メール取材日:2025/01/18(Sat.)&01/25(Sat.)
皆さま、この時期(1月も下旬)になっちゃって、もうそんな空気感も失せてしまってはいますが、それでも、今年初めてのブログ更新でありますので、そこはご容赦願うこととして、やはり、このご挨拶から。「明けましておめでとうございます。今年も当ブログをよろしくお願い致します」ってことで、新年一発目は「ランチのNoism」。その第24回にご登場頂くのは、兼述育見さん。どんなランチをお召し上がりでしょうか。それではいきましょう。
♫ふぁいてぃん・ぴーす・あん・ろけんろぉぉぉ…♪
「円環」後半のツアーを控えたNoismの面々に昼がきた!「ランチのNoism」!
*先ずはランチのお写真からです。

一応、手前の「台形」にピント合ってますけれど、
背後のふたりも目を惹きますねぇ。
*これはあれですよね、あれ。ってか、後ろのふたり、不自然過ぎません?絶対、仕込んでますよね。
-でもまあ、「ランチのNoism」だけに、手前の物について訊かなきゃなんで…
1 今日のランチを簡単に説明してください。
兼述さん「塩昆布入りおにぎりです」
-おにぎりの具は塩昆布のほかにどんなものがありますか。
兼述さん「久世福商店のしゃけしゃけめんたいが好きです!」
*あのお店、全国の美味しそうなものばかり並んでますよね。
-あと、おにぎり、海苔を巻いたりはしませんか。
兼述さん「パリパリの味付けのりが好きなので、お昼のおにぎりには巻きません」
*なるほどです。
-それから、おにぎりに併せて、お味噌汁とかお茶とか水分も摂られていると思うのですが、その点についても教えてください。
兼述さん「ケータリングの麦茶を飲んでいます。 お味噌汁いいなと思うのですが、洗い物が出るのが面倒なので… 。 おかずでいうと、納豆に憧れています。においが苦手で食べられず、克服したいと言い続けて一年以上経ちました…笑」
*なるほど。あのにおい、私など全く気になりませんけれど、西日本の出身の方々(兼述さんは岡山のご出身)には高い壁になっているところがあるのでしょうね。何とかその納豆の壁を突き崩して憧れが叶う日がくることをお祈りいたします、ハイ。

「ハカ(ウォークライ)」の文字と笑顔とに目がいきがちですが、
ここでもまたメインはその手前です。
*のっけから色々と教えて頂き、有難うございます。で、ええっとですね、でも、こ、これだけ?…そんな感じなのですが。ほ、ほかは?…って言いたい気持ちもあったりして…。
-そして、ここもいつもと同じ質問しなきゃですよね。では…
2 誰が作りましたか。普通、作るのにどれくらい時間をかけていますか。
兼述さん「休みの日に1週間分作り置きしています」
*???
-その「1週間分作り置き」ですが、1週間分のおにぎりを一度に作って、冷凍でもするのでしょうか。
-で、その際、中の具をいくつか変えて握ったりなどはしないのでしょうか。食べる時に、何が出るか、「ロシアンルーレット」みたいで楽しいのではないかと。(でも、まあ、基本的には、ランチにそうした楽しさなど無用かもしれませんけれど…。)
兼述さん「 1週間分ラップで握って、冷凍しています 。 中身を変えるのは、考えたことがなかったです! たぶん私は毎日同じでも楽しめちゃうのと、中身を変えるのをめんどうくさがっている気がします」
*そうなんですね。それ、最強の「タイパ」って感じがしますね、うん。
3 ランチでいつも重視しているのはどんなことですか。
兼述さん「手早く炭水化物が取れることです。 あと、作るのが簡単で洗い物も出ないことも重要です」
*はい、もう「タイパ」、ここに極まれり、って感じですね。
4 「これだけは外せない」というこだわりの品はありますか。
兼述さん「お米です!!」
*そうでしょうとも、そうでしょうとも(笑)。お米、ザ・シンプル。ええ、そうでしょうね。その筈です。
-で、そのお米へのこだわりというのは具体的にどんなことでしょうか。銘柄や産地でしょうか。そのあたりを教えてください。
兼述さん「以前は銘柄や産地にこだわりなく値段を見て色々食べていたのですが、やっぱり新潟県産の新米を食べると粒感が全然違って感動します!」
-やっぱり美味しいですよね、新潟のお米。
兼述さん「美味しいです!!! 毎日もりもり食べています!!!」
*ここで、ひとつ、お米についての最近の私のこだわりも聞いてください。それは料理研究家・土井善晴さんの炊き方なのですが、(1)お米を手早く数回研いで、水が透き通ってきたら、(2)ザルにとり、真ん中をくぼませるかたちにして、30、40分くらいお米に吸水させてから、(3)炊飯器の「早炊き」モードで炊くというものです。「もうみずみずしくて、まるで風呂上がりのような、ピカピカつやつやしたごはんができる」と土井さん。やってみると、意外と手軽に美味しいごはんが炊き上がりますから、試してみて欲しいです。脱線、すみませんでした。是非これご紹介したかったもので。
5 毎日、ランチで食べるものは大体決まっている方ですか。それとも毎日変えようと考える方ですか。
兼述さん「基本的に毎日同じです。 こうた(=中尾洸太さん)に、「よく毎日同じもの食べられるね」と言われましたが、白米好きなので全然飽きません!Noism2の頃から毎日おにぎり食べています!」
*Noismに入ってから、毎日おにぎり、と。わかりました。
6 公演がある時とない時ではランチの内容を変えますか。どう変えますか。
兼述さん「公演の時も同じですが、スケジュールによって、おにぎりの大きさを調整します」
-県外公演などの際も、おにぎりだとすると、コンビニなどを利用されるのではないかと思われますが、好んで買われるおにぎりはどんなものですか。
兼述さん「ツナマヨ、明太マヨおにぎりをよく買います。昔はマヨネーズが嫌いだったのに、気がついたら大好きになっていました!」
-スケジュールによって変わるおにぎりの大きさについても、具体的にどんな変わり方をするのか教えてください。
兼述さん「本番前は、差し入れのお菓子もたくさん食べるので少し小さめにしたり、夜が遅い本番の時は、一日が長いので大きめにしたりします」
*それらを見越して、1週間分を作ってるのですね。なるほどお見事です。
7 いつもどなたと一緒に食べていますか。
兼述さん「光くん(=坪田光さん)、りおさん(=三好綾音さん)、なっちゃん(=太田菜月さん)、糸(=糸川祐希さん)、あきらくん(=樋浦瞳さん)、こうたとテーブルを囲んで食べています」

