8/9(水) NHK-BSプレミアム『京都異界中継』 ご覧になりましたか

2017年8月9日(水)19時からNHK-BSプレミアムで放送された『京都異界中継』

「あなたの知らないもう一つの京都」がある。
夏の夜、京都の街にある「異界」への入り口から
4時間に渡って生中継。
貴船神社、伏見稲荷大社、名だたる伝説の地から送る!

そう銘打たれた NHK-BS この夏屈指の大型企画「スーパープレミアム」、
みなさん、ご覧になりましたか。

放送に先立って井関さんがSNSで、その登場を知らせてくれた3つの時刻、
19時23分、20時45分、そして22時00分をターゲットにしながら、
この日取り上げられた多様な怪異譚「百物語」を追うことで、
歴史が幾重にも折りたたまれた「古都」京都の奥深さを楽しみました。

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以下、ネタバレを含みますので、
この後、録画で番組をご覧になるという方は
ご覧になってからお読み頂きたいと思います。
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以下に、Noism関連パートについて記します。
その一。まず、予告された時間を若干遅れた19時29分、伏見稲荷大社からの中継。
百物語の第七話「柱の穴より 児(ちご)の手がまねくこと」(平安「今昔物語集」より)
女優の中嶋朋子さんが「夜な夜なひらひらひらと手招きする」と語るその奥、
赤い鳥居の間から、スッと直線的に伸ばされた不気味な上向きの右手による手招き。
語りの進行に合わせて、自然な色合いからやがて青みがかった緑色に染まるのは下向きの左手。
「矢を一本ぶすりと穴に突き入れた」の件に至り、
こわばる苦悶のその手は右手だったはずが、やがて左手に入れ替わっています。
なんとも表情豊かな井関さんの手、そして腕。

その二。20時46分、「白狐の住む山」のタイトルからの伏見稲荷大社、再び。
第四十八話「ある男 女狐の化けた美女と会うこと」(鎌倉「古今著聞集」より)
左右に分かれる千本鳥居の手前、赤い衣裳の井関さんと白い面を付けた吉﨑さんが
妖しく絡み、ふわりと妖しく回ります。
「おつきあいすれば、あなたは死にます」と言い出す女。
「あなたの代わりにわたくしが死ねばそれで済むこと」とも。そして女は扇をねだる。
ーーー逢瀬の顛末。広げた扇の下の狐の亡骸、法華経、そして一度だけ夢に現れて消えた女。
夢と現(うつつ)、そのあわいをたゆたう摩訶不思議な感覚。
ラスト、吉﨑さんの面を外し、自ら付ける井関さん。
語りを終えた中嶋朋子さんの背後に留まる井関さんの白い面が
妖しい雰囲気を醸し出したまま締め括られました。

その三。22時00分、「戦国リアル残酷」というタイトルから三たびの伏見稲荷大社。
第八十四話「伏見稲荷炎上」(室町「経覚私要鈔」「応仁記」)
語りは文楽の豊竹咲甫太夫(とよたけさきほだゆう)さん。
このパートの井関さんと吉﨑さんですが、
ちょっと見では、見知ったはずの「人」の身体とは捉え難い、
均整を欠いた禍々しさが目を撃つ姿で登場してきます。
まず、右側の鳥居の奥から、面を付け、黒い布の下に赤い衣裳、剥き出しの両足。
やや体を縮ませた前屈みの姿勢だというだけでなく、
全身のプロポーション中、頭部の存在感が突出した、
異様で、アンバランスな身体で踊る井関さん。
代わって今度は、左の鳥居奥から、やはり面を付け、如何にも偉丈夫な立ち姿ながら、
動きにどこか異様なぎこちなさを漂わせた吉﨑さんが現れます。
ほどなく、彼が体を回転させると、
その動きの異様さは面を後ろ頭に付けていたからだとわかります。
一方、カメラが再度、井関さんを捉えます。すると、「えええっ!?」
ろくろ首のお化けのように首が伸びて、頭部が上方にあがっていくではありませんか。
時を置かず、伸びた首の下にもうひとつ、笑みを浮かべた井関さんの頭部が現れ、
ふたつの頭部が並んで、こちらも種明かし。
伸びた首は井関さんの右腕、上方に移動した頭部はその先にあったことがわかります。
けれん味たっぷりに「異形」が可視化されるパートでした。

