劇的舞踊『ラ・バヤデール ー幻の国』サンクトペテルブルク招聘公演に行ってきました

皆さま、こんにちは。ロシアに行ってまいりました!

本題の前に、ちょっと宣伝を。
前のブログ記事にあります、
「新潟市Noismふるさと納税」https://www.furusato-tax.jp/city/product/15100
そして、
公式「Noism活動支援」https://noism.jp/support/ を、
どうぞよろしくお願い申し上げます。
どちらもいつでも受け付けています♪

さて、2018年11月21日(水)、ロシア・サンクトペテルブルク、アレクサンドリンスキー劇場で開催された、Noism劇的舞踊『ラ・バヤデール ー幻の国』招聘公演に、会員4名を含む5名で行ってきました!

Noism公式レポートもぜひご覧くださいね!
https://noism.jp/reports/baya_stpetersburg_2018/

アレクサンドリンスキー劇場は、サンクトペテルブルクの街の中心部にあり、1,378席を有する、歴史のある美しい劇場です。

19時開演で、18時過ぎに劇場に到着しました。

ロビーで販売していた「プティパ・フェスティバル」プログラムは各作品の紹介等をまとめた本になっており、厚くて立派ですが250ルーブル(約500円)と安価。
チケットは日本でネットで取りました。5,000ルーブル(約1万円)と高価。

プログラムの表紙には、「ディアギエフPS 2018 プティパPS 21世紀 」と書いてあります。
写真・解説は作品ごとに数ページずつありますが、個別のプログラムはありませんでした。
なので、11/17の当ブログ掲載のキャスト表は貴重な資料ですよ!

開場を待つ間に私たちにテレビ局の取材が!
現地メディアのようでしたが英語でした。

ちなみにロシアといえどもケンタッキーやアメリカ資本の店舗・ホテルや、TOYOTA、ユニクロ、丸亀製麺、そして英語看板も普通にあり、デパートも豪華で、若い人たちは英語が話せます。
流通通貨はルーブルですが、お店によってはドルやユーロもOK。もちろんカードも。

さて、18時半開場かと思いきや、なかなか扉が開きません。
19時開演なのに、開場したのは19時過ぎ!

しかし、開演時間が過ぎても、焦ることもなく悠々と来場してくる観客がたくさんいます。
ロシアのことをよく知っている同行者さんによると、「ロシアでは30分遅れは普通。時間通りに来る人はいない」とのこと。
びっくりですね!

そのことがわかっていて開場が遅れたわけでもないようですが、とにかく無事に開場。

満席の大盛況です♪
金森さん、山田勇気さんをお見かけしました。
お二人には席が用意されていました。

そして開演。
かなりざわめいていた会場が、貴島さんの登場で次第に静かになっていきます。

Noismはクラシックバレエではないので、公演中に拍手が起きることは日本ではほとんどないのですが、さすがは本場、ことあるごとに拍手やブラボーが出ます。

井関さんの踊りに喝采が!
https://www.youtube.com/watch?v=4sl7l1Q33E8&feature=youtu.be

井関さん、とてもきれいでした。
同行の会員さん2名は自然に涙が出たそうです。
私もじわ~っときました。

井関さんが金髪で驚きました。
今回のためというわけではないようですが、ロシアではウケがよかったそうですよ♪

池ヶ谷さん(ポーヤン役)のコミカルな演技に笑いが起きました♪
気になっていた俳優さんたちのセリフは、ステージの上の方にある飾り幕に、ロシア語の字幕が投影されました。

一幕が拍手喝采で無事終了し、幕間は休憩用の別室で大勢の観客が談笑していました。

二幕が始まり、いよいよ「影の王国」の場面です。
美しいシーンにうっとりです♪

この重要な場面は、観客の驚きと感嘆が伝わる拍手で称賛されました!
すばらしかったです!!
金森さんもうれしかったことでしょう。

次々と繰り広げられる踊りに拍手が続きます。

一番最後の、全員が柱の周りを歩く衝撃のシーンに、観客の驚きと好奇心が感じられました。
思いがけない幕切れでびっくりしたようです。

舞台は無事終了し、拍手と歓声のカーテンコールが続きます♪

久しぶりに観るNoismバヤデール。
私も大感激、大感動!!!

