Noism1特別パフォーマンス 新作『砕波』 +公演情報 追加 「みなとぴあプロジェクションマッピング×Noism1」

9月1日(金)14:00~開催の新潟市のイベント、「開港5都市 景観まちづくり会議2017 新潟大会」にNoism1が出演!
全体会議の開会式で新作『砕波』を披露します。
(定員に達したため申込受付は終了しました。)

①Noism1パフォーマンスは開会式のあと、すぐの予定(10~15分程度)。
②全体会議は15:30頃に休憩を予定。
③駐車場はありません。
http://noism.jp/n1pf_kaikou5_2017/

新作『砕波』楽しみです!

そして、8/29に新しい公演情報が公式発表されました!
追加掲載いたします。

◆Noism1×みなとぴあプロジェクションマッピング

演出振付:金森穣
出演:Noism1

日時:9月15日(金)19:00
会場:新潟市歴史博物館みなとぴあ 本館前特設ステージ
入場無料・申込不要
問い合わせ:新潟市役所コールセンターtel.025-243-4894

Noism1がプロジェクションマッピングに驚きの初登場!
上演は19時からですが、ごく短いパフォーマンスのようです。遅刻厳禁。
プロジェクションマッピング自体は18:30開始、21時まで。
http://noism.jp/npe/noism1_hikari2017/

そして、金森さんが登壇するトークイベント。

◆「交わす言葉のチカラ ライブセッション」
日時:9月16日(土)13:30-(13:00開場)
会場:新潟県民会館〈小ホール〉
入場無料、先着300名。事前予約不要。直接会場へ。
主催:NPO法人新潟ねっと
http://noism.jp/livesession_20170916/

NIDF新潟インターナショナルダンスフェスティバルも近づいてきましたね。
9月29日(金)19:00 韓国 大邱市立舞踊団
10月8日(日)15:00 シンガポール T.H.E.ダンスカンパニー
10月15日(日)17:30 中国・香港 城市当代舞踊団
※各公演終了後にアフタートークあり。各舞踊団芸術監督×金森穣
http://artscouncil-niigata.jp/nidf/

どうぞお見逃しなく!

閑話休題:

音楽 福島諭、映像 遠藤龍 他によるライブ開催!
◆Reflect the Glimmering Breath
[音楽・映像・立体によって形作られる、ライブアート・イベント]

福島諭+福島麗秋(音楽)、遠藤龍(映像)、高橋悠+高橋香苗(立体)
日時:8月27日(日)17:30開演
会場:ギャラリー蔵織(新潟市中央区西堀前通1)
料金:前売・予約2,500円/当日:3,000円
主催:fish scores
後援:日本電子音楽協会
チケット予約・問い合わせ:080-1082-1874(福島)

「かすかに光る 呼吸 を反響させよ」と題したライブ。音楽はどのように生まれるのか。どのように定着するのか。問いかけ、見つめ直します。
http://www.shimaf.com/rgb/

加藤千明 ソロダンスパフォーマンス「充」
日時:9月9日(土)16:00、19:00/10日(日)14:00、17:00 ※全4回
会場:砂丘館 蔵ギャラリー
料金:1,500円(学生1,000円)
申込:砂丘館025-222-2676

元Noism研修生の加藤千明さん。元Noism1所属の中野綾子さんとダンスユニット「四ツ屋ハウス」を展開中。東京でヨガインストラクターとしても活動しています。
https://www.sakyukan.jp/2017/08/5614

どのイベントも、どうぞお運びくださいね♪
(fullmoon)

8/13(日)夜 Noism1 特別パフォーマンス!

皆様、申し込まれましたか?
お盆の夜、美術館での一夜限りのNoism1特別パフォーマンス!
藤田嗣治の展覧会「レオナール・フジタとモデルたち」展の会場で、フジタの絵画から着想を得た創作パフォーマンスが開催されます♪

Noism1特別パフォーマンス
日時:2017.8.13(日)18:45開演
会場:新潟県立万代島美術館〈展示室〉

入場料:
当日有効の展覧会観覧券が必要です。
[当日券]一般:1,200円、大高生:1,000円、中学生以下:無料
要事前申込(先着70名)

