1月20日、初日に行ってきました!

第1部は衝撃的、そして第2部は大感動。
ぜひご覧ください、凄いです、本当にすばらしい。 

いつもいつも期待を裏切らない(裏切りつつも裏切らない)金森穣Noism.。 今回も見事にやられました。
いろいろ詳しく書きたいのですが、今日は初日なのでネタバレしないように、あえて書きません。でもよかったです。本当によかった。

第1部は最初に印象的なシーンがあり、物語に引き込まれます。そのあとの場面は滑稽とも言える動きがありつつも、実はヘビーでハード。
意味はよくわからないながらも、さすがの身体表現展開で観る者を飽きさせません。

引き続きの第2部が凄いです! 
その前の、1部から2部への転換も興味深いです。
とにかく第2部、感動です。 仮面の第1部から、美しくも気高く、複雑な動きの第2部へ。 
過去と現在、宗教と科学、アカデミックと抽象。
キーワードが解明されていく不思議。
その場に居合わせた百数十名にしか得られない、貴重な瞬間の連続。

終演後は金森監督によるアフタートーク。
とても濃い内容でした。

感動の舞台、そして金森さんが謎に応えてくれるアフタートーク。
皆様ぜひぜひお運びくださいね!

さて、サポーターズ会報30号が無事できあがり、公演折込をしてもらっています。
浦野芳子さんによる金森さんインタビュー、山野博大氏のバヤデール評、メンバー全員のメッセージなど、盛りだくさんです。
どうぞお読みください。

そして、公演プログラム&2018年2月までのNoismスケジュールチラシなど、本公演ならではの情報チラシも折込配布されています。

会場ホワイエでは新NoismTシャツや、福島諭さんのCDも販売されています。
ぜひ観に来てゲットしてくださいね。

閑話休題:

第1部の最初、老夫婦の夫が読んでいた絵本は野坂昭如の「マッチ売りの少女」。13日のリーディングイベント、シネ・ウインド市川明美さんのナビゲートにより、その本のご紹介もありました。そして別役実の作品には付きものという電信柱が今日の舞台にもありました。
アンデルセン・別役実・野坂昭如、(そしてたぶんその他も)、を下敷きに、新たなオリジナル作品の金森穣『マッチ売りの話』!
とは言え、アフタートークによると、別役実作品の影響も大きいそうですので、皆様、次のイベントいかがでしょうか。

◆リーディングイベント第2弾!
声に出して読む不条理劇Ⅱ 別役実「マッチ売りの少女」

日時:1月26日(木)19:00~21:00
会場:ブルーカフェ(新潟市中央区上大川前通7-1237-1 サンシャイン新飯田屋ビル2F Tel 025-201-7885)
参加費:1,000円(別途ワンオーダーお願いします)
申込:「新潟おくぬ~倶楽部」 電話・ショートメール090-8615-9942

ナビゲーター:奥野晃士(SPAC俳優)

※Noism劇的舞踊『カルメン』、『ラ・バヤデール-幻の国』に出演したSPAC俳優 奥野晃士さんをお迎えして、別役実の不条理劇「マッチ売りの少女」を読み合う第2弾!Noism1新作『マッチ売りの話』公演期間中のリーディングイベントです。
本来は参加者全員でテキストを読み合うのですが、今回は奥野さんにも読んでいただきますので、読まずに聴いていたいという方も参加OKです。
1回目に参加していなくても大丈夫。最初から読みます。
どうぞお楽しみください。

奥野さんは27日(金)の公演を観に新潟にいらっしゃるので、その前日のイベントになります。 
新潟1月公演は27日のみチケット販売中です。どちらもぜひどうぞお運びください。

ルーマニアでNoismを観よう!!
さわさわ会&NoismサポーターズUnofficial 共同企画 ルーマニア シビウツアー

すでに告知されていますNoismルーマニア公演。
3/30 ブカレスト『ラ・バヤデール-幻の国』、
4/5,6シビウ『マッチ売りの話』+『passacaglia』。

さわさわ会&サポーターズでは、後半のシビウ公演最終日、4月6日に合わせ、4/5(水)~9(日)にツアーを計画しています。
詳細はまだ決定していませんが、旅費は18万~20万円程度です。
ご興味のある方は、当サイトのお問い合わせフォームからご連絡ください。今のところ4名参加予定です。
皆様どうぞぜひご一緒に♪   (fullmoon)

