「ランチのNoism」#14:中尾洸太さんの巻

メール取材日:2021/8/7(Sat.)

シーズン終盤の怒濤の日程が八面六臂のフル稼働で踊り通され、その大ラスは月末の利賀(富山県)、Noism0の3人による『残影の庭』で締め括られる筈でしたが、公式発表はまだですけれど、感染症拡大防止の観点から、同演目の鑑賞予約者に対して、SCOTの担当者より個別に「上演延期」の電話連絡が行われましたから、Noism Company Niigataは現在、全メンバー揃って、18thシーズンを前にした夏休み中と解せられます。
再始動までしばしの充電期間という訳ですが、ここで、夏休みに入るギリギリ直前のタイミングでメール取材できた「ランチのNoism」(14回目)をお送り致します。今回登場するのは中尾洸太さん。果たして彼のランチとは…!?

皆さん、準備はいいですか。では覗きに行っちゃいましょう。

♫ふぁいてぃん・ぴーす・あん・ろけんろぉぉぉ…♪

夏休み前でも大忙しの舞踊家たちに昼がきた♪「ランチのNoism」!

*まずはランチのお写真から

えっ?えええっ?どゆこと?

ちょっとちょっと中尾さん、写真、間違えてません?こちら、食後のコーヒー画像ではありませんか。
それとも、まさか、昔の浪人生みたいに覚えた先から、頁を破って胃に収めていくってことじゃありませんよね、コレ。って、そんな訳ないか。破られた跡、ないですもんね。
それじゃあ、それじゃあ、取材の日にランチ忘れてきちゃった図だったり?あり得ない、あり得ない。失礼なこと言っちゃってスミマセン。

もうコレ、中尾さんにまんま伺うしかないですね。

1 今日のランチを簡単に説明してください。

 中尾さん「お昼はいつもコーヒーを飲みながら本を読んでいるか、そのまま練習していることが多いですね」

 *えっ?えええっ?(再び)
ランチブレイクがコーヒーブレイクってことですか?アドレナリン出しまくりの最中の読書っていうのもシュールな感じですし、お昼の時間も練習を続けているとしたら、それはそれでちょっと心配になっちゃうんですけど。
う~む、だとすると、今回、「ランチのNoism」として進めて大丈夫なんですかねぇ?次に用意した質問、既に行きにくい展開になってるんですけれど、これ…。ええい、敢えて、ってことで訊いちゃいますけど…。(汗)

2 誰が作りましたか。or 主にどこで買ってくるのですか。

 中尾さん「ランチに限らず割と自炊が好きなので、これが食べたいとなるとあまり手間は厭わずに作ります」

 *コーヒーについては触れられませんでしたけれど、聞けば、中尾さん、缶コーヒーはあまり飲まず、その時の気分によって変えることはあっても、基本的にはブラックで飲んでいるのだとか。この日のもこだわりのコーヒーだったりするんですかねぇ。
で、作って食べるのが好きってことで、好物を訊ねてみましたところ、「やっぱり白米が好きですね。あと豚肉と鶏肉も」と中尾さん。これはもうバッチリ新潟向きのお答え!豚肉で疲労回復を図り、鶏肉でたんぱく質を摂りながら、新潟のお米、どんどん召し上がってくださいね。

3 ランチ(タイム)でいつも重視しているのはどんなことですか。

 中尾さん「ランチをとると眠くなったり、一度踊るモードに入るとなかなか食べる気が起きなかったりするので、できるだけ軽くコーヒーだけで済ませてしまいます」

 *「できるだけ軽く」って、コレ、軽過ぎません、中尾さん?これまでお届けしてきたランチもホントに軽めな人多かったんですけど、ここまで来ちゃいますか?
まあ、舞踊家に「踊るモード」って言われちゃうと、私たちとは違うんだなって思うほかありませんけどね。いえ、そう思うことに致します、うん。「踊るモード」ですね。

4 「これだけは外せない」というこだわりの品はありますか。

 中尾さん「料理の品ではないのですが(笑)、本は割とお昼のお供にしています」

 *あっ、そっちですか。コーヒーの方が来ると思ったら、そちらでしたか。(汗)
そして私たちからの質問もムリムリ感強めなものが続きますが、ご容赦を。

5 毎日、食べるものは大体決まっている方ですか。それとも毎日変えようと考える方ですか。

 中尾さん「ランチはともかく、夜は毎日変えたい派です。なので、作り置きなどをしていた時期もありましたがやめました」(笑)

 *自炊されるとすると、疲れているのに大変ですね。それでも、夜、好きなもの食べたいですよね。そうでしょうとも、そうでしょうとも。で、よく作られるものにタコスがあるんだそうですが、「もう少し研究したのちに、得意料理を訊かれたときにはタコスと答えたいですね」と中尾さん。タコス道も極めていくことになりそうです。

6 公演がある時とない時ではランチの内容を変えますか。どう変えますか。

 中尾さん「なるべくいつも通りがいいので、公演だからといって何か特別に変えることはしません」

 *なるほど。例えば、以前にも触れたことですが、歌舞伎の市川海老蔵さんも「変えない派」で知られてますけど、ほぼコーヒーだけの中尾さんとは少し違うか。でも、やはり「踊るモード」優先ってことは言えて、そこは同じかと。

 *それからこちら、遠征中の写真を一枚、送ってくださいました。

サラダ音楽祭劇場入り期間中、自然な笑顔の中尾さん

 *遠征中の食事はさすがに少し勝手が違うのかもしれませんが、やはり食卓に本がありますね、分厚い本が。この日は恩田陸さんの『蜜蜂と遠雷』とお見受けしました。
んっ?えっ?おっと、これ、「週刊ブックレビュー」(古いか?)ではなくて、「ランチのNoism」でしたね。いけない、いけない。食べていたもの、食べていたもの。お訊きしたところ、ねぎみそと葉とうがらしのおにぎり、そしてお味噌汁と(恐らく、ひじきの)煮物とのことでした。(汗)和風ですね、中尾さん。

7 いつもどなたと一緒にランチタイムを過ごしていますか。

 中尾さん「本読むので割と一人でいます。みんなとしゃべりたいときはテーブルに行って歓談しています」

 *そうですよね。通常、本がお供なんでしたよね。これは失礼しました。では、「みんなとしゃべりたいとき」について教えてください。

8 主にどんなことを話していますか。

 中尾さん「昨日何食べた? とかあまり踊りに関係ないことを話しています」

 *おっと、西島秀俊さんと内野聖陽さんの人気ドラマ(『きのう何食べた?』)の話かと思っちゃいました。アレ、面白いですよね。観てます?って、話、逸れ過ぎですね。スミマセン。(汗)

9 おかずの交換など…(むにゃむにゃ…)←さすがに、これはそぐわないですね。

 中尾さん「おかず交換はしないのでとりあえず今読んでいる本の紹介でも…。
今、カズオ・イシグロさんにハマっているので、今は『忘れられた巨人』、一つ前に読んだのは『クララとお日さま』です」

 *おお、お気遣いに感謝です。いい人!ずっと読んでいる本について訊きたかったんですけど、タイミングを失したかなと残念な思いでいましただけに、もう感謝、感謝です。で、カズオ・イシグロさんですか。私も『日の名残り』とか『わたしを離さないで』とかいくつか読みましたけれど、少し堅めの純文学ではありながらも、大きく展開する物語が印象に残っています。また他のも読んでみようかと思いました。

10 いつもおいしそうなお弁当を作ってくるのは誰ですか。 料理上手だと思うメンバーは誰ですか。

 中尾さんカイスティーヴンはいつも美味しそうなものを食べているなーと思って見ていました」

 *おふたりともホントに料理上手でしたからね。前シーズン限りで退団されてしまったおふたりの名前にちょっとしんみりです。(涙)でも、淋しがってばかりもいられませんから、気を取り直して前を向いてこう、ってことで。
中尾さん、驚きの「ランチ」、ご馳走様でした。

で、中尾さんからもメッセージを預かっています。そちらをどうぞ。

■サポーターズの皆さまへのメッセージ

「いつもNoismの活動を応援してくださりありがとうございます。まだまだ新参者の私ではありますが、中尾洸太にしかできない踊り、表現を模索しつつ、それを皆様にお届けして感動していただけるよう精進してまいります。これからも応援よろしくお願いします」

メンバー振付公演でも意欲的な作品を発表していた中尾さん、これからも目が離せないですね。と、こんな具合で、今回の「ランチのNoism」もおしまいです。大幅に入れ替わるメンバー皆さんへの期待を募らせて、18thシーズンのNoism Company Niigataを待つことに致しましょう。今回もお相手はshinでした。それではまた。

(shin)

「ランチのNoism」#13:カイ・トミオカさんの巻

メール取材日:2021/7/17(Sat.)

もう圧倒的な舞台の力を見せつけたストラヴィンスキー没後50年 Noism0+noism1+Noism2『春の祭典』公演が全てのツアー地を巡り終え、次のサラダ音楽祭に向けて、活動支援会員を対象とする公開リハーサル(1日目)が行われた日、2021年8月5日。「ランチのNoism」も取り急ぎ、その13回目としてカイ・トミオカさんの巻をお送りします。

今回、故あって、少し予定を変更し、以前に、クリスマスの番外編として、その料理の腕を見せてくれただけでなく、その背景に料理哲学みたいなものを存分に感じさせてくれたカイ・トミオカさんが「ランチのNoism」レギュラー回に再登場してくれました。

では、いってみましょうか。

♫ふぁいてぃん・ぴーす・あん・ろけんろぉぉぉ…♪

りゅーとぴあ・スタジオBに舞踊家たちの昼がきた♪「ランチのNoism」!

*まずはランチのお写真から

おおっと、これは絶対…
そう、顔になってますね、顔に。
お茶目です、カイさん!

1 今日のランチを簡単に説明してください。

 カイさん「Noismでの3年間、私のランチはずっととても似通ったものでした。まず初めは、納豆ともずく。それからメインディッシュ。そちらに関しては、毎日、或いは、一日おきに異なっていましたが。これは私が作ったラザニアになります」

 *納豆、嫌いじゃないんですね。もずくだって、嫌がる外国人は多い筈ですけど。そしてまた再燃する「バナナ問題」(林田海里さんの回)!(笑)カイさんは「青バナナ」専ではないと見えます。私も草みたいなの(←酷い言い方…。(汗))よりはこのくらいが落ち着きますけど。(←個人的な感想です。)

 *もっとラザニアに寄ってみますね。ズンっ!

