『Der Wanderer-さすらい人』活動支援会員対象公開リハーサル、新趣向で開催さる♪

2022年11月26日(土)、りゅーとぴあのスタジオBを会場に、早くもNoism0+Noism1『Der Wanderer-さすらい人』の活動支援会員対象公開リハーサルが開催されました。新潟公演の初日が来年1月20日ですから、ほぼ2ヶ月前のこの時期に開催されることは過去に類例のないことでした。

更にこの日は新趣向もありました。予め示されたタイムテーブルには、16時から17時までが〈第1部〉公開リハーサルで、その後、〈第2部〉としてメンバーとのトークが30分間用意されていたのでした。発案は国際活動部門芸術監督の井関さんとのこと。たっぷり一時間半にわたって新生Noism Company Niigataに触れることのできる週末が贅沢でない訳がありません。約30人の活動支援会員がその時間を心から堪能しました。

先ずは〈第1部〉公開リハーサルです。新作の第1部の冒頭から、シューベルトの歌曲にのってのソロ・パートのクリエイション風景を見せて貰いました。16時を少しまわったところで、期待感からアクティングエリアを食い入るように見つめるおよそ30人に向けて、金森さんから「公開リハーサルなんで変な空気作らないでください」とにこやかに「注意」が飛び、場が和むなかそれは始まりました。

そのソロ・パート、順に金森さんの呼び方でご紹介しますと、「糸くんor糸(糸川祐希さん)」(←最年少。この日が20歳の誕生日とのこと。おめでとうございます♪)、「すみれ(庄島すみれさん)」、「ひかる(坪田光さん)」、「さくら(庄島さくらさん)」、「こうた(中尾洸太さん)」、「あきら(樋浦瞳さん)」、「かりん(杉野可林さん)」、「せな(井本星那さん)」、「りお(三好綾音さん)」ということになり、基本的には各ソロのラストには次の演者が登場してきて途切れなく繋がっていくスタイルと言えます。

終始、下手(しもて)側に待機する山田勇気さんの目があるなか、金森さんと井関さんによるクリエイションが進んでいきました。この日は前日とは打って変わって「天使」(井関さんの言葉)の金森さんが実演を交えながら動きの修正を施していくのに加えて、その傍らに立つ井関さんが舞踊家目線でアドバイスを送り、時に山田さんもひとり別方向の離れた位置からふたりの指示のアシストに加わったりする光景をみせて貰った訳です。まさに息のあった「トロイカ」体制でのクリエイションを見た思いがします。

音の取り方。目線、対象を設けて本当に見る。動きの大きさ、速度。
拮抗させてエネルギーを集めて抜かないこと。歌曲の質感を身体化すること。
身体のどこから回転を引っ張っていくのか、どこから動きを作って身体を伸ばすのか。
動きに強弱をつけるために筋肉の質感を変えるイメージをもつこと。
内から外に向けて自分の閉じた空間を広げること。イマジナリーな空間を伸縮させること。
ソロ全体を通して捉えるのではなく、分節して考えることで、破綻を避けることができること。
時間軸的に音楽と同時に動こうとしても無理。自分が動いたら音楽が出てくる感覚でやること。等々…。
予定された時間を約10分ほど延長して見せて貰った〈第1部〉でしたが、金森さんから発せられる言葉と実演とによって、確実にNoism的な動きが各メンバーの身体に落とし込まれていく様子に目はまさに釘付けにされました。

17時10分になる頃、金森さんは掛けていた椅子を手にとると、私たちの後方に場所を移し、そこからの〈第2部〉メンバーとのトークは井関さんのMCにて行われました。主に客席からの質問に答えるかたちで進められていったのですが、客席から尋ねられたのは次のようなものでした。歌曲に合わせて踊ること、スタジオ公演について、公演数の多さ、「新体制」になっての違い、踊る曲名(←これに関しては後日、明記される予定だそうです。)、Noismでソロを踊ることの思い、等々、和やかな空気感のなか、約30分間、様々な切り口からのやりとりを楽しみました。

最後、井関さんから、活動支援会員を対象にどんなことができるか、アイディアや希望を寄せて欲しい旨の言葉が聞かれ、この日の日程が終了しました。ワタクシ個人的には、公演の直前時期にでも、もう一度、「通し」での公開リハーサルを見せて頂けたらと思うものです。

何はともあれ、作品(新作『Der Wanderer-さすらい人)』が形作られていく過程を見せて貰ったうえ、メンバーに直接尋ねたりできたこの日の内容は、実にレア度の高い貴重なもので、真に「至福」レベルの90分間だったと思います。まだ活動支援会員になることを迷っておられる向きは一考の価値ありと思います。是非、活動支援会員になって、更にダイレクトにNoism Company Niigataを応援して参りましょう。

(shin)

