Noism情報&井関佐和子さん新ブログ始まります♪

今年もあとわずか。
Noismはサプライズ続きですね!

◆12/15-17『NINA』新潟公演での、井関佐和子さん『Swan』上演!
うれしい驚きでした♪

◆そして2018年1/17、『NINA』埼玉公演関連企画として金森さん・井関さんによるワークショップがさいたま芸術劇場で開催されます!
http://noism.jp/repertoire_ws_nina/

★ここでNew情報!
新潟日報モアブログ終了(今年5月末)につき、しばらく佐和子さんのブログにお目にかかれませんでしたが、待望の井関佐和子さん新ブログが、さわさわ会ホームページで近日公開予定となりました!
http://www.sawasawa-kai.com/blog/
新ブログ、楽しみです!

◆2018年1/26-28、Noism2定期公演vol.9 りゅーとぴあスタジオB
http://noism.jp/npe/noism2_teiki_vol9/
山田勇気さん出演のラジオ放送によると、前半はNoismレパートリーからいくつかの作品を抜粋で繋げた作品で、後半が島地さん新作だそうです。
新メンバー4名は初お目見え。
初日はすでに残席わずか。チケットはお早めにどうぞ!

◆続いて2/4、対話による公開講座『柳都会』vol.18
会場がスタジオBから能楽堂に変更になりました。
http://noism.jp/npe/ryutokai_18/
茂木健一郎×金森穣、どんなお話になるのでしょうか??

◆2/17,18 『NINA』埼玉公演
http://noism.jp/npe/n1_nina2017_saitama/
あのNINAに会える!
ぜひご来場ください!
『Swan』はどうなるのでしょうね。現時点では発表されていません。

◆3/4 Noism2オーディション開催(募集締切2/22)
http://noism.jp/notice-noism2-15thseason/

◆男性舞踊家 随時プライベートオーディション受付中
http://noism.jp/audition-notice-noism1-15thseason/

◆4/28-30 『Mirroring Memories−それは尊き光のごとく』(仮)
〈上野の森バレエホリデイ2018〉Noism1特別公演 東京文化会館 小ホール
http://noism.jp/npe/noism1_ueno_balletholiday2018_mm/
これには驚きました!電撃発表!金森さんも出演します!!
Noismレパートリー10作品から選出したシーンと、金森さん自身が出演する新作から構成するオムニバス作品を特別上演!

◆7/6-8 Noism×SPAC 劇的舞踊vol.4『ROMEO & JULIETS』http://noism.jp/npe/romeoandjuliets/
これに驚いていたら、上野の森公演があとから出てきて2度びっくりしました。
SPACと一緒の劇的舞踊公演。
ロミジュリですよ!
(ジュリエットの複数形が謎)

ツアーも!!
富山公演:7/14オーバード・ホール(富山市芸術文化ホール)
静岡公演:7/21,22静岡芸術劇場
埼玉公演:9/14-16彩の国さいたま芸術劇場〈大ホール〉

◆7月末(予定) Noism2特別公演2018
元Noismメンバーで現在はダンスカンパニーLasta主宰の櫛田祥光さんが新作を演出振付します!
http://dancecompany-lasta.com/

◆7月(予定) Noismサマースクール 舞踊経験者対象 金森穣直接指導

◆11月末-12月初旬(予定)Noism2定期公演vol.10

◆2019年1-2月(予定)Noism1新作公演

てんこ盛りのスケジュールですね!
http://noism.jp/

ほか、掲載情報として、

SWANマガジンvol.50(2017冬号 平凡社)
40-41ページに金森監督の『NINA』インタビュー記事が掲載されています(インタビュアー亀山和枝)。

月刊にいがた1月号
125ページNoism1リレーコラム、ぐるっとまわって今回は井関佐和子さん。
ちなみに「観客として舞台を観るとき、どんなところに注目していますか?」という質問にこたえていますよ。

月刊ウインド1月号
・19ページ、11/15に開催された、近藤誠一トークシリーズ「訊く」市山七十世×金森穣、の感想と、11/19の「さわさわ会懇親会・誕生会」レポート・写真が掲載されています(担当 久志田渉)。
・20ページ、映画にまつわる「Voice of Noism」 vol.3は、池ヶ谷奏さん「飛行機で大号泣!!」

ちなみに今月12月号は22ページに中川賢さんのコラムvol.2、「最近のおすすめ」が掲載されています。
中川さんの好きなジャンルは「ヤバい感じがする映画」だそうですよ。
同ページには会員さん2名による他公演のご感想も!

