先日(7/6・日)、りゅーとぴあで落語(春風亭一之輔の「ドッサリまわるぜ2025」)を堪能し、幸せな心持ちで同館を後にしようとしていたところ、目指す方向、〈スタジオB〉から歩いて来る金森さんと井関さんおふたりにばったり遭遇するという嬉しい偶然が!
で、その際、おふたりと少し立ち話をさせて頂いたのですが、『アルルの女』/『ボレロ』埼玉公演への出発に関して伺ったりした後、井関さんに、「連載インタビューの次回は、明日(7/7・月)でしょうか?楽しみにしてます」とお訊きしましたら、「明日が原稿締切なんです」と教えて頂き、超弩級連載企画は今まさに「進行中」なのだということを知りました。それはそうですよね、うん。
で、そのウェブ「dancedition」の「Noism20年 井関佐和子、全作品を語る(3)」、本日2025年7月10日(木)、アップされておりました。



今回分(第3回)がカヴァーしているのは、「no・mad・ic project – 7 fragments in memory」(初演:2005年2月24日)、「新潟県中越地震チャリティ公演」(2005年4月16日)、そして、「Triple Bill」(『犬的生活』、『ラストパイ』、『DOOR INDOOR』)(初演:2005年7月15日)と盛り沢山。その一つひとつに興味深い逸話がザクザク語られて、その一つひとつをゾクゾク、ハラハラしながら読ませて頂きました。
個人的な事柄ですが、後年になって、私がこの目で実演を観た作品が初めて出てきました(汗)。『Under the marron tree』です。あとは、想像したり、DVDで観たりするのみ。まだまだですね。
この2005年の実演をご覧になられた方々からのコメントなどお寄せ頂けましたら幸いです。
ウェブ「dancedition」の「Noism20年 井関佐和子、全作品を語る(3)」はこちらからもどうぞ。必読の内容ですから♪
それではまた次回(第4回)に♪
(shin)
shinさま
井関さん連載インタビュー3回目アップ、ありがとうございました!
いきなり公演3回分来ましたね!
●まずは「no・mad・ic project – 7 fragments in memory」。
青春の煌めきと不安が清新に輝く、香り高き珠玉の作品集です。
新潟では2005年3月11,12日に上演されました。
2004年の初演時は開演前のホワイエ(ロビー?)から出演者が登場していたようです。
新潟公演では、少なくとも上演直前の薄暗い客席に各所から現れ、他のメンバーの名前を呼び合い、叫び合いながら集結していきました。最初は何が起きているのかわかりませんでした。
https://noism.jp/works/no-madic-project-7-fragments-in-memory/
井関さんも書かれている『WW』は5分ほどの金森さんのソロです。
NHK「トップランナー」で、この作品を見た私は超興奮!
惹き付けられました!
早く金森さんたちが新潟に来ないかなあと待ち構えていました♪
井関さん出演の『Me/mento, 4 am”ne”siac』は錚々たる男性陣に女性一人ですが、
見劣りするどころか、動きも早く鋭く、男性より凄い! と称賛の声が高かったです。
そして『Under the marron tree』。
今となっては何をかいわんやの名作ですが、
最初に見た時はテーブルの下から生まれ落ちるような登場の仕方にビックリしたものです。
Noismサポーターズは2004年11月創設で、2005年3月11日に会報第1号を発行し、「no・mad・ic project」公演時に会報を折込配布してもらいました。
内容は公演を観た方のご感想が主です。
次の公演時に発行する会報に、前の公演の感想を載せるので、今となっては「遅すぎ」ますし、舞踊評論家をはじめ各メディアや、SNS等で個人的にも発信する時代になっていったので、会報は2019年1月の35号で終了し、現在は別の紙媒体「サポーターズ・インフォメーション」を2019年6月から発行して公演時に折込配布してもらっています。
公演にご来場いただき、お読みいただけると嬉しいです♪
ということで、「no・mad・ic project」の感想は会報2号に載っていて、それを読むと忘れていたことを思い出す、次第です。
何度もカーテンコールがあり、スタンディングオベーションも贈られました♪
●次は「新潟県中越地震チャリティ公演」(2005年4月16日)です。
これは正式公演ではなく、「Noism05メンバーによる振付作品ワークショップ」なので、公式ホームページには載っていません。
なので、個人サイトをご紹介します。
https://unofficial.noism.info/
こちらも完璧というわけではなく、2005年4月16日の「新潟県中越地震チャリティ公演」をクリックすると、
「1回のみ上演」とありますが、実際は19時から追加公演があり、金森さんとメンバーによるアフタートークもありました。
チャリティ公演なので寄付金として500円以上ということでしたが強制ではありません。
開演前、驚くほど沢山の人たちが列をなして並んだのを覚えています。
上記個人サイトより「新潟県中越地震チャリティ公演」
