いつもの活動支援会員仲間や久し振りに会う方に挨拶し、言葉を交わしたりしながら、入場前の時間も楽しく過ごせただけでなく、視覚や聴覚に障がいをお持ちの方たちも期待感から一様に興奮気味の面持ちでおられる様子を目にし、Noism Company Niigataを渇望する者のひとりとして大きな喜びを感じながら、ホワイエにて入場の声かけを待ちました。
更にこの日は新趣向もありました。予め示されたタイムテーブルには、16時から17時までが〈第1部〉公開リハーサルで、その後、〈第2部〉としてメンバーとのトークが30分間用意されていたのでした。発案は国際活動部門芸術監督の井関さんとのこと。たっぷり一時間半にわたって新生Noism Company Niigataに触れることのできる週末が贅沢でない訳がありません。約30人の活動支援会員がその時間を心から堪能しました。
何はともあれ、作品(新作『Der Wanderer-さすらい人)』が形作られていく過程を見せて貰ったうえ、メンバーに直接尋ねたりできたこの日の内容は、実にレア度の高い貴重なもので、真に「至福」レベルの90分間だったと思います。まだ活動支援会員になることを迷っておられる向きは一考の価値ありと思います。是非、活動支援会員になって、更にダイレクトにNoism Company Niigataを応援して参りましょう。