Noism 20周年記念公演新潟中日の眼福と楽しかったアフタートークのことなど♪

2024年6月29日(土)の新潟市は抜けるような青空。気温も上昇して、梅雨はどこへやら、もう夏本番とも言えそうな一日でした。前日、幕が上がったNoism 20周年記念公演新潟3daysの、この日は中日。公演グッズの黒Tシャツを着込んで出掛けました。

この日は花角新潟県知事と中原新潟市長も来られていて、記念の舞台をご覧になられました。そして旧Noismメンバーたちも多く訪れていて、そのうちの数人とホワイエでご挨拶したり、お話したり出来たのは嬉しい出来事でした。

この日も2演目はそれぞれに胸に迫ってきました。当然のように。

『Amomentof』では金森さんと井関さん、『セレネ、あるいは黄昏の歌』でも井関さん、それぞれが投げ掛ける眼差し、その表情を見逃すまいと注視しました。

その他、『Amomentof』では羽根のように軽やかに舞う舞踊家の姿に陶然とし、はたまた、『Mirroring Memories』を彷彿とさせられましたし、『黄昏の歌』の方は、「暴力」への、そして「暴力」からの流れを追う見方を意識したりしてみたほか、脱ぐこと、脱がせること、着ること、それらをみんな纏うことと一括りにしたうえで、年をとり、老いることも年齢を纏うことと見るなら、作品全体を貫くかたちで様々に「纏うこと」の主題が読み取れるなぁ、もうちょっと考えてみようかなどと思ったりしました。

ふたつの演目を見詰める間中、途切れることなく眼福に浸り、至福のときを過ごしたことは言うまでもありませんでした。
しかし、『Amomentof』のラスト、マーラーの音楽が消え入ったタイミングで、(無音のなか、まだ作品は続いているのですが、)拍手と「ブラボー!」の掛け声が飛んでしまったことは若干残念ではありました。でも、あの流れからはそれも仕方ないのかなとか、そんなことがなかった初日は逆に凄かったなとか思っていました。
また、『黄昏の歌』が終わってからのスタンディングオベーションの拡がりにはこの日も気持ちが昂ぶるものがありました。(1回おまけみたいなカーテンコールがあったりして、舞台上も客席も全員が意表を突かれて「エッ!?」ってなって、それだけで笑顔が増しましたし。)

で、この日のレポートの中心はその後、金森さん、井関さん、山田さんが登壇して行われたアフタートークでのやりとりとなります。そのアフタートーク、強烈な感動の余韻に浸ったままの場内、3人が現れるや、金森さんが口火を切って「あれだけ踊った後に、どんだけ酷使するんだろう、Noismは」と始めてまず笑いをとったのち、アフタートークも井関さんがやることに決めたのであって、「やらされている訳ではない。変な風評が立ったりもするんで」と自ら笑って、もう掴みは完全にOKでした。
この先は掻い摘まんでということにはなりますが、ちょっと頑張って、以下にご紹介を試みたいと思います。

☆年齢とともに感性の変化あるか
金森穣さん(芸術総監督): あるとは思うが、あんまり比べる必要もないかなと思い、そこまで意識していない。感動はそのときそのときのもの。
山田勇気さん(地域活動部門芸術監督): 拘るところが変わってきている。若い頃は動きとか細かいところに目がいったが、今は立つだけとか、歩くだけとかに。あと、踊りを始めたのが遅かったので、ある程度ここまでかなという思いがある。じゃあどうするか。シフトチェンジが必要かなと。
金森さん: でも、なんならピルエットもガンガンやっていたし、若い子たちには出来なくてもいいんだっていうふうに勘違いしないで欲しい。そういうことじゃない。
井関佐和子さん(国際活動部門芸術監督): 涙もろくなった。感性の幅が広くなったり、深くなったり。今回、踊っていて、みんなのことを見てて、ああいいなぁと。
金森さん: みんないい顔しているなぁと思った。見詰める視座が変わる。年齢を重ねるのはいいこと。