兼述さん、すぐ食べ終えちゃいますよね、これだと。
8 主にどんなことを話しながら食べていますか。
兼述さん「みんな食べ物の話が好きなので、美味しいご飯屋さんや、前の日の夜ご飯などの話が多いです。最近は美容室や映画の話も出たりします」
-(1)兼述さんの、(2)他のメンバーの、それぞれお勧めのご飯屋さんについて、差し障りのない範囲で教えてください。
兼述さん「(1)ここ2年ほどお蕎麦が好きで週末はよくお蕎麦屋さん巡りをしています。その中でも西区にある蕎都(きょうと)というお店の鴨汁そばが好きです!お蕎麦の香りが良く、蕎麦湯もとろとろで何杯も飲んでしまいます。
(2)衣裳の山田志麻さんに教えていただいた、タイファイタイフードというタイ料理のお店が、行ってみたら大ヒットして何度も通っています!タイのスパイス漬け鶏肉ガイヤーンと、タイチャーハンのカオパットクンが私のお気に入りです」



*「ガイヤーン」、「ガイ」は「鶏」、「ヤーン」は「焼く」って意味だそうで、タイ東北部の鶏肉を炙り焼く伝統料理なんだとか。で、「カオパットクン」の方は海老炒飯、どちらも初知りです、ワタクシ。
-あと、映画についても、(1)兼述さんのお勧めの作品、(2)お話に出てきたもので観てみたい(或いは、実際に観て面白かった)作品、それぞれいくつか教えてください。
兼述さん「(1)実写版の『美女と野獣』、『アラジン』は歌と世界観が好きでどちらも映画館に2回観に行きました!
(2)なっちゃんが、『ライオン・キング:ムファサ』を2回観ていて、歌が良くて、何度でも観たいと言っていたので気になっています。あと、3月に公開される『ウィキッド』が気になっています」
*有難うございます。ミュージカルやディズニー系がお好みと理解いたしました。
9 おかずの交換などしたりすることはありますか。誰とどんなものを交換しますか。
兼述さん「おかずの交換などは、特にしません」
*ですよね、ですよね。そうとしか考えられません(笑)。お約束の質問とはいえ、失礼しました。
10 いつもおいしそうなお弁当を作ってくるのは誰ですか。料理上手だと思うメンバーは誰ですか。
兼述さん「基本的にランチはみんな質素なご飯ですが、光くんがよく休みの日に凝った料理を作っていて、すごいなと思います!」
-坪田さんが休みの日に作る「凝った料理」とはどのようなものですか。印象に残っているものを教えてください。また、実際に振る舞って貰ったりもするのでしょうか。
兼述さん「筋子をほぐして、いくらの醤油漬けを作ったそうです!とんでもなく手間のかかる料理を平気でやってしまうのが本当に尊敬します。 いつも写真見せてくれて話をしてくれますが、まだ一度も食べさせてもらったことはないです。ひかるくん曰く、人に振る舞うのには勇気がいるらしいです笑」

*これは手が込んでる!坪田さん、ホント凄いですね。坪田さんが勇気を出すのに一役買いたいものです(笑)。
それにしても、色々と画像でご紹介頂き、とてもよくわかりました。有難うございました。
最後は兼述さんから頂いたメッセージです。
■サポーターズの皆さまへのメッセージ
「いつも温かい応援、ありがとうございます。これからもより良い舞台をお届けできるよう、日々精進していきますので、どうぞよろしくお願いいたします!」

もう1週間ほどして、「如月」の声を聞きますと、昨年末の新潟でその幕を開けた「円環」のツアーも再開して、滋賀(2/1)と埼玉(2/7,8,9)の舞台で踊るNoism。兼述さんも、88(八十八)の手間をかけて育てられたお米由来のパワーを全開に、駆け抜けたり、段ボールを被ったり踊ってくれることでしょう。楽しみです。
で、そんな稽古に余念がない慌ただしい時期に、まさに余念のもとでしかない取材にご対応頂き、感謝しかありません。兼述さん、ご馳走様でした。
と、こんなところで、「ランチのNoism」第24回はここまでです。今回もお相手はshinでした。
(shin)