Noism1『Swan & NINA』埼玉公演、今週末!

久しぶりに青空が見えた今日の新潟市。
Noism1メンバーが埼玉に向けて出発しましたね♪
こんどの土、日、いよいよです!

Noism1『NINAー物質化する生け贄』埼玉公演

2/17(土)17:00
2/18(日)15:00

会場:彩の国さいたま芸術劇場・大ホール

★同時上演 金森穣演出振付、井関佐和子ソロ新作
『The Dream of the Swan』

詳細:http://noism.jp/npe/n1_nina2017_saitama/

トレイラ―映像:https://www.youtube.com/watch?v=MVaZS-mNIOE&feature=youtu.be

井関佐和子さんも踊ります!!
どうぞお見逃しなく。

金森さんのツイッターによると、5月に予定している中国公演の演目も『NINA』だそうですね!
メンバーの皆さん、ますますがんばってください!!

埼玉公演では、上野の森バレエホリディで4月末に上演する『Mirroring Memories−それは尊き光のごとく』のチケットを販売するそうですよ♪

閑話休題:

昨年6月、Noism2が上演した平原慎太郎 演出振付『よるのち』。
明日から平原さんのカンパニー、Organ Worksが上演します。

『よるのち』
振付・構成・演出:平原慎太郎
出演:Organ Works

2月15日(木) 19:00
2月16日(金) 14:00/18:00
2月17日(土) 14:00

会場: BankART Studio NYK (横浜市中区海岸通3-9)
チケット:前売り 3,000円 当日 3,500円 学生 1,500円
お問合せ: 070-1409-0478 (10:00~18:00)/info@theorganworks.com
詳細:http://theorganworks.com/2018/01/12/%e3%80%8e%e3%82%88%e3%82%8b%e3%81%ae%e3%81%a1%e3%80%8f-bankart-studio-nyk/

埼玉公演と微妙に重なっていますが、ご都合のつく方はぜひどうぞ!
満席の回もあるそうなのでお問い合わせください。

さて、前の、茂木さん×金森さん柳都会についてのブログ記事、shinさんが追加でいろいろ書いて下さっています。
コメントも増えたのでどうぞもう一度お読みくださいね♪

埼玉公演、楽しみです!
(fullmoon)

「柳都会 第18回 茂木健一郎×金森穣 -脳から考える身体の知性」を聴いてきました

2018年2月4日(日)、立春を迎えた新潟ですが、
もう何回目になるのか思い出して数えることも嫌になるような寒波の襲来に見舞われ、
降る雪に閉口しながらも、りゅーとぴあ(5F)能楽堂に出向き、
大勢の、本当に大勢の聴衆とともに、
脳科学者の茂木健一郎さんをゲストに迎えた「第18回柳都会」を聴いてきました。

圧倒的な臨場感をもって語られた「会」をそのままお伝えすることは到底できませんが、
その雰囲気の一部でもご紹介出来たら、との思いでレポートを試みます。
これから書かれる発言は特に断りがなければ、茂木さんのものであるとお考え下さい。

そして、もっと重要なことを最初にお断りしておきますが、
それは脳科学その他の知識の持ち合わせのない者がこれを書いているため、
あまり深い記述を期待されると困るということです。
あくまで雰囲気をお伝えしようというのが主眼です。
その点、ご了承願いたいと思います。

おふたりが能楽堂の舞台奥から登場。
開口一番、「お客さんの多さに戸惑っている」と金森さんが切り出すと、
すかさず、「葉加瀬太郎さんと勘違いしてませんか」とおどける茂木さん。
つかみはOK。このやりとりがこれに続く愉しい2時間の皮切りでした。
(但し、冒頭、言うつもりの「このあたりに住む粗忽者でございます」を言い忘れてしまい、
休憩後、後半の登場時に改めてそう名乗ることで、何とか思いを遂げることができたとして、
笑う茂木さんでもありました。)

用意された椅子にかける金森さんの傍ら、
自ら「喋るときは立つ。足にスイッチがある、そういうシステム」と語り、
ずっと立って動きながら話す茂木さんが繰り出した第一の問いは
「『美』って何だと思いますか。金森さん」
対話による公開講座の始まりです。

「美」について
☆蓄積されたビッグデータを解析すると、それは「平均値」のことになると説明。
「美人」も、まずは両目の間隔が顔幅(横)の46%で、
目と口の間隔は顔の長さ(縦)の36%と数値化できるのだという統計結果を示し、
但し、顔には他にもパラメータが多く、
それらが全部揃っていれば「美人」とされるのだと解説。
動きも同様ではないか。
それを基にして動きを見つめると美しく感じる
「メートル原器」のようなものが存在するのではないか、
という見方で動きを捉えているそうです。
動きもシンプルで余計なものがない方が記憶に残り易い。
それは美人ほど表情から感情を読み取り易いのと同じだと。