ラザ~ニア・イン・ジプロック(←多分)

2 誰が作りましたか。普通、作るのにどれくらい時間をかけていますか。

 カイさん「私はいつも自分で用意しています。このラザニアは作るのには数時間かかりましたが、とても多くの量を作ったので、4日間も食べることができました」

 *クリスマスのときにも手を抜かないお料理を見せて貰いましたけれど、これもまた手の込んだ本格的なものなのでしょうね。とても美味しそうですし、何より、こうして出来上がるまでの調理をしている時間も大切に刻まれてきていることを窺わせますよね。

3 ランチでいつも重視しているのはどんなことですか。

 カイさん「納豆ともずくを食べることは私にとって、ひとつの「慣習」と言って良いものになりました。もずくには柔軟性に良い酢が含まれていますし、納豆が含むたんぱく質については言うまでもないでしょう。そしてメインディッシュは食べたいと思ったものを食べるようにしています!」

 *身体と心の双方に効くランチってことになるでしょうかね。さすがです、カイさん。 

4 「これだけは外せない」というこだわりの品はありますか。

 カイさん「納豆ともずくは毎日入っていますね」

 *外国籍の方じゃないみたいです。でも、そんな感覚が古いのかしら、って思いにも囚われますね。いいものはいいのです。そして、わかる人にはわかるのです、何につけ。

5 毎日、ランチで食べるものは大体決まっている方ですか。それとも毎日変えようと考える方ですか。

 カイさん「普通、一週間でふたつのメインディッシュを食べるかたちのランチになっています」

 *時間をかけても、美味しいものを、賢く作り置きして、賢く食べてらっしゃる、そんな姿勢、ライフスタイルとして素敵です。

6 公演がある時とない時ではランチの内容を変えますか。どう変えますか。

 カイさん「公演がある日は食事する時間が違ってきますから、大抵は、朝食をかなり多めに食べておいて、公演に向けて充分に消化されるよう、ランチは少し軽めにしています」

 *エネルギーの補給だけでなく、やはり、消化の側面も意識してるんですね。満腹か空腹かっていう「一次的欲求」レベルの大雑把な食べ方ではないってことですね、やっぱり。そりゃあ、そうかぁ。

7 いつもどなたと一緒に食べていますか。

 カイさん「誰とでも喜んで!最近では、私とスティーヴンジョフチャーリーリオ(=三好綾音さん)、カリン(=杉野可林さん)で同じテーブルについてますが、誰が来ても大歓迎です!」

8 主にどんなことを話しながら食べていますか。

 カイさん「ランチというのはみんなが話したいと思うあらゆることを話す機会と言えます。ですから、話されているのは『こんなこと』みたいに挙げることは不可能です」

 *いかにもカイさんらしいお答えというか。そしてウエルカムな性格なんですね。みんなとの時間を大事にしようとしている点、ナイスです、カイさん。

9 おかずの交換などしたりすることはありますか。誰とどんなものを交換しますか。

 カイさん「コロナの影響で、食べ物をシェアしないよう言われていますよね。でも、もし、自分で特に自信のもてるランチを作ったようなときには、誰か試してみたい人はいるか訊ねたりするでしょう」

 *本当に不自由な空気に覆われていて、閉塞感が強い昨今。嫌になっちゃいますよね。でも、辛抱するしかないですね。終息する日がやってくることを信じて、願って。

10 いつもおいしそうなお弁当を作ってくるのは誰ですか。料理上手だと思うメンバーは誰ですか。

 カイさん「あらゆる人のランチはその人独特なもので、その人自身を反映するものです。時間があって料理に興味がある人であるなら、料理を好まず、忙しい人とは全く異なるランチになるでしょう!筋肉を付けたいからと沢山食べる人もいるでしょうし、体重を減らしたいということでほとんど食べない人もいることでしょう。食べ物はこの世界の一人ひとりにとって、極めて重要なものと言えます」

 *これです、これです。これまた、いかにも深いですよね。昨年のクリスマスのときに感じた「哲学する料理人」カイさんの面目躍如たるものです。「食」への洞察に富むカイさん節、再び炸裂って感じで、我が身を振り返って、ただ食べてるだけだなって思わせられちゃいました。(汗)…そんな深みのあるカイさんの回もここらへんで。カイさん、どうもご馳走様でした。

カイさんからもメッセージを頂きましたので、どうぞ。

サポーターズの皆さまへのメッセージ

「ここNoismで過ごした3年間、サポーターズの皆さまに感謝します。皆さまが私と同じくらい、舞踊とNoismに対して情熱を有しているのは素晴らしいことです。ベストのパフォーマンスをお見せできるよう、私が常に力を尽くしていたことをご存知頂けていたら嬉しく思います。どうも有難うございました」

…今回、予定を変更してカイ・トミオカさんのレギュラー回をお送りしたのにはちょっと淋しい事情がありました。と言いますのも、メッセージからも読み取れますように、カイさん、先月(7月)末の札幌公演を最後にNoismを退団されたからです。
今も目に浮かぶのは、『春の祭典』において、下手(しもて)手前にたまるガールズに向かって上手(かみて)奥から寄ってくるボーイズの場面、開脚ジャンプを何度も何度も繰り出して迫ってきたその姿。あの高さ、あの連続ジャンプはまさに「ゴン攻め」の趣。目を見張りました。そしてそれだけでなく、もっともっと観ていたい舞踊家のひとりでした。また違う舞台で躍動する姿を楽しみにしております。カイさん、3年間、感動を有難うございました。
以前の「私がダンスを始めた頃」から、若き日の開脚ジャンプ画像を再掲しておきます。この頃のジャンプを支えていたものは納豆ともずくではなかったでしょうけれど…。

再掲のこのジャンプ、
コレがアレになった訳で、
時を隔てた代名詞ですね♪

今回はここまでです。次回は誰がどんなかたちで登場してくださいますでしょうか。お楽しみに。お相手はshinでした。それではまた。

(日本語訳+構成: shin)

「ランチのNoism」#12 : 三好綾音さんの巻

メール取材日:2021/6/5(Sat.)

感動「てんこ盛り」状態のストラヴィンスキー没後50年 Noism0+noism1+Noism2『春の祭典』公演も、まず、皮切りの新潟公演を終え、次の埼玉公演まで2週間を切りました。このタイミングで、ご好評を頂いています連載企画「ランチのNoism」第12回をお届けしようと思います。今回ご登場願うのは、クールで落ち着いた雰囲気を漂わす三好綾音さんです。そのランチや、如何に。では、一緒に覗いてみましょうか、三好さんのランチ。

♫ふぁいてぃん・ぴーす・あん・ろけんろぉぉぉ…♪

今日もりゅーとぴあ・スタジオBに舞踊家たちの昼がきた♪「ランチのNoism」!

*まずはランチのお写真から

“So Cool!!”
クールな三好さんのクールなランチ

1 今日のランチを簡単に説明してください。

 三好さん「サラダです。上に乗っているのは高野豆腐とズッキーニ、エリンギを炒めたものです」

*おお、これはクールな印象の三好さんに違わない、相当クールな感じのランチとお見受けしました、…って「冷やしている」ってことじゃありませんよ。見かけがクールってことです。「カッコイイ」という意味も込めて。そしてまたまた量は少なめながら、高野豆腐があるお陰で、満足感は得られそうな…。でも、もっと食べたいかな、私なら。

2 誰が作りましたか。普通、作るのにどれくらい時間をかけていますか。

 三好さん「朝、10分くらいで準備します」

*「10分」!もう最初から手の込んだものは目指さないっていう割り切りに充分、三好さんの「ランチ哲学」の一端を見るような思いが致します。

3 ランチでいつも重視しているのはどんなことですか。

 三好さん「消化の早さと、野菜の栄養をしっかり摂ることです」

*やはりランチの背後に相当色々考えるところがあることを窺わせますね。好きな物を食べて寛ぐっていうのではなく、時間をかけずに準備して、それでいて、効果MAXとなるような「哲学」が存在するランチ。ここまでくるのに色々試行錯誤はあったのでしょうが、コレ、ある意味、究極かも。そんなふうに思えるランチ、う~ん、三好さんっぽい。

4 「これだけは外せない」というこだわりの品はありますか。

 三好さん「ビタミン類が摂れる野菜です。いつもほうれん草か小松菜か、ブロッコリーです」

*またまたストイックな響き。ランチに求めるものにブレがないんですよね。「踊るための身体」から導き出されたランチ。そのストイックさに打たれます。

5 毎日、ランチで食べるものは大体決まっている方ですか。それとも毎日変えようと考える方ですか。

 三好さん「食材に変化はありますが、基本的には決まっています。ほうれん草か小松菜、食物繊維のキノコ類、たんぱく質は鶏肉か、ゆで卵か高野豆腐が多いです」

常に身体に向き合いながら、削いでいって、削いでいって、…ひとつの「ランチ道」を極めようとして至った感じ。もう「黒帯」って域に達しているかのような風格すら漂ってますね。お見事!

6 公演がある時とない時ではランチの内容を変えますか。どう変えますか。

 三好さん「公演の時はサラダがお味噌汁になります。よりお腹に負担がかからないですし、ツアー先でも必ず買えるものなので」

-公演の時のランチはお味噌汁だけになるということでしょうか。主にお求めになるお味噌汁の具材などを教えて下さい。

 三好さん「ゆで卵も食べます。ゆで卵は普段から2個くらい持っていて、ランチに食べたり、休憩の時に食べたりしています!新潟の家の時は冷凍のほうれん草としめじとかが多くて、インスタントを買うときは茄子のお味噌汁が好きです」

*ゆで卵もありって聞いて、ちょっとホッとしました。あと、お味噌汁の具材のところで、「好き」ってワードが出て来たことにもちょっとホッとしたりして…。(笑)

7 いつもどなたと一緒に食べていますか。

 三好さん「いつもカイ(・トミオカさん)スティーヴン(・クィルダンさん)と同じテーブルに座ります。最近はせなさん(=井本星那さん)とお話しながら食べています」

*この日のお写真がこちら。

左手前から奥に向かってスティーヴン・クィルダンさん、カイ・トミオカさん、そして坪田光さん。その向かい側、右奥にジョフォア・ポプラヴスキーさん、そして右手前が三好さんですね。

8 主にどんなことを話しながら食べていますか。

 三好さん「せなさんとは、食べ物の話が多いですね。この食材が体に良さそうだよーとか、色々情報交換をさせてもらっています」

*井本さんとの「情報交換」のなかで、最近気になる食材など訊ねてみましたら、「オートミールです。先日はせなさんから小分けのオートミールを頂きました!」(三好さん)とのお答え。こちらの話題も掘り下げると、どんどん深いものになっていくのでしょうが、入口のほんの浅いところしか訊ねられませんでした…。スミマセン。(汗)

9 おかずの交換などしたりすることはありますか。

 三好さん「つい最近せなさんにキヌアをお裾分けしたら、美味しいキヌアサラダになって返ってきました!とっても美味しかったです」

*おっと、またまた深みのある展開になってきましたよ。今度は頑張って、ちょっとこの「沼」にハマってみましょうか。

-三好さんはいつ頃、どういうきっかけでキヌアを知ったのですか。また、新潟でも買えるのでしょうか。

 三好さん「さわ(=井関佐和子さん)さんにお借りした疲労に関する本に、キヌアやアマランサスの穀類はカリウムとか、マグネシウムが豊富でむくみやストレスに良いと書いてあったので、サラダのバリエーションにもなると思って買ってみました。プチプチした食感が好きでとっても気に入っています!私は新潟ではあまり見かけないので、アマゾンで購入しました」

-キヌアをいつもはどのように調理して食べていますか。ランチに持ってくることはないのでしょうか。

 三好さん「茹でて、トマトやきゅうり、パプリカとなどと混ぜます。オリーブオイルと塩コショウ、レモン、バルサミコで味付けするのがお気に入りです。先日インスタグラムのストーリーにキヌアサラダを上げていたのでその写真を送ります」