公演について、さわさわ会ウェブサイト・フォトギャラリー、リーディングイベント

Noism2定期公演が無事終わり、メンバーたちは冬休みに入ったようですね。 ゆっくり休んでまた来年、 素敵な踊りを見せてほしいです。

公演についてはたくさんの人たちがツイッターやブログでご感想をあげていて、うれしい限りです。そんな中から、普段は主にクラシックコンサートのご感想をアップしているishizakiさんの「いちかっこジョバンニのクロソイドダイアリー」、公演2日目のご感想です。 「サポーターズ事務局様よりのご要望で掲載させていただきます。門外漢の感想ですので参考になれば幸いです。」とのことです。http://clothoiddiary.blog.fc2.com/blog-entry-738.html

アフタートークの山田勇気さんのお話によると、白いカーネーションの花言葉は「希望」だそうです♪

さて、お知らせするのが大変遅くなりました。 11月13日に開催した、さわさわ会 新潟懇親会・誕生会の写真が、さわさわ会ウェブサイト、フォトギャラリーに先月中にアップされています。楽しそうな写真がたくさん!ぜひご覧くださいね♪ http://www.sawasawa-kai.com/photo/161113/index.html

そして、来年はお楽しみ、Noism1『マッチ売りの話』+『passacaglia』が1月20日から始まります! 新潟公演は全12回ですが、1月20日、22日、29日のチケットはもう売り切れています。埼玉公演は全5回で座席指定です。どうぞお早めに!

閑話休題:

■リーディングイベント開催!

声に出して読む、不条理劇 別役実「マッチ売りの少女」

日時:2017年1月13日(金)19:00~21:00

会場:kaffa 蒼紫~パルム(新潟市中央区古町6、萬松堂向かいの小路を入った2階 電話025-228-2050) 定員:25名  参加費:1,000円(資料代&ワンドリンク代)

申込:「新潟でリーディングを楽しむ会」/電話・ショートメール090-8615-9942

ナビゲーター:市川明美(月刊ウインド編集部 制作長)

※映画、演劇ファンおなじみのシネ・ウインド市川明美さんをお迎えして、参加者全員で別役実の不条理劇、「マッチ売りの少女」を読み合います。Noism1新作公演(1/20~)に向けてのリーディングイベントです。経験がなくても大丈夫。どうぞご参加ください。

特別展示 mikkyoz 011

開催期間:2017年 1月4日(水)~15日(日) 開館時間:9時~21時 会場:砂丘館ギャラリー(蔵)  定休日:月曜日(1/9は開館)、1/10振替休 観覧無料 主催:砂丘館http://www.sakyukan.jp/2016/11/4748

Noism映像・写真でおなじみの遠藤龍さんと、音響の方とのユニットmikkyozの特別展示。砂丘館では毎年1月に開催し、6回目になります。新作映像+音響作品2点を展示予定。

今日は冬至、もうすぐクリスマス、楽しくお過ごしくださいね♪  (fullmoon)

バヤデール鳥取公演に行ってきました  奥野晃士さんリーディングイベント   第23回BeSeTo演劇祭 新潟

9月24日、ラスト・バヤデールin 鳥取(米子市文化ホール メインホール)。 新潟での6月17日世界初演から3ヶ月。まさに有終の美を飾る素晴らしい公演でした!!

そして、この公演で退団するメンバー、引き続き在団のメンバー、新しく入団するメンバー数名、が同じ舞台で踊るという貴重な公演でもありました。 最後の公演、感慨深かったです。

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アフタートークは金森さんが登場し、司会の中島諒人さん(なかしま まこと 演出家/鳥の劇場芸術監督、BeSeTo演劇祭国際委員)が金森さんに質問する形で進みました。 平田オリザさんとの経緯や、振付の過程、権力者が発話すること等、おなじみのお話のほか、ムラカミ役とポーヤン役は金森さんの発案であること、舞台空間で柱を使うのは田根さんのアイデアですが、動かした柱の配置等は金森さんが考えたこと、物語を取り上げているのは、普段舞踊を見ない人や劇場に来ない人に届けるためには物語性が必要なのではないかと思ったこと等を話されました。