芸術と日本、そして天才
★人口80万人の地方都市・新潟がNoismを抱えて、芸術を培っているのは、
欧州ではよく目にすることながら、この日本では奇跡的なこと。
例えば、100年後に、コンテンポラリーダンスの歴史が書かれたりするなら、
この年代を扱うとき、《金森穣、Noism、新潟、日本》の記載がない筈がない。
☆個性の表現としての芸術が根付きにくい国・日本。
対して、欧州や米国は、もともと主観を重視する。
この点に関して、金森さん「日本の芸術教育は先生が絶対であり、
先生に言えることはない。それ故、10代でローザンヌへ行ったとき、
『君はどう思う?』と常に意見を求められるのがキツかった。」
★欧米には、自分の個性を表現することを「喜び(glee)」と捉える土壌がある。
「これを表現しなきゃ生きていけない」とかという強い思いがあるかどうか。
☆J・シュトラウスの「こうもり」を聴くと、その時のウィーンの情景が浮かぶし、
マーラーの交響曲第5番のアダージェットには、憂い、喜びや郷愁が宿っている。
これらは具体的な何かから出発して、脳の中で起源(原型)の方に向かっているのであり、
アインシュタインの言葉を借りれば、芸術は「その痕跡を消すもの」だと。
★天才は遺伝しない。ただ凡人から生まれるのみで、また凡人が生まれる。
天才はネットワークの産物と捉えられる。
天才、即ち「創発」(=部分の性質の単純な総和にとどまらない性質が、全体として現れること)した人。
「あの日、あの場所」の個別性と結びついたかたちでしか理解できないもの。
例えば、フェルメールが描いた絵には、一人ひとり全てにモデルが実在する。
個別性が普遍性をもつ。→個別的・具体的な身体が踊りとして普遍性を有する構造とパラレル。
金森さん「例えば、ボレロも、ひとりの天才がゼロから創ったものではない。
大本は、酒場の赤い円卓の上で踊ったニジンスキーの妹」

意識と脳
☆寝ている間、意識がないにも拘わらず、起きた時の自分が、
例えば、自分のコピーではなく、何故、寝る前の自分と同一であると感じるのか。
それは単に、「ベイズ推定」(確率的な意味で推論するアプローチ)に拠っているに過ぎない。
★クオリア(感覚質): 主観的に体験される様々な質感。
『SHIKAKU』や『sense-datum』を観た時のクオリアはずっと残っていて、それが育っていく。
金森さんも「人の心に届く。人の一生に何らかのものを残す。それを信じなければ、
舞台で踊ったりできない」と。
☆死について: 今ここにいない人のことを思うとき、心が動くことがある。
亡くなった人を想起するような場合など、脳の「DMN(default mode network)」
(=安静時において、活動が高くなる脳領域)的には実在していることがあると考えられる。
☆ミラーニューロンの話(参考:BS日テレ「ニューロンの回廊」…【註】):
金森さんが呈した疑問「感覚所与として、どのように客席に届くのか」に対して、
茂木さん「シミュレーションしている。子どもが言語を獲得するのと同じ。
脳内では、自分で踊っている気になれる」
★茂木さんが呈した疑問「どうやったら振りを覚えられるのか」に対して
金森さん「素質と言えば素質だろうけれど、頭で考えていないことは事実。
頭で考える人は覚えられない。空間における身体の動きの作用として覚える。
20世紀初頭に『notation(「記譜」)』が考案されたのだが、細かい動きは無理。
今なら、映像の方が優位。しかし、それも瞬間や雰囲気は捉えられない。
また一方、他者の身体を通すことによって飛躍すること、
もっと端的には実演家によって花開いたりすることがある。
もともと女性が踊っていたボレロを、ジョルジュ・ドンが『踊りたい』と言い、
今のボレロになったのもひとつの例」
茂木さん「ダンスとは、成立条件がとてもユニークな芸術形式だと感じる」

自由意志は幻、全ては自然法則で決まっている
☆金森さんの「音楽を聴いて、何かを受信する。それをアウトプットしている」イメージを
「電波系」と呼ぶ茂木さん。脳に起きていることを違った風に説明することは多いとしながらも、
金森さんを「受信して見えたものの翻訳作業ができる人」とし、
『電波』を現実に繋げていくのは容易ではないこと、と。
★自由意志はない。人間は、小さな流れが集まって、大きな流れになったもの。
自身の生活における無数の要素の集積としての人間。
感謝の念をもって、世界と交わるべき。
☆「メッセージ・イン・ア・ボトル」:
記憶に残る言葉は、大概、言った本人は覚えていないことが多い。
贈り物を誰かにあげているのかもしれない。
舞台も同じ。創り手が受け手に。
★マインドフルネス(=「今この瞬間」の自分の体験に注意を向けて、
現実をあるがままに受け入れること): 多様性のままに受け取ることの重要性。
舞台もそのままで受け取るのが素晴らしい。

神や永遠について
★スピノザ『エチカ』によれば、神とは「絶対無限」であり、ということは、
姿かたちをもたず、人格もなく、賢ささえない。
☆永遠: 永続する時間のことではなく、今、この瞬間にある。
例えば、「赤のクオリア」が今ここで生まれる、その一瞬に永遠性を見る。
過去の自分は今はもういない。その時その時で死んじゃっているようなもの。
「今」という時間が「永遠」と繋がっている。

感動をめぐる脳の仕組み
★偏桃体におけるオーバーキャパシティとみなし得る。
喜びの処理がオーバーフローし、
脳の回路としては、ある意味「傷つき」、痕跡を残した状態。
☆Noismを観ると、ある意味疲れるのは、
情報処理荷重が極めて高いからと考えられる。
金森さん「また、Noismは身体を緊張状態において舞台に立たせている。
ミラーニューロンの働きとして、客席に繋がることもあるのではないか」

能とNoismの類似性
★金森さん「帰国してカンパニーを立ち上げ、名付けるとき、意識にあった。
身体でしかできないものを歴史的に継承し、抽象的なものを創造している能。
様式化することの重要性。様式化された身体。
日常的な身体は登場させない。
空間構築・橋掛かり→トランスフォーメーション後の身体という共通性。
あらざるどこかを想起させる能。
西洋と東洋の融合で新しいものを生み出したいという思い」

