『よるのち』、この雰囲気たっぷりの舞台に向き合うのに、
何も難しいことを考える必要はありません。
作品中間部の鳥羽絢美さんの台詞「さ、噛むまでよ。噛むだけ」が
そのあたりを端的に表してくれているとも言えます。
身構えることなく、ただ見詰めるのみです。
私たち観客は目で「吸血」するのでしょう。
(もっとも、舞台での「吸血」行為は「噛む」かたちでは行われていませんでした。
それではどうやるのかというと、
冒頭の秋山さんの語りに表れる仕草からほぼ一貫して、・・・
おっと、それは書けません。見てのお楽しみということで。)

・・・しかし、そもそも観客は「吸血」する側でしょうか、
それとも、される側でしょうか。
PCの前でこれを打っている私は、
見終わるや否や、次が待ち遠しい気分になりました。
どうやら、「吸血」されて、
「一瞬の痛みだけを受け、実感なるものが作る世界から逃れる」(平原さんによる台本)
気分を味わい、「次の痛み」が待ち遠しくなってしまったのでしょう。

ご覧になられたみなさんはどんな印象をお持ちでしょうか。
コメント欄にてご紹介頂けましたら幸いです。
残すは、楽日の2公演。
未見の方は是非ともお見逃しなく。 (shin)

『よるのち』初日、新生面で魅せるNoism2

2017年6月23日(金)、Noism2特別公演、
平原慎太郎さん演出振付の新作『よるのち』初日を観てきました。

場所はりゅーとぴあのお隣にある建物、新潟県政記念館の議場。
コの字型に設えられた往時の議会席、その長机と椅子。
そしてその内周にキレイに据えられたパイプ椅子席と
正面には更に最前列としてクッション席が1列。
それらが描くコの字に囲まれた内側の床面が舞台です。
客席は多様な自由席ですから、
どの席を選ぶか迷いますが、
座る場所によって見えるものが異なってきます。

ほの暗い議場、
下手奥の壁に架けられた大きな柱時計が7時を刻むと、
情緒たっぷりに、かそけき鐘の音が数度聞こえてきます。
上手奥の「書記」席、今公演で退団される秋山沙和さんが
落ち着いた口調で真剣かつユーモラスに公演中の注意をしたかと思うと、
そのまま語り続けながら立ち上がり、黒いマットへと移動して、
公演内容へと繋がっていきます。
今回の『よるのち』は随所に言葉が語られる多弁な作品で、
「吸血鬼」を扱ったものなのです。

世界各地に「吸血鬼」伝説は見出せるとしても、
「吸血鬼」と聞いて、真っ先に思い浮かべるのは、
やはり古城を舞台にした、あのゴシックロマンスでしょう。
県政記念館の堅牢そのものの議場はぴったり。
更に、「吸血鬼」作品にあって、
血を吸われる美少女の存在も不可欠とするなら、
うら若きNoism2の8名はまさにぴったり。
両者を得て、新潟で、平原慎太郎さんが一ヶ月をかけて制作した
妖しい世界が立ち上がります。

鍛錬を重ねる身体であると同時の、弾力に富む若い肉体。
纏わり付く髪の毛、首筋、汗ばむうなじから、
胸元、背中、たくし上げられ露出する脇腹や突き出される臀部を経て、
足の付け根、太腿、白く浮かびあがる艶めかしい足先まで。
こぼれて突出する肉体の「隙間」、そのフェティシズム。
そして真っ直ぐ前のみを見詰める目を含めて、
若い血と永遠の生を巡って、たちこめる頽廃的な官能性。
文字通り、地を這う鳥羽絢美さんをはじめ、今回、8人の若い舞踊家が示したのは、
健康的に躍動する身体とは真逆に位置する、伏して悶え、喘ぎ、捩れる身体。
「吸血鬼」と、おののき、やがて蹂躙される美少女を観ることの愉悦。
禁断の倒錯性、或いは嗜虐性に浸る、それはまさに快楽。
そして、吸う側と吸われる側の反転する関係性、
加虐と被虐とが絡み合い、縺れるさまも見所のひとつで、
50分の公演が終わるその瞬間まで、次の展開の予想がつきません。
私たちは何を観ているのか、
そして今、ここが、いつでどこなのか、
それらが判然としなくなる感覚に痺れます。

