文化庁助成でお子さんや学生さんがいつもよりたくさん来場していたようで、受付には列ができていました。
若い時に良い芸術に気軽に触れられるのは良いですね。


また、プログラム売り場にも長い行列が。
私も並んで買いました。金森さんの作品をもっと理解したいですものね。

客席に入るとまず、大きなTVカメラが複数設置されているのが目に入りました。(これはただの記録用じゃないな)と、ロビーの掲示を見に行くと、BSプレミアムシアターの収録告知が貼り出されていました。
とても嬉かったですし、放送が楽しみです。

これからご覧になる方も多いと思いますので、舞台の詳細は省きますが、1幕のリノリウムは白に変更になり、全幕を通じて白を基調とした舞台がとても美しかったです。
12月のりゅーとぴあ劇場の黒い空間劇場なら、白が映えきっと美しいことでしょう。新潟公演も楽しみになりました。
また、東京バレエ団の良さを生かした大人数での揃った群舞も圧巻でした。これは普段少数精鋭で活動しているNoismではなかなか味わえないものです。
拍手のタイミングを皆で探るたどたどしさも初演ならではと感じました。それでも幕が降りた後、スタンディングオベーションと熱い拍手でダンサーや金森さん、井関さんを讃える光景は感動的でした。
この『かぐや姫』の誕生に立ち会えて幸せでした。これからもこの作品が育っていくのを見守りたいと思います。
(かずぼ)