以上、関連した発言は前後移動してグループ化して置いてみましたが、
力不足から、総じて、纏まりに欠けるレポートとなってしまいました。
ご容赦願います。

茂木さんの縦横無尽な語りから飛び出してきた名前は、他にも、
養老孟司、ジル・ロマン、マリア・ロマン、シルヴィ・ギエム、アランチャ・アギーレ(『ダンシング・ベートーヴェン』)、青山二郎、白洲正子、小林秀雄、長次郎、木村拓哉、市川海老蔵、坂東玉三郎、小澤征爾(サイトウ・キネン・オーケストラ)、Negicco、篠田昭(新潟市長)、東浩紀、リヒャルト・ワーグナー、コジマ・ワーグナー、ハンス・フォン・ビューロー、フランツ・リスト、レオナルド・ダ・ヴィンチ、荒川修作、貴乃花、宇多田ヒカル(『First Love』)、ダン・ブラウン(『Origin』)、モーリス・ベジャール、手塚治虫、ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト、ウィリアム・シェークスピア、ベン・ジョンソン(英・劇作家・詩人)、観阿弥、世阿弥、ハリー・フーディーニ、
(そこに金森さんが加えた名前として、サー・ゲオルグ・ショルティ(シカゴ交響楽団)、ヴァーツラフ・ニジンスキー、ツモリチサト)、等々。
(まだ書き落としている名前もあるでしょうけど。)
もう古今東西、とにかく多岐にわたりました。
しかし、「とても自由、まさしく融通無碍に」と言っては怒られてしまいそうです。
なにしろ自由意志などなく、全ては自然法則によって決まっているのですから。

新宿のパークタワーで『SHIKAKU』(2004)を観て以来のNoism愛を迸らせ、
(特に、『Liebestod -愛の死』に言及される際には、遠い目になっておられました。)
更に、(社交辞令も交じっているかもしれませんが、)
「いい感じ」だからとNoismを観に来る観客も好き、新潟も、朱鷺も好きと語った茂木さん。
このあと、Noism活動支援の手続きもして頂けるとのこと。
気さくで、淀みなく語る、大変心強いサポーターをお迎えしての
ユニークで楽しい柳都会に、すっかり雪の大変さを忘れて聞き入りました。
午前中は、間断なく雪が降り続いたため、一時は「行かないでおこうかな」とか
心折れそうだったのですが、来られてよかった、そう感じた2時間でした。
(shin)

【註】BS日テレ「ニューロンの回廊」:2006年4月から9月まで放送された番組で、
正式タイトルは「ニューロンの回廊 ~潜在能力の開拓者たち~」。
「茂木脳科学研究所」を主宰する「ドクター茂木」(茂木さん)が、
毎回、ゲストの脳の中に潜入して、その創造性の秘密に迫るという設定の対話番組。
金森さんとの対話は、光文社「芸術の神が降りてくる瞬間」(2007)としてまとめられた本
(ISBN978-4-334-97526-5)のなかに、「今やる意味のあることを、模索せよ」という章で
収められているので、そちらで読むことが出来ます。
(同書に収録されたゲストは、他に、町田康、山下洋輔、立川志の輔、荒川修作)

もうすぐ柳都会 茂木健一郎×金森穣

今日から2月ですね。
Noism2公演が終わり、Noismロスの方々、今度の日曜は柳都会ですよ♪

Noism公開講座 柳都会(りゅうとかい)vol.18
茂木健一郎 × 金森穣

日時:2月4日(日)16:00-18:00
会場:りゅーとぴあ・能楽堂
参加費:500円(要予約)
詳細・申込み方法:http://noism.jp/npe/ryutokai_18/
お問い合わせ:Noism「柳都会」係tel.025-224-7000

会場は能楽堂です。まだお席があるようなので、ぜひどうぞ!

閑話休題:

月刊ウインド2月号
今月も快調、月刊ウインド!
18ページのNoismコラム、vol.4は吉﨑裕哉さん。
タイトルは「悶々としたいのだ・・・!!」。
後味の悪い、悶々とするような映画がお好みとのこと!

そして20ページ、「NIDF2017を振り返る」。
NINA新潟公演を含め4公演+シンポジウムについて市川明美さんが書いてくださっています。
https://www.cinewind.com/news/2-1-2-2/

■砂丘館で開催中の【特別展示】Mikkyoz(le+遠藤龍)は2/4まで。
明日2月2日(金)19:00-20:00
遠藤龍さん(Noism映像・写真担当)のギャラリートークがあります。
参加費500円、申込不要、直接会場へ。
https://www.sakyukan.jp/2018/01/6158

奥野晃士さんブログ「来た球を打つ」のご紹介
http://kitatamaoutsu.blog.fc2.com/blog-entry-208.html
昨年3月、ルーマニアの首都ブカレスト国立劇場で行われた、Noism劇的舞踊『ラ・バヤデール-幻の国』公演。
昨年末、その様子がルーマニア国営放送テレビでオンエアされたそうです!
ブログには写真がたくさんあります。
NINA埼玉公演についても載せてくださっていますよ♪

そんな奥野さん(たきいさん、貴島さんも)、次のロミジュリにも出演するかと思いきや、SPACの別の方たちが複数名出演されるそうです。

奥野さんが出演するのはこちら。
http://www.aac.pref.aichi.jp/gekijyo/syusai2017/detail/180324_hogiuta
★「寿歌」(ほぎうた)
3月24,25,26日、愛知県芸術劇場 小ホール
たきいさんも出演します。
そして同演目、こちら。
http://spac.or.jp/news/?p=13869
4月28,29日、静岡県舞台芸術公園 野外劇場「有度」
この日程はNoism1上野公演と同じ。重なっちゃいましたね。