以上、井関さんと吉﨑さんの登場シーンは合わせても10分程度の短いものでしたが、
3つが3つとも肌合いを異にするパフォーマンスだったことで、大いに楽しめましたし、
4時間の生中継のなかで、際だって「異界」を見せてくれていたように思いました。
私は、特に3番目(第八十四話)、「異形」が生々しく顕現する様にゾッとさせられました。
みなさんはどうご覧になりましたか。 (shin)

8/13(日)夜 Noism1 特別パフォーマンス!

皆様、申し込まれましたか?
お盆の夜、美術館での一夜限りのNoism1特別パフォーマンス!
藤田嗣治の展覧会「レオナール・フジタとモデルたち」展の会場で、フジタの絵画から着想を得た創作パフォーマンスが開催されます♪

Noism1特別パフォーマンス
日時:2017.8.13(日)18:45開演
会場:新潟県立万代島美術館〈展示室〉

入場料:
当日有効の展覧会観覧券が必要です。
[当日券]一般:1,200円、大高生:1,000円、中学生以下:無料
要事前申込(先着70名)

お申込み:
7/28(金)より受付開始(先着70名)
万代島美術館に電話で申し込み:025-290-6655

◆NIDF2017
大邱市立舞踊団(韓国) / T.H.E ダンスカンパニー(シンガポール)/城市当代舞踊団(中国)

各公演 一般:4,000円、U25:3,200円
単券、セット券、好評発売中!
http://artscouncil-niigata.jp/nidf/

Noism1 『NINA』のチケット発売は10/15(先行10/13)になります。

◆開港5都市景観まちづくり会議 2017新潟大会
Noism特別パフォーマンス

パフォーマンスについての正式発表はまだですが、全体会議のプログラムの中で開催される予定です。

日時:9月1日(金)14:00~17:00
会場:新潟日報メディアシップ2階 日報ホール(新潟市中央区万代3)
定員:先着200人
http://www.nii-port.com/

全体会議は講師を迎えて、「砂丘のある港町・新潟~ブラタモリ新潟を深く掘る」をテーマに講演・パネルディスカッションが行われるそうです。
ここにNoismがどう絡むのかわかりませんが、全体会議への参加申込は受付中です。

申込:新潟市まちづくり推進課
TEL 025-226-2716 FAX 025-229-5190
machisui@city.niigata.lg.jp

さて、夏休みもそろそろ終わり、Noism 14thシーズン、8月から始動!
8/11 Noism1富山公演、8/13 Noism1万代島美術館パフォーマンスと公演が続きます。
楽しみです♪
(fullmoon)

会員の皆様に、Noism1富山公演&NIDF2017のチラシをお送りしました

暑中お見舞い申し上げます

りゅーとぴあは改修中で休館、そしてNoismも夏休み中。
ですが、着々と準備は進んでいます。
公演情報等は当ホームページのメニュー欄からも、どうぞご覧くださいね♪

閑話休題:

Noism2『よるのち』演出振付の平原慎太郎さんと彼のカンパニーOrganWorksの砂丘館での、 歴史的24時間公演、無事終了しました。
私は残念ながら全部は見られませんでしたが、かなりがんばりましたよ。
24時間中、完全休憩は2時間×2回のみという過酷な耐久ライブ。
1時間ごとに内容の濃い、多様な公演が続きます。
公演と公演の間の小休憩のときも平原さんやメンバーがどこかで踊っています。
出演者&完走された方々&砂丘館の皆さんに拍手!