「SaLaD音楽祭」活動支援会員対象公開リハーサル初日(9/10・土)を観てきました♪

夏が舞い戻ってきたような感があり、強い日差しに汗ばむ2022年9月10日(土)の新潟市。りゅーとぴあのスタジオBまで、活動支援会員を対象とする「SaLaD音楽祭」にむけた公開リハーサル(初日)を観に行ってきました。

シーズンが改まり、メンバーも入れ替わったNoism Company Niigata。
(Noismボードの入れ替えも進んでいます。まだ完了していませんが…。)

9/19のメインコンサートにて、ペルトの『Fratres』とラフマニノフのピアノ協奏曲第2番の第2楽章を東京都交響楽団の生演奏で踊るNoismですが、果たしてどんな面子で踊られるのか、興味津々でない者などいなかった筈です。

2分弱進んでいたスタジオBの時計が13:02を示す頃、つまりほぼ予定されていた時間通りに公開リハーサルは始まりました。

最初の演目『Fratres』(13:00~13:10)から。あの黒い衣裳を纏って、スタジオB内の上手側から一列に歩み出たのは、順に、糸川祐希さん、樋浦瞳さん、三好綾音さん、中尾洸太さん(センター)、井本星那さん、坪田光さん、杉野可林さんの7人。本番の狭いアクティング・エリアを考慮した「横一(列)ヴァージョン」(金森さん)です。
これまでも何度も観てきた作品ですが、間近で観ることで、手や足の動き、身体のバランスの推移などをガン見することができ、それはそれはこの上ない目のご馳走であり、ホントに興奮しながら見詰めていました。
あと、本番でも「降るもの」はないでしょうし、足をドンドンと踏みならす場面は演出が変更されていたことを記しておきたいと思います。

着替えを挟んで、もうひとつの演目・ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番より第2楽章(13:15~13:30)です。今度は先刻までと打って変わって、全員が白い衣裳に身を包んでいます。踊るのは、井関佐和子さん、山田勇気さん、井本さん、三好さん、中尾さん、庄島さくらさん、庄島すみれさん、坪田さん、樋浦さんの9人です。こちらは完全な新作で、この曲を都響から提案を受けてすぐ、「見えた」と金森さん。「丁度、バレエの恩師が亡くなった直後だったことで、思いを馳せながら創作した」のだそうです。見覚えのある小道具が効果的に用いられ、生と死、喪失の哀切と受け継がれていく思いが可視化されていきます。

体制も刷新されたNoism Company Niigataの19thシーズン、その劈頭の舞台「SaLaD音楽祭」。自らの、或いはNoismの活動を「文化、芸術を残していく闘い。願わくば、数十年後、例えば、ここが改修されていたりとかしても、その時代の舞踊家が躍動していて欲しい」と語った金森さん。「このふたつを持っていってきます」の言葉に力が込められていたのを聞き逃した者はいなかったでしょう。大きな拍手が送られましたから。

明日の日曜日、もう一日、公開リハーサルはあります。ご覧になられる方はどうぞお楽しみに♪そして「SaLaD音楽祭」メインコンサートでの本番の舞台のチケットをお持ちの方も期待値を上げて上げてお持ちください。

(shin)

渾身!熱い思いで実現した活動支援会員対象 公開リハーサル初日

数日前に梅雨入りが報じられましたが、この日も新潟市に雨はありません。2020年6月13日(土)の新潟りゅーとぴあ・劇場、年頭からのコロナ禍に延期に次ぐ延期を余儀なくされ続けたNoismの舞台にまみえる機会を、全国の、否、世界中のファンに先駆けて手にし得た果報者は、Noism Company Niigataの「ホーム」新潟に住む活動支援会員、およそ50名。更には、開場前からメディア各社も集結しており、「劇場再開」への関心の高さが窺えました。

待ちに待った案内…

沸き立つ心を抑えつつ、足を踏み入れたりゅーとぴあの館内で私たちを待っていたのは、長い空白の果てに漸く、この日を迎た劇場の「華やぎ」ではなく、「With Corona」時代の劇場が直面する「物々しさ」の方だったと言えるかもしれません。

館内に入ると先ず
サーモグラフィーカメラで検温
この後、劇場前に並びます
距離をとって2列に並んだ先、
劇場入り口手前はこんな感じ
6つの「お願い」近景
入場直前に再度の検温

列に並んでいる間、りゅーとぴあの仁多見支配人をお見かけしたので、ご挨拶した後、少しお話する機会を持ったのですが、すぐに検温スタッフが飛んできて、もう少し距離をとるように注意されたような次第です。

入場受付スタッフは当然、衝立の向こう
ホワイエには連絡先記入用紙も
受付時に座席指定がありました

漸く迎えたこの日、久方ぶりに集う見知った顔、顔、顔ではありましたが、それ以上に「重々しさ」が漂うホワイエは、私たちに今がどんな時なのかを決して忘れさせてくれませんでした。

