Noism2定期公演vol.11 初日!

*今も列島に甚大な被害をもたらし続けている「令和2年7月豪雨」。被災された方々に心よりお見舞いを申し上げますと同時に、一日も早く平穏な日常が戻ってきますようお祈り申し上げます。

2020年7月10日(金)19時のスタジオB。本来ならば、3月6,7,8日に開催されるはずだったNoism2公演。まずは本日、無事 初日が明けたことを喜びたいと思います。

とはいえ、観客はもちろんマスク着用+消毒・検温があり、座席はソーシャルディスタンスで予想以上の席数減(わずか35席)! たくさんの人に観てほしいのに…(涙)

開場前はいつも人で溢れるスタジオBのホワイエも、寂しいほどひっそりとしています… それにアフタートークも中止とのこと。残念です。

さて、開演! Noismレパートリーから、劇的舞踊『ホフマン物語』(2010年)より、『Nameless Handsー人形の家』(2008年)より、『NINA-物質化する生け贄』(2005年)より、が続けて上演されます。(20分)

目の前で躍動する眩しい身体に重なって、これらの作品を踊った何人ものメンバーたちの姿が思い出されます。

休憩15分の後は、山田勇気さんの新作『黒い象/Black Elephant』(45分)。この作品は、「私たちは何を見た/触れたのか」ということが主題になっているそうです。

ドキッとする幕開け。暗く深い闇の舞台でうごめくメンバーたち。観客は盲人になったかのようです。夢の中のような音楽(On Time Out of Time)が絶えず流れ、明るい音楽の中間部がありますが、静かに終わります。

惜しみない拍手! 『春の祭典』公開リハーサルにも出演したNoism2メンバー。一段と逞しさを増したようです♪ 4回公演もチケット完売です。座席数が少ないのが本当に残念です。 

明日からは 真打ち、shinさんが登場しますよ♪ どうぞお楽しみに!

(fullmoon)

「Noism2定期公演vol.11 初日!」への2件のフィードバック

  1. fullmoon さま
    レポート、有難うございました。
    …そして恐縮です。(汗)

    折しも、この日はプロ野球(NPB)も久方ぶりに
    観客を入れて試合を行った日。但し、その数、5,000人。
    …満員の球場の記憶に、満席の劇場の記憶…
    それぞれ、規模こそ違え、隔世の感がありますよね。
    しかし、選手や舞踊家の熱量は変わらない筈、否、
    更に熱く燃え上がってもいる筈。
    「新しい日常」における観客としては、
    間違っても感染拡大を招いたりしないよう常に心掛け、
    決して無理はしない「穏やかな情熱」が大切ですよね。
    もっとも、そんな気遣いが不要となる日の再来を心待ちにするところではありますが…。

    本題に戻ります。
    逞しさを増した若きNoism2メンバー。
    恐らく、コロナ禍という状況もあってのことでしょう。
    私は本日、ソワレから観ます。
    恐らくご覧になりたい方は大勢いらっしゃる筈です。
    チケットをお持ちの方、見逃せませんね。
    (shin)

  2. shinさま
    コメントありがとうございます!
    はい、若き舞踊家たちの熱量はすごいですよ。燃え盛っています。
    その輝きがまぶしいのです。
    本日、どうぞお楽しみに♪
    (fullmoon)

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