出演者には、『箱入り娘』でニート役だった元Noism1の佐藤琢哉さんもいて、ますますお元気そうでしたし、Noism1準メンバーとなる、Noism2の鳥羽絢美さんもお手伝い協力していました♪

さて、24時間公演の折込チラシの中に、9/9,10 砂丘館での、「加藤千明ソロダンスパフォーマンス」の予告チラシがありました!
加藤さんは元Noismの準メンバーで、元Noismメンバーの中野綾子さんと二人でこれまでいろいろなパフォーマンスをしてきました。
公演は8月上旬予約開始(砂丘館)のようです。ぜひどうぞ。

では皆様、楽しい夏をお過ごしくださいね♪
(fullmoon)

Noism2『よるのち』楽日、1日2公演を満喫

2017年6月25日(日)、Noism2特別公演『よるのち』楽日。
この日は早くから購入していた18:00の回に加えて、
頑張って20:00の回の当日券も手に入れ、2回観てきました。
否、単に観るだけの側が「頑張って…」などと書いたりするのは、
ホントおこがましいくらいに、大熱演の2公演でした。

前日(中日)18:00の回を観て帰路に着く私の心に、
何か後ろ髪を引かれるような思いが残ってしまっていたのです。
その正体とは、あれだけの舞台を1時間後にもう一度上演するなら、
「本当の『よる』」の時刻に『よるのち』を観てみたい、という血の騒ぎ。
同時に、20:00の回を見ようと入場していく人たちへの嫉妬心に似た気持ち。
それは、私だけでなく、多くの人に共通するものだったようです。
楽日、2公演の客席には、同じ顔ぶれが何人も見受けられたことが
如実にそれを物語っていました。
平原慎太郎さんと若き8人の「吸血鬼」に
嬉々として自らの血を差し出そうとする
まさに「被吸血鬼」の群れと言えそうです。(笑)

さて、話は少し脇へ逸れますが、
数多の「吸血鬼」もの映画が描いてきた、最も恐ろしい場面といえば、
いたいけで疑いを知らぬ美少女を捉えたカットに
背後から「吸血鬼」がフレームインしてくる場面と言い切って
間違いないでしょう。
そのシーンを成立させているのは、情報のギャップです。
「誰が『吸血鬼』なのか」という情報に辿り着けずにいる少女を、
とりあえず情報を手にし得る立場にある観客が見詰めることで、
そこにサスペンスが生まれることに説明は不要でしょう。

今回の『よるのち』の観客についてはどうでしょうか。
選んだ席によって見える場面もあれば、見えない場面もある。
それがかなり重要な鍵を握る場面であったとしてもです。
それこそまさに情報のギャップ。
私たち観客も、安穏として観ていられなかった筈です。
つまり、作品世界の時空が、私たちの現実世界を巻き込み、
浸食して拡がっていたのだと言えます。
私たちは作品の後半、鳥羽絢美さんが操る「妖力」の類いに
しっかり捉えられてしまっていたのではないでしょうか。
そのため、何度も進んで自らの血を差し出そうと
あの洋館に通い詰めた(或いは、通い詰めたくなった)のです。

初夏の怪奇譚。
全5公演中の4回、
彼女たちが示した、研修生カンパニーという以上の
見事なパフォーマンスを心ゆくまで堪能しました。
(細かいことですが、楽日20:00からの公演を観て、
早い回と遅い回とでは、カーテンの使い方が
違っていることも確認できましたし。)

しかし、あの「吸血鬼」たちであれば、
「またすぐにでも血を差し出したい」と、
なかなか血のたぎりが鎮まらないのは私だけではない筈です。(笑)
再演は難しいかも、ですけど。 (shin)

Noism2『よるのち』中日、「さ、噛むまでよ。噛むだけ。」

2017年6月24日(土)、Noism2特別公演『よるのち』中日は2公演の日。
前日に続いて私の2度目の鑑賞は、18:00からの早い回でした。
初日の舞台を観て、私に書き得る大概のことは既に書いてしまっているため、
今日は短めに。

(この投稿は、初日のコメント欄に載せていたものを、読みやすさに配慮して、
若干の加筆・修正を施したうえで、独立した投稿に改めたものです。
その点、お断りしておきます。)