どうぞお読みください♪

閑話休題:

■特別展示 mikkyoz012

開催期間:2018年 1月23日(火)~2月4日(日) 9時~21時 月曜定休
会場:砂丘館ギャラリー(蔵)
料金:観覧無料 主催:砂丘館

新年恒例、遠藤龍さん(Noism映像・写真担当)と音響の方によるユニット、mikkyozの特別展示です。
https://www.sakyukan.jp/2017/12/6158

■劇団ピンクドクロ 第6回公演
『Happy Hour戌』
http://aiichiro-miyagawa.com/

元Noism1宮河愛一郎&藤井泉、ピンクドクロ6度目の登場!
+新潟出身の俳優 河内大和の3名が出演。

1/25 (木) ①19:00開演
1/26 (金) ②17:00開演 ③20:00開演
1/27 (土) ④14:30開演
1/28 (日) ⑤19:00開演

会場:カフェムリウイ(世田谷区祖師谷4-1-22-3F)
http://www.ne.jp/asahi/cafe/muriwui/

料金:3000円(ドリンク代別)開場は開演の30分前
上演は1時間を予定。
✳各回定員30名なのでご予約はお早めに

チケット受付:pinkdokuro@gmail.com

演劇に踊りに大活躍の宮河さん、久々のピンクドクロ公演です。
なのに、Noism2公演としっかりかぶっていますね。。
木曜に行くしかない!

■『NINA』新潟公演のご感想をご紹介します。

・いぽぽぽぱんぱさんのブログ
https://ameblo.jp/ipopopopanpa/entry-12337404250.html

・いちかっこジョバンニさんのブログ
http://clothoiddiary.blog.fc2.com/blog-entry-997.html

いぽぽぽぱんぱさんはサポーターズ会員さんです。
こんな記事も。
https://ameblo.jp/ipopopopanpa/entry-12331891561.html
いぽぽぽぱんぱさん、どうもありがとうございます。

皆様、来年もご一緒に、金森穣Noismをますます応援してまいりましょう!!

どうぞよいお年を♪
(fullmoon)

近藤誠一トークシリーズ「訊く」、金森さんゲスト登壇!   Noism2定期公演 チケット発売 今週末!

近藤誠一トークシリーズ「訊く」第5回
日本舞踊は世界に通用するか

日時:11月15日(水)15:00~17:00
会場:りゅーとぴあ 能楽堂
入場料:一般3,000円 日本舞踊協会会員2,000円 学生2,000円(自由席・先着300名)
チケット取扱・問合せ:りゅーとぴあチケットダイヤル025-224-5521

近藤誠一氏のお話の後、日本舞踊×コンテンポラリーダンスと題して、市山七十世さんと金森さんがゲスト登壇。
伝統の継承と革新的創造、これからの舞踊の可能性を語り合います。
https://www.ryutopia.or.jp/performance/event/5130/

Noism2定期公演 vol.9
http://noism.jp/npe/noism2_teiki_vol9/
新作『私を泣かせてください』 
演出振付:島地保武
音楽:ゲオルグ・フリードリヒ・ヘンデル、岡直人
衣裳:山田志麻

Noismレパートリー 
演出振付:金森 穣
リハーサル監督:山田勇気

出演:Noism2
西澤真耶、片山夏波、門山楓、牧野彩季、三好綾音、
岩城美桜、森加奈、森川真央、鈴木夢生

日時:2018年
1月26日(金)19:00
1月27日(土)17:00
1月28日(日)13:30/17:00
※各回終演後に芸術監督と振付家のアフタートークを開催。(13:30開演回は除く)

会場:りゅーとぴあ〈スタジオB〉
入場料:2,000円(全席自由・整理番号付)

チケット発売日:一般11/18(土)、先行11/17(金)

チケット取扱い:
りゅーとぴあ(窓口・電話・オンライン)
チケット専用ダイヤル 025-224-5521(11:00-19:00,休館日除く)
イープラス

近藤誠一トークシリーズの3者鼎談、そしてNoism2定期公演、島地さんの新作も楽しみです。
Noism1『NINA』東アジアツアー、次は香港、11/24(金)!
その前にさわさわ会新潟懇親会11/19(日)♪
(fullmoon)