*ってことで、送っていただいた写真がこちらです。

キヌアサラダ調理中の図

*どうも有難うございます。「ストーリー」用ってことで、コメント解説まで入っていて嬉しい限りです。で、件の「キヌアサラダ」、「研修生カンパニー」から「プロフェッショナルカンパニー」へ昇格って感じですかね。色鮮やかでとても美味しそうです。他に目を移してみますと、Noismメンバーのお買い物上手の側面は三好さんの「酢にんじん」にも!こちら、必殺、イトーヨーカドーでしょうかね。

10 いつもおいしそうなお弁当を作ってくるのは誰ですか。 料理上手だと思うメンバーは誰ですか。

 三好さん「ランチは、ゆかさん(=浅海侑加さん)のサンドイッチがいつも美味しそうだなぁと横目に見ながら思っています。」

*おお、ニーチェじゃないですけど「人間的な、あまりに人間的な」な側面も!クールな三好さんが横目で見ながら食事をしている図、想像しただけで可愛いですよね。…失礼しました。で、料理上手の話はまだまだ続きます。

 三好さん「料理は、さわさんやゆかさんが作る料理は本当に美味しくて憧れます。でも皆も本当に上手です!まや(=西澤真耶さん)は家に行くと必ず美味しい常備菜?を出してくれますし、以前持ち寄りパーティーをしたときは、チャーリー(・リャンさん)は餃子だったり、ジョフはキッシュだったり、スティーブンはスイーツだったり、皆それぞれに得意なものがあって、全部美味しかったです♪」

*おおっと、とてもとても全て掘り下げる訳にはいきませんから、前回の「ランチのNoism」に登場してくれた西澤さんとのやりとりに絞って訊いてみましょう。

西澤さんの「常備菜(?)」について、少し具体的に教えて下さい。

 三好さん「私がまやの常備菜で一番大好きなのは、セロリといかくんをオリーブオイル?であえたものです。いかくんを料理に使うのにびっくりして、しかも超簡単でとっても美味しいんです!まやはツアーに行ったときなども、スーパーで安くて美味しくてホテルで食べれるものを見つけてくる天才で、よく一緒にスーパーに行って、まやのかごに入ってる物を見てそれどこにあったの?!って聞きます(笑)」

*おおっと、「いかくん」ですか?…それ、「さかなクン」とは違う感じで、いかの燻製のことですよね。(…って、間違う筈ないか。)いかにも(…って、クドい(笑))ハイブリッドな料理ですね、西澤さん。三好さんとは路線が違う。でも、「天才」と評されたスーパーでのお買い物も含めて、西澤さんのキャラが見えてくるような逸話には、前回、西澤さんが紹介してくれた三好さんの「無限にんじん」と併せて、料理面でインスパイアし合っているふたりの構図も見えてきて、この「沼」にもハマってみてよかったなと思いました。三好さん、諸々、どうもご馳走様でした。

今回も締め括りに、三好さんからのメッセージをご紹介しましょう。

サポーターズの皆さまへのメッセージ

「いつも私達の活動を支えてくださり、ありがとうございます。また次の公演をお見せできる日まで、皆様も、私達も、健康で安全な日々を過ごせますように願っています!」

さあ、そんな「次の公演」は埼玉での公演。今回、本公演として「初演」となるNoism版『春の祭典』では、井関さんに続いて2番目に姿を現すのが三好さんです。彼女を含めて、全員が渾身の舞踊で魅了する舞台は映像舞踊を含めて4演目。もう超豪華ですから、どうぞお楽しみに。

本日はここまで。今回もお相手はshinでした。では、また。

(shin)

「ランチのNoism」#11:西澤真耶さんの巻

メール取材日:2021/5/26(Wed.)

新潟・市民映画館シネ・ウインドを会場とする井関さんのトークイヴェント付き映像舞踊『BOLERO 2020』特別上映(6/5)も一週間後に迫りました。チケットは好評発売中。もうお求めになられましたか。当ブログも更新に間が開いてしまいましたが、今回お届けする記事は前回に続き、こちらもご好評を頂いている「ランチのNoism」その11回目です。ご登場頂くのは西澤真耶さん。西澤さんと言えば、数ヶ月前に新潟のタウン誌「月刊にいがた」とそのWeb版「日刊にいがた」で、「自炊に目覚めた」としてお料理を学ぶ様子が紹介されていました。クッキングライフ nukunukuさんでのそのときの模様はこちらからどうぞ。で、今回は「その後の西澤さん」をお届けしようという訳です。お待たせしました。では、いってみましょうか。

♫ふぁいてぃん・ぴーす・あん・ろけんろぉぉぉ…♪

今日もりゅーとぴあ・スタジオBに舞踊家たちの昼がきた♪「ランチのNoism」!

*まずはランチのお写真から

「5月最終週メニュー」でしょうか

1 今日のランチを簡単に説明してください。

 西澤さん「今日はキャベツとソーセージのコンソメスープとセロリの漬物です。あと野菜ジュースです」

*おお、これはまた少食のランチですね。あと、私など炭水化物なしでは食べた気がしないんですけれど、摂りたくなりませんかねぇ、炭水化物…。

2 誰が作りましたか。普通、作るのにどれくらい時間をかけていますか。

 西澤さん「offの日にまとめて作ります。作るのに1時間半くらいですかね」

*「作り置き」派なんですね、西澤さん。お料理って、時間に追われながらやるのでなければ、凄くいい気分転換にもなりますし、目に見える達成感があって、offの日をゆったり過ごすのには適していたりもしますよね。楽しいですし。

3 ランチでいつも重視しているのはどんなことですか。

 西澤さん「量です。重くなりすぎないようにとササっと食べられて休憩の時間を長く取れるようにしています」

*こちらの量ですと、決して重くなりすぎたりってことはなくて、逆に、軽すぎたりはしないかと心配しちゃったりするんですけれど…。(汗)あと、前回のスティーヴンさんも仰ってましたが、食後の時間を長く取ろうとするのは皆さん一緒なのですね。でも、またすぐに激しく動くことになるのだから、それって当たり前か。大変ですよね。失礼しました。

4 「これだけは外せない」というこだわりの品はありますか。

 西澤さん「ランチに限りませんが、1日のうちのどこか一食でお米を食べることですね。新潟はお米が美味しくて!!あと緑茶は欠かせません」

*遂に炭水化物について触れられましたが、それも新潟のお米!そのこと自体、嬉しく思うものですが、もっとたくさん召し上がってもよいのでは、と思っちゃったりして。だって、ほっそりしてますもん、西澤さん。あと、緑茶、リラックス効果があったり、血糖値の上昇を抑えたりする優れものであるだけでなく、あの澄んだ緑、見た目にも美しくて、気分が上がりますよね。

5 毎日、ランチで食べるものは大体決まっている方ですか。それとも毎日変えようと考える方ですか。

 西澤さん「自分で作る時は1週間分の作り置きなので1週間は同じメニューです。
コンビニの場合はおにぎりとゆで卵です」

*「作り置き」は食事の機能面を重視して食べる合理的なスタイルですよね。日々の稽古やリハーサルの合間に摂ることを考えれば、そうしたランチで充分な訳なのですね。それから、日々同じ物を食べることのメリットを歌舞伎俳優の市川海老蔵さんも口にしていました。曰く、体調管理がしやすいのだと。身体のコンディションに敏感であることが求められますからね。

*で、西澤さんが他の日のランチ画像もご紹介くださいました。

ある日(1)

  西澤さん「卵焼き、ピーマンと竹輪のきんぴら、無限にんじんと冷凍のポテトです」

*はいはい、ちゃんと作ってらっしゃいますねぇ。割と和のテイストのお料理ですね、こちら。そして、「無限にんじん」!所謂「無限ピーマン」みたいに「やめられない、とまらない」って感じで、やみつきになっちゃうヤツですよね。ぱっと見、既に美味しそうです♪

ある日(2)

  西澤さん「卵焼き、ピーマンの肉詰め、醤油ベースの鰹節入りの南瓜サラダです」

*しっかりしたもの作ってますね。そしてこちらには白米付き!ごはんを目にして安心しましたって人、きっと私だけじゃない筈。

*それにしましても、色々丁寧に教えてくださる西澤さん、やっぱり真面目で誠実な方だなと。心配りのあるご紹介、どうも有難うございます。

6 公演がある時とない時ではランチの内容を変えますか。どう変えますか。

 西澤さん「公演の時はコンビニメニューです。おにぎり1つとゆで卵1つ。公演前におにぎりを食べて、公演後にゆで卵を食べています。本番前は緊張してあまり食べられないのと、早く食べて、早く準備して、早く舞台に行って自分のペースで落ち着いて確認をしたいので手軽なのを食べています」

「公演の時はコンビニメニューです」

*こちらも画像付き、有難うございます。そしてこちら、併せて食べても決して重すぎたりはしない感じですが、それでも、公演の前と後に召し上がってるんですね。公演前には重圧も大きいのだと察しますが、その重圧から解放された公演後にはもっとガッツリいきたくなりそうなものですけれど、私みたいな者は…。でも、そういう食べ方って千穐楽の後までお預けなんですよね、きっと。(汗)

7 いつもどなたと一緒に食べていますか。

 西澤さん(鳥羽)絢美さん(林田)海里さんです」

*おっ、それって、過日のメンバー振付公演での『Flight From The City』のときの3人の名前がそのまま揃う訳ですね。林田さん演出振付の、おふたりが踊られたとてもリリカルな作品で、うっとりさせられたアレ。な~る。波長が合うんですね。また、ゆで卵では鳥羽さんと重なり、公演時の画像に写ってた「大きな鮭ハラミおにぎり」のチョイスは林田さんと重なってますし。

8 主にどんなことを話しながら食べていますか。

 西澤さん「改めて質問されると何話しているかな〜? あまり話していないのかもしれないです、みんな休憩の時間を大事にしているので」

*with コロナで推奨される「黙食」の以前に、そのあたり、お答えはほぼ皆さん、共通している感じがします。午後に向けて身体を休めるのが最優先。そして踊っている最中に身体で会話しているプロの舞踊家たちであってみれば、自然なことなのでしょうね。

9 おかずの交換などしたりすることはありますか。

 西澤さん「海里さんはミカン、チャーリー(・リャン)さんはおやつをいつも分けてくれます。なのでチョコとかを持ってきた時はみんなに配っています」

*ここでも with コロナってことで、おかずの交換はなくなっても、デザートみたいなものをあげたりするちょっとした気遣いは集団のなかでの潤滑油的機能を果たしているんですよね。

*チャーリーさんがいつも分けてくれるおやつってどんなものなのか、興味を覚えたので、その点を訊ねてみました。すると、「チャーリー自身が持ってきたチョコとかクッキーとかナッツを分けてくれます」(西澤さん)とのことでした。配ったり、配られたり、「絵」が浮かんできますね。