奥野さんは新潟でも「声に出して読むシリーズ」で活躍し、新潟おくぬ~倶楽部としても活動されました。
奥野さんから、「新潟の皆様方にくれぐれもよろしくお伝えください」というメールをいただきました。
またお目にかかれるときが楽しみです♪
(fullmoon)

Noism2定期公演vol.9、いよいよ3日後に迫る

これを書いている今日は1/23(火)。
今夜から明日にかけて、
この冬最強クラスの寒気が訪れるという予報に
気が気ではないところですが、そちらは宮沢賢治的心持ちで乗り切るとして、
もうひとつ、気もそぞろになる材料、「慾」はあります。
Noism2の定期公演vol.9が3日後に迫っているためです。
楽しみでなりません。

初日1/26(金)と翌1/27(土)の公演はチケット完売ということですが、
最終日1/28(日)の2公演(13:30~ / 17:00~)はまだ残席があるとのこと。

金森さんが本日午前、次のようにツイートしています。

今日からNoismは午後シフト。開演時間に合わせて朝のクラス時間がシフトする。
Noism2の定期公演は現在4公演(設立当初は3)だが、日曜日が未だ売り切れていないという。
せめて7公演はさせてあげたい。人目に晒される事でしか、気付き得ない感覚がある。
欧州と比べはしないけど、年間50は公演を。

Noism2の定期公演というのは、
素晴らしいパフォーマンスに触れながら、
そのこと自体、若手舞踊家を育てることにも繋がる機会です。
「今」に眼差しを向けつつ、「未来」の飛躍を信じて夢見つつ…。

是非とも満席のスタジオBで踊って頂きたいものだと切に思います。
それもまた叶えたい「慾」のひとつ。
今度の日曜日、まだ予定のない方、
是非りゅーとぴあ・スタジオBに足を運んで、
客席から伸びしろ豊かな若手舞踊家たちに熱視線を注いで欲しいものです。
お席は全席自由、2,000円となります。

なお、最新のチケット販売状況はこちら(Noism Web Site)でご確認ください。

http://noism.jp/n2_teiki_9_tktsinfo/

では、週末、りゅーとぴあのスタジオBでお会いしましょう。

[追記]
下の画像は、1/26(金)早朝(6:46)の新潟市南区付近の広域農道。
地吹雪で完全にホワイトアウトしてしまってます。
こんなに酷い地吹雪は経験がありません。
自動車でお越しになられる方はどれだけ気をつけても充分過ぎることはないくらいです。
どうぞ、くれぐれも最大限の安全運転で。

[追記(その2)] (1/26午後2時の路面状況について)
日中、やや太陽の光も差したことで、車道が顔を見せているところも出てきました。
その意味ではやや寒波も落ち着いてきているのかもしれませんが、
まだ路面は濡れています。
それがこのあとの気温低下で再び凍る「ブラックアイスバーン」になると厄介です。
これ、Noism的な洒落たネーミングに聞こえるかもしれませんが、
路面が、ぱっと見、少し濡れているだけで、凍っているようには見えないため、
事故が起きやすい凍り方で、とても危険な道路状況なのです。
スピードを出していると確実に滑りますし、急ブレーキも厳禁です。
また、ところによっては歩道が雪で覆われていて、
歩行者が車道を歩かざるを得ないこともあります。
スピードは抑えて、気は抜かず、安全運転を心掛けましょう。

なお、「ブラックアイスバーン」についてはこちらを参考にして下さい。
https://matome.naver.jp/m/odai/2139045901725099301

(shin)

Noism2定期公演vol.9メディア向け公開リハ&囲み取材に参加してきました

ちょうど一週間前に新潟を襲った大変な雪も漸く落ち着きを見せ、
今度は一週間後に新しい年の「Noism初め」となるべきNoism2定期公演vol.9を控えた
2018年1月19日(金)の午後、
りゅーとぴあ・スタジオBを会場として開かれた
同公演のメディア向け公開リハーサルと囲み取材に参加してきました。

公開リハは、山田勇気さん演出による金森さん振付Noismレパートリー、
そして島地保武さん演出振付の新作『私を泣かせてください』の順に、
予定された時間を超過して観せて貰いました。

研修生カンパニーであるNoism2にとってのリベラルアーツ(一般教養)ともみなされ得る
過去の作品群からの抜粋を踊る演目と、
人(4)と魔女(4)、そしてその中間の存在(1)というキャラクター設定のもと、
舞踊家それぞれの「下の名前」がひらがな表記された人物として
ある種の物語を踊る演目。

ふたつはまったく逆向きのベクトルをもつ2作品と言えるでしょう。
山田さんが「今回の公演は面白いと思いますよ」と満面の笑みを浮かべて語るのも頷けます。
まあ、いつだって面白いのですけど…。(笑)

ここでは主に、囲み取材でのやりとりから、その一部をご紹介しようと思います。
まず、山田さん演出のレパートリーに関してですが、
金森さんからは、チョイスも、演出も、照明もすべて任されたそうで、
金森さんは、ある意味「モノ」として観てくれている様子。
山田さんが抜粋したのは、金森さん振付の6作品からの7シーンで、
気になる、その6作品とは、順不同で、
『SHIKAKU』『PLAY 2 PLAY −干渉する次元』
『Nameless Hands~人形の家』『ZONE~陽炎 稲妻 水の月』
『Nameless Poison~黒衣の僧』『ASU~不可視への献身』だそうです。