★日々のスケジュールはどんなか
井関さん: ・09:30~10:30 Noismメソッド(Noism2とNoism1新メンバー)
      ・10:30~12:00 Noismバレエ
      ・12:00~13:00 稽古①
      ・13:00~14:00 昼休み
      ・14:00~16:00 稽古②
      ・16:15~18:00 稽古③     

☆名古屋での公演予定はないか、公演を増やす計画はないか
井関さん: 今のところ、名古屋の予定はないが、呼んでくれればいつでも行く。新潟での公演回数を増やしたいのもヤマヤマだが、今回も公演ギリギリまで8月の利賀村での新作(『めまい』)のクリエイションをしていたし…。昨年は高校生だけを相手に踊ったスペシャルな公演もあった。ここ(劇場)に呼んでまたやりたい。
金森さん: まあ、でもチケット売れないからねぇ(笑)。
山田さん: 新潟市内全部の小学校まわりたいし、Noism2で長岡とか行ってみたい。
金森さん: もっと県内展開もしたい。

★『セレネ、あるいは黄昏の歌』を見ていると脳内にセリフが溢れるてくるが、舞踊家はどうか
金森さん: 言葉としては浮かんでこない。しかし、非言語だとしても、大事なのは「語ること」。 
井関さん: 客席が静かななか、舞台上でメンバーと「無言の会話」はずっとしている。自分は基本、「やかましい」と言われる。

☆井関さんが一番思い出に残っている衣裳は何か
井関さん: 「一番」となると難しいが、思い入れで言ったら、故・堂本教子さんによる『夏の名残のバラ』の赤い衣裳。生地に拘って色々語っていたのを思い出す。(*これに続く井関さんの発言は今公演の演目に関係する部分が大きいため、ここでは敢えてご紹介を差し控えさせて頂きます。その点、ご容赦ください。)

★新潟での一番の思い出は
山田さん: (しばらく考えてから)急性膵炎で入院したことかな。まず正露丸、それから痛み止め、そして入院。1週間くらい絶食した。メンバーがお見舞いに来てくれて。
井関さん: (山田さん同様、思いを巡らせたのち)メンバーのことならよく覚えているけど。
金森さん: 俺に過去のことを訊くのはやめた方がいい(笑)。

☆知事と市長が観にきていたが、何か言いたいことはないか
金森さん: Noismは世界的な舞踊団になってきている。是非活用して欲しい。(→場内から大きな拍手)

★20年間でどこがピークだったか
金森さん: 今に決まってる。ピークを過ぎたと思ったらやめている。

☆これまでに一番チャレンジングだったことは
井関さん: 作品が毎回チャレンジング。サプリを飲んで乗り越えている。チャレンジしていないと生きている気がしない。マッサージをして、今日よりは明日というふうに、舞踊には挑戦を求める。目標を掲げるのは得意じゃない。日々乗り越えていくだけ。
山田さん: (井関さんと)一緒、というか、一緒になった。それがないと、足りないなぁと思うようになった。
金森さん: 「Noism病」だね(笑)。こんなふたりだから、チャレンジし甲斐のある何かを差し出していかなければならない。

★今回のマーラーとヴィヴァルディ(マックス・リヒターによるリコンポーズ版)の音楽はどうやって決めたのか
金森さん: 直感。いずれ創作したい楽曲(や作品)はたくさんある。その時々のカンパニーの状況などを考えて決めているだけ。今回のマーラーも、いずれ作りたかったのだが、ああ、ここだなと。作りたいものはたくさんあるが、時間がない。時間をください。

☆マーラー交響曲第9番の第4楽章を振り付ける予定などはないか
金森さん: 今のところはない。(→質問者から「特殊な曲で、ダンスにするのは難しいかも」と言われるや)そう言われると作りたくなる(笑)。
創作にあっては、音楽を聴いて、舞台が見えたら、それは取っておく。見えないものは使わない。選曲に関しては割に素直で、有名とか(有名でないとか)は気にしない。
(→また、質問者から「以前の『Der Wanderer-さすらい人』について、シューベルトには960曲に及ぶ歌曲があるが」と向けられて、金森さん、「歌曲は手に入るもの700曲くらい聴いた」と答える。)