かように書いてくると、「男性目線」優位の見方・書き方と思われるかもしれませんが、
そのあたりは、実際、どうなのでしょうか。
性別を超えて、己の中に「吸血鬼」を見出すのが、
この妖しいゴシックロマンスの醍醐味ではないでしょうか。
女性の目にも同じように映じていたはず、と信じます。

若い(女性ばかりの)舞踊家集団であることを最大限取り込んだ
平原慎太郎さん書き下ろしの『よるのち』は、
ですから、Noism2の新生面を開く作品とも言えるでしょう。
今のNoism2が、今というこの時にしか生み出せない作品かもしれません。
演出振付の平原慎太郎さんが「吸血鬼」なのか、
Noism2が平原慎太郎さんの血をその8つの若い肉体で吸い尽くすのか。
飲むか飲まれるか、
その判定をしながら観るというのも一興でしょう。

終演後、会場でお会いした「Noism愛」では人後に落ちない方々から、
口々に、「shinさん、こういうの好きでしょう」と見透かされてしまうと、
やや書きにくい気持ちもあったのですが、
Noismサポーターズ(Unofficial)事務局「黒一点」(!)の私が、
この怪しく妖しい世界を観たまま、感じたままに書かせて頂きました。
不穏当な部分もあるかもですが、ご容赦願いたいと思います。(笑)

そんなスリリングな『よるのち』、
明日(土曜)、明後日(日曜)はそれぞれ2回公演。
各回、若干の当日券も出るとのことですし、
日曜日の2公演はまだ席に余裕があるとのこと。
私はあと2回観ます。
初日夜ののち、
今度はどの席に座ろうかと今からワクワク。

今までのNoism2とはひと味違った「若さ」が
観る者の目を魅了する今回の『よるのち』、
あなたの目にはどのように映りますでしょうか。
是非ともご覧ください。

追記
この作品が気になる方や平原慎太郎さんのファンの方に向けた嬉しいお知らせです。
会場にて、平原さんによる台本「舞踊戯曲『よるのち』決定稿」が
各回限定10冊、2,000円で販売中です。如何でしょうか。ご検討ください。
(shin)

Noism2特別公演 6月23,24,25日!

いよいよ今週末、金、土、日、Noism2公演『よるのち』開幕です!

Noism2特別公演2017『よるのち』

演出振付:平原慎太郎
音楽:熊地勇太 他
演出助手:渡辺はるか
出演:Noism2

日時:
6/23(金)19:00 × 【予定枚数終了】
6/24(土)18:00 × 【予定枚数終了】 
6/24(土)20:00 × 【予定枚数終了】
6/25(日)18:00 △ 販売中
6/25(日)20:00 ○ 販売中
※当日券の販売あり。各回開演の30分前より会場受付にて販売。

会場:新潟県政記念館(旧新潟県会議事堂)
料金:1,000円(整理番号付き自由席)

チケット大好評販売中です。
ぜひどうぞ!

閑話休題:

●2012年9月から1年間、Noism2に在籍していた土田貴好さんが、文化庁の新進芸術家海外研修員に選定されました!
http://www.bunka.go.jp/seisaku/geijutsubunka/shinshin/kenshu/pdf/h29_shinshin.pdf

土田さんは新潟市出身、埼玉大学ダンス部で活躍し、Noism2に入団。退団後は東京で活動。この春から新潟に戻って新しく活動中。
「演出・振付・芸術監督」の分野でベルリンで2年間研修します♪

●今回のNoism2公演『よるのち』演出振付の平原慎太郎さんが、7/9~10に砂丘館で、なんと24時間パフォーマンスを開催!

