先月末、かれこれ3週間前に地元の新潟日報紙「窓」欄に宛てた投書が、本日(2020年9月19日)の朝刊に掲載されました。下に載せますので、まずはお読みください。

「投稿後、3週間」というのが掲載されるリミットのようですから、今回の投稿は「ボツ」なのだと思っていたところ、ギリギリ滑り込みで、6度目の掲載。新潟日報さん、どうも有難うございました。m(_ _)m
タイトルの変更と文章の整理を施していただいたうえでの、ギリギリの掲載は、採用されたタイトルが何やら中高生っぽくて赤面したくなる気も致しますが、「最高」は「最高」なんだから仕方ありませんね。そして、「最高」の2文字が持つ日報購読層への訴求力は小さくないのでしょうし。でも、そうなら、更にもう一歩踏み込んで「サイコーかよ」とでも表記して貰いたかった気も致します。(笑)
Noismの今回の公演のクオリティ、そしてそれを実現にこぎつけた関係者の方々の努力、それら全てが「サイコー」で、それら全てが「私たちの未来(新しい日常)を作っていく」、そう感じた次第でした。「未来とは、今である」とは、さる米国の人文学者(マーガレット・ミード(1901~1978))が語ったとされる言葉です。その意味で、「未来」に繋がる「今」を目撃した気持ちを込めて書いた文章でした。
追記: 平田オリザさんと金森さんの「柳都会」(2016/4/23/)につきましては、こちらにレポートをアップしてございます。そして、今回の投書で引いた元の発言は、「芸術そのものの役割」中の「被災時の『自粛』の風潮を巡って」語られたなかでお読みいただけます。気の利かない記事ですが、ご参照ください。
(shin)
shinさま
日報 窓欄 掲載 おめでとうございます!!
6度目とはすごいですね!
shinさんのNoism愛、サイコーです!!!
fullmoon さま
どうも有難うございます。
中国・春秋時代の弓の名人・養由基(ようゆうき)の「百発百中」にはまだまだ遠く及ばない「六発六中」ですけれど。(笑)
とりあえず、なんとか多くの人の目に届けば、という思いで、
Noismにとってのある種のタイミングを考慮して、
投稿しようとしてきたからなのでしょうけれど。
少しでも多くの人の目に「ノイズム」の4文字、
或いは、「Noism」の5文字が晒されることになればと思っています。
知名度や関心のアップのためには、まずは名前から意識して貰うしかありませんからね。
そんなところです。
(shin)、
名前を書くのを忘れました。。
shinさま、平田オリザさんの記事も、ありがとうございます♪
(fullmoon)
fullmoon さま
こちらへの目配りにも感謝です。
あの折の「柳都会」では、被災時の「自粛」傾向への危惧でしたが、
今回、未だかつて直面したことのない疫病との関係においても、
同じこと、
つまり、いかなる状況下でも「芸術」を止めてはならないことが、
公演の開催に向けて尽力した全ての関係者や
舞台上で展開された演目の完成度の高さを思うとき、
極めて自然なかたちで、ふっと脳裏に浮かんできたに過ぎません。
「これって、そのまま平田さんが言っていたことだよなぁ」と。
で、不完全の誹りは免れませんが、
その際の記事にもあたって貰えたらとの思いから、
リンクを貼らせて頂いたような次第です。
そして、更に言えば、既に正しく指摘されているように、舞踊家もスタッフも全員が「新潟市民」であったことが、この時期の日本の芸術の「灯」を絶やさないことに繋がっていた訳ですから、
金森さんがここまで主導してこられた「一地方」からの文化発信という道筋は正しかったこと、裏返せば、東京への「一極集中」は極めて危ういものだったことが改めて証明された事態でもありましたよね。
その意味でも、金森さんはやはり得がたい優れた芸術監督ですね。
(shin)