★怪我もつきものかとは思うが、メンテナンスとか工夫とかはどうしているか
山田さん: ストレッチして、マッサージしてという感じ。
金森さん: 本番のときには、Noism設立当初から、専門のトレーナーに待機して貰っている。
井関さん: 舞台に立てなくなるので、怪我が一番こわい。日々、マッサージやトレーニングでケア。踊りのことと同時に体をケアしていて、それが50%くらいを占めているかもしれない。海外の踊り専門に治療する方のYouTubeを見ている。それと、血液と酸素が今の私のテーマとなっている。
金森さん: 基本はもっとよく踊りたい、もっと長く踊りたいという気持ち。ケアした方がそれに近付ける。若い頃は寝りゃあ治るみたいなところがあったが、ケア自体も楽しめるようになると、ただ苦しいだけじゃなくなる。

☆Noism 20周年。とても幸せな公演だった。これからのことを聞かせて欲しい
山田さん: 本番は本番で、20周年とかはあんまり関係なかった。よく区切りとかという言い方をされるけれど、今日を精一杯やるとか、今日の課題を明日にとかは変わらない。
地域活動部門では、学校公演を行って、長い時間をかけて浸透させていくのがミッション。
井関さん: 20周年と言われるが、ただ20年が過ぎただけ。それによって、何か成し遂げたという実感はない。今回、メンバーと一緒に踊っていて、全員の目を見て踊っていると、魂が通い合った、嘘じゃない目をしていた。それを求めていた。『Amomentof』で見たみんなの目がホントにピュアで、始まりの一歩に思えたし、これからへの確信を得た。
金森さん: 全ての可能性はここにある。20年間続けてきたことの実績に価値がある。この舞踊団の素晴らしさと可能性。どこにこの身を賭けて、どういう判断を下していくか。その根底にあるものはずっと変わらない。新潟と世界を繋ぐことである。明日もチケットはちょっとだけあるそう(笑)。
井関さん: 公演回数が増えるように(笑)。公演回数を増やしましょう(笑)。

…といった具合で、約30分間の楽しいアフタートークでした。金森さん、井関さん、山田さん、お疲れのところ、どうも有難うございました。

そして、皆さま、今後、「公演回数が増えて」いくためにも、「ちょっとだけある」明日のチケットがソールドアウトとなって欲しいものですね。そのため、まだご覧になっておられない方、或いは、既にご覧になった方、どちらも明日、かっちりした予定が入っていない向きはご購入(ご鑑賞)のご検討をお願いいたします。20周年記念公演の2演目は観る度、新鮮な感動が待っていますゆえ。では、新潟公演楽日にお会いしましょう。

(shin)


新潟と黒部から世界へ♪『セレネ、あるいは黄昏の歌』圧倒的な世界初演!

2024年5月18日(土)、早い時間帯から既に夏の訪れを思わせる陽気に、気分も爆上がりのなか、『セレネ、あるいは黄昏の歌』を観るべく、車を運転して、新潟市から黒部市を目指しました。

天気予報によれば、開演時刻19時の黒部市は「晴れ」で、気温は20℃とのこと。昨年公演(『セレネ、あるいはマレビトの歌』)時の予想気温が19℃だったことを考え合わせますと、「やはり今年も『冬装備』までは必要ないな」と安心していられたような塩梅でした。

快晴の黒部市を少しだけ楽しんだ後、宮野運動公演駐車場に車を駐めて、16:15のシャトルバス第一便の到着を待ちます。やがてやって来たバスの車体に「YKK」の文字が見えるのも昨年と同じでした。その車窓からサポーターズ仲間が手を振ってくれるのを目にしたところから、私も一気に「セレネ」モードに切り替わることになりました。

前沢ガーデンに到着し、バスを降りると、総合受付まで早足で移動して、16:30開始の受付に向かいました。無事に若い番号の整理券が貰えたことにホッとし、そこから先、入場への整列時間(18:40)までは見事なランドスケープと澄んだ空気のなか、サポーターズ仲間たちとアレコレ話しながら、ゆったりとした時間を過ごしました。