前日はド正面、議場の「36番」椅子席に座ったのですが、
この日は角度を付けて、正面上手側最前列のクッション席を選びました。
すぐ前を、鳥羽さん、西岡さん、秋山さん、西澤さんはじめ若い身体が
空気を震わせながら妖しく舞い踊るのを直視できる席です。
臨場感たっぷりに、大迫力で舞台を満喫できる点で、ここ、お勧めです。

8人の若手舞踊家揃って、大熱演の『よるのち』。
2回目の鑑賞となるこの日は、
片山夏波さんのダンスに目を奪われました。
目の動き、表情を含めて、
まさに何かが降りてきて憑依し、彼女の肉体を借りて踊っている、
そうとしか思えないような凄みに溢れていました。
そして、ラスト、彼女が見せる象徴的な「噛む」行為は、
驚愕で、身震いがするほどです。

『よるのち』、この雰囲気たっぷりの舞台に向き合うのに、
何も難しいことを考える必要はありません。
作品中間部の鳥羽絢美さんの台詞「さ、噛むまでよ。噛むだけ」が
そのあたりを端的に表してくれているとも言えます。
身構えることなく、ただ見詰めるのみです。
私たち観客は目で「吸血」するのでしょう。
(もっとも、舞台での「吸血」行為も「噛む」かたちでは行われていませんでした。
それではどうやるのかというと、
冒頭の秋山さんの語りに表れる仕草からほぼ一貫して、・・・
おっと、それは書けません。見てのお楽しみということで。)

・・・しかし、そもそも観客は「吸血」する側でしょうか、
それとも、される側でしょうか。
PCの前でこれを打っている私は、
見終わるや否や、次が待ち遠しい気分になりました。
どうやら、「吸血」されて、
「一瞬の痛みだけを受け、実感なるものが作る世界から逃れる」(平原さんによる台本)
気分を味わい、「次の痛み」が待ち遠しくなってしまったのでしょう。

ご覧になられたみなさんはどんな印象をお持ちでしょうか。
コメント欄にてご紹介頂けましたら幸いです。
残すは、楽日の2公演。
未見の方は是非ともお見逃しなく。 (shin)

『よるのち』初日、新生面で魅せるNoism2

2017年6月23日(金)、Noism2特別公演、
平原慎太郎さん演出振付の新作『よるのち』初日を観てきました。

場所はりゅーとぴあのお隣にある建物、新潟県政記念館の議場。
コの字型に設えられた往時の議会席、その長机と椅子。
そしてその内周にキレイに据えられたパイプ椅子席と
正面には更に最前列としてクッション席が1列。
それらが描くコの字に囲まれた内側の床面が舞台です。
客席は多様な自由席ですから、
どの席を選ぶか迷いますが、
座る場所によって見えるものが異なってきます。

ほの暗い議場、
下手奥の壁に架けられた大きな柱時計が7時を刻むと、
情緒たっぷりに、かそけき鐘の音が数度聞こえてきます。
上手奥の「書記」席、今公演で退団される秋山沙和さんが
落ち着いた口調で真剣かつユーモラスに「公演中の注意」をしたかと思うと、
そのまま語り続けながら立ち上がり、黒いマットへと移動して、
公演内容へと繋がっていきます。
今回の『よるのち』は随所に言葉が語られる多弁な作品で、
「吸血鬼」を扱った野心作です。

作品中に触れられるように、世界各地で「吸血鬼」伝説は見出せるとしても、
「吸血鬼」と聞いて、真っ先に思い浮かべるのは、
やはり古城を舞台にした、「あの」ゴシックロマンスでしょう。
県政記念館の堅牢そのものの議場はぴったり。
更に、「吸血鬼」作品にあって、
血を吸われる美少女の存在も不可欠とするなら、
うら若きNoism2の8名はまさにぴったり。
両者を得て、新潟で、平原慎太郎さんが一ヶ月をかけて制作した
妖しい世界が立ち上がります。

