Noism1特別パフォーマンス 新作『砕波』 +公演情報 追加 「みなとぴあプロジェクションマッピング×Noism1」

9月1日(金)14:00~開催の新潟市のイベント、「開港5都市 景観まちづくり会議2017 新潟大会」にNoism1が出演!
全体会議の開会式で新作『砕波』を披露します。
(定員に達したため申込受付は終了しました。)

①Noism1パフォーマンスは開会式のあと、すぐの予定(10~15分程度)。
②全体会議は15:30頃に休憩を予定。
③駐車場はありません。
http://noism.jp/n1pf_kaikou5_2017/

新作『砕波』楽しみです!

そして、8/29に新しい公演情報が公式発表されました!
追加掲載いたします。

◆Noism1×みなとぴあプロジェクションマッピング

演出振付:金森穣
出演:Noism1

日時:9月15日(金)19:00
会場:新潟市歴史博物館みなとぴあ 本館前特設ステージ
入場無料・申込不要
問い合わせ:新潟市役所コールセンターtel.025-243-4894

Noism1がプロジェクションマッピングに驚きの初登場!
上演は19時からですが、ごく短いパフォーマンスのようです。遅刻厳禁。
プロジェクションマッピング自体は18:30開始、21時まで。
http://noism.jp/npe/noism1_hikari2017/

そして、金森さんが登壇するトークイベント。

◆「交わす言葉のチカラ ライブセッション」
日時:9月16日(土)13:30-(13:00開場)
会場:新潟県民会館〈小ホール〉
入場無料、先着300名。事前予約不要。直接会場へ。
主催:NPO法人新潟ねっと
http://noism.jp/livesession_20170916/

NIDF新潟インターナショナルダンスフェスティバルも近づいてきましたね。
9月29日(金)19:00 韓国 大邱市立舞踊団
10月8日(日)15:00 シンガポール T.H.E.ダンスカンパニー
10月15日(日)17:30 中国・香港 城市当代舞踊団
※各公演終了後にアフタートークあり。各舞踊団芸術監督×金森穣
http://artscouncil-niigata.jp/nidf/

どうぞお見逃しなく!

閑話休題:

音楽 福島諭、映像 遠藤龍 他によるライブ開催!
◆Reflect the Glimmering Breath
[音楽・映像・立体によって形作られる、ライブアート・イベント]

福島諭+福島麗秋(音楽)、遠藤龍(映像)、高橋悠+高橋香苗(立体)
日時:8月27日(日)17:30開演
会場:ギャラリー蔵織(新潟市中央区西堀前通1)
料金:前売・予約2,500円/当日:3,000円
主催:fish scores
後援:日本電子音楽協会
チケット予約・問い合わせ:080-1082-1874(福島)

「かすかに光る 呼吸 を反響させよ」と題したライブ。音楽はどのように生まれるのか。どのように定着するのか。問いかけ、見つめ直します。
http://www.shimaf.com/rgb/

加藤千明 ソロダンスパフォーマンス「充」
日時:9月9日(土)16:00、19:00/10日(日)14:00、17:00 ※全4回
会場:砂丘館 蔵ギャラリー
料金:1,500円(学生1,000円)
申込:砂丘館025-222-2676

元Noism研修生の加藤千明さん。元Noism1所属の中野綾子さんとダンスユニット「四ツ屋ハウス」を展開中。東京でヨガインストラクターとしても活動しています。
https://www.sakyukan.jp/2017/08/5614

どのイベントも、どうぞお運びくださいね♪
(fullmoon)

Noism特別パフォーマンス@「レオナール・フジタとモデルたち」展

新潟らしい空模様のなか、そしてお盆のど真ん中ではありますが、行って参りましたNoismの今夜限りの特別パフォーマンス!!

受付を済ませてロビーにて開場を待っていると、サポーターズ会員の皆さんが次々と。「お久しぶりです」と挨拶を交わし、一夜限りのパフォーマンスへの期待や次回の公演の話題などで盛り上がり、あっという間に開場の時間となりました。

今回、先着70名とのことでしたが、上回る応募があり、立ち見席後ろに更に追加があった模様です。

一度閉館となった美術館の中に再び入場。

会場となったのは、フランスからやってきた4点の壁画の前でした。

【構図】「ライオンのいる構図」「犬のいる構図」【争闘】「争闘Ⅰ」「争闘Ⅱ」

これらの壁画は、いずれも2点組で対をなすと考えられ、1点が縦横3mという大作であり、横に長く会場の中でも開けたスペースに展示されています。

 

今回のパフォーマンスのタイトルは『DoGoD』

最初に現れたのはフジタを想わせる「男」

次に現れたのは「女」

女はフジタが生きた時代のモードなファッションを想わせるような服を纏っている。

「男」と「女」は女であり、男であり、プライドも力も優勢も混迷し、その出会いから別れまでフジタの人生をイメージさせた。

そして壁画の世界をリンクさせてくる男女の舞踊。

乳白色の肌を想わせる衣装で舞踊家達の動きの一つひとつに魅了される。

『DoG』 『GoD』 二つの言葉

イメージは無限大に広がる。

確固たるNoismの身体性をもって表現されたフジタの世界。

絵画を自由に楽しむ時間のように、本日のパフォーマンスを噛みしめています。

フジタも天界から眺め観て、満足していたに違いない(^^)♪

 