公開リハ開始15分前、促されて劇場内の指定された席へ進みます。すると、この日の席は一列おきのうえ、両横が3つずつ空けられて配され、そのため、中央ブロックは各列4人、脇のブロックは1人ないし2人しかいないというこれまで見たこともない光景を目にすることになり、その裏に、この日を迎えるための厳しいレベルでの安全管理意識の徹底振りにハッとさせられたものです。

15:00。客電が落ちてからは、そうした時間とはまったく異なる別の時間が流れました。最初はNoism0・井関さんと山田さんの『Adagio Assai』(仮)です。緞帳が上がると向かい合うふたり。無音。不動を経て、動き出すと、次いで流れるモーリス・ラヴェルのピアノ協奏曲、その第二楽章、そして映像。熟練のふたりによる「とてもゆっくり」流れる豊かな時間。『春の祭典』ポスターが舞踊家たちの足を捉えているのと対照的に、今作ではふたりの手に目を奪われます。

15:13頃。浸って見つめていると、緞帳は下りぬままに、次の演目であるNoism0 + Noism1『Fratres III』にそのまま移行しました。ですから、Noism0と言っても、井関さんと山田さんは不在で、金森さん+Noism1(併せて12名)とでも言った方がよい感じでしょうか。で、この完結版とも言える『Fratres III』ですが、いつかの折に、金森さんが「I 足す II が III」と言っていた通りの構成で、その言葉からの想像は当たっていましたが、実際、目にしてみると、これがまた圧巻。鬼気迫る金森さん、一糸乱れぬNoism1ダンサー。それはまさに「1+2=3」以上の深みと高揚感。圧倒的な崇高さが目を釘付けにします。「そうなる訳ね。ヤラレタ」と。更に、どうしても「コロナ禍の舞踊家」というイメージが被さってきましたし、「これを目にする者はみな勇気づけられるだろう。慰撫されることだろう」と、まさに今観るべき舞台との思いを強くした15分弱でした。

休憩を挟んで、今度はNoism0 + Noism1 + Noism2による実験舞踊vol.2『春の祭典』。ホワイエから戻り、自席から目を上げると、緞帳の前、横一列に綺麗に並べられた21脚の椅子。舞踊家にはそれぞれ別々の楽器が割り振られているとの前情報から、背もたれを構成する横に走る黒い5本の線が21脚分、一続きになって並ぶ、この冒頭部においては、何やら五線譜を想像させたりもしますが、須長檀さんによるこの一見、無機質に映る椅子は、この後やはり、様々に用いられ、様々な表情を示すことになります。

作品に関してですが、私自身、先行する『春の祭典』諸作について深く知るものではありませんので、次のように言うのも少し躊躇われますが、ストラヴィンスキーのあの強烈な音楽に導かれると、畢竟、情動的なものへの傾向が強くならざるを得ないのだろうと、そんな印象を抱いていました。それが金森さんの新作では、情動のみならず、理知的なコントロールが利いていて、つまりはスタイリッシュな印象で見終え、私たちの時代の『春の祭典』が誕生したとの思いを強く持ちました。また、この作品、若い西澤真耶さんが大きくフィーチャーされていることは書いておいても差し支えないでしょう。準主役の立ち位置で素晴らしいダンスを見せてくれます。ご期待ください。

ネタバレを避けようということで書いてきましたから、隔靴掻痒たる思いも強いことかと思われますが、ご了承ください。今回、公開リハーサルとしながらも、休憩を挟んで、見せて貰った大小3つの作品は、どれひとつ取っても、大きな感動が約束されたものばかりだと言い切りましょう。『春の祭典』の終わりには、「ブラボー!」の掛け声がかかり、会場の雰囲気はリハーサルとは思えないようなものであったことを書き記しておきたいと思います。

また、こちら過去の記事4つ(いずれも「Noismかく語る・2020春」)ですが、併せて御再読頂けたらと思います。

最後、客席から黒いマスク姿の金森さんが登壇し、挨拶をした場面について触れない訳には参りません。

舞台上、熱演した舞踊家たちに、”You guys can take a rest.(さがって休んで)”と指示を出した後、「本当は昨日が初日だったんですけど、…」と語り始めた金森さん、そこで声を詰まらせ、続く言葉が出て来ません。そのまま後ろ向きになると、私たちの目には、必死に涙を堪えようと震える背中が、そして私たちの耳には、その手に握られたマイクが拾った嗚咽が。瞬間、客席にもこみ上げる熱い思いと涙が伝播します。やがて、「…ご免なさい。こんな筈じゃなかったんだけど。言うことも考えていたし…。」と言った後、続けてキッパリと言い切ったのは「これが今の我々に出来るベストです。我々にとっての本番です」の言葉。「出来る限りを続けていきます」とも。

更に、「今出来る限りをやりたいということで、スタッフにも演出家のワガママに付き合って貰いました」と、リハーサルらしからぬリハーサルが実現した舞台裏を明かしながら、スタッフに向けられた感謝の言に溢れていた、この日に賭ける並々ならぬ気持ちに打たれなかった者はひとりもいなかった筈です。