ロシアまで行ってよかった~♪
どうもありがとう~!!!

さて、今回のロシア旅行は普通の団体ツアーに便乗して行ったので、ちゃっかり観光もしてきましたよ。
サンクトペテルブルクは歴史的な建物がたくさんある、きれいで落ち着いた、シックな街で、また行ってみたいです。
エルミタージュ美術館、エカテリーナ宮殿、パブロフスク宮殿、血の上の教会、ネフスキー大通り等を観光しました。

モスクワは渋滞の大都会。
クレムリン、赤の広場、聖ワシリー寺院、国立歴史博物館、豪華なグム百貨店、郊外のセルギエフ大聖堂、スーパーマーケット等を観光しました。

来年5月29,30,31日の、チェーホフ演劇祭 Noism劇的舞踊『カルメン』招聘公演は、モスクワのゲリコン・オペラという会場で、赤の広場からも近い、街の中心部にあります。
下見はできませんでしたが、また5月にロシアに行きたいです。

そして11月24日、なんと帰りのモスクワの空港で、金森さん、井関さん、山田さん、Noism1&準メンバー、そして貴島さんに遭遇!
同じ飛行機で帰ってきました♪
Noism2メンバーは前日に帰国したそうです。

公演の様子は同行会員ツイッター:久志田喜八郎 @kihachirokushid でも発信しています。
公演会場では、久志田渉さんたち2名と私たち3名は席が分かれ、どちらも1階8列中央でしたが、真ん中に通路があるので、左右に席が離れました。
私たちのエリアの観客は皆、熱心に好意的に鑑賞していてました♪
久志田さんの周りには、残念ながら不真面目な観客もいたようですね。。

12月末発行の月刊ウインド1月号では、久志田さんのロシア旅行記が特集で4ページ掲載される予定です。
どうぞお楽しみに。ぜひご覧くださいね!
(ちなみに月刊ウインドには毎号Noism1メンバーのコラムが掲載されています♪11月号は浅海さん、12月号はシャンユーさん、1月号は・・・)

寒さを心配していましたが、晴れの日続きで寒さを感じず(屋内がとても暖かい)、楽しいロシアツアーでした♪

次のモスクワ招聘公演は春なのでますます楽しみです♪
既にチケット発売中!
500席の劇場で、3日間ありますが、いつもすぐ売り切れるそうです。
モスクワ公演、ご一緒にいかがでしょう。
(たった今、久志田さんから連絡あり。初日チケットゲットしたそうです!)

追伸:
◆11/10に開催されたさわさわ会懇親会の様子が、さわさわ会ホームページにアップされました!どうぞご覧ください♪
http://www.sawasawa-kai.com/photo/181110/index.html

柳都会vol.19 須長檀×金森穣―北欧と日本。日常と非日常のデザイン
12月2日(日)14:30-16:30 (14:20開場)りゅーとぴあスタジオB
まだお席があるそうです。どなたもぜひどうぞ!
https://noism.jp/npe/ryutokai_19/

(fullmoon)

要望していた、新潟市ふるさと納税「使い道」に「Noism」の5文字が入りました!

皆さま、これまた嬉しいお知らせです!

時まさに、ロシア・サンクトペテルブルクでの「プティパ祭」にて、
Noismが劇的舞踊『ラ・バヤデール -幻の国』を上演し、好評を以て迎えられた折も折、
これまで(直接には3月及び8月に)新潟市・総務課に対して重ねて求めて参りました
新潟市・ふるさと納税(「ふるさと新潟市応援寄附金」)の
「選べる使い道」例示における「Noism」への言及の要望が
この度、遂に果たされました。パチパチパチパチ♪
(まあ、当該箇所の最終更新日は11月10日とありますから、
恐らく、約10日遅れで気付いた訳でしょうけれど…。)
皆さまからもお声をお寄せいただいた成果です。
サポーターズのひとりとしましては、実に喜ばしいことが重なった感がいたします。