Noism2『よるのち』楽日、1日2公演を満喫

2017年6月25日(日)、Noism2特別公演『よるのち』楽日。
この日は早くから購入していた18:00の回に加えて、
頑張って20:00の回の当日券も手に入れ、2回観てきました。
否、単に観るだけの側が「頑張って…」などと書いたりするのは、
ホントおこがましいくらいに、大熱演の2公演でした。

前日(中日)18:00の回を観て帰路に着く私の心に、
何か後ろ髪を引かれるような思いが残ってしまっていたのです。
その正体とは、あれだけの舞台を1時間後にもう一度上演するなら、
「本当の『よる』」の時刻に『よるのち』を観てみたい、という血の騒ぎ。
同時に、20:00の回を見ようと入場していく人たちへの嫉妬心に似た気持ち。
それは、私だけでなく、多くの人に共通するものだったようです。
楽日、2公演の客席には、同じ顔ぶれが何人も見受けられたことが
如実にそれを物語っていました。
平原慎太郎さんと若き8人の「吸血鬼」に
嬉々として自らの血を差し出そうとする
まさに「被吸血鬼」の群れと言えそうです。(笑)

さて、話は少し脇へ逸れますが、
数多の「吸血鬼」もの映画が描いてきた、最も恐ろしい場面といえば、
いたいけで疑いを知らぬ美少女を捉えたカットに
背後から「吸血鬼」がフレームインしてくる場面と言い切って
間違いないでしょう。
そのシーンを成立させているのは、情報のギャップです。
「誰が『吸血鬼』なのか」という情報に辿り着けずにいる少女を、
とりあえず情報を手にし得る立場にある観客が見詰めることで、
そこにサスペンスが生まれることに説明は不要でしょう。

今回の『よるのち』の観客についてはどうでしょうか。
選んだ席によって見える場面もあれば、見えない場面もある。
それがかなり重要な鍵を握る場面であったとしてもです。
それこそまさに情報のギャップ。
私たち観客も、安穏として観ていられなかった筈です。
つまり、作品世界の時空が、私たちの現実世界を巻き込み、
浸食して拡がっていたのだと言えます。
私たちは作品の後半、鳥羽絢美さんが操る「妖力」の類いに
しっかり捉えられてしまっていたのではないでしょうか。
そのため、何度も進んで自らの血を差し出そうと
あの洋館に通い詰めた(或いは、通い詰めたくなった)のです。

初夏の怪奇譚。
全5公演中の4回、
彼女たちが示した、研修生カンパニーという以上の
見事なパフォーマンスを心ゆくまで堪能しました。
(細かいことですが、楽日20:00からの公演を観て、
早い回と遅い回とでは、カーテンの使い方が
違っていることも確認できましたし。)

しかし、あの「吸血鬼」たちであれば、
「またすぐにでも血を差し出したい」と、
なかなか血のたぎりが鎮まらないのは私だけではない筈です。(笑)
再演は難しいかも、ですけど。 (shin)

Noism2『よるのち』中日、「さ、噛むまでよ。噛むだけ。」

2017年6月24日(土)、Noism2特別公演『よるのち』中日は2公演の日。
前日に続いて私の2度目の鑑賞は、18:00からの早い回でした。
初日の舞台を観て、私に書き得る大概のことは既に書いてしまっているため、
今日は短めに。

(この投稿は、初日のコメント欄に載せていたものを、読みやすさに配慮して、
若干の加筆・修正を施したうえで、独立した投稿に改めたものです。
その点、お断りしておきます。)

前日はド正面、議場の「36番」椅子席に座ったのですが、
この日は角度を付けて、正面上手側最前列のクッション席を選びました。
すぐ前を、鳥羽さん、西岡さん、秋山さん、西澤さんはじめ若い身体が
空気を震わせながら妖しく舞い踊るのを直視できる席です。
臨場感たっぷりに、大迫力で舞台を満喫できる点で、ここ、お勧めです。