鍛錬を重ねる身体であると同時の、弾力に富む若い肉体。
纏わり付く髪の毛、首筋、汗ばむうなじから、
胸元、背中、たくし上げられ露出する脇腹や突き出される臀部を経て、
足の付け根、太腿、白く浮かびあがる艶めかしい足先まで。
こぼれて突出する肉体の「隙間」、そのフェティシズム。
そして真っ直ぐ前のみを見詰める目を含めて、
若い血と永遠の生を巡って、たちこめる頽廃的な官能性。
文字通り、地を這う鳥羽絢美さんをはじめ、今回、8人の若い舞踊家が示したのは、
健康的に躍動する身体とは真逆に位置する、伏して悶え、喘ぎ、捩れる身体。
「吸血鬼」と、それにおののき、やがて蹂躙される美少女を観ることの愉悦。
禁断の倒錯性、或いは嗜虐性に浸る時間、それはまさに快楽。
そして、吸う側と吸われる側の反転する関係性、
加虐と被虐とが絡み合い、縺れるさまも見所のひとつで、
50分の公演が終わるその瞬間まで、次の展開の予想がつきません。
私たちは何を観ているのか、
そして今、ここが、いつでどこなのか、
それらが判然としなくなる感覚に痺れます。

かように書いてくると、「男性目線」優位の見方・書き方と思われるかもしれませんが、
そのあたりは、実際、どうなのでしょうか。
見入るうちに、性別を超えて、己の中に「吸血鬼」を見出すのが、
この妖しいゴシックロマンスの醍醐味ではないでしょうか。
女性の目にも同じように映じていたはず、と信じます。

若い(女性ばかりの)舞踊家集団であることを最大限取り込んだ
平原慎太郎さん書き下ろしの『よるのち』は、
ですから、Noism2の新生面を開く作品とも言えるでしょう。
今のNoism2が、今というこの時にしか生み出せない作品かもしれません。
演出振付の平原慎太郎さんが「吸血鬼」なのか、
Noism2が平原慎太郎さんの血をその8つの若い肉体で吸い尽くすのか。
飲むか飲まれるか、
その判定をしながら観るというのも一興でしょう。

終演後、会場でお会いした「Noism愛」では人後に落ちない方々から、
口々に、「shinさん、こういうの好きでしょう」と見透かされてしまうと、
やや書きにくい気持ちもあったのですが、
Noismサポーターズ(Unofficial)事務局「黒一点」(!)の私が、
この怪しく妖しい世界を観たまま、感じたままに書かせて頂きました。
不穏当な部分もあるかもですが、ご容赦願いたいと思います。(笑)

そんなスリリングな意欲作『よるのち』、
明日(土曜)、明後日(日曜)はそれぞれ2回公演。
各回、若干の当日券も出るとのことですし、
日曜日の2公演はまだ席に余裕があるとのこと。
私はあと2回観ます。
初日夜ののち、
今度はどの席に座ろうかと今からワクワク。

今までのNoism2とはひと味違った「若さ」が
観る者の目を魅了する今回の『よるのち』、
あなたの目にはどのように映りますでしょうか。
是非ともご覧ください。

追記
この作品が気になる方や平原慎太郎さんのファンの方に向けた嬉しいお知らせです。
会場にて、平原さんによる台本「舞踊戯曲『よるのち』決定稿」が
各回限定10冊、2,000円で販売中です。如何でしょうか。ご検討ください。
(shin)

Noism2特別公演 6月23,24,25日!

いよいよ今週末、金、土、日、Noism2公演『よるのち』開幕です!

Noism2特別公演2017『よるのち』

演出振付:平原慎太郎
音楽:熊地勇太 他
演出助手:渡辺はるか
出演:Noism2

日時:
6/23(金)19:00 × 【予定枚数終了】
6/24(土)18:00 × 【予定枚数終了】 
6/24(土)20:00 × 【予定枚数終了】
6/25(日)18:00 △ 販売中
6/25(日)20:00 ○ 販売中
※当日券の販売あり。各回開演の30分前より会場受付にて販売。

会場:新潟県政記念館(旧新潟県会議事堂)
料金:1,000円(整理番号付き自由席)

チケット大好評販売中です。
ぜひどうぞ!