具体的には、
①歴史・文化・スポーツ(~市民スポーツの振興と歴史・文化の薫るまちづくり~)の
【活用事業例】として挙げられた5項目のうちのひとつに、

>●りゅーとぴあ 新潟市市民芸術文化会館の運営
>(事業費8億1,064万1千円)
>演劇、能楽などの伝統文化、ジュニア育成、
劇場専属舞踊団「Noism」などの事業を実施し、
>市民文化の向上、舞台芸術の振興を図ります。

として記されたのです。

市長も交代し、新しい市政が始まった訳ですが、
これまで15年の長きに及んで、新潟市を内外に発信してきたカンパニーNoismと、
新潟市がこれまで以上の戦略的互恵関係を結んで、
ともに歩んでいこうとするならば、
文化面において、更に魅力的な市政運営が可能になることは間違いありません。

そうした意味合いからも、
この度のふるさと納税「選べる使い道」中の「Noism」への言及は、
たかが「5文字」ではありますが、されど「5文字」とも言えるものでしょう。
足掛かりとしては確実に大きな意味のある言及とみなすことが出来ます。
この先への期待感も膨らもうというものですよね。

また、これは9月20日に本ブログで既報の通り
新潟市HPに「Noism Web Site」へのリンクを設けて頂いたことに続いての
要望実現ともなります。
根気よく声をあげていくことの大切さを感じました。

Noismを支援するためには、
まず直接的には活動支援会員になることが挙げられますが、
その途もさることながら、
こちら、ふるさと納税に関しましても、
新潟市外にお住いの方には魅力的な返礼品が多数用意されていますし、
ご検討頂く価値は充分にあると思います。

そして、この度、確実にNoism支援に繋がる明示がなされた訳ですから、
市内にお住まいの方にとりましても、(返礼品はなかったにせよ、)
その「支援」の一点からのふるさと納税はありかなと思う次第です。
(確定申告をすることで、控除も受けられることですし。)

ですので、例え、どちらにお住まいであったとしましても、
未だこの先のNoismの活動に不透明さが付き纏う状況下である訳ですし、
活動支援会員とダブルで「要検討」ってところでしょうか。

左側のメニュー「リンク」欄にも、
ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」における
新潟市のページへのリンクを貼っておきました。
ご利用ください。

何はともあれ、
ナイス、総務課!(笑)
今はそんな気分です。まずは軽く祝杯ですかね。
(shin)

サンクト直前『ラ・バヤデール』活動支援会員向け公開リハに見入る

2018年11月17日、この季節らしい気温の土曜日、
枝を離れた無数の枯れ葉が自動ドアの内側まで入り込んできていた
秋のりゅーとぴあ界隈はこの日に重なった種々のイベントに人出も多く、大賑わい。

そんななか、11月21日にロシア・サンクトペテルブルクで開かれる「プティパ祭」のオープニング公演として招聘された
劇的舞踊『ラ・バヤデール ―幻の国』の公開リハーサルを見んと、
メディアを含めて、約40名が、遠くは東京など県外からも
りゅーとぴあ・スタジオBに駆け付けました。

久し振りに『ラ・バヤデール』を国内で観る
この日限りの機会であると同時に、
初めて新メンバーを目にする機会でもあった訳ですから、
集まった者はみな興奮した面持ちで、スタジオBの鏡の前、
2列に配された椅子に腰かけて、舞踊家と俳優を凝視しました。

今にして思えば、腰をおろしたとき既に、絞られた音量ながら音楽が聞こえていたように思います。
スタジオB「上手」奥でストレッチに余念がない中川さん、
その手前、奥の方を向いてうずくまったまま待機するたきいさんの姿が見えるなか、
中央に屹立する慰霊碑(仮)の陰から貴島さんがゆっくり静かに現れ、
12時5分過ぎ、それは始まりました。
途中、1幕と2幕の間に15分間の休憩を挟んだ、本番さながらの「完全な」ランスルー。
気になるキャストは次の通りです。
如何でしょう、予想通りでしたか。
初演時キャストと異なり、舞踊家の国籍も「マランシュ帝国」に似て様々です。
ですから、見慣れた筈の同じ作品ではあっても、
肌合いは当然に異なっていて、新しいNoismのスタートと映りました。