8人の若手舞踊家揃って、大熱演の『よるのち』。
2回目の鑑賞となるこの日は、
片山夏波さんのダンスに目を奪われました。
目の動き、表情を含めて、
まさに何かが降りてきて憑依し、彼女の肉体を借りて踊っている、
そうとしか思えないような凄みに溢れていました。
そして、ラスト、彼女が見せる象徴的な「噛む」行為は、
驚愕で、身震いがするほどです。

『よるのち』、この雰囲気たっぷりの舞台に向き合うのに、
何も難しいことを考える必要はありません。
作品中間部の鳥羽絢美さんの台詞「さ、噛むまでよ。噛むだけ」が
そのあたりを端的に表してくれているとも言えます。
身構えることなく、ただ見詰めるのみです。
私たち観客は目で「吸血」するのでしょう。
(もっとも、舞台での「吸血」行為も「噛む」かたちでは行われていませんでした。
それではどうやるのかというと、
冒頭の秋山さんの語りに表れる仕草からほぼ一貫して、・・・
おっと、それは書けません。見てのお楽しみということで。)

・・・しかし、そもそも観客は「吸血」する側でしょうか、
それとも、される側でしょうか。
PCの前でこれを打っている私は、
見終わるや否や、次が待ち遠しい気分になりました。
どうやら、「吸血」されて、
「一瞬の痛みだけを受け、実感なるものが作る世界から逃れる」(平原さんによる台本)
気分を味わい、「次の痛み」が待ち遠しくなってしまったのでしょう。

ご覧になられたみなさんはどんな印象をお持ちでしょうか。
コメント欄にてご紹介頂けましたら幸いです。
残すは、楽日の2公演。
未見の方は是非ともお見逃しなく。 (shin)

『よるのち』初日、新生面で魅せるNoism2

2017年6月23日(金)、Noism2特別公演、
平原慎太郎さん演出振付の新作『よるのち』初日を観てきました。

場所はりゅーとぴあのお隣にある建物、新潟県政記念館の議場。
コの字型に設えられた往時の議会席、その長机と椅子。
そしてその内周にキレイに据えられたパイプ椅子席と
正面には更に最前列としてクッション席が1列。
それらが描くコの字に囲まれた内側の床面が舞台です。
客席は多様な自由席ですから、
どの席を選ぶか迷いますが、
座る場所によって見えるものが異なってきます。

ほの暗い議場、
下手奥の壁に架けられた大きな柱時計が7時を刻むと、
情緒たっぷりに、かそけき鐘の音が数度聞こえてきます。
上手奥の「書記」席、今公演で退団される秋山沙和さんが
落ち着いた口調で真剣かつユーモラスに「公演中の注意」をしたかと思うと、
そのまま語り続けながら立ち上がり、黒いマットへと移動して、
公演内容へと繋がっていきます。
今回の『よるのち』は随所に言葉が語られる多弁な作品で、
「吸血鬼」を扱った野心作です。

作品中に触れられるように、世界各地で「吸血鬼」伝説は見出せるとしても、
「吸血鬼」と聞いて、真っ先に思い浮かべるのは、
やはり古城を舞台にした、「あの」ゴシックロマンスでしょう。
県政記念館の堅牢そのものの議場はぴったり。
更に、「吸血鬼」作品にあって、
血を吸われる美少女の存在も不可欠とするなら、
うら若きNoism2の8名はまさにぴったり。
両者を得て、新潟で、平原慎太郎さんが一ヶ月をかけて制作した
妖しい世界が立ち上がります。

鍛錬を重ねる身体であると同時の、弾力に富む若い肉体。
纏わり付く髪の毛、首筋、汗ばむうなじから、
胸元、背中、たくし上げられ露出する脇腹や突き出される臀部を経て、
足の付け根、太腿、白く浮かびあがる艶めかしい足先まで。
こぼれて突出する肉体の「隙間」、そのフェティシズム。
そして真っ直ぐ前のみを見詰める目を含めて、
若い血と永遠の生を巡って、たちこめる頽廃的な官能性。
文字通り、地を這う鳥羽絢美さんをはじめ、今回、8人の若い舞踊家が示したのは、
健康的に躍動する身体とは真逆に位置する、伏して悶え、喘ぎ、捩れる身体。
「吸血鬼」と、それにおののき、やがて蹂躙される美少女を観ることの愉悦。
禁断の倒錯性、或いは嗜虐性に浸る時間、それはまさに快楽。
そして、吸う側と吸われる側の反転する関係性、
加虐と被虐とが絡み合い、縺れるさまも見所のひとつで、
50分の公演が終わるその瞬間まで、次の展開の予想がつきません。
私たちは何を観ているのか、
そして今、ここが、いつでどこなのか、
それらが判然としなくなる感覚に痺れます。

