NINA・Swan 中国・上海公演

上野の森公演、感動の『Mirroring Memories』、新潟でもぜひ上演してほしいですね。

さて、今週末、5月19,20日、Noism1中国・上海公演です!
http://noism.jp/npe/n1_nina2018_shanghai/

5月12日の金森さんツイート:

「SwanとNINAの通し稽古。良い仕上がり。昨年のアジア・ツアーは勿論、暮れの新潟、年明けの埼玉公演よりもメンバー各自の身体に於いて振付が実体化し、実演の質が格段と上がっている。上海公演が楽しみ。そして心に誓う。艱難辛苦を経て漸く辿り着くこの質を、来期新体制でも変わらず求めて行くことを。」

上海に行きたい!

でも残念ですが行かれません。。。
ご覧になる方は堪能してきてくださいね。

ご都合のつく方は今からでも間に合いますよ~
公演の様子やご感想を知らせていただけるとうれしいです。
(fullmoon)

楽日の『Mirroring Memories』が上野の森を祝祭空間に染め上げたバレエホリデイ

2018年4月30日(月・祝)の上野の森バレエホリデイ、
東京文化会館の小ホール界隈には見知った顔が溢れていました。
金森さんの出自を見詰めるが如き、興味深くも贅沢な作品の楽日でしたから、
見逃す訳にはいかぬとばかり、この日を楽しみにしていた方々が
続々集結してきたのにも何の不思議もなかった訳です。

冒頭の新作『Distant Memory』、
恩師ベジャールへの有らん限りの愛と敬意をその身体から発散させて、
心を込めて、ひたすら丁寧に、そして丁寧に踊りあげていく金森さん。
繊細かつ静謐に、微かな心の震えまでが可視化されていきました。
そして見上げる先に2008年からの過去作の画像が次々映されたかと思うと、
その結びにベジャールと若き金森さんのモノクロのツーショットが現れるではありませんか。
この演出にやられない人などいよう筈がありません。
そしてそれが余韻を残しながら静かに消えたかと思うと、
今度はその下、舞台奥にアール状に据えられた
縦長10枚のハーフミラーがその向こう側の10人を透して見せます。
目に飛び込んでくるのは、いずれも金森さんの手により造形された人物たち。
この後、ハーフミラーが不規則に開いては、奥の人物が現れて、
10の断片が次々踊られていくことになります。
情感たっぷりでいながら、なんとスタイリッシュな滑り出しでしょうか。

黒衣と生と死、或いは死すべき運命。そうした共通項を持つオムニバスは、
単なる抜粋に止まらず、例えば、井関さんによるミカエラが
カルメンの仕草をなぞって踊ったのち、
背後からすらりとした長躯の黒衣(!)が現れ、
ミカエラをその両腕に抱き締めるという感動的な新演出が加えられていたりもして、
まさに見所満載。片時も目を逸らすことは出来ませんでした。

この日の公演は、初日がそうであったと聞く通り、随所で拍手喝采が起こり、
その都度、会場の雰囲気は高揚していきました。
演じられた10の断片、その一つひとつに触れていくべきなのでしょうけれど、
ここでは、ラストに置かれた新作『Träume ―それは尊き光のごとく』へと急ぎます。
しかし、そのためには、直前の『マッチ売りの話』に触れない訳にはいきません。
あたかも「原罪」を刻印でもしたかのような禍々しい仮面をつけた8人の手前、
震える指でマッチを擦る浅海さん。
彼女が上着の下に纏うのはオリジナル版と異なる白い衣裳であり、
それは作り手でありながら、作品内部へと越境し、
舞台中央奥から現れてくる金森さんの衣裳と重なるものであると同時に、
続いて姿を見せる井関さんにも通じる衣裳でもあります。

『Träume』、父と母そして子、或いは継承する者。
溢れる慈愛の眼差しのなか、浅海さんは舞踊における母に抱かれ、
舞踊における父に守られながら、
促されて、自らの左手人差し指で遠い彼方を指差すと、
それが指し示す上方へと目をやり、自らの足で立つ力を得ます。
それは紛れもなく若き日の金森さんの似姿。
背後にはハーフミラーが透かして見せる人物たち。
このときは、そのなかに金森さん自身も含まれています。
で、はっと何かに気付いたように浅海さんが振り向き、舞台奥を見やるが早いか、
ハーフミラーはもはや何者をも透かすことをやめてしまい、…。暗転し、終演。

ラストで見事に示されるのは、躍り継ぐ者へ託される希望と躍り継ぐ者の決意。
光輝に包まれながら。
この切れ味鋭い、見事な幕切れに対して贈られる大きな拍手とブラボーの掛け声。
そして舞台の上と客席とを暖かい一体感が包んでいきます。

このときの客席の雰囲気は、舞踊の神が、ベジャールを経て、
金森さんと井関さん演じる父と母の姿をとって降臨するさまを
目の当たりにでもしたかのようだった、と言っても大袈裟ではなかったでしょう。
そして、それはまた、このときの東京文化会館・小ホール全体が、
さながら幸福な祝祭空間と化したかのようでもありました。

ひととき、私たちを取り巻く現実界を傍らに、
重層的な魔法の時間に酔いしれることを可能にしてくれた金森さんとNoism1。
60分間ののち、ホールから出てくる人たちの顔という顔には
一様に覚めやらぬ陶酔、或いはこぼれんばかりの多幸感が見て取れました。
それはまさに金森さんによって作品のラストに置かれた希望の煌きを
反映する(mirror)表情だったと言えます。

幸せな、このうえなく幸せな上野の森バレエホリデイの
三連休だったと言い切りましょう。
(shin)

【『Mirroring Memories ―それは尊い光のごとく』キャスト表】

Noism1『Mirroring Memories ―それは尊き光のごとく』で上野を席巻!

