2023年4月2日、これ以上望めぬほど抜けるような青空の日曜日、新潟市護国神社の迎賓館TOKIWA ガーデンヴィラを会場に、金森さんの令和3年春の紫綬褒章受章+井関さんの令和2年度芸術選奨文部科学大臣賞受賞と、金森さん初の書籍『闘う舞踊団』(夕書房)刊行をみんなでお祝いする祝賀会が、定員を超える81名の参加者を得て、誠に賑々しく開催されましたことをご報告させていただきます。
司会は「月刊ウインド」編集部、安吾の会事務局長、舞踊家・井関佐和子を応援する会 「さわさわ会」役員と多くの肩書きをもつ久志田渉さん。ご本人の言では「すべてアドリブ」とのことでしたが、淀みなく流れるようにこの喜ばしい宴を進行してくれました。
ここではこの日の祝宴の進行とお料理を主に写真によって、ごくごく簡単にご紹介させていただこうと思いますが、まずはこちらからご覧ください。
□額装された賞状
□祝宴編
*開宴前: スクリーンに投影されたNoism Compnay Niigataの公演映像が参加者をお出迎え。
*金森さん・井関さんご入場
①開会のご挨拶: BSN会長 竹石松次さん(発起人)
②花束贈呈: 新潟市洋舞踊協会代表 若林美江さん(to 金森さん)とCHIBI UNITY会長 国友慎之助さん(to 井関さん)
③金森さんご挨拶
④井関さんご挨拶
⑤乾杯: 前新潟市長・新潟青陵学園理事長 篠田昭さん(発起人)
⑥メッセージ披露: 夕書房 高松夕佳さん (司会・久志田渉さん代読)
お寄せ頂いたメッセージの全文を掲載します。(少し見辛くて恐縮ですが、)是非お読みください。

【註】メッセージ中、「サポーターズによる年表サイト『Noism Database Unofficial』」とありますが、こちらはあおやぎさんによる「Noismの非公式データベース(個人のサイト)」を指すものです。左のリンク欄からもいけますが、こちらからもどうぞ。
⑦スピーチ: 公益財団法人 新潟市芸術文化振興財団理事長 徳永健一さん
⑧スピーチ: 新潟市洋舞踊協会 内堀照子さん
⑨スピーチ: お笑い集団NAMARA代表 江口歩さん
⑩スピーチ: 新潟古町芸妓 舞衣子さん
⑪スピーチ(飛び入り): Noism活動支援会員 藤浦光俊さん(愛知より参加)
⑫スピーチ: Noism Company Niigata地域活動部門芸術監督/Noism0 山田勇気さん→Noism2リハーサル監督/Noism1 浅海 侑加さんと出席Noism1メンバー(庄島さくらさん・庄島すみれさん・中尾洸太さん・糸川祐希さん・杉野可林さん)の紹介(自己紹介)
⑬閉会挨拶+一本締め: シネ・ウインド代表・安吾の会代表・「さわさわ会」代表 齋藤正行さん(発起人)
*閉宴後: ホワイエにて金森さんと井関さんによるサイン会が開かれました。
□お料理編(+αとしまして、Iテーブル画像も♪)
途中、歓談のあいだに、「新潟美人」(新潟の女性や企業による「新潟からキレイを発信する」ためのプロジェクト)さんからの祝電のご披露もありましたことを申し添えます。
で、会場の雰囲気も、時間を追うにつれて心地よく解けてきて、主役のおふたり金森さんと井関さんをはじめとして、そこここでNoismメンバーたちとの写真撮影が盛んに行われるようになってきます。私もその例に漏れず、何枚も一緒に写真を撮っていただけました。有難いことでした。
宴の冒頭、司会の久志田さんが紹介してくれましたように、折からこの日(4月2日)、新潟日報朝刊の読書欄に「豊饒な地方文化拓く試み」の見出しのもと、早稲田大学教授・秋野有紀さんによる『闘う舞踊団』の書評が掲載されました。(恐らく日にちを選んでこの日の掲載としたのだろう)新潟日報も洒落たことをやってくれるなぁと思ったような次第です。
それにしましても、「新潟の誇り」「新潟の宝」であるおふたりの慶事をこうしてみんなでわが事のように、心おきなくお祝いできる機会というのもこれまであるようでいてなかったので、会場にいた誰にとりましても、ホントに得難い感激の一日だったかと思います。
…以上、誠に大雑把なご報告となってしまいましたが、スパークリングワインによる乾杯から始まり、麦酒を経て、白&赤ワインと飲み継ぎまして、そのアルコールによるものだけではない「酩酊」を味わった宴のことですゆえ、何卒ご容赦いただきますようお願いいたします。
(shin)
shinさま
素晴らしい会でしたね!!
ご報告&写真の数々、どうもありがとうございます!!
迎賓館TOKIWAは、金森さん、井関さんが15年前に神前結婚式をされた新潟縣護国神社の式場だけあって、ステキな会場でしたね♪
乾杯と共にカーテンが開き、美しい「ときわの杜」の景色が会場いっぱいに広がりました。
滝もあって、感嘆の声があがりました✨
スピーチも素晴らしく、お料理も美味しく、テーブル内はもちろん、各々移動しての盛り上がりも楽しく、宴が進みました♪
ボス夫妻はアルコールを飲みませんが、Noismメンバーは意外にイケル口なのにも驚きました!
メンバーと近しくお話ができて、とても楽しかったです♪
終宴後、夕書房の高松さんにメールをしたところご返信がありました。
「祝賀会、大盛会だったとのこと、ご報告ありがとうございます!
メッセージの代読もありがとうございました。
書評のご紹介もしてくださったそうで、ありがたい限りです。
評者の秋野有紀さんは、『闘う舞踊団』のインタビューにも度々同席してご助言くださっていた方なので、図らずも祝賀会にも間接的に参列できる形(?)になったようでよかったです。」
とのことです。
本当に得難い感激の会でした。
何より主役のお二人が喜んでくださって嬉しいです。
ご出席の皆様、ご関係者の皆様、どうもありがとうございました♪
(fullmoon)
fullmoon さま
書き足りないところだらけの記事でしたので、それをコメントで補っていただき、誠に有難うございました。
でも、その前にこの宴の準備に奔走・尽力され、どの参加者にとっても素敵な時間が送れたのは fullmoon さんの並々ならぬ思いがあってのことでした。それが結実した心地よい祝賀会、本当に有難うございました。
スピーチのなかでは、かつての「水と土の芸術祭」ディレクター北川フラムさんの「文化は摩擦熱を生じさせるもの」という言葉を引きながら、「金森さんとは一時、あっちぇっちぇだったこともあった」と語った前新潟市長・篠田さんと、「辛そうにしているのを間近でみていたので、受章が決まったときには本当に嬉しかった」と話した山田勇気さん、それぞれの話が特に印象に残っています。
また、「応援してくれる人たちのために賞が欲しかった」として、「今年こそは!」と京都・八坂神社の「白い馬」に1月にお祈りしたところ、2月に受賞が決まったと明かしてくれた井関さん。その話のインパクトは大きく、「『これはどうしても!』ということをお願いするなら八坂神社の『白い馬』」が脳内にインプットされるに至ったのは、私だけではなかった筈です。(笑)他の方々も皆さん、スピーチは手慣れたものでしたね。
そんな喜ばしくて、楽しくて、美味しくて、そしてNoismを介してテーブルを同じくした方々と仲良くもなれた、奇跡的な多幸感に浸った2時間強。金森さんが呟いたように、おふたりの献身が今ここに活きている、そんなことがまざまざ実感された、まさにまさに得難い時間でした。
(shin)