いつ果てるとも知れない、暗く長いトンネル。未だ「抜け出した」とは言えないような日々。不安で不自由な環境の中にあってさえ、共有されていたNoismというカンパニーの鍛錬に纏わる揺るぎない精神性。同じものを見詰める「同志」たる舞踊家たち。その凄さを垣間見せることになったのが、この日の公開リハーサルだったと思います。

終演後は、大きな感動に包まれながらも、場内放送で、後方の席から順番の退場を指示されるなど、私たちの周囲にある「現実」に引き戻された訳ですが、そうした「現実」があるのなら、勿論、「生活」だけでは満たされ得ず、真に「生きる」ために、こうした優れた「芸術」や「文化」が必要であることが身に染みて感じられた次第です。裏返せば、それこそ、私たちが「Noismロス」になる理由です。(長い文章になってしまったのも、ここまでの長い「Noismロス」の故とご容赦ください。)今回、ご覧になれない方々、次の機会まで今暫くお待ちください。今度のNoismも、必ずその辛抱に応えてくれますから。

この日、確かに、Noismの歴史がまたひとつ刻まれたと言っても過言ではないと思います。それを目撃し得たことの、否、ともにその時間を過ごし得たことの喜びに、今、浸っています。

(shin)

Noism2特別ショーイングが15th seasonを締め括る(2019/08/04その1)

2019年8月4日(日)12:30。この日も新潟は判で押したように暑い一日。「来る日も来る日も」、そう思うのも間違いないのでしょうが、流れる時間はまた、確実にこれまでとは異なる「別の一日」を用意して刻まれていました。

何故と言って、それはこの日を最後にNoismを離れるメンバーがいることをも意味するからです。先日の公演のことを書いた際、Noism1の浅海さんとシャンユーさん、そして準メンバーの片山さんについては触れました。

この日はこのNoism2特別ショーイングを最後に、門山楓さん、鈴木夢生さん、岩城美桜さん、森川真央さんが離れていくことになります。寂しくない筈がありません。

そんな思いも抱きながら、「特別ショーイング」って、いったい何を見せて貰えるのだろう、様々にドキドキしながら足を運ぶスタジオBでした。

で、驚き!若い舞踊家で再び『Mirroring Memories』からの抜粋が観られるなど、想像だにしていなかったからです。心は一気に沸点に達します。

まずは第1部、その「Noismレパートリー」。本家『Mirroring …』が黒衣の登場と情動に訴えかける音楽とで場面を繋いでいったのに対して、本日のバージョンは繋ぎの音楽なしに、前の場面のラストに、次の場面の舞踊家が現れ、前後の舞踊家が不動の姿勢でオーバーラップしながら、場面転換が行われていきます。衣裳や小道具の類もなく、純粋に、各人の身体ひとつのみによるチャレンジを見詰め、一人ひとりが「Noism」を体現しようと精一杯踊る姿に打たれました。

「本家」との最も大きな違いは、4人が配された3番目の「Contrapunctus」(『Psychic 3.11』)でしょう。スタジオB下手側の鈴木さんと岩城さん+上手側の池田さんと橋本さんによって、デュオ×2のかたちで踊られていったのでした。ラストでは、3人が床に倒れてしまうなか、左から4人目、岩城さんひとりが片膝をつき、耳を塞ぎました。

そして勿論、1部ラストのソロ、門山さんの「ミカエラの孤独」(劇的舞踊『カルメン』)が目に焼き付いています。彼女持ち前の若さで踊られるミカエラは、これまでに観たどのミカエラとも異なり、今の門山さんを見詰めるためのものだったと言えます。ラスト近くで発せられる泣き笑いの叫びを、門山さんの「3年間」が全て込められているように聞いたのは、私ひとりではなかったでしょう。胸が締め付けられる思いがしました。

スタジオ内は暗くなりましたが、拍手をする雰囲気とも異なる肌合いのうちに、薄明のなか、第2部の用意が進みます。舞踊家たちによって、踊るスペースぎりぎり、最前線に、白い百合が六輪、等間隔に置かれました。

ワークインプログレス『touch-me-not』(仮)。タイトルは「ホウセンカ」、或いは沖縄では「てぃんさぐ」として知られる赤い花のことであり、熟すと弾けて種子を飛ばす花です。「触らないで」という花言葉が、9人のメンバーの「今時分」を含意し、意味深な印象を与えます。そこに「百合」です。ん、しかし、「黒一点」カナール・ミラン・ハジメくんもいるぞ。例外もあるな。

で、みんな白い衣裳かと思えば、ひとり(『火の鳥』の)仮面をつけた女性だけ黒い衣裳を着ているじゃありませんか。仮面をつけていない他の白8人から、ええっと、彼女は橋本さんだ、と割り出すものの、またしても「黒」の例外。