開演までの時間、隣の席の方が公演情報のフライヤーを見ながら、「次回作って、この人たちの代表作なんでしょう~」と話していました。

そうです!次回公演は新潟インターナショナルダンスフェスティバル[NIDF2017]にてNoism代表作の『NINA』がお目見えします!!2017.12.15(金)~17(日)の全3日間。東アジアツアーを経ての新潟凱旋公演となります。

埼玉では2018.2.17(土)~18(日)

詳細はNoismホームページにてご確認ください。

http://noism.jp/npelist/

また、217.9.1(金)には、開港5都市景観まちづくり会議2017新潟大会Noism特別パフォーマンスが!https://www.city.niigata.lg.jp/shisei/tokei/keikannituite/keikan/kaiko5toshi2017.html

お見逃しなく!

 

aco

 

 

 

 

 

 

 

中川賢さん、「故郷に錦を飾る」富山県射水市・高周波文化ホールの巻

2017年8月11日(金)、祝日「山の日」の富山県射水市、高周波文化ホール。
この日、富山県芸術文化協会等が主催し、開催された芸術鑑賞・洋舞公演は、
中川賢さんが当地の和田朝子舞踊研究所出身ということで実現した1日限りの特別公演。

予定された16時を少しまわり、和田朝子舞踊研究所による第1部が始まる頃には、大ホール(1220席)の客席は満席。
やがて聞き覚えのある華麗な楽の音が響き、緞帳が上がります。最初の演目は『チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲』。名曲に合わせたクラシックバレエ・スタイルの、華やかで美しい作品でした。もう一人前のバレリーナといった趣の女性たちに混じって、まだ幼いプチバレリーナちゃんたちが元気一杯に登場してくるのを見ていると、ついつい保護者目線になってしまい、目尻が下がり、頬が緩んでくるのを禁じ得ませんでした。

続く2番目の演目は『握手の魔法』。「けんかしてても大丈夫 握手しようよ」と、子どもたちの純真さ・溌剌さが眩しい作品だったのですが、大勢の女の子のなかに唯一人、半ズボンをはいた男の子が含まれていました。一旦、その子を目に留めると、幼い日の中川さんもこんなふうだったのかしら、と勝手に想像してしまい、微笑ましくて、そこからはもうその子の姿を追うことになっていました。

その後も、今回の公演ポスター&チラシにその画像が用いられた、下村由理恵さん、柳下規夫さんら5人による大人テイストの意欲作『金糸雀(カナリア) 最後に見る夢は…』に至るまで、第1部和田朝子舞踊研究所パートは全7作品、様々なタイプの舞踊作品が並ぶ充実したラインナップで、どの作品にも場内から大きな拍手が送られていました。

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20分間の休憩をはさんで、第2部、Noism1(8名)による『Painted Desert』です。「高周波文化ホール」という名前とは関係ないのでしょうが、りゅーとぴあで観るときより音圧が高いように感じられる音響が、会場全体に、休憩前とは全く違う空気感を作り出すと、闇のなか、滑るように緞帳が上がっていきます。
第1部の出演者の家族、親戚縁者、友人、知人も多く含まれていたのだろう会場は、安心して自らを委ねることができるメロディが不在で、代わりに発せられる途切れることのないノイズの渦中で繰り広げられる舞踊に接し、最初、少しそわそわしている感もありましたが、Noism1のメンバーたちがその突出した身体性でねじ伏せていきます。白1色と影だけによる抑圧的、静的な時間が続いたあと、舞台が次々美しい色を纏うようになる頃には、観客たちも揃って自らを作品に同調させることが完了していたようです。

本作のクライマックス、池ケ谷さんと中川さんのお互いコンタクトのみを頼りにした盲目のパドドゥと、その後、目を開いてからのコンタクトなしのパドドゥが、この大きな会場の後方の席でもキチンと見えていたのならいいのですが、そのあたり、どうだったでしょうか。しかし、たとえそれらが判別し難かったにせよ、ふたつの身体が発する緊張感に圧倒されて、客席はみじろきもせず、固唾を飲んで見入るより他ないようでした。

ラスト、池ケ谷さんが口の動きのみでゆっくりとタイトルを伝えると、スルスル下りてくる緞帳。終演。一瞬の静寂の後、鳴りやまぬ大きな拍手。そしてカーテンコール。メンバーから手招きされて、振付家・山田勇気さんが舞台に上がると、喝采は一段大きなものとなりました。

また、客席からは「ブラボー!」の声のほかに、「さとしさ~ん!」という黄色い声も聞かれます。「さすが中川さんの故郷だ」などと感心し、納得していると、今度は舞台上手袖から赤の洋装の女性が大きな花束を手に満面の笑顔で登場し、舞台中央に進み出て、中川さんにそれを手渡しました。若き日の中川さんを指導されていた和田朝子さんです。中川さんがハグを返してまた大きな拍手。「半ズボン」の少年(恐らく)の立派過ぎる凱旋に対して会場中から送られた拍手は心のこもった温かいものでした。「ちょっと遠かったけれど、心温まる、とてもいい舞台だった」、そんな思いを胸に会場を後にしました。 (shin)

8/9(水) NHK-BSプレミアム『京都異界中継』 ご覧になりましたか

2017年8月9日(水)19時からNHK-BSプレミアムで放送された『京都異界中継』

「あなたの知らないもう一つの京都」がある。
夏の夜、京都の街にある「異界」への入り口から
4時間に渡って生中継。
貴船神社、伏見稲荷大社、名だたる伝説の地から送る!