また、金森さんは舞踊作品のバヤデールをやりたくてこの演目を選んだそうですが、史実の方ばかりに焦点が行くご感想も多く、そこはあまり触れられたくない・・・と話されていたのが印象的でした。 ほかに、鳥取や新潟など地方でやることの手応え、面白さについてお二人のお話がありました。また金森さんは、新潟から世界に向けて発信していく。世界とはパリであり、ロンドンであり、東京であると話されました。 最後はBeSeTo演劇祭らしく、演劇祭は各国持ち回りで毎年開催しているが、日中韓の関係をより定期的なものとし、交流を深めていきたいというお話で締めくくられました。

アフタートークにはたくさんの観客が残ってお話を聴き、質問をし、鳥取での意義深い公演となりました。 個人的には、東京と愛媛のサポーターズ&さわさわ会の会員さんが来場していてお話ができ、楽しかったです♪

会場で渡されたプログラム折込にNoism1と2の次の公演の新しい仮チラシがあり、メンバーの名前も載っていました(もちろんサポーターズ会報とさわさわ会会報も折込配布)。

Noism1:  井関佐和子(副芸術監督)、中川賢、石原悠子、池ヶ谷奏、吉﨑裕哉、リン・シーピン、浅海侑加チャン・シャンユー、坂田尚也、藤田彩佳(準メンバー)(バヤデール出演の新メンバーは太字) 以上のメンバーが来年1,2月のNoism1新作公演に出演します(衣裳:中嶋佑一)

Noism2:  鳥羽絢美、西岡ひなの、秋山沙和、西澤真耶、片山夏波、門山楓牧野彩季、三好綾音(バヤデール出演の新メンバーは太字) 以上のメンバーが12月のNoism2定期公演に出演します。演目は金森さんの、あの『火の鳥』(再演)と、山田勇気さん新作『ЀTUDE』。

『ラ・バヤデール-幻の国』全公演無事終了しました。 金森監督、出演者、スタッフ、関係者の皆様、長期間おつかれさまでした!

バヤデールが終わり、いよいよ公演間近!
◆Noism0『愛と精霊の家』新潟公演 10月7日(金)19:00 りゅーとぴあ劇場
http://noism.jp/npe/noism0_2016_niigata/

昨夏新潟で一夜限り上演し、大きな反響を呼んだこの作品は、今夏8月に埼玉で再演され、この度 待望の新潟再演となります。

演出・振付 金森穣 出演 井関佐和子、山田勇気、小㞍健太、奥野晃士、金森穣

精鋭メンバーが、人類普遍、永遠のテーマ「愛と死」、「孤独」を、ロマンの香り高く踊り、演じます。 極上の美しい舞台を、どうぞご堪能ください。

チケットお問い合わせ:025-224-5521(りゅーとぴあチケットダイヤル)

公演に先立ち、緊急開催!
Noism0『愛と精霊の家』新潟公演特別企画

★おくぬ~の「声に出して読む不条理劇」

9月30日(金)19:00~21:00 会場:喫茶パルム(新潟市中央区古町6)
料金:2,000円(1ドリンク付)

ナビゲーター:奥野晃士(SPAC-静岡県舞台芸術センター)
主催・申込:090-8615-9942(新潟おくぬ~倶楽部)までお申し込みください。

「新潟おくぬ~倶楽部」第3弾は、いよいよ戯曲を使った部活動です。そして、ナビゲーターの奥野晃士さんも出演する『愛と精霊の家』公演を10倍楽しむことができるかもしれません。 舞台芸術の世界の裏話や、参加者同士の楽しい交流も好評です。 お気軽に、皆様のご参加をお待ちしています!

◆第23回BeSeTo演劇祭 新潟
http://www.city.niigata.lg.jp/kanko/bunka/bunka_program/beseto_niigata.html

10月1日(土)~15日(土)の期間中、主に金、土、日曜にりゅーとぴあで開催!