チョイスに際しては、特に深い意図があったという訳ではなく、
女性しかいないことと、音楽のまとまりを考慮しての選択だったとのことですが、
作品性というよりは、徐々に踊りの根源的な部分、神秘的な部分が抽出されてきて、
現在は、今のNoism2でしか出来ないものになっていると感じるそうです。
(振付家が)自分でチョイスする場合、客観視し切れないことが多く、
過度の思い入れがない方がドライに構成できて具合がよいこともあり、
それは自分で創っているときにも大切なことに思うとのことでした。

次に、島地さんの新作『私を泣かせてください』に関してです。
昨年末、金森さんに「通し」を観てもらった際は53分の長尺だったところ、
「30分にしてくれ」と言われ、今、「37分」になっているとのことで、
まだ削るかもしれないが、削らなくても良いものにしたいというせめぎあいもある。
通常、様々に受けてきた影響を自分で崩したいという思いで創作しているのだが、
そういう考え自体が固定観念かもしれず、
「影響を受けていることはしょうがない。
これもOK、あれもOK」と肯定するという、
普段やりたくないと思っていることをやった、とのお話でした。

それぞれに自由を求めて、人と魔女が敵対するという設定は、
図らずも、平原慎太郎さん演出振付の前作『よるのち』(少女と吸血鬼)とも似ていますし、
そちらをご覧になられた方は比べてみるという楽しみもありそうです。
いずれにしましても、快作が見られそうなこと請け合いです。
あと、島地さんが新潟にいると聴きたくなるというヘンデルのカチッとした音楽に加えて、
途中に挿入されるご自身が歌う歌も、要チェックということで。(笑)

また、この間のNoism2メンバーに関して、
山田さんが「なんだかんだ言って、みんな良くなる。
それを見る嬉しさがある」、
島地さんも「うまくなっている。本番、どうなるか見たい。
取り組んでいる姿はとても綺麗」と語るのを聞くに至っては、
一週間後への期待が否応なしに募っていきました。

☆★ ☆★ ☆★ ☆★ ☆
今回のNoism2定期公演vol.9ですが、
3日間、全4回公演のうち、
1/26(金)と27(土)は前売り完売(当日売りは現在未定とのこと)ながら、
28(日)の2公演はまだ少し残席があるそうです。
もうチケットはゲットされましたか。
是非、一緒に若き舞踊家の「今」を目撃しに行きましょう。
(shin)

金森穣さん ツイッター開始!! 追記 佐和子さんブログも♪

明けましておめでとうございます

新年早々またまたサプライズが!
金森さんツイッター!!!
https://mobile.twitter.com/JoKanamori?p=s

素敵なお年玉をもらった気分。
春から縁起がいいですね~♪

追記:
佐和子さんブログも始まりました!!
http://www.sawasawa-kai.com/blog/date/2018/01/

うれしい、めでたい!
新年ってほんと、いいですね~♪
(fullmoon)

Noism情報&井関佐和子さん新ブログ始まります♪

今年もあとわずか。
Noismはサプライズ続きですね!

◆12/15-17『NINA』新潟公演での、井関佐和子さん『Swan』上演!
うれしい驚きでした♪

◆そして2018年1/17、『NINA』埼玉公演関連企画として金森さん・井関さんによるワークショップがさいたま芸術劇場で開催されます!
http://noism.jp/repertoire_ws_nina/

★ここでNew情報!
新潟日報モアブログ終了(今年5月末)につき、しばらく佐和子さんのブログにお目にかかれませんでしたが、待望の井関佐和子さん新ブログが、さわさわ会ホームページで近日公開予定となりました!
http://www.sawasawa-kai.com/blog/
新ブログ、楽しみです!

◆2018年1/26-28、Noism2定期公演vol.9 りゅーとぴあスタジオB
http://noism.jp/npe/noism2_teiki_vol9/
山田勇気さん出演のラジオ放送によると、前半はNoismレパートリーからいくつかの作品を抜粋で繋げた作品で、後半が島地さん新作だそうです。
新メンバー4名は初お目見え。
初日はすでに残席わずか。チケットはお早めにどうぞ!

◆続いて2/4、対話による公開講座『柳都会』vol.18
会場がスタジオBから能楽堂に変更になりました。
http://noism.jp/npe/ryutokai_18/
茂木健一郎×金森穣、どんなお話になるのでしょうか??

◆2/17,18 『NINA』埼玉公演
http://noism.jp/npe/n1_nina2017_saitama/
あのNINAに会える!
ぜひご来場ください!
『Swan』はどうなるのでしょうね。現時点では発表されていません。

◆3/4 Noism2オーディション開催(募集締切2/22)
http://noism.jp/notice-noism2-15thseason/

◆男性舞踊家 随時プライベートオーディション受付中
http://noism.jp/audition-notice-noism1-15thseason/

◆4/28-30 『Mirroring Memories−それは尊き光のごとく』(仮)
〈上野の森バレエホリデイ2018〉Noism1特別公演 東京文化会館 小ホール
http://noism.jp/npe/noism1_ueno_balletholiday2018_mm/
これには驚きました!電撃発表!金森さんも出演します!!
Noismレパートリー10作品から選出したシーンと、金森さん自身が出演する新作から構成するオムニバス作品を特別上演!