お申込み:
7/28(金)より受付開始(先着70名)
万代島美術館に電話で申し込み:025-290-6655

◆NIDF2017
大邱市立舞踊団(韓国) / T.H.E ダンスカンパニー(シンガポール)/城市当代舞踊団(中国)

各公演 一般:4,000円、U25:3,200円
単券、セット券、好評発売中!
http://artscouncil-niigata.jp/nidf/

Noism1 『NINA』のチケット発売は10/15(先行10/13)になります。

◆開港5都市景観まちづくり会議 2017新潟大会
Noism特別パフォーマンス

パフォーマンスについての正式発表はまだですが、全体会議のプログラムの中で開催される予定です。

日時:9月1日(金)14:00~17:00
会場:新潟日報メディアシップ2階 日報ホール(新潟市中央区万代3)
定員:先着200人
http://www.nii-port.com/

全体会議は講師を迎えて、「砂丘のある港町・新潟~ブラタモリ新潟を深く掘る」をテーマに講演・パネルディスカッションが行われるそうです。
ここにNoismがどう絡むのかわかりませんが、全体会議への参加申込は受付中です。

申込:新潟市まちづくり推進課
TEL 025-226-2716 FAX 025-229-5190
machisui@city.niigata.lg.jp

さて、夏休みもそろそろ終わり、Noism 14thシーズン、8月から始動!
8/11 Noism1富山公演、8/13 Noism1万代島美術館パフォーマンスと公演が続きます。
楽しみです♪
(fullmoon)

会員の皆様に、Noism1富山公演&NIDF2017のチラシをお送りしました

暑中お見舞い申し上げます

りゅーとぴあは改修中で休館、そしてNoismも夏休み中。
ですが、着々と準備は進んでいます。
公演情報等は当ホームページのメニュー欄からも、どうぞご覧くださいね♪

閑話休題:

Noism2『よるのち』演出振付の平原慎太郎さんと彼のカンパニーOrganWorksの砂丘館での、 歴史的24時間公演、無事終了しました。
私は残念ながら全部は見られませんでしたが、かなりがんばりましたよ。
24時間中、完全休憩は2時間×2回のみという過酷な耐久ライブ。
1時間ごとに内容の濃い、多様な公演が続きます。
公演と公演の間の小休憩のときも平原さんやメンバーがどこかで踊っています。
出演者&完走された方々&砂丘館の皆さんに拍手!

出演者には、『箱入り娘』でニート役だった元Noism1の佐藤琢哉さんもいて、ますますお元気そうでしたし、Noism1準メンバーとなる、Noism2の鳥羽絢美さんもお手伝い協力していました♪

さて、24時間公演の折込チラシの中に、9/9,10 砂丘館での、「加藤千明ソロダンスパフォーマンス」の予告チラシがありました!
加藤さんは元Noismの準メンバーで、元Noismメンバーの中野綾子さんと二人でこれまでいろいろなパフォーマンスをしてきました。
公演は8月上旬予約開始(砂丘館)のようです。ぜひどうぞ。

では皆様、楽しい夏をお過ごしくださいね♪
(fullmoon)

Noism2特別公演 6月23,24,25日!

いよいよ今週末、金、土、日、Noism2公演『よるのち』開幕です!

Noism2特別公演2017『よるのち』

演出振付:平原慎太郎
音楽:熊地勇太 他
演出助手:渡辺はるか
出演:Noism2

日時:
6/23(金)19:00 × 【予定枚数終了】
6/24(土)18:00 × 【予定枚数終了】 
6/24(土)20:00 × 【予定枚数終了】
6/25(日)18:00 △ 販売中
6/25(日)20:00 ○ 販売中
※当日券の販売あり。各回開演の30分前より会場受付にて販売。

会場:新潟県政記念館(旧新潟県会議事堂)
料金:1,000円(整理番号付き自由席)

チケット大好評販売中です。
ぜひどうぞ!

閑話休題:

●2012年9月から1年間、Noism2に在籍していた土田貴好さんが、文化庁の新進芸術家海外研修員に選定されました!
http://www.bunka.go.jp/seisaku/geijutsubunka/shinshin/kenshu/pdf/h29_shinshin.pdf

土田さんは新潟市出身、埼玉大学ダンス部で活躍し、Noism2に入団。退団後は東京で活動。この春から新潟に戻って新しく活動中。
「演出・振付・芸術監督」の分野でベルリンで2年間研修します♪

●今回のNoism2公演『よるのち』演出振付の平原慎太郎さんが、7/9~10に砂丘館で、なんと24時間パフォーマンスを開催!