平原慎太郎+OrganWorks 24hダンスパフォーマンス 「Living Matter」

開催期間:2017年 7月9日(日) 13時~7月10日(月)13時
会場:砂丘館 蔵、和室、庭 【予約受付中!】025-222-2676
料金:1day-A(7/9)3,000円、1day-B(7/10)2,000円、ナイト(7/9夜~7/10午前) 3,000円、フリー(全公演)5,000円
※各回とも高校生500円引/定員:1day 各30名、ナイト10名、フリー20名

主催:砂丘館、OrganWorks
詳細:http://www.sakyukan.jp/2017/05/5416

平原さんは11月11,12日には、新潟古町えんとつシアターで、演出・振付の新作ダンス公演「eye eye eye」を開催!
7月7,8日には出演者オーディションがあります。

問い合わせ:創るつながるプロジェクト(へんみ)070-6479-2927 entotsutheater@gmaile.com

平原さんはNoism当初からのメンバーとして3年間在籍。
土田さん、平原さんとも、活躍がうれしいですね♪
(fullmoon)

Noism1埼玉公演 無事終了!  さわさわ会 埼玉懇親会♪

埼玉公演、大好評で無事終了しました!
私は埼玉でも3公演鑑賞し、幸福な3日間でした♪

公演については賞賛のSNSの嵐ですね!
公式ウェブサイトにもレポートが掲載されるそうで楽しみです。

私はただただもう、作品世界に浸りました。
新潟を離れ、日常を離れ、夢のような3日間でした。

初日の『Liebestod―愛の死』カーテンコールには、金森さんと衣裳の宮前義之さんが登壇!
井関さん、吉﨑さんと4人での豪華なカーテンコールがうれしい♪
歓声が響きます。

この日、横浜の友人は埼玉に行くために休みを取ったそうで、東京の友人も、もしもに備えて仕事を1時間早退したそうです。
平日に埼玉まで来るのに19時開演は少しキツイそうで、脇や後方に空席があったのがちょっと残念でした。

2日目は超満員!
この日の私の席は少し後方で、全体が見えてとてもよかったです♪

そして、関東圏 久々のアフタートーク。
八嶋智人さんを迎えて金森さんとのお話が盛り上がりました。

八嶋さんはNoism0『愛と精霊の家』で感涙されたそうで、今回も『Liebestodー愛の死』にやられたそうです。
金森さん、そして井関さん、吉﨑さんのまっすぐなエネルギーにうたれて大感涙。。。とのこと。

2作品について、舞台人ならではのご感想をたくさん話されました。

金森さんも、言葉では表せないないものをどう表現するか、舞台で生き、死ぬとはどういうことか、心の震えを表現したい等々、話されました。

また『愛の死』について、この作品は全自分を出していて、それは非常に怖いことであり、観る人に受け入れられなければ自分が全否定されるのと同じということ、
でもどうしてもこの作品を創りたかったこと、
18才の時からずっと温めてきたが、この25年間は経験を積むという意味で必要だったこと、等を話されました。

金森さんは、客席からの質問に応え、原作の神話性は踏襲していないこと、音楽から受けた感銘で普遍的な愛と死を表現したかったことを話されました。
また、観客からの金の幕が波打ち波紋のように見えたという感想に応え、ワーグナーの「音楽は海、旋律は波」という言葉を金森さんが紹介し、アフタートークは終了しました。

3日目もたくさんの観客でした♪
この日は上手ブロック席で観ましたが、特に『Painted Desert』の見え方が中央寄りとは違い、とても面白かったです。
やはりいろいろな席で観るといいことあるなあと思いました。

最終日ということもあり、観る方も思わず力が入ります。
いろいろなシーンが連続して繰り広げられる『Painted Desert』。
現れては消える人間模様が身体性のクオリティの高さに裏付けられ美しくざわめき鮮烈な印象。
盲目のパ・ドゥ・ドゥウも圧巻で、あっという間の50分です。