◆7/6-8 Noism×SPAC 劇的舞踊vol.4『ROMEO & JULIETS』http://noism.jp/npe/romeoandjuliets/
これに驚いていたら、上野の森公演があとから出てきて2度びっくりしました。
SPACと一緒の劇的舞踊公演。
ロミジュリですよ!
(ジュリエットの複数形が謎)

ツアーも!!
富山公演:7/14オーバード・ホール(富山市芸術文化ホール)
静岡公演:7/21,22静岡芸術劇場
埼玉公演:9/14-16彩の国さいたま芸術劇場〈大ホール〉

◆7月末(予定) Noism2特別公演2018
元Noismメンバーで現在はダンスカンパニーLasta主宰の櫛田祥光さんが新作を演出振付します!
http://dancecompany-lasta.com/

◆7月(予定) Noismサマースクール 舞踊経験者対象 金森穣直接指導

◆11月末-12月初旬(予定)Noism2定期公演vol.10

◆2019年1-2月(予定)Noism1新作公演

てんこ盛りのスケジュールですね!
http://noism.jp/

ほか、掲載情報として、

SWANマガジンvol.50(2017冬号 平凡社)
40-41ページに金森監督の『NINA』インタビュー記事が掲載されています(インタビュアー亀山和枝)。

月刊にいがた1月号
125ページNoism1リレーコラム、ぐるっとまわって今回は井関佐和子さん。
ちなみに「観客として舞台を観るとき、どんなところに注目していますか?」という質問にこたえていますよ。

月刊ウインド1月号
・19ページ、11/15に開催された、近藤誠一トークシリーズ「訊く」市山七十世×金森穣、の感想と、11/19の「さわさわ会懇親会・誕生会」レポート・写真が掲載されています(担当 久志田渉)。
・20ページ、映画にまつわる「Voice of Noism」 vol.3は、池ヶ谷奏さん「飛行機で大号泣!!」

ちなみに今月12月号は22ページに中川賢さんのコラムvol.2、「最近のおすすめ」が掲載されています。
中川さんの好きなジャンルは「ヤバい感じがする映画」だそうですよ。
同ページには会員さん2名による他公演のご感想も!

どうぞお読みください♪

閑話休題:

■特別展示 mikkyoz012

開催期間:2018年 1月23日(火)~2月4日(日) 9時~21時 月曜定休
会場:砂丘館ギャラリー(蔵)
料金:観覧無料 主催:砂丘館

新年恒例、遠藤龍さん(Noism映像・写真担当)と音響の方によるユニット、mikkyozの特別展示です。
https://www.sakyukan.jp/2017/12/6158

■劇団ピンクドクロ 第6回公演
『Happy Hour戌』
http://aiichiro-miyagawa.com/

元Noism1宮河愛一郎&藤井泉、ピンクドクロ6度目の登場!
+新潟出身の俳優 河内大和の3名が出演。

1/25 (木) ①19:00開演
1/26 (金) ②17:00開演 ③20:00開演
1/27 (土) ④14:30開演
1/28 (日) ⑤19:00開演

会場:カフェムリウイ(世田谷区祖師谷4-1-22-3F)
http://www.ne.jp/asahi/cafe/muriwui/

料金:3000円(ドリンク代別)開場は開演の30分前
上演は1時間を予定。
✳各回定員30名なのでご予約はお早めに

チケット受付:pinkdokuro@gmail.com

演劇に踊りに大活躍の宮河さん、久々のピンクドクロ公演です。
なのに、Noism2公演としっかりかぶっていますね。。
木曜に行くしかない!

■『NINA』新潟公演のご感想をご紹介します。

・いぽぽぽぱんぱさんのブログ
https://ameblo.jp/ipopopopanpa/entry-12337404250.html

・いちかっこジョバンニさんのブログ
http://clothoiddiary.blog.fc2.com/blog-entry-997.html

いぽぽぽぱんぱさんはサポーターズ会員さんです。
こんな記事も。
https://ameblo.jp/ipopopopanpa/entry-12331891561.html
いぽぽぽぱんぱさん、どうもありがとうございます。

皆様、来年もご一緒に、金森穣Noismをますます応援してまいりましょう!!

どうぞよいお年を♪
(fullmoon)

『NINA -物質化する生け贄』メディア向け公開リハーサル&囲み取材に行ってきました♪

今週火曜日の雪は殆ど融けてなくなったものの、
新潟公演前日まで並ぶ「雪だるまマーク」に備える風情の新潟市は
2017年12月8日、金曜日。
「実はまだ続いてるんですけど」(金森さん)というNIDF2017への参加作品
『NINA -物質化する生け贄』のメディア向け公開リハーサルへ行って参りました。

 

シンボルのクリスマスツリーのほか、幾つものリースがこの季節に花を添える
午後3時のりゅーとぴあ・劇場。
「じゃあいきましょうか」という金森さんの声がかかると、
それまで舞台上でアップをしていた舞踊家たちが両袖に消え、
客電が落ち、改めて緞帳が上がると、
温かみのある照明のもと、
5人の女性舞踊家それぞれの背後に5人の男性舞踊家がつき、
5組のペアを組みながら、「あの足運び」で前に出てくるところから、
作品の後半部分が踊られました。

女性舞踊家が纏う、廣川玉枝さんによって一新された今回の衣裳。
「第二の皮膚」たる衣裳の意匠も、
目を凝らして逐一じっくりご覧になることをお勧めします。

♪トンタ、トンタ、トタトタトタトタ
トンタ、トンタ、トタトタトタトタ…♪
トン・タッ・アンさんによる音楽も様々な場面を提出しながら、
それに隙なくシンクロする舞踊家の身体を一層際立たせていきます。

照明が変わり、衣裳や曲調も変わるなか、
終始、舞台に漲る張り詰める緊迫感だけは変わりません…。
30分間のリハーサルを身を乗り出して食い入るように眺めていたことは
言うまでもありません。