上野の森バレエホリデイ中日の小ホール。
心を鷲掴みにされ、感情を揺さぶられ続ける
濃密な60分。次は何を見せてくれるのか、瞬き厳禁。
キャストは敢えて伏せておきます。
皆さま、最終日、これを目撃しなければ、
終世、大きな後悔をすると断言しましょう。
今はそれしか書かずにおきます。
(shin)

Noismサポーターズ会報33号(臨時増刊号)を会員の皆様にお送りしました!

いよいよ今週末、4月28,29,30日、東京文化会館 小ホールで、〈上野の森バレエホリディ2018〉Noism1特別公演『Mirroring Memories―それは尊き光のごとく』が開催されます!
金森さん、井関さんも出演しますよ♪
どうぞお見逃しなく!

この特別公演に合わせて、サポーターズでは会報33号を発行、
先日、会員の皆様にお送りいたしました。
早い方は今日あたりお手元に届くと思います。

会報内容は、

・金森さんインタビュー
・メンバーインタビュー
・山野博大氏の公演批評
・会員の声

等々です。
金森さんのインタビュー、濃~いですよ~。

会報は会員の方にもれなく送付いたします。
どうぞご入会、ご更新くださいね。

上野公演では折込配布されます。
どうぞお楽しみに!

なお、会報に同封しました、会員の皆様へのお知らせ文中に、『NINA』の中国公演日程が載っています。
会場側アクシデントにより杭州公演が中止になりましたが、その修正が間に合いませんでした。。
ご了承ください。
上海公演は予定通り開催!

さて、金森さんがツイートしていましたね。

●カルチャーラジオ スズケン市民講座 
「人間を考える ~美を語る~ 第1回」
5/1(火)13:30~15:00 NHK文化センター青山教室
講師:舞踊家・演出振付家 金森穣
https://www.nhk-cul.co.jp/sp/programs/program_1146922.html

そして、静岡でも!

●ふじのくに世界演劇祭 シンポジウム 広場トーク
「世界で勝負する舞台芸術とは」
5/3(木・祝)16:30~17:30 フェスティバルgarden(駿府城公園 東御門前広場)(予約不要/無料)
パネリスト:
安藤裕康(独立行政法人国際交流基金理事長)、金森穣、宮城聰(SPAC芸術総監督)
司会:中井美穂
http://festival-shizuoka.jp/event/symposium/

富山では中川賢さん(富山県出身)のトークイベントも!

●対談企画 中川賢×田辺和寛(DJ/ほとり座代表)
「コンテンポラリーダンスの魅力とは。Noismで踊り続けること」
6/3(日)オーバード・ホール(富山市芸術文化ホール)
映画上映13:00~14:40 上映終了後に対談
http://noism.jp/talk_aubade_nakagawa/

いろいろありますね♪
どうぞお運びください。

★『ROMEO & JULIETS』新潟公演、富山公演、静岡公演、
チケット好評発売中です!
どうぞ、お早めにお求めくださいね。

さて、もうすぐ5月となってしまいますが、
月刊ウインド4月号のNoismコラム、担当はチャン・シャンユーさんです。
タイトルは「誰がダロウェイ夫人」。
映画「めぐりあう時間たち」について書かれています。

他に「柳都会 茂木健一郎×金森穣」の感想記事等もあります。
お知らせするのが遅くなりましたが、ぜひお読みください♪

では、上野でお会いしましょう!
(fullmoon)

「ロミオとジュリエットたち」ほか

Noism1メンバーは、静岡県舞台芸術公園の稽古場でSPACの俳優さんたちと合同稽古中だそうですね。
劇的舞踊vol.4 Noism1×SPAC『ROMEO&JULIETS』に出演する俳優の貴島豪さんも、前のブログ記事にコメントを寄せてくださっています。
どうぞお読みください。

さて、ロミジュリのチラシもできあがり、来週チケット発売開始です!
もう3月も終わりですね。なんと早いのでしょうか。

4/14アートミックス・ジャパンにNoism2出演、もうすぐです。
4月末の上野の森公演『Mirroring Memories−それは尊き光のごとく』もチケット好評発売中ですよ!
http://noism.jp/npelist/

閑話休題:

昨日シネ・ウインドで「ダンシング・ベートーヴェン」をようやく見てきました。
この殺伐とした時代、希望の光であり、心の拠り所となるものは何か。
その問いに応えてくれる映画です。

シネ・ウインドでの上映は30日まで。ぜひご覧くださいね。
予告編にロミジュリのチラシバージョン(無音)もありますよ♪
https://www.cinewind.com/

そして、金森さんと井関さんがモデル協力をした、第四銀行本店ロビーでの作品展“Le Rouge et le Noir”も30日まで。
こちらもようやく見てきました。
銀行は平日の15時までなのでなかなか大変ですが、ぜひどうぞ。
店内は写真撮影NGだそうで、ここに載せられなくて残念。。
「Sawako & Jo Noism」という大きな作品、見ごたえありました。
赤と黒の切り絵(切り影像)、素敵です♪
http://noism.jp/kiriei-do/

ここ数日、春めく日本列島、桜前線北上中♪
(fullmoon)