しかし、チェンバロの音に重ねて歌われるドイツ語とおぼしきチャントには何やら背徳的な響きも漂い、それに合わせて踊る9人は同じ青年期にあることで、女性・男性の違いやら、白と黒の違いやらを越えて、各人の生と性とが、更に性と聖とが交錯し、自らの手に余るしかないあの年頃特有の危うさ、戸惑い、憂い、禁忌、哀感といったものを9つの身体で表出していきました。それは誰しも避けて通れず、誰しも思い当たるところがある心情を踊るような、今の彼(女)らにのみ許されるような舞踊であり、一貫して、決して眩くはないものの、やや陰りを帯びて鈍く輝く類の青年期のフラジャイルで歪な美しさ。零れ落ちる未だ不定形の官能性。…堪能いたしました。

全てが終わり、暗転。その後、赤い薔薇を抱えて登場し、一列になって拍手に応えた若い舞踊家たち。私たちも彼(女)らの前途を祝して長いこと大きな拍手をしたり、掛け声をかけたりしたかったのですが、緞帳がなく、カーテンコールには不向きでした。彼(女)らがはけた後、その場所に残されたままの薔薇と仮面…。

しかし、お互い、このまま終わる訳にはいかないとの思いが共有されたのでしょう。Noism2リハーサル監督の山田勇気さんが「これでおしまいです」と告げた後でしたが、誰が合図するでもなく、極めて自然に、舞踊家たちが止まない拍手に応えて出てくる流れになったのでした。一様に照れくさそうに、しかし、笑顔で。観ていた私たちも再び、精一杯、拍手を強めることで応えました。

その後、立ち去りがたく、ホワイエに立ちすさんでいると、これを境にそれぞれ進む道が異なる時を迎えた「同士」たちが抱き合う姿や、そっと目を拭う姿などを目にし、一人ひとりの前途が洋々たることを祈らずにはいられませんでした。

こうしてNoismの15th シーズンの幕がおりました。来シーズンの幕が上がる迄には、メンバーの入れ替えがあるばかりでなく、活動継続の可否を巡る現在の「棚上げ状況」も決着をみていることになる訳です。正直、今、心は落ち着くべくもありません。しかし、全国から寄せられる熱い思いを力に、私たちはただ信じて待つのみです。「Noismのある新潟市」が継続されていくことを。私たちの前途に、Noismとともに歩む未来が待っていることを。一緒にその吉報が届く日を待ちましょう。

(shin)

活動支援会員限定『カルメン』公開リハ、コメント求む!

以下の通り、Noism劇的舞踊『カルメン』モスクワ公演に向けた 公開リハーサルが迫って参りました。

日時A:2019年5月12日(日)12:00~14:00  
日時B:2019年5月18日(土)12:00~14:00  
会場:りゅーとぴあ  新潟市民芸術文化会館〈スタジオB〉  

昨夕、両日程とも鑑賞定員に達したとの知らせがあり、 喜ばしい反面、1度しか観る機会がないのがやや残念でもあります。 でも、それは仕様のないことですね、ハイ。

皆さまは申し込まれましたでしょうか。 どちらの回をご覧になられますか。 これを書いている私は「日時B」に参ります。

そこで、皆さまへのお願いです。 どちらの回も、ご覧になられた皆様からのコメントをお寄せいただきたいと存じます。

「日時A」(5/12)につきましては、この記事へのコメントというかたちでお願いしたいと思います。(折から、G20新潟農業大臣会合開催中でもあり、新潟市内は交通渋滞も予想されます。こちらもご覧いただき、お時間に余裕をもってお出掛けください。)

「日時B」(5/18)に関しましては、私の方でレポをあげる予定でおりますので、 そちらへコメントを頂けましたら幸いです。

モスクワ公演にむけて弾みがつきますよう、 多数のコメントを頂戴出来たらと思う次第です。 何分宜しくお願い致します。 (shin)

「新潟市の誇り」Noismに更なるご支援を!

2019年3月13日(水)新潟日報朝刊より

本日の新潟日報朝刊に掲載された中原新潟市長定例会見からNoismに関する記事です。ここでもご覧の通り、「芸術性が高く、すごくよかった」としながらも、「市民にどれだけ評価されているか、必要なものかどうかを検討したい」と慎重な姿勢に終始しています。BSNのニュースが使った「正念場の1年」という表現はこのあたりの発言を受けてのものだったと考えられます。先ずは市民の、そして更に幅広いご支援が必要な所以です。今は先ず、この15日から始まるNoism2定期公演の成功からですね。取り急ぎ。

加えて、より直接的な支援も必要とされます。こちらからどうぞ。
(shin)

実験舞踊vol.1『R.O.O.M.』公開リハを観てきました♪

曇天なのか小雨混じりなのか俄に判然としないような2019年1月13日(日)、
新しい年の「Noism初め」として、
実験舞踊vol.1『R.O.O.M』公開リハーサルを観てきました。