『Liebestod―愛の死』は神話性はないと言いつつも、もはや「神」の領域。
暗闇の中、音もなく幕が上がり、音楽が流れ、吉﨑さんがスポットで浮かび上がり、続いて井関さんが照明で浮かびます。
見つめ合う二人。
そして輝くばかりの神々しい舞台上での井関さん、吉﨑さんのデュエット。
技術的に難しいことをしているのに、本当にうっとりします。

そして井関さんのソロ。
二人のデュオをなぞって一人踊る井関さん。
切なさが胸にこみあげます。

何度観ても美しい。素晴らしい。
金森さんが感動を届けたいと言った、ラブレターのような作品。
井関さんと吉﨑さんが観客にしっかり届けてくれました。
本当に、ありがとうとしか言いようのない作品です。

そして終演後は、さわさわ会さいたま懇親会です♪
会場脇のレストラン・ペペロネで参加者15名。
斎藤正行会長から井関さんに花束が渡され、会食では佐和子さんが『愛と死』の裏話(?)を話してくれました。

金森さんが、井関さん、吉﨑さんと3人きりで3ヶ月過ごして創ったというお話は聞いていましたが、それ以上に、プライベートでも内弟子のような状態でもあったということで驚きました。

吉﨑さんは27才ですが、17才の気持ちでやればぐっと伸びると金森さんからアドバイスされたそうで、事実進境著しい吉﨑さんにはびっくりしました。
佐和子さんも、最初の頃はリフトなど、なかなか思うようにいかなかったそうですが、本番にはもう、自分に羽が生えたように軽く浮いて、気持ちがよかったと話されていました。

また、あの金幕が落ちる所や、落ちてからの膨らみ具合なども、調整がなかなか難しいそうで、裏方さんたちはご苦労されたようです。
等々、お話は尽きません。
サインや写真撮影もあり、楽しい懇親会でした♪

個人的には、昔の同級生で、Noism初めての人たちが2日目と3日目に来てくれました♪
2日目は東京在住の人が娘さんと一緒に来て、とてもよかったからこの次も観ると言ってくれました♪
そして3日目は、私は川崎に住んでいる人と一緒に観たのですが、『Painted Desert』は「え、もう終わり? すごく面白い」という感想で、『愛の死』は感涙。。本人曰く「あろうことか大泣きするとは。。。」とのこと。サポーターズにも入会してくれました♪

次のNoism1公演は富山『Painted Desert』。
そしてNINA。
NINAは東アジア公演もあります!

Noism2公演は今月末6月23,24,25日。
楽しみですね♪
(fullmoon)

Noism1埼玉公演6月2,3,4日! サポーターズ会報31号  新潟日報ホームページ「モア」

今日から6月、いよいよ明日、埼玉公演開幕です!
ありとあらゆる情報が山盛りですね。
ぜひぜひご自身の目で舞台をご鑑賞ください。

会場ではNoismサポーターズUnofficial会報31号とさわさわ会会報誌vol.4が無料配布されます。
こちらもどうぞお楽しみに♪

サポーターズ会報31号は会員に送付、及び新潟公演で配布済みですが、誤りがありましたので訂正いたします。

4ページのチャン・シャンユーさんのインタビューの中に、『Scared Monster』という作品名があるのですが、正しくは『Sacred Monsters』です。
申し訳ありませんでした。
お詫びして訂正いたします。

埼玉公演ワクワクですね。
どうぞお運びください♪

追記:

井関佐和子さんのブログが掲載されていた、新潟日報「モア」が、本日ホームページをリニューアルし、動画などの独自コンテンツを強化したそうです。

その中で、篠山紀信さんが、新潟初演2日前に舞台リハーサルを撮影した様子を、密着取材した「ミニ・ドキュメンタリー」が公開されています!

http://www.niigata-nippo.co.jp/select/topic/068173.html

Noismの撮影をメディアに公開するのは初めて。
ミニ・ドキュメンタリー「メディア初公開!篠山紀信 ノイズムを撮る」 は約11分。

篠山紀信さんの貴重なお話を中心に、篠山さんが舞台リハーサルを撮影されている様子等々々が、動画で見られます♪

また、先日の公開リハーサルの映像も公開しています。
どなたでも視聴できますので、どうぞご覧くださいね!。
(fullmoon)

