3歳の私はバレエスタジオの外で母の足にしがみついて大泣きしていました。
なんとも苦い思い出ですがこれが踊りに触れた最初の記憶です(笑)。
残念ながら楽しい記憶ではないのですが、お稽古の日は毎回のように泣いていたと母が話していました。

そんな状態で長続きするはずもなく1年程でバレエはやめてしまいましたが、小学校5年生の時、友人がバレエを習っているのを見て自分も踊りたい!と思い、母にもう一度バレエを習わせてほしいと頼みこみました。
母は一度やめているバレエをまた始めてもすぐにやめてしまうのでは、と簡単には始めさせてくれませんでした。私は何度も何度も踊りたい事を伝えてやっとの思いで許しをもらい、習い始めました。
ここが本当の”私がダンスを始めた頃”になると思います。
3歳の頃にバレエをかじったとはいえほとんど記憶もない頃だったので、がちがちの初心者です。クラスの中では何が何だかわからず、とりあえずやってみる精神で真似していたのを覚えています。記憶力や頭を使う力がついてきていたので私にとっては良いタイミングだったのかもしれません。
時を見計らって踊りを辞めさせてくれた母にも始めさせてくれた母にも感謝しています。

その後高校2年生の夏からイギリスのCentral School of Balletに留学し、たくさんの知識、様々な文化にふれることができたのは全て今に繋がっています。

人との巡り合わせと運に恵まれてきた人生です。感謝を大切に、そして自分自身に素直に踊りを続けていきたいです。
(はるきありさ・2001年東京都生まれ)
春木 さま
原稿並びに写真、有難うございました。
頂いた原稿を一読し、「えっ?!」と思ったのは、幼い日の春木さんがお稽古の日には毎回のように泣いていたという話。これまでのこの連載では、あまりなかった類のものだったからです。
でも、その後、自らの意志で選び取られた再スタート以来、今日のNoismまで続いているのですね。で、巡り合わせと運とに恵まれてきたことに感謝する気持ち、誰にとっても大事なことですよね。行間も沁みてくる思いです。
奇しくも、今は黒部シアターでのパフォーマンス直前という時期。私が春木有紗さんに関して強烈な印象として残っているのは、2023年5月に、当時、Noism2メンバーでありながら、同黒部シアターでの『セレネ、あるいはマレビトの歌』に抜擢起用されたこと!まさに彗星のように登場された記憶です。これからのご活躍にも大いに期待しています。
(shin)
春木さま
原稿・写真、ありがとうございました♪
3歳の頃のお話、shinさん同様、ビックリです!
でもご自分がやると決めてからは、とてもいい感じですね♪
控えめだけれど芯がある春木さん。
これからもますます輝いてください✨
(fullmoon)