ほぼ直角に腰を折って覗き込むジョフ
この日、視線の先には「野菜生活100」

10 いつもおいしそうなお弁当を作ってくるのは誰ですか。 料理上手だと思うメンバーは誰ですか。

 西澤さん「ゆかさん(=浅海侑加さん)です!ゆかさんの作ったケーキが大好きです!
あとりお(=三好綾音さん)も!りおから教えてもらったレシピを作ってランチに持ってくることもあります」

*おお、西澤さんのお答え、気になったので、少し深掘りして訊いてみました。先ずは浅海さんのケーキってどんなケーキなのか訊ねたところ、「ゆかさんの紅茶のタルトとチョコタルトが絶品です。あとエクレアも!」(西澤さん)とのお答え。ぬおぉ~!絶品とな!なんと本格的な!ホント多才!驚きです、浅海さん!(←エクスクラメーションマーク、思わず連発しちゃいました。)

*続いて、三好さんレシピについて訊いてみると、「りおから教えてもらったものは写真にある無限にんじんです。りおのお家でいただいた時に感動してご飯を何杯もおかわりしてしまいました(笑)」とのお答え。良い間柄であることに喜んだほか、「ご飯を何杯もおかわり」って件に漸くホッとしたりしてました。(笑)

*そんな浅海さんと三好さん。ランチが気になるふたり浮上、…って感じですね。

…はい、通常の「ランチのNoism」ですと、共通の質問はここまでなのですが、今回、西澤さんにはもうひとつ追加で訊ねてみました。冒頭にご紹介した雑誌とWebとに掲載されたお料理を学ばれた件に関してです。

11 以前、「月刊にいがた」で料理を教えて貰っている記事がありました。それ以後、料理についての意識に何か変化はありましたか。

 西澤さん「『月刊にいがた』の取材で教わってからお味噌のお出汁の大切さを知りました。今までは顆粒だしだったり、出汁入りのお味噌を使っていたのですが、煮干しからしっかりお出汁をとったお味噌汁が美味しすぎて!あれ以来お味噌汁を作る時は煮干しだったり海老だったりでお出汁をとって作っています。便利なものは増えていますが実際にある食材で手間暇かけて作るだけで美味しさが増して幸せな気分になり、食事は心身を健康に保つものなんだと実感しました」

*手間暇かけて作られた「本物」の価値、それはNoismの舞台も同じですね。ですから、私たちもやみつきになって、「やめられない、とまらない」の「無限Noism」状態に置かれざるを得ない道理です。…いやあ、こんな素敵な答えが返ってくるなんて、いい質問しちゃったな、みたいな。ここまで西澤さん、色々とどうもご馳走様でした。

で、西澤さんからのメッセージも預かっていますよ。では、そちらをどうぞ。

サポーターズの皆さまへのメッセージ

「サポーターズの皆様、いつも応援してくださり、劇場に足を運んでくださりありがとうございます。皆様のお陰で私達の活動は支えられ、日々のリハーサルに集中することが出来ています。
また劇場でお会いできる日を楽しみにこれからも精進して参りますので応援よろしくお願いします」

前シーズンから続く閉塞感の否めない状況下にあって、内外、多方面に渡って存在感を示し続けてきたNoism Company Niigata。その17thシーズンもいよいよ佳境。まったく目が離せませんよね。見逃したら損をします、一緒に刮目して参りましょう。今回もお相手はshinでした。では、また。

(shin)

「ランチのNoism」#10:スティーヴン・クィルダンさんの巻

メール取材日:2021/4/27(Tue.)

ブログで追いかけるのも大変なほど、ますますの快進撃を続けるNoism、嬉しい限りですね。こちらも負けてられないなと、(まあ、勝てる相手ではないことは承知しているのですけれど、それでもです。(汗))ここで投入するのは、ご好評を頂いている連載企画「ランチのNoism」、その第10回です。今回登場するのは、これまで、タイロンさん(#5)井本さん(#6)林田さん(#7)、そしてカイさん(番外編)が度々その名前をあげていた「噂の」料理人、スティーヴン・クィルダンさん。パチパチパチ♪それではお待たせしました。いつも通り、いってみますか♪

♫ふぁいてぃん・ぴーす・あん・ろけんろぉぉぉ…♪

今日もりゅーとぴあ・スタジオBに国際色豊かな昼がきた♪「ランチのNoism」!

*まずはお写真からですけれど…、

スタンプは可愛い…、
でも謎過ぎます

えっ!いきなり、これは想定外!何故にぴよちゃんとくまちゃん???

そのあたり、スティーヴンさんによりますと、「カイ(左)と私(右)の写真をなんとか撮るには撮ったんですけれど、リハーサル直後の顔が大変なことになってるってことで、可愛い動物スタンプの方がよかろうかと…」ってことだったんですね。せっかく寛ぎのランチタイムなのに、こっちこそ何だかスミマセンって感じです。m(_ _)m

で、撮って頂いたランチのお写真はこちらです。ワクワク。

ずんっ!
ずずんっ!

2枚目など、もうかな~り寄ってくれちゃって、ホントお気遣いの方。

では、ここからスティーヴンさんにお伺いしていきますね。

1 今日のランチを簡単に説明してください。

 スティーヴンさん「今日のランチには伝統的なカリブ料理を作ってきました。主な部分は『ソルトフィッシュ』で、他はサラダ、団子、お米です。『ソルトフィッシュ』は普通、朝食で食べられたりしますけれど、一日のなかでいつ食べてもよいお料理です。お料理の正式な呼び名は『アキー・アンド・ソルトフィッシュ(Ackee and Saltfish)』といい、元々はジャマイカ料理なのですが、私が作るのは近くの島、アンティグア島で伝わるものです。でも、今日のは少し違っていて、普通は塩漬けのタラを使うところ、銀ダラを使いました。また、正式名称に出てくるアキーも入っていません。というのも、日本ではアキーが手に入らないからです」

 *おお、これはまた、しっかりとした名称をもつ料理なのですね。しかも故郷の英国ではなくて、カリブ料理!もう脳内にはスチームドラムの響きしか聞こえてきません。それだけでもうかな~り楽園。なんでも、スティーヴンさん、お母様からカリブ料理を学ばれたということらしいのですが、お母様のご両親がアンティグア島出身なのだそうで、な~るほどって感じです。

 *この日のランチはアレンジ料理なんですね。で、スティーヴンさんの説明をきっかけにして学んだことですけれど、「銀ダラ」は、スズキ目(もく)の深海魚で、「タラ」じゃないっていうこと!なんと!見た目が「タラ」に似ていたので付いた名前なんだとか。ワタクシ的には驚きでしたけれど、皆さん、知ってました?

 *また、「アキー」っていうのも知りませんでした。果実でありながらも、甘味はなく、クルミのような脂肪分のコクが特徴とか。でも、果肉下部の膜部分には毒性ありってことで、自分で調理するのはハードル高そうですね。身近にない訳です。世界は広くて、人はその土地その土地で色々なものを食べているのだなぁ、って改めて感じますよね。

 *そして、スティーヴンさんが見せてくれているこれ、この日、辛みをつけるために使った「ホット・ペッパー・ソース」とのこと。南国情緒たっぷりでいい感じですね。

2 誰が作りましたか。普通、作るのにどれくらい時間をかけていますか。

 スティーヴンさん「自分で作りました。大抵、自分で作ります。今日のは朝、1時間くらいで作りました。いつも大体そんな感じです」

 *料理について、ちょっと詳しくお訊きしてみましたら、スティーヴンさんのお家では、料理することは家族みんなにとって身近なものであり、みんなが料理に参加する環境で育ってこられたのだとか。実際、妹さんはプロの調理人になったのだそうですし、家族全員が料理することをとても好んでいるのだそうです。で、スティーヴンさんも様々な料理が作れるとのお話。

 *そんなスティーヴンさん、様々な土地を訪れると、自然に、その土地の料理に興味が湧いてくるのだそうですが、それも料理それだけではなくて、人々がどう料理してどう食べているかを見ることにも興味があって、そうしたプロセスが自分の料理になっていくのだそうです。単なる食べ歩きとかのレベルではなく、意識が違ってて、もう「凄い」の一言です。

3 ランチでいつも重視しているのはどんなことですか。

 スティーヴンさん「ランチに関しては、エネルギーが摂れて、でも過度に満腹に感じないことです。というのも眠くなってしまうからです。でも、同時に、食べたものを消化するのに充分な時間をかけたいので、ランチタイムになったら、なるべく早いうちに食べるようにしています」

 *そこは舞踊家の側面。やはり舞踊家、無造作に食べたりはしないんですね。

4 「これだけは外せない」というこだわりの品はありますか。

 スティーヴンさん「食べ物一般に私が重視しているふたつのものは味と色合いです。私は見た目の明るい食べ物が好みで、私が調理するときにもそうした明るさを取り込もうとしています」

 *見た目、大事ですよね。私、作ると、何でも茶色っぽくなっちゃう人なんですけど…。(汗)

5 毎日、ランチで食べるものは大体決まっている方ですか。それとも毎日変えようと考える方ですか。

 スティーヴンさん「ほぼ毎日変えています。私は変化があった方が好きで、食べたいものもいつも変わります。私にとって、食事とはとても社交的で、祝賀的な性格を有する時間であって、単に私が食べることを必要とする「人間」だからというだけでは済まないものなのです。(これ、大して笑えないかもですが、さりげないユーモアを含むジョークと取って頂きたいところです。ご参考まで。)そしてまた大きさ・量も、その日、他に持っているものによって変わってきます」

 *おっと、哲学的な響き!そしてその背景に感じさせる料理の引き出しの多さ!言ってみたいですね、こんな台詞。さすがは「噂の」料理人です。

6 公演がある時とない時ではランチの内容を変えますか。どう変えますか。

 スティーヴンさん「変えてます。公演のある日には、開演迄、消化に長い時間をかけたいので、早めに今日のような大きめの食事を摂り、その後、これも開演迄の休憩時間に、食事するという儀式を執り行うだけみたいな感じなのですが、スープとか本当に簡単なものをお腹に入れます。公演のために充分なエネルギーを摂れなかったりすると、パニクったりもするので、そんなふうにして食べることで、落ち着くことが出来ています」

 *食べそびれたり、お腹がすいていたりなんかすると、それだけで落ち着きませんからね。プロとしてパフォーマンスを行う上での消化って観点に加えて、冷静さを保つことからも、ルーティン化した食べ方になっているんですね、これ。わかる気がします。

7 いつもどなたと一緒に食べていますか。

 スティーヴンさん「テーブルで食べるのですが、普通は、カイ(・トミオカさん)、ジョフ(ォア・ポプラヴスキーさん)、チャーリー(・リャンさん)、リオ(=三好綾音さん)、カリン(=杉野可林さん)と一緒ですね」

 *「テーブルで食べる」ってとこ、当たり前に思う方も多いんでしょうけれど、なかには、床に腰を下ろして食事するメンバーもお見かけしたことがありましたので、そこ、付け加えておきます。

8 主にどんなことを話しながら食べていますか。

 スティーヴンさん「最近では、カイと私で気付くと前の晩や朝の英国ニュースについて話していたりします。また、オフの日に何をしたか、何をする予定かなんかも話しますね」

 *コロナ禍にあって、戻りたくても戻れない、英国。気になって仕方ない、英国、そして家族、友人・知人。そんな部分も大きいのでしょうね、きっと。今、誰しも望むものは疫病終息後の平穏な日常ですよね。

