春まだ浅い2月末。陽が差したり、曇ったり、雪が舞ったりと、冬の終わりらしいお天気の新潟市。
2/27(木)、りゅーとぴあスタジオBでのNoism2公開リハーサル(メディア+活動支援)に行ってきました。
■プレスリリース:https://noism.jp/noism2定期公演vol-11-プレスリリース/
Noism2リハーサル監督 山田勇気さん4年ぶりの新作となる『黒い象/Black Elephant』!
見応えあります!!
「研修生」とは言わせないゾ!という、メンバーと山田監督の意気込み・気迫が伝わってきます!
それもそのはず、現在のNoism2メンバーは、今年21歳(1名)、22歳(2名)、23歳(2名)、24歳(3名)になる8名です。まだまだ若いですが年齢的には大人。いつまでも、青春まっただなか、ではいられません。
これまでホワイトのイメージが強かった山田勇気Noism2ですが、今回はブラック。
これまでとは違う、大人なNoism2を感じました。 ぜひご堪能ください!
■山田勇気さん囲み取材より
・「暗闇の象」「群盲の象」の故事を現代社会のことのようにずっと感じていた。創作のきっかけではあるものの、象は比喩。
・真実はひとつなのか、たくさんあるのか。
・黒い空間の中でいかに人間が光るか。
・触れること、見ること、を意識して創作した。
・黒い布を被っての移動はゾウではなくゴースト(お化け)。
・四つん這いの動きは動物というよりは、理性とは逆の本能的なもの。
・本番までの課題としては、今やっていることに対して、どのくらい理解し、感じているかということ。無意識に動いている時が多い。ある程度骨格ができたので、自分も含め、何をやっているのかわかって踊れるように熟していきたい。
・今のメンバーとは、お互いに特に遠慮もなく、自分と距離が近いと思う。
・創作を4年間休んでいたので、今回は落ち着いてやりたいことをやれた。
・音楽は、William Basinskiの「On Time Out of Time」。(ブラックホール同士の衝突をイメージした音楽だそうです。神秘的な曲。)
物事の本質を突いてくる、山田勇気さんの新作。メンバー一人ひとりの熱演も見どころです。どうぞお楽しみに!
同時上演の、山田勇気演出、金森穣振付Noismレパートリーは、劇的舞踊『ホフマン物語』、『Nameless hands ―人形の家』、 『NINA―物質化する生け贄』 より。こちらも楽しみですね♪
◆Noism2定期公演 https://noism.jp/npe/noism2_teiki_vol11/
3/6金 19:00 (前売チケット完売)
3/7土 14:30/18:00
3/8日 13:30/17:00 ※全5回
会場:りゅーとぴあ スタジオB
料金:2,000円(入場整理番号付自由席)
問い合わせ:チケット専用ダイヤルTel: 025-224-5521(11:00-19:00, 休館日除く)
※夕方の回は3回とも終演後に金森さん・山田さんによるアフタートークがあります。
不穏なウィルス状況ですが、新潟県は感染者ゼロ。公演は今のところ開催予定です。寒さもウィルスも吹き飛ばす Noism2公演、どうぞお運びください。
(fullmoon)
(撮影:aqua)
*同公演は、残念ながら延期が発表されております。こちらの記事も併せてご覧ください。