新潟3デイズに幕、感動の舞台は埼玉へ

2017年5月28日(日)夕刻、正確には17時半過ぎ。
今回はいきなりその時刻の心境から書き出します。

その時刻、・・・
はや1時間も前に、Noism1ダブルビル・新潟公演(全3公演)は、
客席からの鳴りやまぬ大きな拍手と
飛び交う「ブラボー!」の掛け声をもって、
感動のうちに楽日の幕を下ろしてしまっていた、そんな時刻。

アフタートークを終えてさえ、なお日は高かったものの、
既に先刻、羨望の的たる「世界の中心」が
新潟から埼玉へとシフトしてしまったという思いを抱えつつ、
場所を移して座った、さるカフェの屋外ベンチ。
珈琲のカップを傾ける者たちの上に注がれていたのは、
まったく艶を欠いた日光であり、
その抜け殻のような光を照り返す街の姿もやはりどこか虚ろで、
それらは全て、心の中の寂寥感のなせる業。
感動と感傷、否、感動から感傷へ。
他でもない、早くも、所謂「Noismロス」に陥ってしまっていたに違いありません・・・。

   ☆   ★   ☆   ★   ☆

新潟3デイズを終えて(寂しさと共に)振り返る
感動のダブルビル公演、
全く趣きを異にする2作とも見えますが、
初日のアフタートークでの客席からの感想にもあったように
大きな共通点を有する2作ともとれました。

異なるベクトル。
間断なく耳をいらだたせるノイズ群に合わせて、
脱中心化され、拡散する印象の身体と
甘美にうねることで心を揺さぶるワーグナーの旋律へと
一分の隙もなく収斂していく雄弁な身体。

しかし、観点をずらすと見えてくるものも変わります。

両作品に共通するもの。
抗いようにも抗い得ない物理的な事実と、
如何に抗い得ないとしても、それでもなお抗うよりない身体。

人など卑小な存在に過ぎませんが、それでもなお抗う、
その身体が内側から発光するさまを目撃すること。
刹那の輝きという共通点。
そしてそれがまさに刹那のものであるがゆえに、
心は揺さぶられずにはいないのだと言い切りましょう。

「見る」という特に何の変哲もない営為を通してではありながら、
どのように作品にコミットするかが大きく分かれる2作。
舞踊の多彩さの一端に触れるのが
観客としての最も豊かな振る舞いであることは言を俟ちません。

ここまで書いてきて、はたと気付くのは、
どんなに言葉を費やしても、「良いものは良い、ただ見詰めるのみ。
そして感じるだけ」と言うのと何ら大差がないという事実。
私のような者が語っても、端から同語反復の徒労に終わる他ないのでしょうが、
新潟3デイズを終えた今に至り、
見終えて、こんなにも寂寥感を掻き立てる感動の舞台を、
埼玉でも、是非とも多くの方にご覧頂きたいとの思いから、
非力を顧みず書いてきたような次第です。

今回、埼玉へ行くことが叶わない者にとっては、
感動が大きかった分、ぽっかり空いた穴も大きい訳ですが、
所詮、相手は刹那なるもの。
ここは気持ちを切り替えて、
網膜を通して刻まれた記憶を愛撫し、或いは咀嚼しながら、
また再びNoism1にまみえる日を待つことにします。

埼玉公演は今週末の全3公演。
圧巻の舞台をご堪能ください。 (shin)

快調!Noism1ダブルビル新潟2日目、そしてサポーターズ懇親会

2017年5月27日(土)、突然、一時的に雨が落ちてきたり、
風が強くて、体感気温も低く感じられる街を移動して、
りゅーとぴあに着くと、
そこは硝子張りの劇場ホワイエ、
風は遮られ、太陽光だけが差し込む空間では軽装が正解。
17時の公演を待つ気持ちの昂ぶりと相俟って熱気が感じられる空間でした。