9 おかずの交換などしたりすることはありますか。誰とどんなものを交換しますか。

 スティーヴンさん「まずしませんね。でも、ケーキとかファッジなどを作ったようなときには、持って行ったりしますけど」

 *おっ、こちらにも英国登場!「ファッジ」っていうのは、英国生まれの甘いお菓子ですよね。キャラメルみたいな外見なのですが、ほろっと崩れるアレ。疲れたときなんかにいいでしょうね。で、その「ファッジ」の焼き方なども、高校時代に美術の先生から教わったのだとかで、料理については、「家族、友人、その他の人たちからも学んできました」と語るスティーヴンさん。一貫してずっと、豊かな料理人生を送って来られたことが感じられますね。

10 いつもおいしそうなお弁当を作ってくるのは誰ですか。料理上手だと思うメンバーは誰ですか。

 スティーヴンさん「カイのランチはいつも見た目も良くて、しばしば本当に『力(リキ)』が入っていますね。誰が一番料理上手かっていうことについては、自分でランチを作ってくるメンバーは少ないので、誰とも言い難いです。でも、サワコさん(=井関佐和子さん)は凄く料理上手ですね、たまたま知ったのですが」

 *皆さん、お行儀良くて、あんまり他の人のランチを覗き込んだりなんてしないんですね。それはそうか。そうすると、こうした「ランチのNoism」とか、本家NHKで放送中の中井貴一さんの出てくるアレとか、興味深い道理ですよね。これからも頑張ってお伝えしていかなきゃって気持ちになりますね、うん。

 *最後、料理好きなスティーヴンさんってことで、日本料理ではどんなものを好んで作られるのか訊いてみました。すると、「好んで作るのは巻き寿司(細巻き)です。多くのヴァリエイションがあって、とても楽しめます。また、カレーライスも美味しいですね。あと、日本の風味を混ぜて作ったりすることも好んでやっています。胡麻アイスクリームとか、抹茶ファッジとか、(ジャマイカの郷土料理である)ジャークチキンを使った餃子とかですね」とのお答えでした。ご参考まで。

 とまあ、こんな具合で、今回はおしまいです。スティーヴンさん、ランチとお料理に纏わる奥深いお話、どうもご馳走様でした。

 で、恒例となったメッセージ、スティーヴンさんからもちゃんと預かってきていますよ。ではそちらをどうぞ。

笑顔でトゥー・サムズアップ♪
また別の日のスティーヴンさん

■サポーターズの皆様へのメッセージ

「いつも変わらずNoismを支えてくださっていることに感謝致します。皆様なくして、私たちが活動を続けることは不可能でしょう。また、こうして書かれているこのブログも楽しませて貰っていますし、皆様方の様々な見方について耳にすることも好きです。この先、素晴らしいパフォーマンスの一部になれたらと考えておりますし、それを皆様にご覧頂きたいと思っています。私に関するこの情報をお読み頂き、有難うございます。それが退屈なものでなかったなら嬉しく思います」

(ご謙遜を。「退屈」などとは対極にある深みあるお話には感謝しかありません、スティーヴンさん。そう書き添えておきたいと思います。)

で、最初の画像、ぴよちゃんとくまちゃんのスタンプが雄弁に物語る『春の祭典』リハーサルの激しさ。スティーヴンさんはじめ全メンバーの熱演が、プレビュー公演を遙かに凌駕し、私たちの心を激しく揺さ振る舞台となってお目見えすること間違いありません。楽しみでなりませんね、ホント。

…って、ことで、ここまで、今回もお相手は shin でした。それでは次回をお楽しみに♪

(日本語訳+構成: shin)

「ランチのNoism」#9:鳥羽絢美さんの巻

メール取材日:2021/3/19(Fri.)

最近、各方面からの注目度が(本来の価値に見合ったものに)アップして、公演やイヴェントのチケットもソールドアウトが続き、益々勢いを増している感のあるNoism Company Niigata。嬉しい限りですね。で、今回お届けする「ランチのNoism」レギュラーヴァージョン、ご登場いただくのは鳥羽絢美さん。先日のNoism1メンバー振付公演では西澤真耶さんとペアを組んだ2作で鮮烈な印象を残しました。そんな、彼女のランチ、目が点になる方も続出したりして…?おっと、先を急ぎ過ぎですね。それではここからごゆっくりどうぞ。

♫ふぁいてぃん・ぴーす・あん・ろけんろぉぉぉ…♪

今日もりゅーとぴあ・スタジオBに舞踊家たちの昼がきた♪「ランチのNoism」!

*まずはランチのお写真から

画像①
ジョフォアさんとチャーリーさん、「ん?」の図

じゃ~ん。…おっと、なんともシュールで、何かの間違いかと思われちゃいそうですね、これ。

では、もう一度、ランチのお写真です。どうぞぉ。ど~ん♪

画像②
ひとり余裕の笑みで鳥羽さん登場の図

はい、こうなるともう、何が何だか、皆さん、え!?って感じなのでは。ランチの紹介の筈なのにって…。

では、早速、鳥羽さんご本人に伺ってみることに致します。

1 今日のランチを簡単に説明してください。

 鳥羽さん「ゆでたまごです! 寒くなるとコーンスープも飲みます! カカオ72%の『チョコレート効果』とコーヒーもかかせません。」

2 誰が作りましたか。or 主にどこで買ってくるのですか。

 鳥羽さん「私がゆでました!(笑) 100均で買った、ゆでたまごの殻がツルンとむけるグッズで、卵に小さい穴をあけてから、12分くらいゆでます」

 *「ん?」…見るからに「ゆでたまご」(←鳥羽さんはひらがな表記です。)ですよね。恐らく、ジョフォアさんとチャーリーさんはその「コロンブス」的状況に「ん?」ってなってるんでしょうけれど、私たちの「ん?」ポイントは他にあって、それは「これだけ?」ってことなんですけれど…。(汗)加えて、以前にご登場いただいた井本さんとは違って、「ハードボイルド」派なのかとか、色々知りたくなりますよね。そこで、鳥羽さんの「ゆでたまご」事情を訊ねてみますと…。

 鳥羽さん「ゆでたまごは毎回一つです。好きなのは半熟なのですが、剥きやすさ重視で硬めに茹でています。因みに村上春樹の『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』は読みました」(笑)

 *おっと、虚を突く村上春樹!ワタシも読みましたけれど、その笑顔同様、なんともチャーミングな返答の鳥羽さん!

画像③
鳥羽さんだけますます笑顔♪

 *「食材」がシンプルなだけに、もう訊けること訊いちゃった感じもしますけれど、更に深掘りしてみますね。あの、えっと、塩へのこだわりとかあるんですか。

 鳥羽さん「特にはないです」

 *えっ、そうなんだ。割とあっさりでしたね。(汗)じゃあ、質問の方向を変えて、「チョコレート効果」について詳しく教えて下さい。

 鳥羽さん「箱の『チョコレート効果』を買って、そこから1日3枚ずつ持って来ています。食べるのはランチの時だったり小腹が空いた時だったり様々です。本来は甘いチョコレートが好きなのでカカオが86%や95%のチョコレートは食べません」

 *な~るほど。高カカオのチョコレートは健康にいいのでしょうが、口に入れる度毎に、その見た目から脳が待ち構える「味」がしてこなくて、個人的には、何か裏切られた感じがするんですけど…。「慣れ」の問題ですかね。ハイ、ゆでたまごとチョコレートについてはわかりました。でも、まだ一番知りたい事柄が残ってます。ズバリ訊いちゃいますね、うん。ランチ、あれだけで、お腹は空きませんか。ってか、足りますか。

 鳥羽さん「動いている日は、そんなにお腹空かないのですが、あまり動いていない日は空いてしまうので、チョコやスープ、チーズなど、ちょこちょこ持ってきたものを分散してつまんでいます!コーヒーを飲んだりもします。それでも空いたら自販機へ!」(笑)

 *「チョコをちょこちょこ」ですね♪やることが次々あるときはあまり空腹を感じないで済みますけれど、そうでないときはなかなか我慢しきれないですよね。わかります、わかります。でもでも、オジサンは勝手にちょっと心配だったりもするんですね。だって、毎日、相当激しく動く訳じゃないですか…。(汗)

3 ランチでいつも重視しているのはどんなことですか。

 鳥羽さん「サッと食べられること。それと、お腹いっぱいで眠くなるのと、体が重く感じるのが嫌なので食べ過ぎないことです」

 *ランチタイムもサッと切り上げて、休息に充てているんでしょうね。食べることより休息時間として捉えているって感じですかね。

4 「これだけは外せない」というこだわりの品はありますか。

 鳥羽さん「ゆでたまごとお塩ですね~」

 *やはりそうきましたか!そうでしょうとも、そうでしょうとも。(笑)

5 毎日、ランチで食べるものは大体決まっている方ですか。 それとも毎日変えようと考える方ですか。

 鳥羽さん「決まっています。(食に限らず)一度ハマると同じもの、タイプです」

 *ずっと続いてきた、そしてこの先も続いていく「ゆでたまご生活」、そう理解しました。

6 公演がある時とない時ではランチの内容を変えますか。どう変えますか。

 鳥羽さん「公演中は、ゆでたまごがセブンイレブンで買ったものになります!(笑) それと、サラダチキンや干しいもなど、つまめるものも少し多めに持参します。(私、お腹が空くと機嫌が悪くなるので…(笑))」

 *公演中は、何かと「不自由さ」ってあるでしょうから、不機嫌に陥らないためにも、「保険」をかけて準備しておく必要あるんですよね、きっと。理解できます、それ。

7 いつもどなたと一緒に食べていますか。

 鳥羽さん「林田海里くんが隣にいますね。マヤ(西澤真耶さん)も!」

 *そうすると、上で見た画像は、いつもとは違うメンバーが驚いている場面ってことなんですね、きっと。あと、ランチで食べる量に関してなら、以前にご紹介した林田さんも決して沢山食べているって感じではありませんでしたけれど、それでも、今回の鳥羽さんと比べたら…、ねぇ。

8 主にどんなことを話しながら食べていますか。

 鳥羽さん「昨日Netflixで〇〇みたよ、とか、たあいもない話ですね。一緒にいるのが日常になりすぎて、意識的に何か話す、というよりもいつも隣にいる感覚です」

 *はい、はい。いるだけでホッとする安心感のある関係ってことですね。ところで、「おうち時間」の楽しみ方として最近とみに注目されているNetflix。お薦めとか訊ねてみましたら、「Netflixオリジナルの作品を挙げるとすると『クイーンズ・ギャンビット』、『梨泰院クラス』、『ブリジャートン家』などです!今はAmazon primeの『MR.ROBOT』 も観ています」とのお答えで、訊ねてはみたものの、NetflixもAmazon primeもやってないワタシには、どれもわかりませんでした、はい。(汗)動画配信サービス、利用されている方はどうぞ参考にされてみてください。

