FM-NIIGATA「NAMARA MIX」に井関さん登場♪(2024/11/05)

ホント急に気温が下がった2024年11月5日(火)、その夜のFM-NIIGATAのラジオ番組に、こちらは予定通り、井関さんが登場されました。それは、「NAMARAがにいがたをかき混ぜる」番組「NAMARA MIX」(毎週火曜日19:00~20:55)

「新潟お笑い集団NAMARAによるNAMARAのラジオ!様々なゲストやコーナーをNAMARAがMIX! 出来上がりは誰にも分からないけれど、もしかしたらスゴイものが生まれるかもしれない番組!」だそうで、その第136回放送の中の、「NAMARA MIX 30分1本勝負」(20:14頃~)というコーナーに事前収録での出演でした。

「新潟で何かに立ち向かう挑戦者をお呼びして、本音で意見を交わし合う」というそのコーナーで、井関さんはこの日の「青コーナー」の「挑戦者」として招かれたのでした。

この日の放送では、開始のゴングとともに、ふたりのパーソナリティ(江口歩さんとオダニハジメさん)とのやりとりで多岐にわたるお話しを聞くことが出来ました。少しだけそのご紹介を試みたいと思います。

*新潟市に日本で唯一の公立劇場専属舞踊団Noism Company Niigata。その凄さは伝わっているか?
*欧州の劇場におけるプロの舞踊家。給料を貰って踊って、40歳になると生涯、年金の支給がある。
*Noism20周年記念公演「Amomentof」。井関さん、25歳が45歳に。でも、考えると一瞬だった。
*各地方独自のものを創っていくべき。従来の舞踊部門の予算の使い途を変えることでNoismは始まった。
*国際活動部門芸術監督: Noism0とNoism1の芸術監督という割り振り。
*新潟市のインバウンドとNoism。新潟市に利用して欲しい。東京を介さずに海外から新潟市にNoismを観に来てくれるようになることが夢。
*「元気のある地方都市は、行政・経済人がアートや芸術家に力を入れている」(江口さん)
*新潟市からの補助金のほか、国からの助成金を得て、更に協賛を募っての運営。それでも年齢が若いメンバーはかつかつの暮らし。給料を上げてあげたい。
*3歳から踊ってきた。身体の使い方が変わってきて、「50(歳)が全盛期かな」(井関さん) 動きの意味がわかってくる。身体と精神の一致。

---ジョン・アダムス『ザ・チェアマンダンス』(Noismレパートリー『過ぎゆく時の中で』使用曲)が(一部)オンエアされる。---

*「円環」トリプルビル: 近藤さん演出振付の『にんげんしかく』。(井関さん、2005年には近藤良平さんのコントをやっている。)宮河愛一郎さん、中川賢さんもゲストで出演し、井関さんと山田勇気さんと踊る『Suspended Garden』。Noismレパートリー『過ぎゆく時の中で』。
*振付家のスタイル: 精密なカウントで事細かに振り付ける金森さん。ダンサーに「やってみて」って言って、「ああ、いいね、それ」ってする可能性もあるのが近藤さん。
*バレエを基礎にしていて、「モダン・バレエ」「モダン・ダンス」のようなNoism。基礎が必要。基礎があれば自由にやってもきまってくる。
*Noismメソッド: やることが決まっていて、それにのっとって、自分の身体を見つけていく作業。トレーニングで意識を身体に入れていく。
*感覚は自分のもの。感覚は共有できない。それが舞台と繋がってくる。
*Noismの30周年は?: 「もっとお客さんが来て、新潟市がもっと盛り上がって、世界とダイレクトに通じているようになるために、今、どう動いていくか…。それがあと10年くらいで出来たら最高」(井関さん)

終了の合図のゴングが鳴り、NAMARA代表・江口さんの総括: Noismを知らないということを、まだ観ていない人たちはいずれ後悔する日がくると思う。是非、生の目撃者に。

…といったところでしたでしょうか。聴いた人たちはみんな、もうリアルにKOされてしまって、12月からの「円環」トリプルビルへの期待に胸を踊らせることになった筈です。よいお席はお早めにどうぞ。
以上、ご報告とさせて頂きます。

(shin)


「FM-NIIGATA「NAMARA MIX」に井関さん登場♪(2024/11/05)」への2件のフィードバック

  1. shinさま
    詳細ありがとうございました!
    佐和子さん、おつかれさまでした!
    久しぶりにお声が聞けてうれしかったです♪

    ほんと、新潟市と新潟経済人、もっとNoismを押し(推し)てほしいです。
    Noismを活用して元気な新潟市になってほしいですね♪
    (fullmoon)

    1. fullmoon さま
      コメント有難うございました。
      楽しいやりとりが聴けて嬉しかったですね。

      あと、行政・経済人にもっともっとアートを、なかんずくNoismをサポートする姿勢、期待したいですよね、ホント。

      で、各所で話してきたことですが、次の事柄を実現して欲しいと思っています。
      ①JR新潟駅構内の観光案内センターに常時Noismのチラシを置くためのラックの設置。(+ポスターの掲出。)
      ②来県者を迎える玄関口である同駅と新潟空港にNoismのウェルカムボード。(アナログなものでも、デジタルサイネージみたいなものでも。JR新潟駅ならば、既存の大型ビジョンの利用で済む。)
      ③市役所ほか、市内の全支所・全出張所でのNoismポスターの掲出。

      どれも、あまりお金がかからないものばかりです。必要なのは、良い意味でNoismも「利用」して、新潟市を盛り上げていこうという気持ちだけかと。「文化発信都市」新潟市、是非ともお願いします!
      (shin)

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