まずは山田勇気さん振付のレパートリー『Painted Desert』。
美しく移り変わる照明と、印象深いシルエットが、
耳に届く不穏な音響を更に際立たせていきます。

8人の舞踊家が息づく場所、
何物も根付かせることのないトポス、「砂漠」。
安らぎをもたらすかのように映じたとしても、それは蜃気楼かもしれず、
徹底して起承転結を欠き、人を弄ぶ「砂漠」。
そして何人(なんぴと)といえども座ることを拒む椅子。それもまた「砂漠」。

突出する身体、しかしそれも消えゆく定めから逃れられることなどない、まさに刹那。
「砂漠」の悠久に対して、人が刹那を彩る、「painted desert」。
ラスト、セピアの照明を浴びて談笑する8人のうち、
ひとり客席を向いて、口を動かし、しかし、音声にはせず、
「何か」を伝えてくる池ヶ谷さんを目にするまで、
50分間、「作品の強度」(金森さん)と8人の強靱な身体に目は釘付けです。

そして金森さんの新作『Liebestod – 愛の死』。
ワーグナー『トリスタンとイゾルデ』が流れ出すと、
いとも易々と作品世界のなかに投げ込まれてしまう感じは前日と変わりません。
二日続けて観るので、幾分か落ち着いた心持ちではいられましたが、
ふたりの舞踊家が流麗に、あくまで流麗に可視化していく「愛と死」、
そして「その後」に、身を乗り出すようにして見入っていると、
心を鷲づかみにされて、
自然と鼓動が速くなり、
耳たぶが、目頭が熱をもち、
遂には、涙腺が崩壊寸前になってしまう他ありません。

この感動は言葉では伝えきれない類いのものですし、
敢えて言葉にしてみても陳腐なだけで、
到底、この20分間の何物も伝わったりはしませんから、
観る以外にない、何度も観たくなるとしか書けません。

アフタートークを終えてから、
サポーターズとしても初の試み、懇親会(19:30~)が開催されました。
場所は、白山神社近くのオリエントイタリアン「Iry(イリィ)」。
参加した18名のなかには、遠く京都、横浜からお越しの会員も含まれ、
美味しいお料理と飲み物を肴に「Noism愛」が繋ぐ絆を堪能し、
和気藹々のうちに、楽しい夜は更けていきました。
またの機会がありましたら、是非多くの方からご参加頂き、
Noismについての熱い思いを交換して頂けたら、と思います。 

本日は、ダブルビル新潟公演の最終日、
感動の待つりゅーとぴあ・劇場へ是非。
(shin)

雨の新潟にNoism1降臨 ー 『Liebestod – 愛の死』『Painted Desert』ダブルビル公演新潟初日

確かに天気予報では高い降水確率の予報が出ていたようでしたが、
街には傘を持たずに出掛けてしまって
時ならぬ激しい雨にうつむき加減で早足を繰り出す人々や、
傘を差していても結構な雨量に足許が濡れるのを如何ともしがたい人々の姿が見られ、
「ならば、車で」と思っても、隣の県民会館でも集客の見込めるイベントが組まれており、
車は車なりに大変だったのだろう、新潟市、2017年5月26日(金)の夕まぐれ。
そんな様々な不都合を越えて各所からりゅーとぴあ・劇場に集った私たちの眼前に、
満を持して、Noism1は降臨したのでした。
それはまさに金森穣さんと山田勇気さんの見えない手と舞踊家の身体によって描き出された、
ふたつの非日常。

この日、初日を迎えたダブルビル公演は
まずは、山田さんがNoism2に振り付けたレパートリー『Painted Desert』から。
かつてNoism2で観ていた作品をNoism1が踊ることに興味をそそられました。
間断なく耳を襲う不穏な地鳴りの響きが緊張感を高めるなか、
冒頭から石原悠子さんが、井関佐和子さん抜きのNoism1を牽引して、
圧倒的な存在感を示します。
他の舞踊家も、椅子に沈み込む姿が、或いは床に身を縮めて眠る姿が、
尋常ではないエッジの利いた身体として静止を続け、もうそれだけで目を惹き付けます。