日本・中国・韓国の劇団による演劇4作品7公演のほか、BeSeTo演劇祭国際委員をつとめる3人の演出家(金森穣、中島諒人、志賀亮史)によるシンポジウムが行われます。

◆中国 『かごの鳥の青春』(日本語字幕付) りゅーとぴあスタジオB
10月1日(土)17:00(作品演出家と金森穣によるアフタートークあり)/2日(日)15:00

◆日本 『愛と精霊の家』 りゅーとぴあ劇場
10月7日(金)19:00(金森穣によるアフタートークあり)

◆韓国 『ジャングルブック』(日本語字幕付) りゅーとぴあスタジオB
10月8日(土)14:00/18:00(作品演出家と金森穣によるアフタートークあり)

◆日韓共同制作 『詩の教室』(翻訳字幕付) りゅーとぴあスタジオB
10月14日(金)19:00(作品演出家と金森穣によるアフタートークあり)/15日(土)14:00

各公演チケットお問い合わせ:025-224-5521(りゅーとぴあチケットダイヤル)
※アフタートークは同じ公演のチケットまたは半券があれば入場できます。
料金:中・韓・日韓共同3,000円(U25 2,400円)自由席/日本5,000円(U25 4,000円)全席指定

◆シンポジウム 「21世紀の国際交流と劇場文化」(無料・要申込) りゅーとぴあ能楽堂
10月15日(土)16:30-18:30 登壇者 金森穣、中島諒人、志賀亮史

シンポジウム申し込み:新潟市役所コールセンター 025-243-4894

昨年の「NIDF2015新潟国際ダンスフェスティバル」に続き、アーティスティックディレクターに金森穣を擁し、日中韓の「第23回 BeSeTo演劇祭 新潟」が開催されます。 皆様どうぞお運びください!  (fullmoon)

「ゲンロン利賀セミナーに参加してきました」

ゲンロン利賀セミナーに参加されたneuesachさんのレポートです♪

「去る9月10日~12日に渡り、富山県利賀芸術公園で開催された、ゲンロン利賀セミナー2016「幽霊的身体を表現する」に参加してきました。http://school.genron.co.jp/seminars/

金森氏によるプレゼンが行われた初日の模様を、かいつまんでご紹介します。

利賀芸術公園に到着し、昼食後にまず劇団SCOT舞台の稽古を見学しました。鈴木忠志氏の計らいにより、完成間近の「エレクトラ」と「かちかち山」の対照的な2作品の稽古を立て続けに鑑賞しました。演者のネイティブの言語で発声されることばの現前性と、身体が醸すエネルギーに圧倒されます。

稽古の見学後は「情報時代の身体表現」と題した講義が行われました。梅沢和木氏により、ネット上にある画像を集積して作られる作品の制作過程の様子が紹介されます。またビートマニアのプレイを交えたコントローラーの打鍵、タッチパネルの画面スワイプ、マウスクリックなどを例にとって、指先に集中する微細な身体感覚について述べられました。

続く金森穣氏のプレゼンは、スライド使用して、Noismの紹介から始まります。Noismのロゴが高嶺格氏によるデザインであることNoismとはNo-ism、即ち無主義であることなどが説明されました。

さらにセミナーのテーマである「幽霊的」という事に絡め、東京で公演を行わず、新潟という地方都市で活動していると中央の批評家などには顧みられない現状がある。つまり幽霊と見做されると言及されました。

その後「SHIKAKU」、「NINA」、「NamelessHands」の過去の作品がテーマを交えて紹介されてゆきます。

さらに、ダンスにおける「西洋」という幽霊に対し、模倣でもなく、対抗でもない実践の方法としてNoismメソッドが紹介され、井関佐和子さんをモデルにした実演が行われました。身体にハリを作り、内在しているベクトルの拮抗関係とそれが開放されたときのエネルギーが動作として可視化されます。(以前、国立新美術館講堂でご覧になった方もおられるかもしれませんが)床に横たわった状態から身体の軸を真っ直ぐにしたままスっと起き上がる様を目の当たりにし、会場からはどよめきが起こっていました。

両氏のプレゼンを受けて、梅沢、金森両氏を含めた登壇者(大澤真幸氏、佐々木敦氏、東浩紀氏)による討議が進んでいきました。討議の中で金森氏は、Noismメソッドは最初は皮膚感覚を意識することから始まること。自身がヨーロッパに行っていた時期は、自己批判をしている西洋を見てきたこと。日本において、お稽古文化としてのダンスを脱し、西洋の後追いでもなく、対立軸としてでもなく、人類がこれだけのものを創造したという専門的な身体表現を確立させたいと述べておられました。

Hisilicon K3

講義終了後は懇親会が催され、そこかしこで受講生に囲まれる講師の姿が見られました。このまま一日目が終わるかに思えたところで、平田オリザ氏が到着され、ワークショップの課題や作成の方法についての説明がホワイトボードに描きだされていきます。