9 おかずの交換などしたりすることはありますか。誰とどんなものを交換しますか。

 鳥羽さん「交換というより、みんなが恵んでくれます(笑) 海里くんがミカンくれたり、チャーリーが自分のお弁当のおかずくれたり、ジョフがナッツくれたり…」

 *そういえば、チャーリーさん、チキンスープとか餃子とか分けてあげるって言ってましたものね。愛されキャラですね、鳥羽さん。

10 いつもおいしそうなお弁当を作ってくるのは誰ですか。 料理上手だと思うメンバーすか。

 鳥羽さん「最近、マヤが手作りのおいしそうなおかずを持ってきていて、えらいな~って思っています!」

 コロナ禍で料理始めたって人も多いそうなんですってね。で、西澤さんに関してなら、最近、料理への関心を増しているらしい様子を、県内で販売されている某雑誌で見ました。興味湧いてきますね、西澤さんのランチ。

 …ってな具合で、これはこれで、かなり独特な鳥羽さんのランチ、どうもご馳走様でした。

で、今回も鳥羽さんから「メッセージ」がございます。どうぞお読みください。

■サポーターズの皆様へのメッセージ

「いつもNoismを応援してくださり、劇場に足を運んでくださり、本当にありがとうございます。
公演をすること、踊ることが難しい、今このような状況下で、舞台で踊るということ、皆様に観ていただけることは、本当に幸せで尊いことだと、改めて実感しながら、日々、リハーサルしています。
早く皆様と、近い距離で顔をしっかり見ながら、お会いし、お話したいです!
これからも、応援よろしくお願い致します」

もうじき、『春の祭典』のチケットも発売開始。彼女のダンスも要注目ですね、ってところで、今回の「ランチのNoism」はここまで。次回はどなたが登場するでしょうか。どうぞご期待下さい。今回もお相手はshinでした。

(shin)

「ランチのNoism」番外編:カイ・トミオカさん「いつもの仲間と特別な日のお料理」の巻

メール取材日:2020/12/25(Fri.)

『Duplex』Noism0/Noism1新潟ロングラン公演が大好評の滑り出しを見せている今、ここでひとつ別の記事も投入したいと思います。有り難いことに、こちらも毎回ご好評を頂いております「ランチのNoism」です。

今回の「ランチのNoism」は特別な番外編でお送りします。いつものお昼ごはんじゃないんです。お料理が好きで、「ランチのNoism」への登場を楽しみにしてくださっていたと聞く「シェフ」カイ・トミオカさん(とスティーヴン・クィルダンさん)が「いつもの仲間」のために拵えた特別なお料理をお届けします。

コロナ禍にあって推奨されている「いつもの仲間と」の食事。普段からの感染予防もバッチリなNoismメンバー同士の節度ある食事ならノー・プロブレムですよね。

で、それがどう「特別」かって?日付からしてお察しの通りかと。

今回、まず、オープニングの音楽からして違います。では、いってみましょうか。

♫あ~いむ・どぅり~みん・おぶぁ・ほわ~いと・くりすます♪

前日の公演(オルガンコンサート)で大忙しだった舞踊家たちにもサンタさんはやって来る!「ランチのNoism」番外編。

*先ずはお料理の写真から♪

取り分けられたお料理の数々と…
ナイフとフォークじゃない!箸だ!

1 お料理について説明して下さい。

 カイさん「クリスマスの日に、Noismメンバーで一緒にその日を過ごしたいという人を招待しました。で、お料理は幾分、伝統的な英国のクリスマス・ディナーになっています。内容は、ローストビーフ、ローストチキン、ローストポテト、ヨークシャー・プディング、グレイビー、『ピッグズ・イン・ブランケッツ(毛布巻の豚)』(*後述)、ブリュッセルスプラウトとサラダでした」

 *英国のクリスマス・ディナーですか。食べたことはおろか、見たことも聞いたこともないものが次から次に…。(汗)

ヨークシャー・プディングですね。
自信の笑み♪

2 お料理にはどのくらいの時間がかかりましたか。

 カイさん「クリスマス・ディナーを作るとなると、いつもとても長い時間を要します。で、この日も丸一日かけて料理しました!英国では、たくさんを同時に調理できるオーブンを使うのが楽しいのですが、今回、日本ではうまく時間をやりくりするのが大変で、みんな一日がかりで食べることになりました」

 *洋の東西を問わず、たくさん食べる日であることに間違いはないようですね。

見るからにこだわりの「シェフ」、
切り分けも自己採点しながら?

3 今回、お料理するにあたって大事にしたことはどんなことですか。

 カイさん「私にとって大事だったこと…。2020年はコロナウイルスのため、家族や友人に会いに母国に戻ることが出来ませんでした。それは本当にキツいことでしたし、クリスマスの慣習をとても恋しく思いました。メンバーの多くも同じ状況でしたから、一緒にクリスマスを過ごすことは特別なことでした」

 *カイさんの美味しいお料理は胃袋ばかりじゃなく、心の隙間も埋めたんですね、きっと。

4 これだけは外せないというアイテムはありますか。

 カイさん「『ピッグズ・イン・ブランケッツ』がそうです。それはベーコンでソーセージを巻いて作る料理のことです。それからブリュッセルスプラウトも大好きです。でも、それを好む人はあまりいないかもしれません!私は牛タンと一緒に調理したのですが、美味しかったですよ」

 *おお、「肉 in 肉」って料理なんですね、「ピッグズ・イン・ブランケッツ」。私たちにとっては「アスパラのベーコン巻き」の方が一般的でしょうか。そして、ブリュッセルスプラウト!?芽キャベツと同じもの!?

5 今回のクリスマスのお料理に関してもう少し聞かせて下さい。

 カイさん「クリスマスに関しては誰もが好みがあるものです。チキンだったり、ターキーだったり、ビーフやポークだったり。家族で迎えるクリスマスでは、その家その家にしきたりがあり、それを破ったりはしないものです。でも、これが私が日本で作る初めてのクリスマス・ディナーなので、新しいしきたりをスタートさせようと決めてかかりました!」

 カイさん「私たちは前日(12/24)クリスマスイヴにはオルガンコンサートの舞台に立っていましたから、お料理の準備を早くから始めることは出来ませんでした。で、(翌日)クリスマスの朝に買い物をして、それから調理にかかったので、ストレスもありました。でも、結局はうまくいったので、頑張った甲斐がありました」

 カイさん「同じ英国人のスティーヴンも私もクリスマスが大好きなので、ふたりで何を調理するのか責任を分担することにして、私がローストビーフを、彼がローストチキンを作り、その他も分担しました。で、この日のクリスマスは、Noism1とNoism2からメンバー8人での食事となり、特別な機会になりました!」

こちら、スティーヴンさん作の
ローストチキンですね。
これまた本格的!

6 メンバーはどんなふうでしたか。

 カイさん「クリスマスで、一つひとつ別々に調理された料理たちを前にして、ワクワクするのは自分のお皿にとっていく時です。みんなでシェアするのですが、自分の好物はきまって余分にとろうとするものです」

 *ですよねぇ。(笑) そしてその一部始終を「ニンゲン観察バラエティ・モニタリング」、…って番組が違いますけど、きっと楽しいですよねぇ、観察するの。

7 他にどんなことをしましたか。

 カイさん「ゲームをしたり、クリスマス・プレゼントを開けたり、いっぱい食べて、うんと楽しみました!それがクリスマスというものですから」

 *おお、「ゲーム」、どんなことするのでしょうかねぇ。そして「クリ・プレ」!…って、縮めたりしないか。何でも短くするのは日本人の悪い癖。(笑)そうそう、みんなで「プレゼント交換」でもしたんでしょうかねぇ。楽しいですよね、「プレゼント交換」。中身が何かはさておき、「交換」すること自体がワクワクで。ところで、カイさんは何を貰ったんですかね。サポーターズとしては、そのあたり、突っ込んでみたくないですか、皆さん。…ってことで、うん、訊いちゃいましたよ。えっへん。

 そしたら、カイさん、こんなふうに説明してくれました。

 (a)プレゼントに関して: カイさん「2020年のクリスマスは、家族やパートナーのために時間を使うことは出来ませんでした。プレゼントしようと考えるには『クリエイティヴ』である必要があったからです。ガールフレンドからは「migrateful」(←【註】migrate(移住する)+grateful(感謝して)の造語かと)と呼ばれる慈善活動のギフトバウチャーが送られてきました。それは英国内の移民・難民シェフからお料理のレッスンが受けられるというものです。この活動には世界中から多くの人々が参加しているので、世界中のお料理についてのレッスンが受けられるのです」

 (b)今回、メンバーから貰ったプレゼントに関して: カイさん「Noismでは『シークレット・サンタ』と呼ばれるやりかたでプレゼントをやりとりします。全員がプレゼントする相手の名前を受け取り、上限1,000円で買ってくるのです。で、『シークレット』というのは、誰からのプレゼントか知らずに貰うからです。私はとても素敵なノートを貰って、凄く嬉しかったです」

 (c)クリスマスのゲームに関して: カイさん「英国のクリスマス時期によく行われるゲームに『after8s(アフターエイト)』というのがあります。『アフターエイト』というチョコレートがあるのですが、それを額に載せて、手を使うことなしに、口の中へと移動させなければならないっていうゲームです!様々な表情やらテクニックやらを見ることになるのでとても面白いのです」

【資料画像】(by shin)
アフターエイトチョコレート

 *「アフターエイト」っていうのは、「夜8時以降に、ゆったりとお菓子やリキュールを楽しむ英国の風習」なのだそうで、それに因むチョコレートはミントクリームをダークチョコで包んだおとな味の美味しいやつ♪「チョコミン党」の私、虜になりそうです!

 *おっと、そんなことより、こうして聞いてると、どれも根底に人間味ある「繋がり」が感じられるものばかりで、本場もんのクリスマスはこうなんだなと納得しちゃいました。浮かれてプレゼントをやりとりする日なんかではなく、社会や相手を思い、共に生きるための「想像力」を働かせて、みんなでその日をお祝いしようとする気持ち。伝わってきます。ジョン・レノン『Happy Xmas』とか佐野元春『Christmas Time in Blue』な感じ。見習わなくちゃって。そして、改めて、カイさんの「お料理熱」が高いこともわかりました。エプロン姿、さまになってますもんね、カイさん。素敵、素敵♪

FLOのケーキを覗き込む
「シェフ」

…ここいらで再びお料理に戻りましょう。

8 今回のお料理、作ってみての感想は…。

 カイさん「私たち(カイさんとスティーヴンさん)はとても良い仕事が出来たと思います。お料理も私たちに出来る限りの伝統的なものが仕上がりましたし、作っていて、とても楽しかったです。すぐまたもう一度作らなきゃと思っています、次のクリスマスが来る前に!」

 *改良に改良を加えて、次のクリスマスに備えるつもりなのでしょうかねぇ。カイさんには「次のクリスマス」にも報告して欲しいですね。そして、それだけじゃなく、通常の「ランチのNoism」にも再登板をお願いしたい気持ちでいっぱいです。皆さんも、カイさんの普段のランチ、興味ありますよね。カイさん、是非、覗かせてくださいね。

最後に、カイさんからもサポーターズの皆さまへのメッセージがございます。お読みください。

■サポーターズの皆さまへのメッセージ

「Noismをご支援いただき、有難うございます。世界がこのパンデミックで格闘を繰り広げているさなか、皆さんはずっと私たちを支え続けて下さっています。公演も思うような回数は出来ない昨今ですが、じきに事態は収まるでしょう。私はそのときを楽しみにしています。そのとき皆さんとお会いすることを」

はい、「ランチのNoism」番外編もこれにておしまいです。お相手は今回も私、shinでした。それではまた。

(日本語訳+構成: shin)

「ランチのNoism」#8:チャーリー・リャンさんの巻

メール取材日:2020/11/14(Sat.)