平原慎太郎+OrganWorks 24hダンスパフォーマンス 「Living Matter」

開催期間:2017年 7月9日(日) 13時~7月10日(月)13時
会場:砂丘館 蔵、和室、庭 【予約受付中!】025-222-2676
料金:1day-A(7/9)3,000円、1day-B(7/10)2,000円、ナイト(7/9夜~7/10午前) 3,000円、フリー(全公演)5,000円
※各回とも高校生500円引/定員:1day 各30名、ナイト10名、フリー20名

主催:砂丘館、OrganWorks
詳細:http://www.sakyukan.jp/2017/05/5416

平原さんは11月11,12日には、新潟古町えんとつシアターで、演出・振付の新作ダンス公演「eye eye eye」を開催!
7月7,8日には出演者オーディションがあります。

問い合わせ:創るつながるプロジェクト(へんみ)070-6479-2927 entotsutheater@gmaile.com

平原さんはNoism当初からのメンバーとして3年間在籍。
土田さん、平原さんとも、活躍がうれしいですね♪
(fullmoon)

Noism1埼玉公演 無事終了!  さわさわ会 埼玉懇親会♪

埼玉公演、大好評で無事終了しました!
私は埼玉でも3公演鑑賞し、幸福な3日間でした♪

公演については賞賛のSNSの嵐ですね!
公式ウェブサイトにもレポートが掲載されるそうで楽しみです。

私はただただもう、作品世界に浸りました。
新潟を離れ、日常を離れ、夢のような3日間でした。

初日の『Liebestod―愛の死』カーテンコールには、金森さんと衣裳の宮前義之さんが登壇!
井関さん、吉﨑さんと4人での豪華なカーテンコールがうれしい♪
歓声が響きます。

この日、横浜の友人は埼玉に行くために休みを取ったそうで、東京の友人も、もしもに備えて仕事を1時間早退したそうです。
平日に埼玉まで来るのに19時開演は少しキツイそうで、脇や後方に空席があったのがちょっと残念でした。

2日目は超満員!
この日の私の席は少し後方で、全体が見えてとてもよかったです♪

そして、関東圏 久々のアフタートーク。
八嶋智人さんを迎えて金森さんとのお話が盛り上がりました。

八嶋さんはNoism0『愛と精霊の家』で感涙されたそうで、今回も『Liebestodー愛の死』にやられたそうです。
金森さん、そして井関さん、吉﨑さんのまっすぐなエネルギーにうたれて大感涙。。。とのこと。

2作品について、舞台人ならではのご感想をたくさん話されました。

金森さんも、言葉では表せないないものをどう表現するか、舞台で生き、死ぬとはどういうことか、心の震えを表現したい等々、話されました。

また『愛の死』について、この作品は全自分を出していて、それは非常に怖いことであり、観る人に受け入れられなければ自分が全否定されるのと同じということ、
でもどうしてもこの作品を創りたかったこと、
18才の時からずっと温めてきたが、この25年間は経験を積むという意味で必要だったこと、等を話されました。

金森さんは、客席からの質問に応え、原作の神話性は踏襲していないこと、音楽から受けた感銘で普遍的な愛と死を表現したかったことを話されました。
また、観客からの金の幕が波打ち波紋のように見えたという感想に応え、ワーグナーの「音楽は海、旋律は波」という言葉を金森さんが紹介し、アフタートークは終了しました。

3日目もたくさんの観客でした♪
この日は上手ブロック席で観ましたが、特に『Painted Desert』の見え方が中央寄りとは違い、とても面白かったです。
やはりいろいろな席で観るといいことあるなあと思いました。

最終日ということもあり、観る方も思わず力が入ります。
いろいろなシーンが連続して繰り広げられる『Painted Desert』。
現れては消える人間模様が身体性のクオリティの高さに裏付けられ美しくざわめき鮮烈な印象。
盲目のパ・ドゥ・ドゥウも圧巻で、あっという間の50分です。