会場のスタジオBへ足を運んで、入場を待っていると、
Noismスタッフの方からNHKの取材カメラが入るとのお話し。
前々日の毎日新聞、前日の読売新聞、そしてこの日のNHKと
メディアに取り上げられることが続き、
Noism界隈の潮目がいい感じに変わってきたと嬉しさが込み上げてきました。

予定されていた12:30を少し回った頃、スタジオBに設けられた席へと通されました。目の前には客席側のみ開け放たれていながらも、上方を含め、他の5面が区切られた「箱」状の舞台がありました。それはまるで、映画の横縦比2.35:1と横長のシネマスコープサイズの銀幕のよう。「銀幕」、そう、いみじくも、「箱」の内側5面はいずれも銀色のホイル(のようなもの)が張り巡らされています。その「箱」のなか、上手側にひとり板付きのシャンユーさんの姿。

「さあ、始めましょうか」金森さんの声がかかると、
電気的なノイズのような音楽が耳に届き始め、
陸上競技・短距離走のクラウチングスタート然とした姿勢から動き出すシャンユーさん。
そこに一人、また一人と加わり、5人の男性舞踊家のパートです。
音楽同様、彼らの動きも先を見通すには難しいものがあります。
メンズ5名が履いているのはグレーの靴下。銀色の内側に馴染むかのようなグレーは、
電気的な接点のようでもあります。(あくまで個人的な印象です。)
伸び切らない5つの身体が見せるのは、くねくね絡み合うような複雑な動き。

次は、女性舞踊家のパート。
上手側の壁の下から入って来るのは浅海さん、そして鳥羽さん。
やがてレディースは6人に。
彼女たちは揃ってポワントシューズを履いています。
「くねくね」はありながらも、「コツンコツン」と床を響かせ、直線的に身体を上方へと伸ばそうとする動きが含まれている点に、メンズとの違いも見えます。

続いて3つ目のシーンは井関さんと男性舞踊家・ジョフォアさんのデュエット。
ここでの二人はメンズと同じグレーの「靴下」組です。
「そう来たか!」このパートは前ふたつとは趣を異にする驚きの動きが目を奪うでしょう。
詳しくは書きません。ただ、私の目にはキューブリックの「或る作品」を彷彿とさせるものがあったと記すに留めます。
一体何のことやらですよね。
ご自分の目で本番を観て驚き、浸って堪能してください。

この日の公開リハ、デバイスの不具合から音楽にノイズが混じるトラブルがあり、
2度ほど中断をしながら、3つのパートを見せていただきました。
(もっとも、見ている私たちにはノイズか否かはよくわからずに進行していった訳ですが。)
その後は、金森さんによる舞踊の大手術。舞踊家それぞれが示した動きに対して、
「身体の各パートが独立して喋って欲しい!」、
或いは反対に「四肢+頭で『五肢』同時に!」等々、
金森さんの鋭い「メス」が各所で振るわれ、
一人ひとりの動きが別物に作り変えられていく過程をつぶさに見つめました。

私たちと一緒に公開リハを見守ったのが、元メンバーの宮河愛一郎さん。流れる音楽の不具合に対処する金森さんがその姿に気付いたときには「なんでそんなところにいるの?」、そして井関さんとのデュエットにおけるジョシュアさんの動きの修正に余念がないときにあっても「懐かしいだろ?」と声をかけられるなど、お二人が過ごした時間の厚みが伝わってくるようでした。

私たちサポーターズに囲まれる宮河さんの図
公開リハ終了後、
サポーターズに囲まれる宮河さんの図

この日は、『R.O.O.M』の全12シーンのうち、3シーンを拝見したあと、
最後に客席からのリクエストに応えるかたちで、
金森さんから新しいメンバーを紹介して頂き、
13:40頃、公開リハは締め括られました。

「まだ新潟のチケットはあります。
一度観ただけではわからないので」と金森さん。
理解しようとする視線を送るのではなく、
何より、次々繰り出されてくる「くねくね」などを
虚心に見つめているだけで、
目はこれまで出会ったことのない楽しみに出会える筈、
そんな作品として仕上がってくるのだろうことに違いはなさそうです。
ですから、私たちの側もひとつ鑑賞スタイルの「実験」などしてみる
というのは如何でしょうか。
「観ること」の新しい地平が開けることになるかもしれません。

東京公演は既に前売り完売ですが、
金森さんの言葉通り、新潟公演は最初の3日間(1/25~1/27)を除いて
まだお席に余裕はあります。
一度ならず何度か通ってみる価値のある作品であると確信できました。
皆さん、複数回の鑑賞は如何なものでしょうか。
きっと豊かな体験となることでしょう。ご検討ください。
(shin)

Noismの15年目と、その先のために、そして私たちのために

ご存知の通り、Noismは現在、14年目を終えて、
9月からに備えて充電中です。
15年目には、通常の公演や活動に加えて、
ロシア・サンクトペテルブルクで催される「プティパ生誕200周年フェスティバル」
への『ラ・バヤデール ー幻の国』の招待(11月)や、
長野県諏訪市での井関さんの「第38回ニムラ舞踊賞」受賞式(12月)等、
これまで国内外で得てきた評価の高さや名声を如実に示す出来事が続きます。
とても誇らしく、嬉しい限りですね。