かように書いてくると、「男性目線」優位の見方・書き方と思われるかもしれませんが、
そのあたりは、実際、どうなのでしょうか。
見入るうちに、性別を超えて、己の中に「吸血鬼」を見出すのが、
この妖しいゴシックロマンスの醍醐味ではないでしょうか。
女性の目にも同じように映じていたはず、と信じます。

若い(女性ばかりの)舞踊家集団であることを最大限取り込んだ
平原慎太郎さん書き下ろしの『よるのち』は、
ですから、Noism2の新生面を開く作品とも言えるでしょう。
今のNoism2が、今というこの時にしか生み出せない作品かもしれません。
演出振付の平原慎太郎さんが「吸血鬼」なのか、
Noism2が平原慎太郎さんの血をその8つの若い肉体で吸い尽くすのか。
飲むか飲まれるか、
その判定をしながら観るというのも一興でしょう。

終演後、会場でお会いした「Noism愛」では人後に落ちない方々から、
口々に、「shinさん、こういうの好きでしょう」と見透かされてしまうと、
やや書きにくい気持ちもあったのですが、
Noismサポーターズ(Unofficial)事務局「黒一点」(!)の私が、
この怪しく妖しい世界を観たまま、感じたままに書かせて頂きました。
不穏当な部分もあるかもですが、ご容赦願いたいと思います。(笑)

そんなスリリングな意欲作『よるのち』、
明日(土曜)、明後日(日曜)はそれぞれ2回公演。
各回、若干の当日券も出るとのことですし、
日曜日の2公演はまだ席に余裕があるとのこと。
私はあと2回観ます。
初日夜ののち、
今度はどの席に座ろうかと今からワクワク。

今までのNoism2とはひと味違った「若さ」が
観る者の目を魅了する今回の『よるのち』、
あなたの目にはどのように映りますでしょうか。
是非ともご覧ください。

追記
この作品が気になる方や平原慎太郎さんのファンの方に向けた嬉しいお知らせです。
会場にて、平原さんによる台本「舞踊戯曲『よるのち』決定稿」が
各回限定10冊、2,000円で販売中です。如何でしょうか。ご検討ください。
(shin)

Noism2特別公演 6月23,24,25日!

いよいよ今週末、金、土、日、Noism2公演『よるのち』開幕です!

Noism2特別公演2017『よるのち』

演出振付:平原慎太郎
音楽:熊地勇太 他
演出助手:渡辺はるか
出演:Noism2

日時:
6/23(金)19:00 × 【予定枚数終了】
6/24(土)18:00 × 【予定枚数終了】 
6/24(土)20:00 × 【予定枚数終了】
6/25(日)18:00 △ 販売中
6/25(日)20:00 ○ 販売中
※当日券の販売あり。各回開演の30分前より会場受付にて販売。

会場:新潟県政記念館(旧新潟県会議事堂)
料金:1,000円(整理番号付き自由席)

チケット大好評販売中です。
ぜひどうぞ!

閑話休題:

●2012年9月から1年間、Noism2に在籍していた土田貴好さんが、文化庁の新進芸術家海外研修員に選定されました!

クリックしてh29_shinshin.pdfにアクセス

土田さんは新潟市出身、埼玉大学ダンス部で活躍し、Noism2に入団。退団後は東京で活動。この春から新潟に戻って新しく活動中。
「演出・振付・芸術監督」の分野でベルリンで2年間研修します♪

●今回のNoism2公演『よるのち』演出振付の平原慎太郎さんが、7/9~10に砂丘館で、なんと24時間パフォーマンスを開催!

