Noism0+Noism1『アルルの女』/『ボレロ』新潟公演に完全に気持ちが向かっていたところ、「投稿日:2025/6/23」との日付で、ウェブ「dancedition」に、井関さんの連載インタビュー「Noism20年 井関佐和子、全作品を語る(2)」が掲載されておりました。1週間以上前になります(汗)!油断しておりました。
既にご覧になられた方も多くいらっしゃると思います。初回分をこちらのブログでもご紹介した際、同サイトでの他の連載ものの更新頻度を「2〜3週間」とみたまでは良かったのですが、『アルルの女』の『ボレロ』の公演が控えていたことから、勝手に次回は「3週間」後くらいかなと判断していました。正確に「2週間」後の第2回アップでしたね。すみませんでした。
でも、更新頻度が「2週間」であるならば、ひと月に2回アップされることになる訳で、予定も立ち易いですね。

で、今回は「black ice」(初演:2004年10月28日)。中越地震のこと、そして誕生日を祝う私家版「金森さん映画」(!)などにも触れられていて、惹き付けられて読みました。「black ice」公演、私はまだ観ていなかった頃ですので、ご覧になられた方々からのコメントをお待ちしております。
第2回へは下のリンクからもどうぞ。
次回は更新から遅れずにお届け出来ますよう、心して臨みます。m(_ _)m
(shin)
shinさま
「dancedition」井関さんの連載インタビュー第2回について、
ブログアップありがとうございました!
私も気づいていませんでした(汗)
今回は「black ice」3部作!!!
この作品には魂消ました!
究極の「意味不明」でありながら、その暗闇に心を鷲掴みにされた観客は多いはず!
何を隠そう、私もその中の一人です!
この作品を観て、私はサポーターズをつくろうと決意したのでした。
『SHIKAKU』はとても素敵な作品ですが、どこか明るくて都会的なのに比べ、「black 3部作」はまさに瞠目・刮目「ナンジャコリャ!」の世界。
21年前。このような作品を創る、天才金森穣とNoismを応援しないでどうする!
という気持ちで、心を同じくする仲間3名で小さく始めたのがサポーターズです。
その後、どんどん仲間が増えて嬉しい限りです♪
どのような作品かと言われても困りますが、とにかくスゴイのです。
DVDが出ていますが、映像ではやはりイマイチですよね。
最後の場面の金森さんも映っていませんし。
堤広志さん編集 Bacchus 02号(2004年冬号)の44ページから12ページに渡って、Noism 04『SHIKAKU』特集が組まれています。
46-47ページに金森さんインタビューが掲載されていて(インタビュアー:阿部聡)最後に、次作「black ice」について少しだけ書かれています。
以下、最後の方の抜粋です。
金森:「在るものが無くて、無いものが在る。略 イメージや感覚は見えないものだとしても、伝わったらその人にとってはホンモノ。つまり実存。」
略「気配」。「無いかもしれないけど何か感じる。感じるということは在るということ。」
阿部:前回(SHIKAKU)より抽象的になりそう(笑)。
金森:直感で観てくれれば大丈夫。
このBacchus 02号と2003年の創刊準備号は堤広志さんからサポーターズにご寄贈いただき、昨年1月に会員に発送済です。
そして、りゅーとぴあとさい芸でもNoism公演時に「置き」で無料配布されたので、お持ちの方も多いと思います。
ぜひどうぞお読みくださいね♪
Bacchus 02号ご希望の方はご連絡ください。
それにしても、ツアーの合間に映画を撮って金森さんの誕生日にプレゼントしたなんてすごいですね!
次回も楽しみです♪
(fullmoon)
fullmoon さま
熱いコメント、有難うございました。
「black ice」への思いが伝わってきました。
たまたま、「ジャン=リュック・ゴダール 思考するイメージ、行動するイメージ」(ニコル・ブルネーズ著)で、ちょうど読んでいた部分と呼び交わすように感じられたので、私も同書からちょっとその箇所を引用させていただきます。
…「機知には3つの次元がある。機知とは組み合わせの能力であり、詩的な命題であり、神秘への通路である。だからこそ、モンタージュ(註:繋ぎ合わせること、組み合わせること)の作業としての機知は、世界の解放という性格を帯びる。」…
それにしても、今回井関さんによって語られた「black ice」がサポーターズの誕生に関係していたことには感慨深いものがありますね。そして、なんという行動力だったことでしょう、fullmoonさん。そんな思いを込めて、とりあえず、近々、DVDを観直してみようとは思っています。
(shin)