衣裳や小道具も本番とは違った仮のものなのですが、
それも味になるのが、公開リハが持つレアな魅力のひとつでしょう。
それぞれが身に纏うTシャツやショートパンツ、その1つひとつからも、
舞踊家と俳優の個性の一端が少なからず見えてこようというものだからです。

そして会場がスタジオBゆえに、この日、一列目に座ったならば、
もうそのすぐ鼻先で迫力あるパフォーマンスを観ることになります。
演者の紅潮する頬が、息遣いが、身体の動きが、飛び散る汗がすぐ眼前にあり、
激しい動きの際には、それが起こした空気の流れが「風」と化して届いてきました。
あまりの至近距離に、身じろぎひとつも憚られるような、
しかし、同時に、あたかも演者と同じステージ上にでもいるかのような感覚。
ああ、なんという贅沢、なんという醍醐味だったことでしょうか。

で、サンクトペテルブルク公演を観に行かれる幸せな方々もいらっしゃいますが、
それを上回る圧倒的大多数が日本から「かの地」での公演の成功を祈る立場でしょうので、
ちょっぴり書かせていただいても構わないと(勝手に)判断し、書きます。
ええい、ままよ。やあ。

「冒頭10分間が変わっていました!」
まあ、これなど一目瞭然なのですけれど、
現地でご覧になられる方はその目で確認してきてください。
(でも、もしかして、また変わっていたりして。(笑))
…そして、覚束ない記憶頼りで恐縮なのですが、
ラストもこれまでに観たものと違っていたと思います。確か。恐らく。多分…。(汗)

久方振りに目にした大作『ラ・バヤデール』、やはり心を鷲掴みにされてしまいました。
汗を滴らせる舞踊家と俳優たちに大きな拍手が贈られたことは言うまでもありません。
「完全な」ランスルーは、緞帳の上がり下がりを幻視させながら、
カーテンコールの最後の最後にまで及ぶという徹底振りでした。

そうした全てが終わったあと、列に加わった金森さんがご挨拶をなされたのですが、
その中で、「未だ契約が更新されていない」ことに触れられたときに、
市長交代期の、この間の事情は充分承知していたとしても、
胸が痛み、何やら申し訳ないような気持ちになってしまったのは、
恐らく私だけではなかった筈です。
「この素晴らしいカンパニーに心置きなく活動して貰いたい!」
改めてその思いを強くし、そのために
「サポーターズとして何ができるのか、
できることをやらなければ!」
そんなことを思いながら、金森さんのご挨拶を聞いていました。

来年5月にはモスクワで『カルメン』。
その先もスペインや中国からのオファーがあるようですし、
事態を好転させていくお手伝いをしなければと思うものです。

でも、まずはサンクトペテルブルク。
スタッフを含めた総勢40名からの一行は
明日早朝に新潟を出発して成田へ向かうのだとのこと。
で、11月21日には、「かの地」でも観客を魅了し尽くすのでしょうし、
公演の大成功はもう必定。
「凱旋公演なんかも観たいなぁ!」
私たちの誇りNoismを巡って、妄想はとどまるところを知らず、
膨らむ一方な訳です。

そんな午後の贅沢過ぎる2時間でした。
(shin)

賑賑しくもほのぼの、そしてしみじみ「さわさわ会」懇親会♪

2018年11月10日(土)、朝からの雨もあがった夕刻の新潟市中央区。
りゅーとぴあからも程近いレストラン
「ティオペペ」さん(新潟市中央区東中通1-86-81 サカエビル1F)を会場に、
「さわさわ会」の通常総会、ならびに懇親会が
20名の参加者を得て開催されました。

こちら「ティオペペ」さんは、以前、劇的舞踊『カルメン』の再演時、
開演日の開演前にバックステージツアーが企画された際に、
オプションでスペシャルな「カルメンランチ」に舌鼓を打ったお店でもあります。
マスターも「さわさわ会」会員でいらっしゃるとお聞きしました。

そうした所縁あるお店で開かれた懇親会は、
まず、井関佐和子さん誕生会であり、
『ラ・バヤデール -幻の国』サンクトペテルブルク公演壮行会であり、
更に「ニムラ舞踊賞」受賞祝賀会でもあるという
幾重にもおめでたい会なのでありました。