金森さんの「はいはい、OK。じゃあ公開はここまでになります」で客電が入り、
この日の公開リハーサルは終わりました。
…一言、酔いしれました。

   ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★

続いて、ホワイエにて金森さんの囲み取材(15分間)です。
そこでのやりとりから少しご紹介いたします。
まず、今の出来栄えについて問われると、
「本音と建前とどちらがいい?」と最初はおどけて始めた金森さん。
しかし、答えの本質は常に大マジ。
「舞台芸術は一期一会。よくできましたと点がつくものじゃない。キリがないもの。」
「彼らが努力してきたのを見ているので、ある程度のところまできたと言いたい」と言ったのち、
自ら「や~さしい~」とツッコミを入れて、笑いをとったりもしましたけれど、
更に続けて、「頑張っているのは事実。しかし、客席から頑張っているように見えるのではなく、
エネルギーが空間に解き放たれ、客席を魅了する域までいく必要がある。
震えるほどのエネルギーを感じることができる、強度のある作品。
それが『NINA』なのだから」と。

また、廣川さんの衣裳についての質問には、
廣川さんが東アジアツアーはほぼ皆勤で同行され、
その都度、色味の変化を続けてくれたこと、
skinシリーズにはインスピレーションを感じていたので、いつか使いたいと思っていて、
今回、『NINA』をやることになったとき、
以前のレオタードから変えてみたいということで採用した、との答えが返ってきました。

『NINA』という作品そのものについては、
「30才のときの作品で、客観的に見て、演出の面では拙いな、と。
しかし、強度のある大切な作品だということも再認識した。
今回、彼らにアジャストする意味で、照明を少しいじっているし、
変えようと思えばいくらでも変えられるのだが、
『NINA』という作品を汚そうとは思っていない」
そして、「『NINA』はこれまで何度も踊り継がれてきた作品であるため、
舞踊家にとっては自由を感じにくい側面もあると思うが、
そもそも舞踊には広大な自由が拡がっているもの。
舞踊家は内側にエネルギーを宿しているが、
彼ら自身が自らを拘束してしまうのではなく、
踊ることの自由を感じることができるようであって欲しい。
そのためには頑張るしかないんだけど」という言葉のなかに、
舞踊家を率い、否、舞踊家をして現状に満足することなく、
絶えず更なる高みを追求せしめる揺るぎない姿勢の一端を垣間見る思いがしました。
また同時に、舞踊家にとって「『NINA』の場合、客席が埋まって、
そちら側から発せられるエネルギーも大切。
まだ観たことがないなら、一回くらいはこんな変なもの、観に来たらどうですかと
言いたい」という思いも口にされました。

最後に、井関さんのソロ『The Dream of the Swan』についての質問が出され、
「39才、今の井関佐和子を観に来て欲しい。
少し悲しい作品ではあるが、彼女の今の生き様を観て欲しい」
という金森さんの言葉をもって囲み取材は締め括られました。

その後、Noismスタッフの方に伺ったところによると、
『NINA -物質化する生け贄』は時間にして60分で、
新潟公演では、その前に、
井関さんのソロ『The Dream of the Swan』(15分)が置かれるのですが、
そのふたつは休憩なしで続けて踊られるのだそうです。
だとすると、現段階では井関さんのソロがあるとされていない埼玉公演とは、
かなり趣が異なるものになるかもしれず、
是非ともNoismのホーム・りゅーとぴあでの鑑賞をお勧めしたい所以です。

7,6,5,4,3,2,1…
「照明など、色々大変だった」(金森さん)という東アジアツアーを経て、
いよいよ『NINA -物質化される生け贄』新潟公演にむけての
ファイナル・カウントダウンが始まったという実感があります。
今のNoism1が名作『NINA』とどう対峙し、客席に何を放つのか、
しかと見届けたいと思います。
う~む、早く観たいぞ。
(shin)

 

『NINA』埼玉公演チケット発売! さわさわ会新潟懇親会11/19(日)開催! 月刊ウインド11月号必読!

本日10/28(土)から、Noism1『NINA-物質化する生け贄』埼玉公演、SAFメンバーズ先行発売開始!一般発売は11/4(土)です。

『NINA』埼玉公演
2018年2月17日17:00/18日15:00 会場:彩の国さいたま芸術劇場
http://noism.jp/npe/n1_nina2017_saitama/

今日さいたま芸術劇場で行われる、バットシェバ舞踊団『LAST WORK』の会場でもチケット先行販売! 行きたかったなあ。

●NoismサポーターズUnofficial新潟懇親会「公演感想を語り合う会」は、『NINA』新潟公演中日12/16(土)公演・アフタートーク終了後19:00頃~、りゅーとぴあリバージュで開催します。(9/25の当ブログに掲載 → こちらからご覧いただけます
それに先立ち、

さわさわ会 新潟懇親会 開催!

日時:2017年11月19日(日)
   18:45~19:00 総会(受付開始18:30)
   19:00~20:30 懇親会・佐和子さん誕生会(井関佐和子さん、金森穣さんご来場)
会場:イタリアンBit 3F(新潟市中央区新島町通1ノ町1977)
会費:5,000円(フリードリンク)
申込:11月12日(日)までに事務局TEL:090-8615-9942 
E-mail:info.sawasawa@gmail.comへお申し込みください。

※当日は新入会の受付もいたします。お誘い合わせてお申し込み、ご来場ください。
http://www.sawasawa-kai.com/info/
ご参加は会員のみとなります。どうぞご入会ください。年会費3,000円

月刊ウインド11月号 32周年祭特別号 発行!