今年もメンバーの入れ替わりを経たNoism Company Niigata。「ランチのNoism」は今回が第8回目。チャーリー・リャンさんのランチをお送りします。先の映像舞踊『BOLERO 2020』では隣の井関さんの部屋への「闖入」の顛末もコミカルなチャーリーさん。思い起こせば、実験舞踊『R.O.O.M.』での「軟体」を駆使したモジモジも同じような味わいだったなと。そんなチャーリーさんのランチ、ではでは拝見といきますか。

♫ふぁいてぃん・ぴーす・あん・ろけんろぉぉぉ…♪

りゅーとぴあ・スタジオBに昼がきた♪「ランチのNoism」!

*まずはランチのお写真から

大公開、ど~ん!
う~ん、おいしそう♪

1 今日のランチを簡単に説明してください。

 チャーリーさん「鶏肉、ごはん、野菜入りの味噌汁、それに温泉卵です」

 *これはまたえらくそそられるランチですねぇ。お腹が減っているときに見たりすると、もう「めしテロ」間違いなしの画像かと!

2 誰が作りましたか。or 主にどこで買ってくるのですか。

 チャーリーさん「スーパーマーケットで購入します」

 *で、そのスーパーマーケットについてお訊ねしましたところ…

 チャーリーさん「お気に入りのスーパーはお弁当の種類が豊富なイオン。でも、家から遠いので、いつもはイトーヨーカドーに行きます。それも大体、夕方の6時~7時くらいに。値引き価格で買えるからです」

 *出ました、イトーヨーカドー!そしてお得な「お値引き時間帯」の利用!これはもう「Noismメンバー的生活様式」としてすっかりお馴染みですよね。(笑)賢い消費者になることって大事なことです、うん。(再認識致しました。)

こちらは別日のランチ(11/20)♪
鶏肉、温泉卵、ごはんと
この日はクラムチャウダー。
それにしても、いい表情です♪♪

 *とろけるようなチャーリーさんの表情に目は惹き付けられますが、脇に置かれたプラケースに貼られた「赤札」も見逃せませんね。これぞ、「最強」イトーヨーカドーを物語るものでしょう。(笑)

3 ランチでいつも重視しているのはどんなことですか。

 チャーリーさん「毎日の昼食では、たんぱく質が最も重要と考えています。たんぱく質は筋肉の回復に役立つからです」

 *チャーリーさんも、空腹を満たすだけではなく、考えて食べておられるのですね

4 「これだけは外せない」というこだわりの品はありますか。

 チャーリーさん「肉、野菜、ごはんに卵です。特にランチに関しては、バランスを心掛けています」

5 毎日、ランチで食べるものは大体決まっている方ですか。 それとも毎日変えようと考える方ですか。

 チャーリーさん「時に食べる肉を変えたりします。鶏肉だけでなく、牛肉や魚なんかも食べたりしますね」

 *ランチで食べるものはほぼ固定されている感じですかね。で、画像とコメントから好物は鶏肉とお見受けしましたよ、チャーリーさん。

6 公演がある時とない時ではランチの内容を変えますか。どう変えますか。

 チャーリーさん「公演がある日には、いつもより少なめに食べます。例えば、おにぎりふたつと味噌汁とかみたいな。舞台に立つには食べ過ぎるべきではないと思うからです」

 *この言葉から映画『蒲田行進曲』のヤス(平田満)の台詞を思い出しました、って古いか?(汗)ところで、おにぎりですけど、チャーリーさんのお好みは、鮭、エビマヨネーズ、豚がベスト3とのことで、割とヘビー系。身体、使いますもんね。うんうん、納得。

7 いつもどなたと一緒に食べていますか。

 チャーリーさん「ジョフ(=ジョフォア・ポプラヴスキーさん)と一緒ですね。いつも彼と一緒に食べています」

 *おっ、ジョフと一緒となると、セブンイレブンのゆで卵推しのジョフと好きな「卵」論争とかになっちゃったりして…。(笑)

8 主にどんなことを話しながら食べていますか。

 チャーリーさん「実際のところ、食べているときには話したりしません。子ども時分に両親から、『食らうには語らず』と教わったことによります。…Youtubeを見続けていたりはするのですが」

 *でも、もしかしたら、今ならご両親から『食らうなら見ず』って言われるかも知れませんよ、チャーリーさん。そんな家庭も多い筈。

9 おかずの交換などしたりすることはありますか。誰とどんなものを交換しますか。

 チャーリーさん「時々、ジョフとクッキーやらプロテインバーやらを交換したりしてます。また、時に、チキンスープとか餃子を作ったりした際には、絢美(=鳥羽絢美さん)に分けたりすることもあります」

 *そのあたり、お訊きしましたよ。よく口にされるのは、クッキーならバタークッキー、プロテインバーに関しては、ダーク・チョコレート味なのだそう。それから、「スイーツを食べるのは好きだけれど、甘過ぎるのはちょっと…」(チャーリーさん)ってことでした。スリムですもんね、チャーリーさん。

10 いつもおいしそうなお弁当を作ってくるのは誰ですか。 料理上手だと思うメンバーすか。

 チャーリーさん「みんな、料理は上手ですね!私たちはみんな一人暮らしをしているので、料理の腕前は大切なんです。そんな事情から、みんなが自分にとって最高の料理人になるんですね」

 *な~るほど、なるほど。道理ですよね。うん、うん。大きく頷いてしまいました。

ってところで、今回のチャーリーさんのランチ、おしまいです。どうもご馳走様でした。最後にチャーリーさんからのメッセージをお読みください。

■サポーターズの皆様へのメッセージ

「いつも支えて下さり、有難うございます。皆さんのサポートが私たちにとって向上の動機になっています。皆さんにより良いパフォーマンスをお届けしたいと思っています」

時はまさしく、金森さんと森さんによる「Duplex Noism0 / Noism1」のチケット好評発売中。届けられるパフォーマンスをワクワク心待ちにする今日この頃ですね。

それでは今回はここまで。お相手はshinでした。

(日本語訳+構成:shin)

「ランチのNoism」#7:林田海里さんの巻

メール取材日:2020/10/13(Tue.)

映像舞踊『BOLERO 2020』も絶賛公開中のNoism Company Niigata。「ランチのNoism」は今回が第7回目。林田海里さんのランチをお送りします。件の映像舞踊ではベッド+毛布での登場にキュンとしたり、「まだまだ寝ていたい朝」に親近感が湧いたりした、そんな林田さん。ランチはどんな感じなのでしょうかね。ではでは、拝見しましょうか。

♫ふぁいてぃん・ぴーす・あん・ろけんろぉぉぉ…♪

りゅーとぴあ・スタジオBのホワイエに昼がきた♪「ランチのNoism」!

*まずはランチのお写真から

新潟市音楽文化会館を背景に
林田さんのランチ

1 今日のランチを簡単に説明してください。

林田さん「納豆、おにぎり、おやつにバナナです。いつも大体これです」

 *窓辺に置かれたこの日のランチは定番の3品。納豆もバナナもNoismではよく見かける品ですが、一日にひとつ(一本)ずつしか食べないそうで、「(男子なのに)主食少なめ!」とか「あれだけ身体を動かすのに足りるの!?」とか心配になっちゃうのは、もう「ランチのNoism」恒例の事態!で、これ見ちゃって、「無駄に食べてるなぁ、私」と反省することになるのもいつものことでして、ハイ。(汗)でも、私、おにぎりは冷やして、難消化性でんぷん(レジスタントスターチ)にして食べることで、血糖値の急激な上昇を抑えるようにしたりとか、ちょっとは気を遣ってるんですけどね、って私の話はいいか。失礼しました。(大汗)m(_ _)m

  …話を林田さんのおにぎりに戻します。好みの具材を訊ねましたところ、「一位は鮭です。写真のは大きい鮭のやつですけど、安い方を買うときの方が多いです。ジャンクな焼肉のやつとか、お稲荷さんも好きです」のお返事でした。

2 誰が作りましたか。普通、作るのにどれくらい時間をかけていますか。(or 主にどこで買ってくるのですか。)

 林田さん「納豆とバナナはイトーヨーカドーで買うので、毎朝おにぎりだけを買いに行ってます。家から一番近いファミマとセブンを気分で使い分けています」

 *林田さんのバナナに関しては、皆さんが上手に活用している「値引き」を待てない事情があるようです。そのあたり、次の質問でわかります。

3 ランチでいつも重視しているのはどんなことですか。

 林田さん「なるべく青いバナナを買うこと。熟れたバナナが好きじゃないので」

 *ええっ?何て言いました!?そんな人、いるんですか?(←かなり失礼)だって、青いバナナって草みたいじゃないですか?(←相当、失礼)「青い果実」って響きにはセクシーなものがありますが、青いバナナとなると、同意しかねますけど…。じゃあ、訊いてみます。「皆さんのなかで青いバナナが好みって方、手を挙げてください」…「ハイ、少数」(←ZOOMでもなし、見える訳ない。ホント、失礼)

  …で、「熟れたバナナ」のどんなところが苦手か、もう少し詳しく伺いました。すると、「茶色い斑点が出てくると、甘い匂いが強くなりますよね…それが苦手です。でも1日1本しか食べないので、一房買うといつも最後の1,2本はカイに食べてもらうという感じになります…」とのお答え。わかるような、わからないような…。でも、カイさんはバナナ買わずに済む感じ?そんなこたぁないか。(笑)

4 「これだけは外せない」というこだわりの品はありますか。

 林田さん「ないです。こだわりはバナナの青さのみ」

 *もうそれだけで充分なこだわりですけど。(笑)

鳥羽さんと一緒に掲げるのは
「OKバナナ」(恐らく)

5 毎日、ランチで食べるものは大体決まっている方ですか。

 林田さん「サンドイッチの気分の時はサンドイッチを食べます」

 *ああ、あるんですね、「サンドイッチ気分」。そんなふうに「の」を省いて書くと、何か村上春樹か俵万智みたいですけど…。コンビニの商品棚の前に立つと、ときどき、他を圧倒する光を発しているかのように見えて、引き寄せられるみたいに手を出しちゃう品ってありますよね。それ、「気分」を反映しているってことなんでしょうね、きっと。

 …で、林田さんに戻りますと、好みのサンドイッチはタマゴサンドなのだそうです。…タマゴサンド♪…「幸福(口福)」を挟んだ「王道」サンドイッチと言えますよね。うん、うん。こちらは同意、激しく同意です。(笑)