閑話休題:

●2012年9月から1年間、Noism2に在籍していた土田貴好さんが、文化庁の新進芸術家海外研修員に選定されました!
http://www.bunka.go.jp/seisaku/geijutsubunka/shinshin/kenshu/pdf/h29_shinshin.pdf

土田さんは新潟市出身、埼玉大学ダンス部で活躍し、Noism2に入団。退団後は東京で活動。この春から新潟に戻って新しく活動中。
「演出・振付・芸術監督」の分野でベルリンで2年間研修します♪

●今回のNoism2公演『よるのち』演出振付の平原慎太郎さんが、7/9~10に砂丘館で、なんと24時間パフォーマンスを開催!

平原慎太郎+OrganWorks 24hダンスパフォーマンス 「Living Matter」

開催期間:2017年 7月9日(日) 13時~7月10日(月)13時
会場:砂丘館 蔵、和室、庭 【予約受付中!】025-222-2676
料金:1day-A(7/9)3,000円、1day-B(7/10)2,000円、ナイト(7/9夜~7/10午前) 3,000円、フリー(全公演)5,000円
※各回とも高校生500円引/定員:1day 各30名、ナイト10名、フリー20名

主催:砂丘館、OrganWorks
詳細:http://www.sakyukan.jp/2017/05/5416

平原さんは11月11,12日には、新潟古町えんとつシアターで、演出・振付の新作ダンス公演「eye eye eye」を開催!
7月7,8日には出演者オーディションがあります。

問い合わせ:創るつながるプロジェクト(へんみ)070-6479-2927 entotsutheater@gmaile.com

平原さんはNoism当初からのメンバーとして3年間在籍。
土田さん、平原さんとも、活躍がうれしいですね♪
(fullmoon)

Noism1埼玉公演 無事終了!  さわさわ会 埼玉懇親会♪

埼玉公演、大好評で無事終了しました!
私は埼玉でも3公演鑑賞し、幸福な3日間でした♪

公演については賞賛のSNSの嵐ですね!
公式ウェブサイトにもレポートが掲載されるそうで楽しみです。

私はただただもう、作品世界に浸りました。
新潟を離れ、日常を離れ、夢のような3日間でした。

初日の『Liebestod―愛の死』カーテンコールには、金森さんと衣裳の宮前義之さんが登壇!
井関さん、吉﨑さんと4人での豪華なカーテンコールがうれしい♪
歓声が響きます。

この日、横浜の友人は埼玉に行くために休みを取ったそうで、東京の友人も、もしもに備えて仕事を1時間早退したそうです。
平日に埼玉まで来るのに19時開演は少しキツイそうで、脇や後方に空席があったのがちょっと残念でした。

2日目は超満員!
この日の私の席は少し後方で、全体が見えてとてもよかったです♪

そして、関東圏 久々のアフタートーク。
八嶋智人さんを迎えて金森さんとのお話が盛り上がりました。

八嶋さんはNoism0『愛と精霊の家』で感涙されたそうで、今回も『Liebestodー愛の死』にやられたそうです。
金森さん、そして井関さん、吉﨑さんのまっすぐなエネルギーにうたれて大感涙。。。とのこと。

2作品について、舞台人ならではのご感想をたくさん話されました。

金森さんも、言葉では表せないないものをどう表現するか、舞台で生き、死ぬとはどういうことか、心の震えを表現したい等々、話されました。

また『愛の死』について、この作品は全自分を出していて、それは非常に怖いことであり、観る人に受け入れられなければ自分が全否定されるのと同じということ、
でもどうしてもこの作品を創りたかったこと、
18才の時からずっと温めてきたが、この25年間は経験を積むという意味で必要だったこと、等を話されました。

金森さんは、客席からの質問に応え、原作の神話性は踏襲していないこと、音楽から受けた感銘で普遍的な愛と死を表現したかったことを話されました。
また、観客からの金の幕が波打ち波紋のように見えたという感想に応え、ワーグナーの「音楽は海、旋律は波」という言葉を金森さんが紹介し、アフタートークは終了しました。