■掻落
振付:平原慎太郎
音楽:オリヴィエ・メシアン, 東海林靖志
衣裳:中野靖
出演:木下佳子, 島地保武, 平原慎太郎, 中野綾子
■za-za
振付:清家悠圭
音楽:B.Bairyshev
出演:青木尚哉, 清家悠圭, 辻本知彦, 高原伸子
■DOLL
振付:松室美香
出演:井関佐和子, 木下佳子, 高橋聡子, 中野綾子, 小島理紗(研修生)
■down
振付:辻本知彦
音楽:ジュリオ・カッチーニ
出演:辻本知彦
■I who am plain
振付:松室美香
音楽:J. Holiday
出演:松室美香
■チューリップ
振付:青木尚哉
音楽:碇英紀
出演:青木尚哉, 清家悠圭, 辻本知彦, 高原伸子
■やさしスワン
振付:島地保武
音楽:Karlheinz StockHausen
出演:井関佐和子, 島地保武, 平原慎太郎 , 福島昌美(ゲストダンサー)
■Pisoposo
振付:木下佳子
音楽:Philip Grass Ensemble
出演:木下佳子
▼DVD
監督:松室美香
音楽:コブクロ
(making of 「jo’s birthday video」)
■panic blue
振付:井関佐和子
音楽:ヘンリク・グレツキ
出演:青木尚哉, 井関佐和子, 木下佳子, 島地保武, 清家悠圭, 高橋聡子, 辻本知彦, 平原慎太郎, 松室美香, 中野綾子, 高原伸子, 小島理紗(研修生)
各々、力のこもった個性豊かな作品群でした。
DVD―making of 「jo’s birthday video」というのは、前回井関さんが書かれていた「穣さんへのプレゼントビデオ」ではないでしょうか。
和やかな雰囲気のビデオでした♪
井関さんの作品は最後を飾るにふさわしく、全員出演の楽しい作品でした♪
となると、振付メンバーは7名ではなく8名(松室さんは2作品振付)かな、と思います。
このチャリティ公演については会報3号で、写真付きでもっと詳しく特集していますので、ご興味のある方はご連絡ください。
●そして「Triple Bill」(新潟公演2005年7月15-17日)。
上演順は、『DOOR INDOOR』『ラストパイ』『犬的生活』です。
■『DOOR INDOOR』
演出振付:アレッシオ・シルヴェストリン
音楽:B.バルトーク《青ひげ公の城》より
靄がかかったようなグレイの舞台(紗幕や灰色の布)、大音響の音楽の中、ヘッドマイクで語る井関さんの声が美しく響きます。
それは言葉というよりは音声に近く、最初は音響だと思って、誰が話しているのか気づきませんでした。
喋りが音楽のように聞こえ、踊りのうまい人は何をやっても上手だなあと感心したことを覚えています。
アレッシオ・シルヴェストリンさんの作品世界は芸術的で、金森さんに近いように思われ、Noism的と感じました。
https://noism.jp/works/door_in_door/
■『ラストパイ』
演出振付:黒田育世
音楽:松本じろ《Last Pie》
衣裳:山口小夜子
これはもう、かの有名な「金森穣40分踊りっぱなし」です。
観客は大興奮で(私ももちろんそうなのですが)、「うぇ~金森さん死んじゃう~」と思って、こんな踊りをさせる黒田育世が腹立たしかったです。
しかし、さすがは金森さん。凄く苦しいはずなのにそうは見せない、最後まで流麗なダンスでした✨
https://noism.jp/works/last-pie/
■『犬的人生』
演出振付:近藤良平
音楽:コラージュ
これはもう~ 近藤良平さんですね。
おちゃめさと南国さは、この前の『にんげんしかく』同様か、それ以上です。
不穏要素はあまりなかったかな??
https://noism.jp/works/life_as_a_dog/
この 「Triple Bill」は、りゅーとぴあ のあと、シアターBRAVA!(大阪 / 世田谷パブリックシアター(東京)で上演されました。
世田谷パブリックシアターで観た東京の会員さんによると、『DOOR INDOOR』のとき震度4の地震で会場が揺れたそうですが、舞台はつつがなく進行したそうです。
よかったです♪
長々と失礼いたしました。
皆さまもぜひご感想をお寄せくださいね。
これからNoism「アルル・ボレロ」埼玉初日に向け出発します!
20年以上、魅せられ離れられないNoism!
皆さま、ぜひぜひご覧くださいね♪
(fullmoon)
fullmoon さま
熱い思いの籠もった、内容の濃いコメント有難うございました。
物凄い熱量を感じます。井関さんの連載本篇を更に観客目線で膨らませてくれる内容であり、同時に、「サポーターズ」の歩みも織り込まれているとあっては、「fullmoonさん、全作品を語る」として、これから先のコメントも楽しみでなりません。
それにしても、井関さんによる今回の「第3回」、ここまで20年の歴史を刻んできたことを知る現在の地点から読んでみても、リハーサル中に起こった「バトンぶら下がりハプニング」やら、「外部振付家招聘企画」に起因するカンパニーの動揺やら、ハラハラを禁じ得ないものがありました。
井関さんが回顧するこのあとのNoism作品(及びNoismの歴史)にも興味を掻き立てられずにはいられません。
(shin)