宴は、会長(齋藤正行さん)挨拶に続き、
お忙しい中、今年も駆け付けてくださった顧問・篠田昭市長からの
ご挨拶と乾杯のご発声から始まりました。
篠田市長は、奇しくもこの日、中原新市長との会合が重なったとのことで、
宴をスタートさせる重責を果たされると、間もなく会場を後にされたのですが、
新市長に手渡すのだとして、「Noism井関佐和子 未知なる道」(平凡社)に
井関さんのサインを入れて貰い、携えて行かれました。
「『わかるね』と言って渡すから」(篠田市長)、
そう仰っておられましたし、
きっと「そちらの重責」も果たしてくださったことでしょう。

その後、今回残念ながらご欠席でしたが、「さわさわ会」役員(副会長)でもある鈴木良一さんからこの日のために届けられた、井関さんを歌う大作の詩「喜びの歌」を参加者全員で輪読して、
井関さんの身体や舞踊に対峙する喜びと深い意味合い、
或いは、新潟市に「Noismがある豊かさ」を噛み締めました。

それから先は、美味しいお料理とお酒をいただきながら、
堅苦しいところなど微塵もなく、
賑賑しくも、同時に、ほのぼのとした至福の時間を過ごしました。

井関さん、金森さん、ともに何構えるふうもなく、
極めて自然体のまま、あちらこちらから飛び出す
様々な質問のひとつひとつに
丁寧に答えてくださいました。
色々楽しいお話も山ほどお聞きしたのですが、
それはあくまでお祝いの酒宴でのお話。
書き記す無粋な真似などできません。あしからず。
ここでは、来年の「さわさわ会」懇親会へのご出席をお薦めしたいと思います。

宴も大詰めに至ると、おふたりからそれぞれご挨拶をいただきました。
井関さんが、「新潟市に来たのは25歳のときで、
思えば、そのとき、この年齢まで踊っているつもりはなく、
せいぜい30歳くらいまでしか考えていなかった。
そこから15年…」と感慨深げに語れば、
金森さんも「舞踊家としての佐和子は新潟市で生まれた。
ひとりの舞踊家を同時代的に観続けていけるのは如何に奇跡的なことか」と
井関さん(そしてNoism)と新潟市がともに刻んできた「15年間」を
「惑うところなく」言い表してくださいました。
それを聞いて、しみじみ頷くばかりの私たち。

そんな楽しすぎる宴。
笑顔のうちにお開きです。
参加者一同、お祝いのお裾分けに預かり、
「また来年ね♪」と早くも一年後を先取りしたりもしながら、
幸福な心持ちで家路につきました。
(shin)

 

 

2018年掉尾を飾る井関さんの「ニムラ舞踊賞」授賞式告知に胸躍る

本日(11/6)、Noism Web SiteのNEWSページに掲載された
井関佐和子さんに贈られる「第38回ニムラ舞踊賞」の授賞式と、
第41回諏訪市芸術祭の詳細告知に胸が躍りました。
こちらでもかいつまんで掲載させていただきます。

◇日時は12月22日(土)15時開演(14時開場)(三連休の初日です。)
会場は諏訪市文化センター(長野県諏訪市湖岸通り5-12-18)
(JR中央本線「上諏訪駅」より徒歩10分)

◆授賞式は「ニムラエイイチ生誕120周年記念・現代舞踊公演『舞踊の祭典』」と冠された
芸術祭の第1部として、以下の要領にて執り行われるようです。

◇第1部 第38回ニムラ舞踊賞授賞式
*受賞理由の『Liebestod-愛の死』の紹介と井関さんのトークショーが予定されています。
第2部 ニムラエイイチ リメイク作品上演
*『ネコの踊り』『トッカータとフーガ・ニ短調』『大地の像』
第3部 加藤みや子作品上演
*地域参加型作品『笑う土』

◆チケットは全席指定(未就学児入場不可)
一般:前売2,000円(当日2,500円)
高校生以下:前売1,000円(当日1,500円)