シネ・ウインドはNoism活動支援 法人会員として、Noismの活動をこれまで以上に応援してくださいます!
11月号もNoism関係記事がたっぷり♪

新たな月刊ウインドコラムとして「Voice of Noism」が始まりました!
Vol1.は井関佐和子さん登場。ヨーロッパに住んでいた頃の映画館の思い出や、文章タイトル「映画200円だよ!」の直筆印刷題字が掲載されています♪

そして注目!Noism1メンバー座談会が2ページに渡り掲載!
本日からシネ・ウインドで上映開始の、「ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣」http://www.uplink.co.jp/dancer/
の試写を見ての談話、そして『NINA』についてのお話、メンバー写真等が掲載されています。

そのほか、「レオナール・フジタとモデルたち展」Noism1特別パフォーマンス『DoGoDo』の感想も。「追っかけさん、集合!」コーナーでは、なんと不肖この私めが、Noismの追っかけとして写真付きで載っております。。

映画のこと、新潟のこと、そのほか情報満載の、シネ・ウインド発 文化フォーラムマガジン「月刊ウインド」11月号、ぜひお読みください!
定価319円。シネ・ウインドネットショップで通信販売もしています。
https://www.cinewind.com/monthlywind/2017-11-386-32/

(fullmoon)

8/9(水) NHK-BSプレミアム『京都異界中継』 ご覧になりましたか

2017年8月9日(水)19時からNHK-BSプレミアムで放送された『京都異界中継』

「あなたの知らないもう一つの京都」がある。
夏の夜、京都の街にある「異界」への入り口から
4時間に渡って生中継。
貴船神社、伏見稲荷大社、名だたる伝説の地から送る!

そう銘打たれた NHK-BS この夏屈指の大型企画「スーパープレミアム」、
みなさん、ご覧になりましたか。

放送に先立って井関さんがSNSで、その登場を知らせてくれた3つの時刻、
19時23分、20時45分、そして22時00分をターゲットにしながら、
この日取り上げられた多様な怪異譚「百物語」を追うことで、
歴史が幾重にも折りたたまれた「古都」京都の奥深さを楽しみました。

**********************
以下、ネタバレを含みますので、
この後、録画で番組をご覧になるという方は
ご覧になってからお読み頂きたいと思います。
**********************

以下に、Noism関連パートについて記します。
その一。まず、予告された時間を若干遅れた19時29分、伏見稲荷大社からの中継。
百物語の第七話「柱の穴より 児(ちご)の手がまねくこと」(平安「今昔物語集」より)
女優の中嶋朋子さんが「夜な夜なひらひらひらと手招きする」と語るその奥、
赤い鳥居の間から、スッと直線的に伸ばされた不気味な上向きの右手による手招き。
語りの進行に合わせて、自然な色合いからやがて青みがかった緑色に染まるのは下向きの左手。
「矢を一本ぶすりと穴に突き入れた」の件に至り、
こわばる苦悶のその手は右手だったはずが、やがて左手に入れ替わっています。
なんとも表情豊かな井関さんの手、そして腕。

その二。20時46分、「白狐の住む山」のタイトルからの伏見稲荷大社、再び。
第四十八話「ある男 女狐の化けた美女と会うこと」(鎌倉「古今著聞集」より)
左右に分かれる千本鳥居の手前、赤い衣裳の井関さんと白い面を付けた吉﨑さんが
妖しく絡み、ふわりと妖しく回ります。
「おつきあいすれば、あなたは死にます」と言い出す女。
「あなたの代わりにわたくしが死ねばそれで済むこと」とも。そして女は扇をねだる。
ーーー逢瀬の顛末。広げた扇の下の狐の亡骸、法華経、そして一度だけ夢に現れて消えた女。
夢と現(うつつ)、そのあわいをたゆたう摩訶不思議な感覚。
ラスト、吉﨑さんの面を外し、自ら付ける井関さん。
語りを終えた中嶋朋子さんの背後に留まる井関さんの白い面が
妖しい雰囲気を醸し出したまま締め括られました。

その三。22時00分、「戦国リアル残酷」というタイトルから三たびの伏見稲荷大社。
第八十四話「伏見稲荷炎上」(室町「経覚私要鈔」「応仁記」)
語りは文楽の豊竹咲甫太夫(とよたけさきほだゆう)さん。
このパートの井関さんと吉﨑さんですが、
ちょっと見では、見知ったはずの「人」の身体とは捉え難い、
均整を欠いた禍々しさが目を撃つ姿で登場してきます。
まず、右側の鳥居の奥から、面を付け、黒い布の下に赤い衣裳、剥き出しの両足。
やや体を縮ませた前屈みの姿勢だというだけでなく、
全身のプロポーション中、頭部の存在感が突出した、
異様で、アンバランスな身体で踊る井関さん。
代わって今度は、左の鳥居奥から、やはり面を付け、如何にも偉丈夫な立ち姿ながら、
動きにどこか異様なぎこちなさを漂わせた吉﨑さんが現れます。
ほどなく、彼が体を回転させると、
その動きの異様さは面を後ろ頭に付けていたからだとわかります。
一方、カメラが再度、井関さんを捉えます。すると、「えええっ!?」
ろくろ首のお化けのように首が伸びて、頭部が上方にあがっていくではありませんか。
時を置かず、伸びた首の下にもうひとつ、笑みを浮かべた井関さんの頭部が現れ、
ふたつの頭部が並んで、こちらも種明かし。
伸びた首は井関さんの右腕、上方に移動した頭部はその先にあったことがわかります。
けれん味たっぷりに「異形」が可視化されるパートでした。

以上、井関さんと吉﨑さんの登場シーンは合わせても10分程度の短いものでしたが、
3つが3つとも肌合いを異にするパフォーマンスだったことで、大いに楽しめましたし、
4時間の生中継のなかで、際だって「異界」を見せてくれていたように思いました。
私は、特に3番目(第八十四話)、「異形」が生々しく顕現する様にゾッとさせられました。
みなさんはどうご覧になりましたか。 (shin)