市長に要望書。「新潟市の誇り」Noism、市長が変わっても、体制が変わっても…

7月10日(水)16時、Noismの活動継続を求める市民有志10名が新潟市役所に集い、中原新潟市長に要望書を提出しました。

要望書は2通あり、一般の立場として竹内葵さん(大学2年)が、Noismのワークショップを受けたこともある高校ダンス部OBの立場として早福圭太さん(大学1年:現在、大学でモダンダンス部に所属)が、それぞれ要望書を読みあげ、中原市長に手渡しました。

そして、新潟日報夕刊「おとなプラス」にNoism『カルメン』モスクワ公演の記事を書かれたライター本間大樹さんが中原市長に思いを伝え、記事掲載の夕刊を手渡し、そのあと参加有志全員がNoismへの思いを一言ずつ話しました。

最後に市長からもお話をいただきました。Noismを応援している市民の声を直接聴くのは初めてとのことでした。

要望書提出というと、険悪な雰囲気を想像されがちかもしれませんが、そういうことは全くなく、市長も終始好意的に接してくださいました。

市長からは、Noism検証会議での有識者の意見や、今日の私たちの要望を聴き、いろいろな観点から検討して、8月末までに判断するとのことでした。私たちの要望が少しでも活動継続への要素になれるとうれしいです。

15分の面談時間が終わり、市長が退室したあと、齋藤正行さん(さわさわ会会長、シネ・ウインド代表)、早福圭太さん、越野泉(NoismサポーターズUnofficial)の囲み取材があり、マスコミの方たちからいろいろな質問がありました。たくさんのマスコミの方たちに来ていただき感謝しております。

そのあと、新潟市芸術文化振興財団を訪れ、同様の要望書を提出しました。

後日、新潟市議会にも要望書を提出する予定です。

Noismの発展的活動継続を願っています。

(fullmoon)

「市長に要望書。「新潟市の誇り」Noism、市長が変わっても、体制が変わっても…」への5件のフィードバック

  1. fullmoon さま
    ご苦労様でした。そして、有難うございました。
    2通の要望書を次代を担う若者が読んでくれたことに感銘を受けております。
    Noismという輝かしい文化の綺羅星を
    これからも末永く堪能できる新潟市であって欲しいものです。
    来月末、市長による未来志向の「吉報」を信じて待ちたいと思います。
    (shin)

  2. 皆さま
    まずは来週末に控えた新作公演をお見逃しなく、ご覧頂きたいと思います。
    更に、現状で、Noismを直接支援する方途のひとつに、「ふるさと納税」もあろうかと思います。
    「ふるさと納税」は是非とも新潟市へ!
    その際、「Noismのために」と書くことをお忘れなく♪
    安定的で持続可能な活動継続を目指して、ご検討頂けたらと思います。
    (shin)

  3. shinさま
    どうもありがとうございました。
    shinさんが要望書の草案を書いてくださったおかげで大変助かりました。

    マスコミがたくさん来ました。民放4社、新聞社数社。
    参加者よりマスコミの方たちの方が多かったです。

    今日は活動支援会員及びマスコミ向けの公開リハーサルですね。たくさんの会員、報道関係者に来てほしいです。

    そして来シーズンの公演やメンバーについて、発表されましたね!
    毎日が驚きの連続です。
    (fullmoon)

  4. 皆さま
    この度、ウェブマガジン「SPICE」に載った、
    舞踊評論家・高橋森彦さん執筆のコラム
    「Noism15周年に寄せて
    ~新潟から日本のダンスを変え続ける!
    革命児・金森穣率いる舞踊団の軌跡と現在」

    もうお読みになられましたか。
    Noismの足跡と現在(新潟市の現状を含めて、)を
    概観することができる素晴らしいコラムとなっております。
    金森さんが掲げる「劇場100年構想」はまだその緒についたばかり。
    次代に繋げていかねばなりません。
    是非、ご一読いただき、
    熱いご支援をお願いする次第です。
    (shin)

  5. 新潟市の人口は790,181人(6月末)。5,000万円をその数字で割ってみますと、市民ひとりあたり63.28円。50円玉、10円玉、5円玉それぞれ一枚ずつでお釣りがくる額で、世界に新潟市を発信してくれているNoismを支えられるのです。こんなにコストパフォーマンスの高い使途など他にはあり得ません。

    更に、「市民の理解度」対策ということならば、市民対象にNoism公演の割引など、先ずは観て貰う仕組み作りも新たに考えていく必要があると思われます。負担額は65円なのですから、その還元ということで、割引額は100円程度でも構わないでしょう。観た中から、新たなNoism支援者が生まれてくることは間違いありません。「おらが町のNoism」って具合に。

    また、将来に向けた投資という側面からも、持続可能な活動体制とその支援の仕組みの構築が求められます。金森さんが正しく指摘されるように、今ここでの「舵取り」はこの先、何年後かの「街の在り方」を大きく変えてしまうことに繋がります。文化が市民生活に深く根付いた魅力的な新潟市であり続けて欲しいと思うものです。
    (shin)

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