「私がダンスを始めた頃」#21 杉野可林

 動くことが大好きでいつも元気に走り回っていた私に母が何か習い事をさせようとしたのは4歳の頃でした。
 その時は体操教室も候補に挙がっていたようですが、幼稚園のお友達に誘われて先に体験に行ったバレエ教室で私は「楽しい!」とバレエを気に入り、そのまま習い始める事となりました。先生に褒めてもらえるのが嬉しかった事を覚えています。

左・杉野可林

 コンテンポラリーダンスに出会ったのは小学六年生の時でした。それまで踊ってきたバレエとは違い、表現の幅が広がっていく感覚があり、とても新鮮でした。
 内気で怖がりな性格ですが、実はふざけたり目立ったりしたい気持ちがあったようで、その時の映像を観るとかなり楽しんでいる私が映っていました。

右端・杉野可林
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 あの頃は、自分が新潟でプロとして踊るだなんて夢にも思っていませんでした。知らない世界、知らない感情、知らない自分に出会える舞踊とまだまだ向き合っていきたいと思います。

 己の限界を超える。

(すぎのかりん・1996年大阪府生まれ)

「「私がダンスを始めた頃」#21 杉野可林」への2件のフィードバック

  1. 杉野さん
    Noism1昇格おめでとうございます!
    ご寄稿どうもありがとうございました!
    元気いっぱいの写真と、バレリーナ~✨の写真、いいですね~
    「己の限界を超え」て、新しいご自分にどんどん出会って、驚いてくださいね♪
    (fullmoon)

  2. 杉野 さま
    原稿並びに写真、どうも有難うございました。
    先日の「SaLaD音楽祭」での『Fratres I』、上手(かみて)端で踊る様子の堂々としたさまも素敵でした。
    新潟の地で、プロの舞踊家としての第一歩を刻まれたことをサポーター一同嬉しく思います。更に大輪の花を咲かせていってください。これからも応援しております。
    (shin)

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