11月24日(日)14時/17時半、新潟市関屋浜 Sea Point NIIGATAで開催された、UTOPIA2020春夏コレクション。
この時期の新潟の海っていつもなら。。。。。
【寒くて荒れている(?)】というイメージなのですが、この日は晴れて暖かく波も穏やか、気温は22度越え!
私は17時半の回に行きましたが、ホントに春夏の陽気で、夜になっても寒くない♪
14時の回はさぞ海がきれいだったことでしょう。
17時頃の海はうっすらと明るく、薄闇の中、会場付近にキャンドルがた~くさん灯っていて、すごくきれいでした(キャンドルは夜だけのお楽しみ)♪
靴を脱いで会場に入ると、通路を挟んで左右に部屋があり、右側は椅子席、左は床席です。通路には階段があります。左右の部屋を行き来してショーが進められるようです。階段や遮蔽物があるため、反対側の部屋の様子はほぼ見えません。
「汽船去る波打ち際」と題されたショー。春夏の海風に吹かれて船中の物語が始まります。
時間になると明りが落ち、照明は青い暗いライトに。夜の海でしょうか。薄暗闇の中、通路の奥からチャーリー・リャンさんと池ヶ谷奏さんが静かに登場し、左右の部屋へ分かれます。聞えてくる音楽はエリック・サティのジムノペティ。置いてあったトランクを持ち、二人は部屋を入れ替わり、トランクを枕にしてしばし横になり瞑想。ほどなくして場内は明るくなり音楽も変わり、池ヶ谷さんとリャンさんは左右の部屋でそれぞれ踊ります。池ヶ谷さんは、紺色の亀田縞のシャツ・パンツですが、半袖シャツの袖部分~背中の一部は五泉ニットのレースが使われています。お米ボタン。池ヶ谷さんは髪を一部赤く染めていてとてもきれいです。リャンさんは亀田縞生成りボーダーの上下です。
そのあと、ジョフォア・ポブラヴスキーさん(生成り上下 一部水色ボーダー、パンツの一部が小千谷縮みか)、井本星那さん(生成り上下、ノースリーブの上に羽織っているのが袖なしの小千谷縮み)、鳥羽絢美さん(黄色の五泉ニット上下、スカートはニットレース)が登場します。
メンバー5名が左右の部屋でそれぞれソロを踊ったので、見ているこちらは大満足♪
井本さん、鳥羽さんはUTOPIAラベルの袋に入ったえびせんをカモメにあげる仕草をしたり自分も食べたり、観客とも少し絡みます。二人ともとてもきれいでかわいらしかったです♪
ジョフォアさんは左の部屋でしばらく横になって、鳥羽さん、井本さんを眺めていたようですが、いよいよ踊り始めると、何か苦しいような、奇妙な動きの踊りを見せてくれました。存在感がありました。
そして、踊りの合間には数人のモデルさんたちが登場して、コレクションを披露します。そのモデルの一人に、なんと新メンバーのタイロン・ロビンソンさんが! 亀田縞の上下、紺色の長めの上着を羽織って、素敵ないでたちでした。
「旅する衣」をイメージしたUTOPIAファッション。今回は陸を離れ海へ。そして次の陸地へ。船に乗り込む人たち。それぞれの気持ちや思いを持って船の中の時間を一人で過ごし、また、他の人たちとも関わります。出会いと別れ。そんな想像や妄想が容易に膨らむ、踊りとファッションで綴る夢のような物語。
最後のシーンは、宴が終わったような静けさの中、再びのジムノペティ。最初と同じ青い暗い照明の中、池ヶ谷さんと(おそらく向こう側はチャーリーさん)がトランクを枕に横になり瞑想しています。
会場設定がぴったりでした。
前回の「オドルフク」に続き、大盛況、大成功おめでとうございます!
スタッフが大勢いました。その一人として、西澤麻耶さんもお手伝いしていたので付け加えておきますね♪
また次回、とても楽しみです。
(fullmoon)
fullmoon さま
丁寧なレポート、有難うございました。
「11月にしては記録的」と報じられた
暖かくて穏やかな一日。
そんな日の船出なら、まさしく「いい日旅立ち」或いは
海路の日和でしたよね。
ここにもうひとり「新潟から世界へ」のUtopiaさん、
持ってるなぁ、そう思いました。
どちらの回もお客様は120~150名位だったとのこと、
大成功でしたね。
そして初お目見えのタイロンさんもいてとは、
なにかと話題に事欠かない宵になりましたね。
「旅する衣」、素敵な旅への誘い。
旅に出たくなったりはしませんでしたか。
(shin)
shinさま
どうもありがとうございます!
船旅、いいですね~~
UTOPIAの服を着て、海外にNoism公演を観に出かけたいです♪
ショーの様子はどちらの回もYouTubeで配信されているそうです。
皆さま、どうぞご覧になって、旅心をくすぐられてくださいね。
(fullmoon)