『Liebestod―愛の死』は神話性はないと言いつつも、もはや「神」の領域。
暗闇の中、音もなく幕が上がり、音楽が流れ、吉﨑さんがスポットで浮かび上がり、続いて井関さんが照明で浮かびます。
見つめ合う二人。
そして輝くばかりの神々しい舞台上での井関さん、吉﨑さんのデュエット。
技術的に難しいことをしているのに、本当にうっとりします。

そして井関さんのソロ。
二人のデュオをなぞって一人踊る井関さん。
切なさが胸にこみあげます。

何度観ても美しい。素晴らしい。
金森さんが感動を届けたいと言った、ラブレターのような作品。
井関さんと吉﨑さんが観客にしっかり届けてくれました。
本当に、ありがとうとしか言いようのない作品です。

そして終演後は、さわさわ会さいたま懇親会です♪
会場脇のレストラン・ペペロネで参加者15名。
斎藤正行会長から井関さんに花束が渡され、会食では佐和子さんが『愛と死』の裏話(?)を話してくれました。

金森さんが、井関さん、吉﨑さんと3人きりで3ヶ月過ごして創ったというお話は聞いていましたが、それ以上に、プライベートでも内弟子のような状態でもあったということで驚きました。

吉﨑さんは27才ですが、17才の気持ちでやればぐっと伸びると金森さんからアドバイスされたそうで、事実進境著しい吉﨑さんにはびっくりしました。
佐和子さんも、最初の頃はリフトなど、なかなか思うようにいかなかったそうですが、本番にはもう、自分に羽が生えたように軽く浮いて、気持ちがよかったと話されていました。

また、あの金幕が落ちる所や、落ちてからの膨らみ具合なども、調整がなかなか難しいそうで、裏方さんたちはご苦労されたようです。
等々、お話は尽きません。
サインや写真撮影もあり、楽しい懇親会でした♪

個人的には、昔の同級生で、Noism初めての人たちが2日目と3日目に来てくれました♪
2日目は東京在住の人が娘さんと一緒に来て、とてもよかったからこの次も観ると言ってくれました♪
そして3日目は、私は川崎に住んでいる人と一緒に観たのですが、『Painted Desert』は「え、もう終わり? すごく面白い」という感想で、『愛の死』は感涙。。本人曰く「あろうことか大泣きするとは。。。」とのこと。サポーターズにも入会してくれました♪

次のNoism1公演は富山『Painted Desert』。
そしてNINA。
NINAは東アジア公演もあります!

Noism2公演は今月末6月23,24,25日。
楽しみですね♪
(fullmoon)

Noism1埼玉公演6月2,3,4日! サポーターズ会報31号  新潟日報ホームページ「モア」

今日から6月、いよいよ明日、埼玉公演開幕です!
ありとあらゆる情報が山盛りですね。
ぜひぜひご自身の目で舞台をご鑑賞ください。

会場ではNoismサポーターズUnofficial会報31号とさわさわ会会報誌vol.4が無料配布されます。
こちらもどうぞお楽しみに♪

サポーターズ会報31号は会員に送付、及び新潟公演で配布済みですが、誤りがありましたので訂正いたします。

4ページのチャン・シャンユーさんのインタビューの中に、『Scared Monster』という作品名があるのですが、正しくは『Sacred Monsters』です。
申し訳ありませんでした。
お詫びして訂正いたします。

埼玉公演ワクワクですね。
どうぞお運びください♪

追記:

井関佐和子さんのブログが掲載されていた、新潟日報「モア」が、本日ホームページをリニューアルし、動画などの独自コンテンツを強化したそうです。

その中で、篠山紀信さんが、新潟初演2日前に舞台リハーサルを撮影した様子を、密着取材した「ミニ・ドキュメンタリー」が公開されています!

http://www.niigata-nippo.co.jp/select/topic/068173.html

Noismの撮影をメディアに公開するのは初めて。
ミニ・ドキュメンタリー「メディア初公開!篠山紀信 ノイズムを撮る」 は約11分。

篠山紀信さんの貴重なお話を中心に、篠山さんが舞台リハーサルを撮影されている様子等々々が、動画で見られます♪

また、先日の公開リハーサルの映像も公開しています。
どなたでも視聴できますので、どうぞご覧くださいね!。
(fullmoon)

Noism1公演、26日(金)開幕! サポーターズ会報31号、さわさわ会会報誌vol.4、会員に発送しました!

いよいよ初日目前となりました!
ますます期待が膨らみます!!