しかし、現在、Noismを抱える新潟市は未曽有の財政難に陥っており、
ここまで重ねてきたNoismの歴史も、16年目以降はまだ未確定のままです。
以前の新潟日報朝刊(2018/3/6付)が伝えるところによれば、

>新潟市議会は5日、2月定例会本会議の一般質問を行い、
>新潟市民芸術文化会館(りゅーとぴあ)専属の舞踊集団「Noism(ノイズム)」の
>今後の活動について、中野力文化スポーツ部長は、
>「これまでの実績や成果を踏まえ、2018年度末までに在り方を検討する」とした

とのことで、依然として不透明かつ混沌とした状況は続いているようです。

財政難が人の心に及ぼす影響には手強いものがあります。
過去にも文化的コンテンツが目の敵にされてきた例など
挙げれば枚挙にいとまがないくらいです。
そこで、Noismがある生活の豊かさを守る意味からも、
公益財団法人新潟市芸術文化振興財団が募集する
「Noism支援会員」或いは「Noism寄付会員」が増えたらいいなぁと思うものです。
そちら、15年目シーズンの募集は既に始まっています。
会期は8月からの1年間で、 個人の支援会員は1口10,000円~、
今回、新たに設けられた個人の寄付会員は1口2,000円~ に設定されています。
(他に法人会員もあります。)

このご時世、お財布からの出費を極力抑えたいのはやまやま。
「支援」や「寄付」など、もっと生活にゆとりのある人の話、
以前は、そう感じていたものです。
しかし、「いつまでもNoismを観続けたい…」、
「何としても、あの豊かさは手放したくない…」、
そんな思いから、支援会員を続けています。

新潟市の持続可能な文化的コンテンツとしてのNoism。
支援会員として、金額的には小さいかもしれませんが、
文化的には大きな誇りを胸に支えていきたい、と。
そして、敢えて、ちょっと大袈裟な言い方をするならば、
私たち一人ひとりがNoismのちっちゃな「パトロン」。
少しお金は出すけど、余計な口は出さない、そんな「パトロン」。(笑)

この256mm×182mmの小さな紙片から、
Noismと私たちの新たな歴史が始まります。

今、この日本にあって、私たち一人ひとりが
ちょっとずつNoismを支えていく、
これってかなり豊かな選択ではないでしょうか。
そうした思いを共有してくださる方がいらっしゃるなら
嬉しく思います。

詳しくは、Noism Web Siteのこちらをご覧ください。
http://noism.jp/support/

併せまして、Noismサポーターズ(unofficial)会員も
絶賛募集中です。
蛇足でした。
( shin / aco / fullmoon )

新潟日報「窓」欄掲載、『ノイズムの活動支えたい』! →反響続々!コメント欄にもお目通し願います♪

3/11の新潟日報「窓」欄に「ノイズムの活動支えたい」という投稿が掲載されました!
高校ダンス部の活躍や新潟の踊り文化にも触れています。
皆様ぜひご覧くださいね♪
https://mobile.twitter.com/SoranouenokumoV/status/973360243462701056?p=v

そして、こちらは小柳議員の3/8のブログリンクです。
2月定例議会での、Noismについての質問と市の答弁の要旨が掲載されています。
http://koyanagi-satoshi.jp/2018/03/08/1312/

この中であげられている、Noismへの予算につきまして、negryuさんがツイートしています。
https://mobile.twitter.com/negryu1234/status/972266337337671681?p=v

予算なくして活動なし。
更なる予算を付けてほしいものです。

さて話は変わりますが、
新潟県文化振興財団が季刊発行している「Culture Niigata」(新潟文化情報誌 カルチャーにいがた)vol.94(2018.3~5月)の表紙とメイン記事「NEXT STAGE」に、
元Noism2の土田貴好さんが掲載されています♪

土田さんは現在文化庁の新進芸術家海外研修員としてベルリンへ2年間留学中。
記事はベルリン出発前のインタビューで、Noism2に所属していた時のお話もたくさん載っています。

ちなみに、サポーターズ会報32号でも土田さんのことはご紹介していますが、「カルチャーにいがた」では大きく取り上げられていてうれしいです♪
「Culture Niigata」は、りゅーとぴあや県民会館、文化施設等に置いてあります。
無料配布ですので、どうぞご覧ください。

土田さんは新潟市出身。
彼の夢は、
「新潟にカンパニーを設立して、ダンサーが生きていける環境を整えながら、作品を全国や世界に届けること」。
まさに金森穣Noismの活動理念と同じです。

若者の夢と希望と行動力を育むNoism(若者だけじゃないけど)。

金森さんのツイッターによると、今日の夕方は、新潟市内の高校ダンス部選抜メンバー30名に、Noism1メンバー総出でNoismレパートリーを教える「Noismワンデイ・スクール」があるそうですね。
https://mobile.twitter.com/jokanamori/status/972600517779009536?p=v

金森さん、メンバーの皆さん、がんばってください!