平原慎太郎+OrganWorks 24hダンスパフォーマンス 「Living Matter」

開催期間:2017年 7月9日(日) 13時~7月10日(月)13時
会場:砂丘館 蔵、和室、庭 【予約受付中!】025-222-2676
料金:1day-A(7/9)3,000円、1day-B(7/10)2,000円、ナイト(7/9夜~7/10午前) 3,000円、フリー(全公演)5,000円
※各回とも高校生500円引/定員:1day 各30名、ナイト10名、フリー20名

主催:砂丘館、OrganWorks
詳細:http://www.sakyukan.jp/2017/05/5416

平原さんは11月11,12日には、新潟古町えんとつシアターで、演出・振付の新作ダンス公演「eye eye eye」を開催!
7月7,8日には出演者オーディションがあります。

問い合わせ:創るつながるプロジェクト(へんみ)070-6479-2927 entotsutheater@gmaile.com

平原さんはNoism当初からのメンバーとして3年間在籍。
土田さん、平原さんとも、活躍がうれしいですね♪
(fullmoon)

Noism2 特別公演2017 『よるのち』 本日チケット発売開始!

13thシーズンの締めくくりとなるNoism2特別公演は、元Noismメンバーで、現在は振付家としても注目を集める平原慎太郎を迎えて新作を上演!

Noism2特別公演2017『よるのち』
演出振付:平原慎太郎
出演:Noism2

日時:2017年6月23日(金)19:00、24日(土)18:00、25日(日)18:00 ※全3回
会場:新潟県政記念館(旧新潟県会議事堂)
入場料:1,000円(整理番号付き自由席)
チケット発売日:4/15(土)※N-PAC mate(友の会)&一般同時発売

チケット取扱い:りゅーとぴあ(窓口・電話・オンライン)
チケット専用ダイヤル 025-224-5521(11:00-19:00、休館日除く)
オンライン・チケット http://www.ticket.ne.jp/ryutopiaticket/

平原さんの演出振付、楽しみですね。
メンバーの鳥羽絢美さん、西岡ひなのさん、にとってはNoism2最後となる公演です。
どうぞお見逃しなく!  (fullmoon)

追記(5/7):
早くもチケット完売につき、追加公演決定!
6月24日(土)20:00開演
お早めにどうぞ!

追記2(5/15):
さらに追加公演決定!!
6月25日(日)20:00開演
ぜひどうぞ!

Noism2 オーディション

春は別れと出会いの季節。
『マッチ売りの話』+『passacaglia』の記憶がまだまだ鮮明な中、季節は冬から春へと移り変わり、3月5日はNoism2オーディション本選の日です。

今年9月に新しく入団するフレッシュメンバーが楽しみです。
でも、ということは、今の3年生、鳥羽絢美さんと西岡ひなのさんは今夏で卒団するということでもあり、毎年のこととはいえ、胸に迫るものがあります。

6月下旬予定のNoism2公演は、りゅーとぴあ改修中につき、まだ会場が確定していないようで、演出振付の平原慎太郎さんが昨日新潟に下見に来たようです。
どこで上演するのか、決定情報が楽しみですね♪

閑話休題:

真下恵さんのヨガ教室、初回2月末に行ってきました!
和やかな雰囲気の中、ゆったりのびのび、とても気持ちがよかったです♪
お知らせが遅くなりましたが、3月5日(日)も開催!

★はじめてのヨガ(ハタヨガ)
3月教室
日時:3月5日(日)17:00~18:15
 *クラスをスムーズに進めるため、10分前には会場にお越しください。
会場:新潟市中央区寄居町361 「教派神道 金光教新潟教会 神社社殿内」
料金:お一人様1,000円
予約:megumi.mashimo.17@gmail.com

ぜひどうぞ♪     (fullmoon)

Noism2定期公演、好評のうちに全5公演の幕おりる

楽日の日曜日、最終17時からの公演を観るために、穏やかだった前日とはうって変わって、冷たい風雨のなか、師走の混雑した道路をりゅーとぴあへと向かいました。

まずは『火の鳥』。今回、ダブルキャストのこの演目は、この日、前日とは異なるキャストで、「少年」に門山楓さんが、「火の鳥」に西岡ひなのさんが配役されていました。土日を続けて観たので、ダブルキャストのどちらも観ることができ、それぞれに持ち味の異なる『火の鳥』を堪能できたのはラッキーでした。
金森さんが5年前にNoism2のために振り付けたこの名作レパートリーは、微塵も「けれん」がなく、キャストが変わろうと常に瑞々しく、これまでも、これからも、変わることなく、舞踊に邁進する若手舞踊家の行く手を照らし、手を引き、或いは背中を押すものと言えます。若々しい身体で描かれていくのは、理想、懊悩、死、嗚咽、慟哭、そして再生、超克、ニーチェ的「超人」。「限界のない豊穣なる身体」(金森さん)に向き合う彼ら(正確には「彼女ら」)の将来に栄えあれという思いで見詰めていました。