3日目もたくさんの観客でした♪
この日は上手ブロック席で観ましたが、特に『Painted Desert』の見え方が中央寄りとは違い、とても面白かったです。
やはりいろいろな席で観るといいことあるなあと思いました。

最終日ということもあり、観る方も思わず力が入ります。
いろいろなシーンが連続して繰り広げられる『Painted Desert』。
現れては消える人間模様が身体性のクオリティの高さに裏付けられ美しくざわめき鮮烈な印象。
盲目のパ・ドゥ・ドゥウも圧巻で、あっという間の50分です。

『Liebestod―愛の死』は神話性はないと言いつつも、もはや「神」の領域。
暗闇の中、音もなく幕が上がり、音楽が流れ、吉﨑さんがスポットで浮かび上がり、続いて井関さんが照明で浮かびます。
見つめ合う二人。
そして輝くばかりの神々しい舞台上での井関さん、吉﨑さんのデュエット。
技術的に難しいことをしているのに、本当にうっとりします。

そして井関さんのソロ。
二人のデュオをなぞって一人踊る井関さん。
切なさが胸にこみあげます。

何度観ても美しい。素晴らしい。
金森さんが感動を届けたいと言った、ラブレターのような作品。
井関さんと吉﨑さんが観客にしっかり届けてくれました。
本当に、ありがとうとしか言いようのない作品です。

そして終演後は、さわさわ会さいたま懇親会です♪
会場脇のレストラン・ペペロネで参加者15名。
斎藤正行会長から井関さんに花束が渡され、会食では佐和子さんが『愛と死』の裏話(?)を話してくれました。

金森さんが、井関さん、吉﨑さんと3人きりで3ヶ月過ごして創ったというお話は聞いていましたが、それ以上に、プライベートでも内弟子のような状態でもあったということで驚きました。

吉﨑さんは27才ですが、17才の気持ちでやればぐっと伸びると金森さんからアドバイスされたそうで、事実進境著しい吉﨑さんにはびっくりしました。
佐和子さんも、最初の頃はリフトなど、なかなか思うようにいかなかったそうですが、本番にはもう、自分に羽が生えたように軽く浮いて、気持ちがよかったと話されていました。

また、あの金幕が落ちる所や、落ちてからの膨らみ具合なども、調整がなかなか難しいそうで、裏方さんたちはご苦労されたようです。
等々、お話は尽きません。
サインや写真撮影もあり、楽しい懇親会でした♪

個人的には、昔の同級生で、Noism初めての人たちが2日目と3日目に来てくれました♪
2日目は東京在住の人が娘さんと一緒に来て、とてもよかったからこの次も観ると言ってくれました♪
そして3日目は、私は川崎に住んでいる人と一緒に観たのですが、『Painted Desert』は「え、もう終わり? すごく面白い」という感想で、『愛の死』は感涙。。本人曰く「あろうことか大泣きするとは。。。」とのこと。サポーターズにも入会してくれました♪

次のNoism1公演は富山『Painted Desert』。
そしてNINA。
NINAは東アジア公演もあります!

Noism2公演は今月末6月23,24,25日。
楽しみですね♪
(fullmoon)

Noism1埼玉公演6月2,3,4日! サポーターズ会報31号  新潟日報ホームページ「モア」

今日から6月、いよいよ明日、埼玉公演開幕です!
ありとあらゆる情報が山盛りですね。
ぜひぜひご自身の目で舞台をご鑑賞ください。

会場ではNoismサポーターズUnofficial会報31号とさわさわ会会報誌vol.4が無料配布されます。
こちらもどうぞお楽しみに♪

サポーターズ会報31号は会員に送付、及び新潟公演で配布済みですが、誤りがありましたので訂正いたします。

4ページのチャン・シャンユーさんのインタビューの中に、『Scared Monster』という作品名があるのですが、正しくは『Sacred Monsters』です。
申し訳ありませんでした。
お詫びして訂正いたします。

埼玉公演ワクワクですね。
どうぞお運びください♪

追記:

井関佐和子さんのブログが掲載されていた、新潟日報「モア」が、本日ホームページをリニューアルし、動画などの独自コンテンツを強化したそうです。

その中で、篠山紀信さんが、新潟初演2日前に舞台リハーサルを撮影した様子を、密着取材した「ミニ・ドキュメンタリー」が公開されています!