◇チケットの前売りに関しては次の2通り
①窓口販売
諏訪市公民館 8:30-17:15(日曜、祭日を除く)
平安堂諏訪店 10:00-22:00
②電話予約
諏訪市生涯学習課生涯学習係 Tel: 0266(52)4141(内線595)
電話予約の場合のお支払方法は3種類
1) 諏訪市公民館窓口(電話予約から1週間以内に、諏訪市公民館1階事務室まで代金持参)
2) 現金書留(電話予約後1週間以内送金)
3) 当日精算(当日予約専用窓口にて精算)

◆お申込・お問合せ先
長野県諏訪市教育委員会 生涯学習課 Tel: 0266(52)4141(内線595)

詳しくは、Noism Web SiteのNEWSページをご覧ください。こちらからどうぞ。
また、諏訪市のHPにも詳しい情報の掲載があります。こちらからご覧ください。
なお、そのどちらからも、とても雰囲気あるチラシのダウンロードができます。
また、同日の金森さんのツイートもご覧ください。

このところ続く、喜ばしい知らせのラッシュ状態に
Noismの今後に明るい兆しを感じるのは私だけでしょうか。
これまでNoismをあまりご存じなかった方々にも徐々に認知され、
「Noismがある暮らしの豊かさ」が更に拡大・浸透していくことを願っています。

諏訪市では当地出身の世界的舞踊家・新村英一(ニムラエイイチ)生誕120周年を記念して
「ニムラ・イヤー」と位置付けられた2018年。
栄えある同年の受賞者が井関さんであるなら、おめでたさも倍増。
年の瀬も迫る寒い頃にはなりますが、
「未来に向かい鼓動する高原湖畔都市SUWA」、
「透明度No1.輝く諏訪」(金子ゆか市長)への小旅行など如何でしょうか。
ご検討ください。
(shin)

「チェーホフ国際演劇祭」への3度目の招聘、劇的舞踊『カルメン』♪

一昨日(11/3)、井関さんのお誕生日に、
またまた大きなニュースが飛び込んできましたね。
来年5月~7月、ロシア・モスクワで開催される
「チェーホフ国際演劇祭2019」に、
今度は劇的舞踊『カルメン』が招聘されたとのこと。(5/29,30,31)
誠に喜ばしく、誇らしい限りですね。

それを報じるNoism Web Site「NEWS」に貼られた同演劇祭ウェブサイトへの
リンクを見てみますと、
演目の『カルメン』のところに、
英語でNoism及び金森さんの紹介もなされていて、
先ずNoismは、「Noism Company (Niigata)」とされ、
全世界に向けて、「新潟」の文字が発信されていますし、
金森さんについては、「Jo Kanamori is called “The pioneer of Japanese dance”
and “The Jewel of the Japanese dance world.”」と、
「日本のダンスの先駆者」「日本ダンス界の宝石」とされているのを
目にすることになります。
加えて、金森さんの創作に関しても、「しばしば様々な批評を集めながらも、
常に成功裡に迎えられている」と記されていて、
NoismのNoismらしさ、或いは、Noismたる所以が明瞭に示された紹介になっています。
(His productions often are getting different reviews
but are having the constant success of the audience.)
そうした金森さんとカンパニーを抱える新潟市、何とも誇らしいではありませんか!

また、ロシア国内で放送されたニュース番組(11/1)動画へのリンクからは、
4分半弱の動画後半部、3’43″あたりからNoismの『カルメン』が
取り上げられているのを見ることが出来ます。

今月に控えるサンクトペテルブルク「プティパ祭」での『ラ・バヤデール』公演に引き続き、
来春にはモスクワ「チェーホフ国際演劇祭」に『カルメン』で3度目の招きを受けるNoism。
まさに世界中から一目置かれる地歩を築き、今日に至っていることは言うに及びません。
充実のNoism「15年目」をともに祝福すると同時に、
更に「その先」へと歩を進めるNoismをともに観続けていかなければ、
との思いは強まるばかりです。

世界中がNoismを熱望しています。

Noism発足以来初めて迎える市長交代期を間に挟んで後も、
「新市長とともに歩むNoism」でなければならない訳です。
皆さまからの更なるお力添えを声を大にしてお願いする次第です。
この先も、ともにNoismを支えてまいりましょう。

同日夜の金森さんのツイートもご覧ください。
(shin)