続けて、山田さんの新作『ÉTUDE』。こちらもさながら「女子校のよう」(山田さん)な若きメンバーたちへの愛に溢れた美しい逸品。白い衣裳に身を包み、直線的な動きを見せる8人の女性舞踊家はまるで凛として風にそよぐ8輪の「百合」。
幕開けは、こぼれ落ちんばかりに蕾をふくらませ、これから咲き誇らんとする手前の、若さが眩しい人生の一時期。志を同じくする者たちが明瞭なピアノのリズムに合わせて繰り広げるユニゾンは、憧れ、友情、信頼、切磋琢磨、はたまた葛藤、挫折と励まし、あるいは決意や勇気。それらは全て青春期の可視化。微かな「禁断の香り」も漂わせつつ、ただひたすらに美しい。しかし、その時間も端から永劫ではあり得ず、終焉は突然に訪れる類いのもの。音は途切れ、個々に、自らのなかに「音」を探さねばならない季節の到来。それぞれ無音の格闘ののち、やがて聞こえてくる微けき旋律、それは既に青春期あるいはÉTUDE(練習曲)の終わり。ピアノに一輪ずつ感謝の白い花を手向け、代わりに、ほの紅く発光する生命の玉を掌中に収めての巣立ち。優しい眼差しで人生の前半期を俯瞰するかのような成長譚は余韻も格別です。

今このときに踊るべき題材の、贅沢なダブルビル公演。『火の鳥』同様、『ÉTUDE』もレパートリー化されて欲しいと思いました。3日間で5公演はかなり大変だったはずですが、アフタートークの冒頭、金森さんと山田さんの口から「やり切ったね」という言葉が出たことで、メンバーの疲れも吹き飛んだのではないでしょうか。

金森さんと山田さんが言葉を選びながら丁寧に話してくれたアフタートークも含めて、本当に素敵な時間でした。満たされた思いでりゅーとぴあを後にするときには雨も上がっていました。
次は新年、「けれんみたっぷり」(金森さん)のNoism1のスタジオ公演。期待は募りますが、それまでのしばしのお別れ。またりゅーとぴあでお会いしましょう。  (shin)

Noism2定期公演2日目に行ってきました♡

昨日初日の幕が開けたNoism2定期公演。

本日急遽追加公演となった13時30分からの舞台を観てきました。

この作品はダブルビルですが、金森穣監督作品の『火の鳥』は“少年”と“火の鳥”がダブルキャストとなっています。
この回の“少年”は鳥羽絢美さん。“火の鳥”は西澤真耶さんでした。

再演となると観るのを躊躇する方もいらっしゃいますが、そのときのメンバー、そのときのキャスト、そしてそのときの客席。
そしてそして、たとえ同じであってもそのときのその瞬間はそのときだけのもの。

今日このときの『火の鳥』に出会い、その瑞々しさ溢れる舞台に刺激されて作品の世界へと入り込み、思わず純粋に涙してしまいました。
照明が効果的に使われ、シーンそれぞれを浮かび上がらせます。
舞台美術は必要最低限でありながら、ダイレクトに訴えかけてくる作品です。

山田勇気監督作品の『ETUDE』では、等身大の今の彼女達を感じながら、山田勇気監督の作品世界に引き込まれていきました。
ビアノの音律に合わせて“舞台で生きる”メンバー達。
山田勇気監督の感性が舞踊というもの、身体というものに向き合い創られた作品。
観終えた今も、清々しさと深い余韻(個人的感覚)に包まれています。

両作品ともNoism2ならではの魅力に満ちていました。

最終日のチケットは完売していますが、もしかしたら当日券の可能性もあるかもしれません。
NoismPRのTwitterなどチェックしてみてください!!
https://twitter.com/NoismPR?s=09

公演を観終えてから、りゅーとぴあ6階でサポーターズ仲間とのティータイム♪
新潟らしい空が素敵でした♡

aco