08/22朝日新聞夕刊「柳都の舞踊、孤高の輝き」

Twitter の Noism PR 等でも既報の通り、
2018年8月22日(水)付の朝日新聞夕刊にNoismが
「柳都の舞踊、孤高の輝き」の見出しとともに紹介されています。
もうご覧になられましたか。
*上のリンクから、朝日新聞DIGITALに無料登録をしますと、
(1日1記事のみ)全文読むことができます。

その記事は、同紙の山口宏子記者が、
「地域の劇場をたどって」とのタイトルのもと、
現在、日本各地で顕著な活動を続ける劇場を取り上げようと始まった連載記事で、
松本、静岡ときて、今回はその3回目。
この日の記事では、私たちのNoismとりゅーとぴあに焦点が当てられ、
Noismの足跡・業績と存在意義、そして現在、新潟市が直面する課題等について書かれています。
同時に、サポーターズについても触れられていて、
文中に、代表のfullmoonさんの言葉を紹介しながら、
芸術監督に金森さんを迎え、Noismが設立され、
ほどなくサポーターズがスタートした当時の
高まる「熱」がいかばかりのものだったのかをも伝えてくれています。
是非お読みいただけたらと思います。

そのときから14年。
持続可能な文化的コンテンツの在り方を体現しながら活動することで、
Noismが勝ち得た名声と市民にもたらされた誇りにも拘わらず、
今、財政難に喘ぐ新潟市にあって、先行きの不透明感は払拭されていません…。
ですから、この記事に絡めて、金森さんも翌8/23にtwitterで、私たちに、
「ほんのひと時でいい、足を止めて考えてくれたら。」と呼び掛けていて、
それを目にして以来、胸を抉られるような思いも続いています。

朝日新聞夕刊に山口さんが書いて下さった記事と
その後の金森さんのツイート。
その両方をセットに、熟読し、反芻するにつけ、
新潟市はもとより、この国で、否、世界の舞踊シーンにおいて、
Noismが果たしてきた役割の大きさがまず広く認識され、
そしてそれを踏まえつつ、
ここ新潟市で、次世代に向けて、
真に豊かな選択がなされることを期待する思いを一層強くしました。
ともにNoismを支えていきましょう。
(shin)

Noismの15年目と、その先のために、そして私たちのために

ご存知の通り、Noismは現在、14年目を終えて、
9月からに備えて充電中です。
15年目には、通常の公演や活動に加えて、
ロシア・サンクトペテルブルクで催される「プティパ生誕200周年フェスティバル」
への『ラ・バヤデール ー幻の国』の招待(11月)や、
長野県諏訪市での井関さんの「第38回ニムラ舞踊賞」受賞式(12月)等、
これまで国内外で得てきた評価の高さや名声を如実に示す出来事が続きます。
とても誇らしく、嬉しい限りですね。

しかし、現在、Noismを抱える新潟市は未曽有の財政難に陥っており、
ここまで重ねてきたNoismの歴史も、16年目以降はまだ未確定のままです。
以前の新潟日報朝刊(2018/3/6付)が伝えるところによれば、

>新潟市議会は5日、2月定例会本会議の一般質問を行い、
>新潟市民芸術文化会館(りゅーとぴあ)専属の舞踊集団「Noism(ノイズム)」の
>今後の活動について、中野力文化スポーツ部長は、
>「これまでの実績や成果を踏まえ、2018年度末までに在り方を検討する」とした

とのことで、依然として不透明かつ混沌とした状況は続いているようです。

財政難が人の心に及ぼす影響には手強いものがあります。
過去にも文化的コンテンツが目の敵にされてきた例など
挙げれば枚挙にいとまがないくらいです。
そこで、Noismがある生活の豊かさを守る意味からも、
公益財団法人新潟市芸術文化振興財団が募集する
「Noism支援会員」或いは「Noism寄付会員」が増えたらいいなぁと思うものです。
そちら、15年目シーズンの募集は既に始まっています。
会期は8月からの1年間で、 個人の支援会員は1口10,000円~、
今回、新たに設けられた個人の寄付会員は1口2,000円~ に設定されています。
(他に法人会員もあります。)

このご時世、お財布からの出費を極力抑えたいのはやまやま。
「支援」や「寄付」など、もっと生活にゆとりのある人の話、
以前は、そう感じていたものです。
しかし、「いつまでもNoismを観続けたい…」、
「何としても、あの豊かさは手放したくない…」、
そんな思いから、支援会員を続けています。