「メディア初公開! 篠山紀信 ノイズムを撮る」

Noismの撮影をメディアに公開するのは初めて。
そのミニ・ドキュメンタリーは約11分。

篠山紀信さんの貴重なお話を中心に、篠山さんが舞台リハーサルを撮影されている様子等々々が、動画で見られます♪

また、先日の公開リハーサルの映像も公開しています。
どなたでも視聴できますので、どうぞご覧くださいね!。
(fullmoon)

新潟3デイズに幕、感動の舞台は埼玉へ

2017年5月28日(日)夕刻、正確には17時半過ぎ。
今回はいきなりその時刻の心境から書き出します。

その時刻、・・・
はや1時間も前に、Noism1ダブルビル・新潟公演(全3公演)は、
客席からの鳴りやまぬ大きな拍手と
飛び交う「ブラボー!」の掛け声をもって、
感動のうちに楽日の幕を下ろしてしまっていた、そんな時刻。

アフタートークを終えてさえ、なお日は高かったものの、
既に先刻、羨望の的たる「世界の中心」が
新潟から埼玉へとシフトしてしまったという思いを抱えつつ、
場所を移して座った、さるカフェの屋外ベンチ。
珈琲のカップを傾ける者たちの上に注がれていたのは、
まったく艶を欠いた日光であり、
その抜け殻のような光を照り返す街の姿もやはりどこか虚ろで、
それらは全て、心の中の寂寥感のなせる業。
感動と感傷、否、感動から感傷へ。
他でもない、早くも、所謂「Noismロス」に陥ってしまっていたに違いありません・・・。

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新潟3デイズを終えて(寂しさと共に)振り返る
感動のダブルビル公演、
全く趣きを異にする2作とも見えますが、
初日のアフタートークでの客席からの感想にもあったように
大きな共通点を有する2作ともとれました。

異なるベクトル。
間断なく耳をいらだたせるノイズ群に合わせて、
脱中心化され、拡散する印象の身体と
甘美にうねることで心を揺さぶるワーグナーの旋律へと
一分の隙もなく収斂していく雄弁な身体。

しかし、観点をずらすと見えてくるものも変わります。

両作品に共通するもの。
抗いようにも抗い得ない物理的な事実と、
如何に抗い得ないとしても、それでもなお抗うよりない身体。

人など卑小な存在に過ぎませんが、それでもなお抗う、
その身体が内側から発光するさまを目撃すること。
刹那の輝きという共通点。
そしてそれがまさに刹那のものであるがゆえに、
心は揺さぶられずにはいないのだと言い切りましょう。

「見る」という特に何の変哲もない営為を通してではありながら、
どのように作品にコミットするかが大きく分かれる2作。
舞踊の多彩さの一端に触れるのが
観客としての最も豊かな振る舞いであることは言を俟ちません。

ここまで書いてきて、はたと気付くのは、
どんなに言葉を費やしても、「良いものは良い、ただ見詰めるのみ。
そして感じるだけ」と言うのと何ら大差がないという事実。
私のような者が語っても、端から同語反復の徒労に終わる他ないのでしょうが、
新潟3デイズを終えた今に至り、
見終えて、こんなにも寂寥感を掻き立てる感動の舞台を、
埼玉でも、是非とも多くの方にご覧頂きたいとの思いから、
非力を顧みず書いてきたような次第です。

今回、埼玉へ行くことが叶わない者にとっては、
感動が大きかった分、ぽっかり空いた穴も大きい訳ですが、
所詮、相手は刹那なるもの。
ここは気持ちを切り替えて、
網膜を通して刻まれた記憶を愛撫し、或いは咀嚼しながら、
また再びNoism1にまみえる日を待つことにします。

埼玉公演は今週末の全3公演。
圧巻の舞台をご堪能ください。 (shin)