緊張感を呼び覚まされながらも好奇心を充溢させていった初日の夜でした。

セミナー参加者などによるツイートのまとめはこちらからご覧になれます。http://togetter.com/li/1023920

(neuesach)  」

neuesachさん、どうもありがとうございました! 貴重な体験レポート、うれしいですね♪

さて、あさって24日(土)は鳥取(米子)でバヤデール大千秋楽、そしてその後すぐ、10月7日(金)は「愛と精霊の家」新潟公演です! 早いですね。どうぞお運びください。

24日(土)はNHK Eテレで、22:00-23:00、建築家 田根剛さんの対談番組もあります。

そして、9月30日(金)19:00-21:00、両公演に出演する俳優、おくぬ~こと、奥野晃士さんのリーディングイベントが新潟市古町6の「パルム」で開催予定です。詳細はまたこのブログでお知らせしますね。こちらもどうぞお楽しみに!  (fullmoon)

奥野さんリーディングイベント & スノドカフェ続き

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スノドカフェ内の奥野さん(7/17)

いよいよ間近に迫りました、20,21日、Noism0『愛と精霊の家』埼玉公演! 楽しみです♪

そして、新潟公演(10/7 )チケット発売、及び、金森さん登壇シンポジウム(10/15 )申込受付 、開始しました! お早めにぜひどうぞ!

◆Noism0公演出演の奥野晃士(おくぬ~)さん、新潟でのリーディングイベント開催、急遽決定! どうぞご参加ください!

「声に出して読む 幸村」 (テキスト:菊池寛「真田幸村」)

日時:8月15日(月)19:00 会場:喫茶パルム(新潟市古町6)  料金:2,000円(ワンドリンク付)  申込:090-8615-9942(新潟おくぬ~倶楽部)

奥野さんのブログ、おくぬ~の『来た球を打つ!』でも「声に出して読む幸村」が紹介されています♪

前回の新潟リーディング「声に出して読む 安吾」や新潟生活のこと、かわいい愛娘や生まれたばかりの赤ちゃん、愛息子のこと、スイス生活のこと等、写真入りでアップされています。読み進むともっといろいろなことが・・・・・ぜひご覧ください!http://kitatamaoutsu.blog.fc2.com/

SPACブログ7月23日〈役者おくぬ~日記〉にもいろいろあります。『バヤデール』やスノドカフェ「新潟ナイト」の写真もありますよ!http://spac.or.jp/blog/

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さて、そのスノドカフェの「新潟ナイト」、衝撃の映像公開 https://youtu.be/YRl_3YzfIos のあとは、いよいよトーク開始です。柚木さんの質問に金森さんが応える形で進みましたが、ほぼ金森さんの独壇場状態。

まずは2004年にりゅーとぴあ舞踊部門芸術監督就任となった経緯から始まり、鈴木忠志氏との運命的な出会いについて語り、文化予算の使い方について話し、Noism13年の変化、行政との付き合い方、劇場文化のあり方、実演家と空間の関係、劇場法について、りゅーとぴあの音楽・演劇・舞踊3部門の芸術監督制について、Noismの日々の活動について、ヨーロッパの実演家は公務員的でスタッフはもっと合理的なこと、Noismバレエ・メソッドの説明とスズキメソッドとの比較、人との出会いに恵まれてきたこと、何でもアリのこの時代にコレじゃなきゃいやだというこだわりを持つこと、前の時代のモダンなもの=60年代の情念のような命をかけてやっているものに惹かれること、昔からあるものを呼び起こし過去を参照して選択・編集し「今」を表現すること、等々、汲めども尽きぬ泉のような金森さんのお話でした。

奥野さんの「Noismの稽古場は緊張感があり、戦場(いくさば)の雰囲気」という感想を受けて、「身体と向き合うということは実は単調なことの繰り返しで退屈なこと。何かを信じていなければできない。メンバーには自分を信じてほしいと思っているし、自分はいつもメンバーのことを考えている。もっと輝く彼らが見えるし信じている。」と語り、「観る方も緊張するから一般受けしないんだよね~」と笑いを誘います。

情熱的に、時にユーモラスに語る金森さん。まだまだいろいろなお話があり、とても書ききれません。たっぷりお話が聴けて大満足♪ 充実のスノドカフェ「新潟ナイト」でした。 (fullmoon)