新潟市の持続可能な文化的コンテンツとしてのNoism。
支援会員として、金額的には小さいかもしれませんが、
文化的には大きな誇りを胸に支えていきたい、と。
そして、敢えて、ちょっと大袈裟な言い方をするならば、
私たち一人ひとりがNoismのちっちゃな「パトロン」。
少しお金は出すけど、余計な口は出さない、そんな「パトロン」。(笑)

この256mm×182mmの小さな紙片から、
Noismと私たちの新たな歴史が始まります。

今、この日本にあって、私たち一人ひとりが
ちょっとずつNoismを支えていく、
これってかなり豊かな選択ではないでしょうか。
そうした思いを共有してくださる方がいらっしゃるなら
嬉しく思います。

詳しくは、Noism Web Siteのこちらをご覧ください。
http://noism.jp/support/

併せまして、Noismサポーターズ(unofficial)会員も
絶賛募集中です。
蛇足でした。
( shin / aco / fullmoon )

夏休み

Noism 14thシーズンが無事終了し、
9月からNoism設立15年目のシーズンを迎えます♪

前のコメント欄でshinさんがご紹介してくださっていますが、1ヶ月のオフ期間中に、
Noism1に昇格される西澤真耶さんが、「大地の芸術祭2018」に登場します!

「霧の衣」
日時:2018年8月25日(土)18:30〜 (開場18:00)
場所:神明水辺公園 バタフライパビリオン(十日町市下組4406番地1周辺(下条貝之川))
料金:一般 ¥1,500 (税込)/ 前売り ¥1,000( 税込)  
パス割 ¥1,300(税込)/ 小中高生 ¥500(税込)

[作・演出・振付]廣田あつ子
[出演]廣田あつ子、小山豊(津軽三味線)、西澤真耶(Noism1)、赤井綾乃(新国立劇場バレエ団)
[創作チーム]松本大樹

予約受付中です!
http://www.echigo-tsumari.jp/calendar/event_20180825

この公演に先立ち、
新潟市内では、8月18,19日に、えんとつシアターと砂丘館で、
「水と土の芸術祭2018」市民プロジェクト、
『踊りに溢れる1日「24hまちなかダンスフェスティバル」』
が開催されます!

出演:
平原慎太郎、OrganWorks、
宮河愛一郎(劇団ピンクドクロ)、
堀川久子、
県立新潟南高校ダンス部 ほか

Noism2を退団された牧野彩季さんも出演します!

8月18日(土)
・15:30開演
「OrganWorks作品☆」
会場:砂丘館/料金:前売A2,500円

・17:00出発
「まち歩き?」
砂丘館~西大畑公園~えんとつシアター/料金:無料(要公演チケット)

・19:00開演
「県立新潟南高校ダンス部作品・OrganWorksダンスワークショップ作品☆」
会場:えんとつシアター/料金:前売B1,000円

・21:00開演
「公募作品??」
会場:えんとつシアター/料金:前売B1,000円

・21:30
ユニット名:weiß 
出演:押味真里菜、小松原崇、佐久間喜子、牧野彩季

・22:30開演
「OrganWorksライブ」
会場:えんとつシアター/料金:無料(カンパ制・要公演チケット)

・平原慎太郎×宮河愛一郎トーク

8月19日(日)
・01:30開演
「宮河愛一郎作品」
会場:えんとつシアター/料金:前売A2,500円

・03:30開演
「公募作品??」
会場:えんとつシアター/料金:前売B1,000円

・05:30出発
「まち歩き?(早朝散歩)」
えんとつシアター~砂丘館/料金:無料(要公演チケット)

・10:00開演
「平原慎太郎作品★」
会場:砂丘館/料金:前売A2,500円

・11:30出発
「まち歩き?」
砂丘館~どっぺり坂~えんとつシアター/料金:無料(要公演チケット)

・13:30開演
「堀川久子独舞☆」
会場:えんとつシアター/料金:前売A2,500円

・15:30開演
「OrganWorks作品☆」
会場:えんとつシアター/料金:前売A2,500円

※各回、開場は開演の30分前を予定(OrganWorksライブのみ開場は15分前)。
※各回、当日料金は前売料金の500円増し。
★0歳児から入場可能の回。膝上での鑑賞の場合2歳児以下は無料。
☆アフタートークあり

チケット予約フォーム:
https://www.quartet-online.net/ticket/24hdance

えんとつシアター:http://えんとつ.com/index.html#info

ほか、砂丘館では「イキイキヨガ」も開催!
砂丘館会場 詳細:https://www.sakyukan.jp/2018/07/6838

平原さん、あいちさん、牧野さん、登場!

大地&みずつち、ぜひどうぞ♪
(fullmoon)