そして18:40、整理券の番号順に整列すると、スタッフに先導されて屋外ステージへと移動します。私は若い番号の整理券を得ていたため、最前列正面の席を選んで座りましたが、半円が迫り出す舞台を見下ろすかたちの定員300名の客席は、どこに座ってもよく見えることは間違いありません。(そうは言っても、私が座った席からは、ラスト付近で、井関さんの瞼や睫毛の微かな震えなどもじっくり見えたりして、特別感が半端なく、もう堪りませんでしたが。)

客席から黄昏時の空を見上げてみましたが、生憎、月も星も見ることは出来ませんでした。それもその筈なのかもしれませんね。そこから約1時間のあいだ、月も星も地上に、黒部の地の白く塗られたステージ上にあった訳ですから。

定刻ピッタリの19時、「黒部シアター2024春」Noism0+Noism1『セレネ、あるいは黄昏の歌』がスタートしました。

冒頭、マックス・リヒターによって「リコンポーズ」されたヴィヴァルディの『スプリング(春)』に乗って、まずはバレエ色濃い滑り出しです。頻出する多彩なリフトの数々に目を奪われることでしょう。掲げられては下ろされる身体、そのニュアンスの豊かさはまさに金森さんならでは。うっとり陶酔するのみです…。

そこから先は息つく暇もなく、ドラマティックな展開が待ち受けているのですが、ネタバレしてはいけませんので、細かく立ち入ることは控えます。(まあ、簡単に纏められるようなものでもないのですが。)前沢ガーデンのランドスケープと相俟って感じた(あくまでも個人的な)印象のみ、少し記しておきます。

自然の「掌(たなごころ)」のなかに身を置く人間。或るいは、自然の「掌」のなかに人間を捉えようとすること。その2者、対立関係にあるのではなく、あくまでも前者が後者を包含する関係にある2者。時に極めて暴力的でさえありながら、同時に、何にも忖度することなく、何をも飲み込み、平然と動的な平衡を保つ自然。巡る季節、回帰とそして再生。

最近、そうした視座において、強い親近性を感じた映画がありました。それは濱口竜介監督の『悪は存在しない』(2023)という作品です。前沢ガーデンのランドスケープと音楽からインスパイアされて、舞踊を切り口に、巡る季節のなかに人間に迫ろうとする金森さんに対して、濱口作品の方は自然の御し得ず、より「仮借ない」側面をクロースアップして描いていますが、大きく重なり合い、相補関係にある2作品とも言えるのではないかと思います。まだ濱口監督の『悪は存在しない』をご覧になっていない方はそちらも是非ご覧頂けたらと思います。

この日の公演に戻ります。圧倒的な1時間でした。見終えてすぐには、誰もが言葉を失うくらいに圧倒されてしまっていた様子でした。カーテンコールは一度きり。ですから、客席は誰ひとり、我を取り戻し、「ブラボー!」と叫ぶ余裕すら与えられなかった、そんな感じではなかったかと。

公演後、黒部舞台芸術鑑賞会実行委員会の堀内委員長が登壇して挨拶されるなかで、この作品を絶賛され、「黒部から世界へ」との期待を言葉にされたのみならず、金森さんも舞台上に呼び、衆人環視のなかで、「来年もまた来てください」とのオファーを出すに至っては、満席の観客から大きな拍手が寄せられていました。

金森さんが、「舞踊家たちの渾身も既にここにはなく、既に皆さんの記憶のなかにあるのみです」と、舞台の「一期一会」性を口にされたとき、観終えたばかりの者たちは皆、この黄昏時に共有し得た「刹那」のかけがえのなさを、そしてその僥倖を噛み締めていた筈です。加えて、金森さんは、昨年上演した『セレネ、あるいはマレビトの歌』を来年、欧州で、という話があることにも触れましたので、堀内さんが期待するNoism Company Niigataにとって、世界への「2つ目のルート」も稼働準備段階にあることはどうやら間違いないことのようです。