新潟市の誇り、金森穣Noism、ますます応援していきましょう!!
(fullmoon)

追記: 新潟日報「窓」欄掲載の投書に寄せられた沢山の反響につきましても、
shinさんが下のコメント欄に「☆Noism愛コメント」としてあげてくれています。
どうぞお読みください!

金森穣Noismは新潟市の誇り、新潟市の宝

新聞を見て驚きました。
3月6日付の新潟日報の記事によると、

〔新潟市議会は5日、2月定例会本会議の一般質問を行い、新潟市民芸術文化会館(りゅーとぴあ)専属の舞踊集団「Noism(ノイズム)」の今後の活動について、中野力文化スポーツ部長は、「これまでの実績や成果を踏まえ、2018年度末までに在り方を検討する」とした〕

そうで、どうしてもっと早く活動継続・更新を決定しないのか不思議です。
決定が遅れているのは、どうも今秋の新潟市長選に関係があるらしく、次の市長が誰になるかわからないので歯切れが悪いのだと思われます。

しかし、これまでのNoismの新潟市への貢献度を考え、これからの展望を思うと、市長が誰になろうが逡巡するのはおかしいのではないでしょうか。

2004年設立以来、Noismの活動、活躍は驚嘆すべきもので、金森さんは新潟市のためによく働くなあとずっと感心していました。
新潟市民栄誉賞をあげたいくらいです。
そういう賞はないのですが、新潟日報文化賞はもうもらっているので、ニイガタ安吾賞あたりがいいと思うのですが、出す方ともらう方がどちらも新潟市関係なので難しいそうです(横道にそれてすみません)。

さて、記事によると、

〔中野部長は功績について、フランスなど10カ国で公演を行い国内外で高い評価を受けた実績を説明。中学校への出前公演や、未経験者向けのワークショップといった市内での活動も報告し、「踊り文化の普及・継承の活動に取り組んできた」とした。一方で、出前公演は3年間で8校にとどまることも明らかにした。〕

となっていますが、この最後の、
「出前公演は3年間で8校にとどまる」という表記はいったいなんなのでしょう?
3年で8校ということは、1年で2校以上。
ということは、通常の公演のほかに1年に2回以上も公演しているということになります。
それを「とどまる」と書くなんて、その場の状況はわかりませんが、両論併記の危うさを感じます。
ワークショップもやっていますし、これ以上は働かせすぎなのでは。

さらに、

〔小柳聡氏(民主にいがた)は「『国内外で評価』と言うが、市民の税金を使っており、市民も評価しないと継続は難しい」と指摘。〕

したそうですが、この議員の発言は新潟市民として、とても悲しく、憤りを覚えます。
これほどやっていて、すでに高い評価も得ているのに、この上どうすれば評価すると言うのでしょうか。
この人、勉強不足? と思ってしまいます。

金森さんはツイートしています。

「この方の言う“新潟市民“には、我々が国内外(新潟外)で評価を得ている事を、誇りにしてくれている(評価している)市民は入っていないのだろう。来年以降も国内外で大きなプロジェクトが動き始めている今、新潟市は我々に何を求めるのだろうか。劇場とは世界への窓なのだ。
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/politics/20180306378780.html 

信念と理想を掲げて前に進み続ける金森穣Noism。

新潟市が財政難なのは知っていますが、
劇場文化の灯であり、公立舞踊団ならではの一流の舞台芸術を新潟から世界へ発信し続けている金森穣Noismは、新潟市の誇りであり、宝です。
「新潟市にはNoismがあるんだよ♪」と、新潟市民なら議員さんでも誰でも誇りを持って自慢してほしい。

NoismサポーターズUnofficialは、Noismの活動継続の一助になれればと思い、市民団体として応援活動を続けてきました。
これからも気をひきしめて、市議会議員にも届くように、ますます応援していきたいと思います。

記事の最後に、

〔中野部長は「法人や個人から広く活動支援を募っている。今後も、自主財源の確保に努める」とした。〕

とあります。
活動支援というのはNoismに寄付をするということです。
詳細:http://noism.jp/support/
今春、新たな活動支援の体制が発表される予定です。

私も、NoismサポーターズUnofficial自体も活動支援会員です。
サポーターズ会員と活動支援会員を兼ねている方はたくさんいらっしゃいます。

Noismの活動継続には今後ますます活動支援が大きな役割を果たしていくと予想されます。
行政と市民の両輪で金森穣Noismを盛り立てていきましょう!

追伸:今見たらacoさんがツイートしていてうれしい♪
https://mobile.twitter.com/SoranouenokumoV/status/971088107163467776
乗越たかおさん、他の皆さん、ツイートありがとう!
(fullmoon)