※このブログ記事ですが、金森さんのインタビューが新潟日報朝刊に掲載された時点で、告知されていた「連載」の初回と受け取り、当初、そう表記しておりましたが、後刻、「連載」前の記事とわかり、タイトル及び以下の内容に訂正と修正を施しました。ご了承ください。
金森さんの口から出た「退任意向」に発して、金森さんとNoism Company Niigataを巡る状況は、先ずは勿論、私たちサポーターズを含むNoismファンを直撃し、それはそのまま、Noismの舞踊の素晴らしさを知る人々の不安を生み、更には、行政の文化政策の在り方という側面においては、この国全体の劇場文化への「問いかけ」となり、広範な関心の的となるに至っています。
その「問いかけ」の発信地である新潟、地元紙の新潟日報は先の「舞踊の十字路」(上中下)で識者のインタビュー3本を掲載したのち、「連載本編」のスタートを告知していたのでしたが、その「本編」の前に、2026年3月26日(木)の同紙朝刊が金森さんのインタビューを掲載した訳です。

Noismを巡る状況に不安な気持ちも否めず、「連載」はまだかまだかと待ちわびる日が続いていたのでしたが、この日の「文化面」に、総天然色の金森さんバストショット画像が目に飛び込んできます。記事最上部に「ノイズム芸術総監督 金森さん 退任表明の思い」、その下の大きな見出しには「任期、人員…制度改善へ検証を」とあり、縦見出しに「新潟独自の文化、今後も」の文字。連載タイトル「問いかけるNoism」も確認出来ます。金森さんのインタビュー記事の掲載です。待っていました、待っていましたとも。新潟日報さん、どうも有難うございます。
この金森さんのインタビュー記事、同日11:00にデジタル配信もなされました。こちらからどうぞ。
前日(3月25日)には、同紙デジタル版にて、井関さんの思いを伝える記事が掲載されたのに続いてのこの日の朝刊記事です。私たち関心をもって見守ってきた者にとっては、新しい動きが届くことなく過ぎていた日々の後、ドドドドドッっとばかりに、今後の展開への期待値があがるような昨日今日を迎えた訳です。
この記事のなか、金森さんは、「財団としてノイズムを続けるのか続けないのか方針が示されていないため、今は動けない状態」としながらも、「よほどの改善がなければ退任の意向を撤回するのは難しい。ただないとは言わない。対話の扉を閉ざした訳ではない」と語っています。そして、「長く活動してきたので、新潟にこだわっている」として、「進退をかけて」行った「問題提起」の裏に、この土地での文化創造の一翼を担おうとする意欲をはっきりと表明してくれています。これを読んで、涙が浮かんできました。
金森さんが唱える「劇場文化100年構想」、そして、2012年施行の「劇場法」、どちらも私たちのそばにあるこの国の劇場が本来の意味での文化創造と発信の核となり、それがそのまま、私たちの人生を豊かにすることに繋がることを志向しています。
未だ閉ざされていない「扉」を通って、一日も早く、真に持続可能な文化政策としての「レジデンシャル制度」への修正協議が再開されることを心から望むものです。
そして最後に、新潟日報さん、「連載」開始を心待ちにしております。
(shin)