そう銘打たれた NHK-BS この夏屈指の大型企画「スーパープレミアム」、
みなさん、ご覧になりましたか。

放送に先立って井関さんがSNSで、その登場を知らせてくれた3つの時刻、
19時23分、20時45分、そして22時00分をターゲットにしながら、
この日取り上げられた多様な怪異譚「百物語」を追うことで、
歴史が幾重にも折りたたまれた「古都」京都の奥深さを楽しみました。

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以下、ネタバレを含みますので、
この後、録画で番組をご覧になるという方は
ご覧になってからお読み頂きたいと思います。
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以下に、Noism関連パートについて記します。
その一。まず、予告された時間を若干遅れた19時29分、伏見稲荷大社からの中継。
百物語の第七話「柱の穴より 児(ちご)の手がまねくこと」(平安「今昔物語集」より)
女優の中嶋朋子さんが「夜な夜なひらひらひらと手招きする」と語るその奥、
赤い鳥居の間から、スッと直線的に伸ばされた不気味な上向きの右手による手招き。
語りの進行に合わせて、自然な色合いからやがて青みがかった緑色に染まるのは下向きの左手。
「矢を一本ぶすりと穴に突き入れた」の件に至り、
こわばる苦悶のその手は右手だったはずが、やがて左手に入れ替わっています。
なんとも表情豊かな井関さんの手、そして腕。

その二。20時46分、「白狐の住む山」のタイトルからの伏見稲荷大社、再び。
第四十八話「ある男 女狐の化けた美女と会うこと」(鎌倉「古今著聞集」より)
左右に分かれる千本鳥居の手前、赤い衣裳の井関さんと白い面を付けた吉﨑さんが
妖しく絡み、ふわりと妖しく回ります。
「おつきあいすれば、あなたは死にます」と言い出す女。
「あなたの代わりにわたくしが死ねばそれで済むこと」とも。そして女は扇をねだる。
ーーー逢瀬の顛末。広げた扇の下の狐の亡骸、法華経、そして一度だけ夢に現れて消えた女。
夢と現(うつつ)、そのあわいをたゆたう摩訶不思議な感覚。
ラスト、吉﨑さんの面を外し、自ら付ける井関さん。
語りを終えた中嶋朋子さんの背後に留まる井関さんの白い面が
妖しい雰囲気を醸し出したまま締め括られました。

その三。22時00分、「戦国リアル残酷」というタイトルから三たびの伏見稲荷大社。
第八十四話「伏見稲荷炎上」(室町「経覚私要鈔」「応仁記」)
語りは文楽の豊竹咲甫太夫(とよたけさきほだゆう)さん。
このパートの井関さんと吉﨑さんですが、
ちょっと見では、見知ったはずの「人」の身体とは捉え難い、
均整を欠いた禍々しさが目を撃つ姿で登場してきます。
まず、右側の鳥居の奥から、面を付け、黒い布の下に赤い衣裳、剥き出しの両足。
やや体を縮ませた前屈みの姿勢だというだけでなく、
全身のプロポーション中、頭部の存在感が突出した、
異様で、アンバランスな身体で踊る井関さん。
代わって今度は、左の鳥居奥から、やはり面を付け、如何にも偉丈夫な立ち姿ながら、
動きにどこか異様なぎこちなさを漂わせた吉﨑さんが現れます。
ほどなく、彼が体を回転させると、
その動きの異様さは面を後ろ頭に付けていたからだとわかります。
一方、カメラが再度、井関さんを捉えます。すると、「えええっ!?」
ろくろ首のお化けのように首が伸びて、頭部が上方にあがっていくではありませんか。
時を置かず、伸びた首の下にもうひとつ、笑みを浮かべた井関さんの頭部が現れ、
ふたつの頭部が並んで、こちらも種明かし。
伸びた首は井関さんの右腕、上方に移動した頭部はその先にあったことがわかります。
けれん味たっぷりに「異形」が可視化されるパートでした。

以上、井関さんと吉﨑さんの登場シーンは合わせても10分程度の短いものでしたが、
3つが3つとも肌合いを異にするパフォーマンスだったことで、大いに楽しめましたし、
4時間の生中継のなかで、際だって「異界」を見せてくれていたように思いました。
私は、特に3番目(第八十四話)、「異形」が生々しく顕現する様にゾッとさせられました。
みなさんはどうご覧になりましたか。 (shin)