6 公演がある時とない時ではランチの内容を変えますか。どう変えますか。

 林田さん「変わりません。しかし先日の洋舞踊協会との合同公演ではお弁当を頂いたので本番前にそれを食べました。美味しかったです。ありがとうございました」 

 *脇目もふらない安定の「定番」ランチなのですね。あっ、それはそうと、拝見しましたよ、洋舞踊協会との合同公演『畦道にて~8つの小品』。そのなかの「Ⅵ.愛や、」、市民との情感たっぷりのコラボ、素敵でした。その際のお弁当に対するお礼の言葉とは、礼儀正しい好青年、素敵です。

7 いつもどなたと一緒に食べていますか。

 林田さん「そのときそこにいる人と一緒に」

 *そうなのですね、構えるところのない自然体。魅力的です、林田さん。

8 主にどんなことを話しながら食べていますか。

 林田さん「もくもくと食べます。そして足を上げて寝ます」

 *どちらも、ランチの前後、舞踊家としての大切な時間(稽古)への配慮から来る、合理的で自然な振る舞いなのでしょうね。足を上げて寝ることには疲労回復効果やリラックス効果などがあると聞きますし。う~む、プロですね。当たり前かもですが。

9 おかずの交換などしたりすることはありますか。

 林田さん「僕的に熟れすぎたバナナはカイがいつももらってくれます」

 *また顔を出した「青いバナナ」問題、って勝手に楽しんじゃってますね、いかん、いかん。(笑)

10 いつもおいしそうなお弁当を作ってくるのは誰ですか。料理上手だと思うメンバーは誰ですか。

 林田さん「カイとスティーヴンはいつも自作のお弁当でえらいなぁと思っています」

 *おっと、ここでも、カイ・トミオカさんとスティーヴン・クィルダンさんのお弁当ですか。前回の井本星那さんも「しっかり作ってきている」って感心していたふたりです。ますます楽しみが膨らみました。

林田海里さんのランチご紹介はここまでですが、林田さんから皆さまへのメッセージがございます。どうぞお読みください。

■サポーターズの皆様へのメッセージ

 「つまらない昼食ですみません。いつも応援して下さってありがとうございます。大変なときですが、こうして新しいシーズンをむかえ、毎日踊り続けられるのも皆様のおかげです。これからも劇場に足を運んで、舞台を観に来て下さい。それに伴う不安が解消される日が早く来ますように。」

メッセージも含めて、どうもご馳走様でした。次回はどなたのランチが登場しますでしょうか。どうぞお楽しみに♪

では、今回はこのへんで。お相手は shin でした。

(shin)

「ランチのNoism」#6:井本星那さんの巻

メール取材日:2020/8/26(Wed.)~31(Mon.)

17thシーズンに入ったNoism。「ランチのNoism」も今回が第6回。この度ご登場いただくのは井本星那さん。前々回(第4回)、池ヶ谷奏さんが話してくれていた、「料理上手」との評判が高いメンバーです。どんなランチが飛び出すのか、期待しながら待っていました。皆さんもそうですよね、きっと。では、そろそろいってみますか。

♫ふぁいてぃん・ぴーす・あん・ろけんろぉぉぉ…♪

公演を控えたある日、りゅーとぴあ・スタジオBのホワイエに昼がきた♪「ランチのNoism」!

 *まずはランチのお写真から。

8/26のランチ、大公開!

1 今日のランチを簡単に説明してください。

 井本さん「ほうれん草の卵焼きに自粛期間に始めたぬか漬け、そしてこの日はお気に入りのお惣菜屋さんで購入したおいなりさんを入れました」

 *大きなドット柄が可愛い手ぬぐいは「かまわぬ」ですね。その上、色合いも綺麗なお弁当!それにしても、ステイホームの時期にいろんなことを始めたって話はよく耳にしましたが、さすがに「ぬか漬け」というのは初めてですね、私。でも、ぬか床のお手入れって、毎日欠かせないのでしたよね。ツアーに出るときなんか、どうするんだろ。まさか、持って行くとか、そんなこたぁないか、とかって勝手に心配しちゃってますけど、余計なお世話ですよね、ハイ。失礼しました。m(_ _)m

2 普通、作るのにどれくらい時間をかけていますか。

 井本さん「普段からお昼は手軽に食べられるものを作るので用意に時間はあまりかかりません」

 *段取りから、きっと手際が良いんですよね。料理上手な人はみんなそうですから。

3 ランチでいつも重視しているのはどんなことですか。

 井本さん「栄養が十分に摂れて消化の良いものを選びます。あとは見た目!彩りも一応拘ります!」

 *彩り、見た目、バッチリで、見るからに美味しそうです。実際、美味しんでしょうね。

4 「これだけは外せない」というこだわりの品はありますか。

井本さん「毎日の食事にタンパク質は欠かせません。メンバーの殆どがお昼にゆで卵を食べています!」

 *前にジョフォアさんがセブンイレブンのゆで卵を推しておられたので、私も真似をして、初めてゆで卵を買って食べたりしましたけれど、井本さんは勿論、「自分でゆでる派」で、「熱湯に入れて5分、火を止めて5分置いてから冷水につけます。半熟が好きです!」とのこと。私も半熟が好みなので、今度は井本さん流を真似してみよう、なんて思っちゃいましたぁ。

5 毎日、ランチで食べるものは大体決まっている方ですか。

 井本さん「基本的には同じような感じですが、ランチ後のスケジュールに合わせて自ずと調節して食べるようになっています」

 *「定番」のランチに、ぬか漬けも今はレギュラーメンバーって訳なのでしょうね。発酵食品は身体に良いですし、「腸活」ってことですね。

6 公演がある時とない時ではランチの内容を変えますか。どう変えますか。

 井本さん「公演中は直ぐにエネルギーに変わり、負担にならないものを選んでいます。恐らく…公演中はみんなバナナ食べてます!」 

公演日には軽めのランチ

 *こちら、上でご紹介したお昼ごはんのあくる日・8月27日分で、プレビュー公演初日のランチなのだそうです。公演のある日は軽めにしてられることがわかります。おにぎり+ゆで卵と、そして、やはり、やはりのバナナなのですね。カロリーは低いのに、栄養価は高く、含まれる種々の糖は吸収される速度が異なるために、血糖値の上昇が緩やかになるという良いことずくめの果物!

7 いつもどなたと一緒に食べていますか。

 井本さん「メンバーはみんな同じ空間で食べているのでその日によって違います。公演中は楽屋で女性メンバーと」

(左奥から)池ヶ谷さん、鳥羽さん、
三好さん、西澤さん、
そして井本さん

 *普段は見られない光景、これって「男子禁制」の楽屋でしょ。井本さんはおにぎりですが、ここにもバナナ、いました。鳥羽さんですね。でも、みんな寛いだ様子。でもって、他の都市へ出掛けた公演時のランチについてお訊きしたところ、「ツアー先ではスーパーやコンビニにお世話になります。最近は健康に特化したお弁当やお惣菜がたくさんあり、とても助かっています!」とのお答え。なるほど、なるほど、そうなのですね。で、その一方、気になっちゃうのは、やはりツアー中の「ぬか床問題」。また蒸し返しちゃいましたが、何とかなっちゃってるんですよね、きっと。

8 主にどんなことを話しながら食べていますか。

 井本さん「公演前〜期間中は撮影したビデオを見ながら確認し合ったりしていることもあります」

 *なんとぉ!公演ともなると、忙しいお昼になっちゃうんですね。確認しない訳にはいかないし、食べない訳にもいかない。そんな舞台裏だったのですね。そして、そうやって作られた舞台を見せて貰っていた訳で、もう、有難うございま~す♪

9 おかずの交換などしたりすることはありますか。

 井本さん「交換はしませんが、美味しそう!と覗いていることは良くあります」

 *確かに「新しい生活様式」ではおかず交換などは御法度ですものね。覗くだけ、覗くだけ。それしかやっちゃダメですよね、With Coronaのランチタイムなら。

10 いつもおいしそうなお弁当を作ってくるのは誰ですか。料理上手だと思うメンバーは誰ですか。

 井本さん「カイとスティーヴンのお弁当です。彼らはいつもしっかり作ってきています。私からすると食材の組み合わせが新しくて、今度試してみよう!とか思いながら見ています」

 *おお、今度はまた別の名前!カイ・トミオカさんとスティーヴン・クィルダンさん!「料理上手」のバトン、ここで二手に分かれて、楽しみが増えました。更に言えば、『食材の組み合わせが新しい』なんて、ニューウェイヴな料理人の予感!早く来い、来い、カイさん、スティーヴンさん♪

と、ここまでが「ランチのNoism」通常営業分なのですが、今回の井本さんには、まだ番外編がございます。別の日のお昼ごはんも少~しだけご紹介してくださいました。名付けて「ランチのNoism +(プラス)」、では、いってみましょう!

 じゃ~ん♪

おぉぉぉぉ、これもまた違った雰囲気で美味しそうですぅ♪

 *こちら、8月31日、サラダ音楽祭に向けてりゅーとぴあを出発した日の写真とのこと。撮影場所はりゅーとぴあ6F展望ラウンジ。(←どなたでもご自由にお使い頂けるスペースで、お食事もできます。公演前の待ち時間に利用する方も大勢いらっしゃいます。りゅーとぴあにお越しの際は是非立ち寄ってみてください。)

 *話をお昼ごはんに戻します。井本さんによれば、「この日はツアーで1週間家を空けるということもあり、余りものを全て詰め込みました!小松菜・ツナ ・卵の全粒粉のサンドイッチです。ボリューミーだったのでかな〔池ヶ谷奏〕さんと半分ずつ食べました」とのこと。待ってください。(気になる「ぬか床問題」は措いておくとして、)これはまるで、パン屋さんやカフェなどで見かけるおしゃれサンドイッチですねぇ。う~ん、実に美味しそうです。池ヶ谷さんも喜んだはず。 

 …からの、じゃじゃ~ん♪

美女ふたりの図!

 *池ヶ谷さん登場!まさに「いただきます♪」ってところのおふたりをパシャリ。そして池ヶ谷さんのすっきりした前髪といい、井本さんの素敵なお帽子といい、おふたりとも凜々しい「おしゃれ番長」ってな雰囲気ですね。

で、その井本さんもメッセージをお寄せくださいましたので、ここでご紹介いたします。お読みください。

■サポーターズの皆様へのメッセージ

「いつも私たちを応援してくださり、本当にありがとうございます。今この状況の中、私達が存分に舞踊に専念できる環境に心から感謝します。舞台に立てる幸せ、観に来ていただける幸せ、ひとつひとつを大切にしながらこれからも精進して参ります!また皆さんと繋がれる日を楽しみに…。」

…そんな具合で、今回の「ランチのNoism」第6回・井本星那さんの巻はおしまいです。どうもご馳走様でした。次回は林田海里さんを予定しています。どんなランチが登場しますでしょうか。どうぞお楽しみに♪

以上、今回もお相手は shin でした。

追記: 下のコメント欄に、ツアー中の「ぬか床問題」について、井本さんからお寄せ頂いたお答えも載せました。コメント欄にもお目通しください。(10/14)

(shin)