それにしましても、昨年の「マレビト」といい、今年の「黄昏」といい、あの前沢ガーデンのランドスケープのなかで観ることの豊穣さは「一生もの」と言っても過言ではありません。本日は当日券の販売も若干枚予定されているとのことですから、検討中の向きは是非ご覧ください。この後、6月、7月の「20周年記念公演」では屋内で観ることになる「黄昏」、それとはまた別物の舞台に心底圧倒される時間が待っています。まだまだ間に合って駆け付けられる方も多い筈。みすみす見逃す手はありません。是非、是非、是非♪

(shin)

「全米桜祭り」において、ワシントン・バレエ団に金森さんが新作を演出振付の報せ♪

皆さま
前回の記事中、「冬の『金森穣祭り』」と書いておりましたところ、
1/30になって大きなニュースが飛び込んできました!
Noism公式からの次の報せです。

>アメリカ・ワシントンで開催される全米桜祭りにて、金森穣がワシントン・バレエ団へ新作を演出振付いたします。

こちら、Noism Web Site でご確認ください。

そして金森さんご自身も、X(旧Twitter)アカウントで触れておられます。併せてご覧ください。

「全米桜祭り」にむけた新作(『SAKURA』)の演出振付です。なんともめでたい!なんとも誇らしい!
日時は、「2024年3月23日(土曜日)17時~18時30分(米国東海岸夏時間)」。YouTubeでの生配信もあるとのことですから、嬉しいですね!またひとつ「新潟から世界へ」です!こちらも観なくちゃ!
そうなればもう「金森穣祭り」は春までずっと続いていくという認識が正しいかと。
もうワクワク続きですね。

(shin)

これは間違いなく羨望の的にして嫉妬の対象!「さわさわ会」誕生会・懇親会♪

2023年11月4日(土)の新潟市、イタリアン・Bit新潟店(3Fフロア)。霜月というのに寒さなどとは無縁の夕刻。前日にお誕生日を迎えられたタイミングで総会(18時)、及び誕生会・懇親会(18時30分)が開催されたのは「さわさわ会」。そうです、舞踊家井関佐和子さんを応援する会の会員たちが集い、誠に賑々しく、それでいて、とてもアットホームな得難い時間を過ごしたのでした。

常に私たちにとって憧れの視線の対象であり続ける井関さん。そのお誕生日をお祝いする会を、金森さんとともに、そしてNoism設立に大いに力のあった前新潟市長・篠田昭さんや当時の事業課長・田代雅春さん(現・秋葉区文化会館館長)も交えて、美味しいお料理とお酒を囲みながら執り行い、和気藹々の時間を過ごした訳ですから、もうこれは間違いなく羨望の的にして嫉妬の対象であると言い切ってよいかと思われます。

左から田代雅春さん、古俣舞愛(「舞衣子」)さん、篠田昭さん

私たちの憧れ、「新潟の誇り」にして「新潟の宝」をお迎えして、みんな終始笑顔でお誕生日を祝って過ごす時間のその贅沢さ。例えば、ワタクシ(shin)目線で切り取っても、ブログ用に写真を撮ろうと立ち上がった私に金森さんが視線を送ってくれたかと思うと、続けて唐突に「今日、日本シリーズ見なくていいの?」と(気を遣って、敢えて)弄って貰えるような一場面があったりと、(「日本」を一足飛びで超え出る、生「新潟から世界へ」と過ごす時間でしたから『おーん、そらそうよ』気分でしたし、実際、結果的には見なくてよかったのでしたし、)それはそれは幾重にも親しみに覆われた得難い空間がそこにはあったのでした。豊かな心持ちで浸り切りました。

ここから先はそんなふうにして撮った写真を以て、この夜に体感した溢れる贅沢さの一端でもお伝えしようと思います。(『かぐや姫』東京公演楽日に撮れなかった井関さんのピース写真を再びお願いして撮らせて貰ったものも含まれています。リベンジできて安堵です。)

来年度の「さわさわ会」総会・誕生会・懇親会について、会長の齋藤正行さんから実に斬新で、物凄く楽しいだろう計画も披露されましたし、この親密で開かれた会にあなたもご加入されては如何でしょうか。この贅沢さ、誰にとっても、きっと「プライスレス」です。(キッパリ)

齋藤正行「さわさわ会」会長を出待ちするの図

(shin)