白眉はやはり中川賢さんと池ヶ谷奏さんによるブラインド・パ・ド・ドゥ。
この作品は「レパートリー」ということですから、
ふたりが完全に目をつむったままで数分間踊るということは書いても差し支えないでしょう。
その姿を観ているだけで、舞踊家の緊張感がダイレクトに伝わってきます。
そしてこの日、私の目に強い印象を残したのは、他ならぬふたりの掌のセンサー。
目という感覚器官の代替物としての掌。見詰める私の目は釘付けでした。
力を抜き、柔らかく、緩やかにほんの少し曲げられた五指が
相手の身体を繊細にキャッチする様子、
それは同時に実に艶めかしくもありました。

照明も美しい作品です。

15分の休憩を挟んで、今度は金森さんの『Liebestod -愛の死』、文字通り世界初演。
ワーグナーの蠱惑的な旋律が流れるなか、
暗闇の下手側に一筋の光が落ちてくると、そこには吉﨑裕哉さんの後ろ姿。
その立ち姿だけで、既に「末期」が表象されています。
再び暗闇。次に上手側で照明が、こちら向きの井関さんの「歓喜」を捉えます。
「実験的な作品ではない。思いっきり感情で作っている。これが金森穣。」(金森さん)
観る者の心を掴んで、虜にしてしまうのにまったく時間は要しません。
見事な滑り出しです。

衣裳、照明、そしてシンボリックな装置の力も相俟って
ほんのふたりしか登場しない作品とは思えない程の空間的、時間的な広がりをもって
観る者を眼福へと誘います。
今、新潟に、井関さんと吉﨑さんがいて結実し、
ふたりの存在が不可欠な作品にして、
感涙必至の名作なのですが、
これより先は、これからご覧になる方に配慮して、あまり書かないでおきます。

ただ、アフタートークの最初、用紙での質問がなかったばかりか、挙手さえもなく、
金森さんが「新作の発表というのに『驚愕の事態』」と笑ったことを書き添えておきましょう。
観客はもれなく作品世界から現実世界への帰還を果たし得ないでいたからに相違ないのです。
この作品はかくの如く観る者を連れ去ってしまうことでしょう。

ここでは、舞台について直接触れることはせずに、
金森さんがその初日のアフタートークで、この作品について語った言葉を紹介することにします。
「憧れのために死ぬのではなく、憧れながら死ぬのだ。」(ショーペンハウアー)
「生は死のなかに取り込まれていて、死のなかの一瞬が生である。」
「(井関さんの「歓喜の女」には)悲しみにくれる女性であって欲しくない。
絶望的な悲しみを超越して立つ姿。それこそ、舞踊家の姿とも重なるもの。
冷ややかな視線や、酷評を前にしても、それを受けて立ち、
踊らなければ生きていけない存在。舞踊家のあり方。」
「劇場は、そうした舞踊家の生き様を見ることに喜びを感じる人が集まる場所であって欲しい。」(金森さん)

   ☆   ★   ☆   ★   ☆

アフタートークでは、金森さん、山田さんおふたりとも、
今回、狭いスタジオ公演ではなく、劇場という広い空間での公演ということから、
席によって見え方が全く異なるので、
是非、席を変えてもう一度見て欲しいとも言っておられました。

また、「今の時代、物質的に恵まれていて、自己表現が容易な社会という側面もある。
そのなかで、敢えて人を集めてまで、人と共に舞台芸術を作るには相当な覚悟を問われる。
作ることは魂の所在を示すこと。」と金森さん。

振付家と舞踊家の覚悟に満ちた舞台は必ずや観る者の心を強く揺さぶることでしょう。
生涯に渡る感動が待っていると言っても過言ではありません。
是非、一度、いえ、一度と言わず劇場へ足を運び、
己の身体と向き合う舞踊家の姿を前に、
感動を共有してみませんか。  (shin)