公演に先がけて、Noismサポーターズ会報とさわさわ会会報誌を会員の皆様にお送りしました。

サポーターズ会報内容
・インタビュー:金森穣、井関佐和子、山田勇気、Noism1メンバー、そして平原慎太郎
・メンバーリレーエッセイ:浅海侑加
・批評:『マッチ売りの話』+『passacaglia』山野博大(舞踊評論家)、他
・会員の公演感想、他

さわさわ会会報誌内容
・写真と佐和子さんの文章による、井関佐和子原寸の魅力
・佐和子さんが出演した公演の写真と本人ご感想

Noism1公演ご鑑賞の方には新潟・埼玉とも、もれなく2誌が付いてきます!
どうぞお楽しみに♪
(でも、会員になっていち早くご入手くださいね)

公演について、ネット等で見たり聞いたりするだけではなく、舞台芸術の魅力は足を運んでこそ。
ぜひご来場ください♪

さて、NoismサポーターズUnofficial事務局では、会員の皆様に公演ご感想やNoismへの応援メッセージをお寄せくださるようお願いしています。
ご感想等は800字以内で、公演後なるべくお早めに事務局宛にメール送信していただけるとありがたいです。

文字数や締切について会員周知していなかったので、今回編集に間に合わず、長文(1,924字)のご感想をくださった会員さんがいました。申し訳ありませんでした。

会報31号には掲載できなかったので、当ブログでご紹介させていただきます。
Noism2公演、『マッチ売りの話』+『passacaglia』、山田勇気作品について書かれています。

金森山田/金森金森

十二月にNoism2のダブルビルを観た。『火の鳥』と『ÉTUDE』。一月にはNoism1を観た。『マッチ売りの話』+『passacaglia』。1の公演で感動したのは久しぶりのことだった。二月にもう一度、劇場に足を運んでしまったくらいだった。1はいつも遠くを見つめている。われわれ新潟市民の遥か頭上を越え、遠い世界に向けてメッセージを投げかけている。そんな印象をずっと抱いていた。金森作品にいつも含まれている鋭い批評性。今回の公演では、それが直球で胸に飛び込んでくるような感じがした。バシッと来た。『マッチ売りの話』で描かれた暴力と貧困、そしてその連鎖。不条理。それは絵本の中のお話ではないし、どこか遠い世界の話でも、過去の出来事でもない。それは私たちの身近な日常生活の中に雌伏している。今は目立たないかもしれないが、深く根を張り、地表を割って勢いよく育とうとしている。そう感じられるからこそ、なのかもしれない。
『マッチ売りの話』が具体的だとしたら、『passacaglia』は抽象的で分かりにくい作品だった。しかしこちらのほうが、金森氏の本性に近い感じはした。男と女、生殖とテクノロジー。SFみたいな作品だった。未来を描いているはずのSFが、物語としては神話に、テクノロジーとしては太古の身体感覚に繋がる、ということはよくある。サイエンス・フィクションは抽象度を増していき、スペキュレイティヴ・フィクション(思弁的小説)に至る。音楽を担当した福島氏による楽曲解説を読むと、そこにはひどく具体的な内容が簡潔に書かれている、ということは分かるのに、さっぱり何が書かれているのか分からない、という複雑な事態に陥る。ひどく面白い。
しかし、今回の舞台に重層的な意味合いがあるとして(当初はダブルビルとして構想されていた)、それでも作品として印象に残るのはやはり『マッチ売りの話』のほうだ。鑑賞中は気が付かなかったのだが、ふたつの作品を繋ぐ「雪」というキーワードがもっと掘り下げられていたら、また違う感じ方をしたかもしれない。
 2の公演はいつもジュブナイル。フレッシュで、不安定で、どこか卒業式のような雰囲気が漂っている。それは2のメンバーがまだ若く、表現者として未だ何者でもないからなのかもしれない。また実際にその公演を最後に、2を飛び出していくメンバーがいるからなのかもしれない。1と2との違いは何だろう。1の舞台からは強烈な作家性が感じられる。2では時として作品よりも、出演者個人の抱えているものに目が行ってしまう。金森作品『火の鳥』においてもそうだった。死と再生、少年と通過儀礼。寓話的でとても分かりやすい作品だった。少年は少年らしく、そして人外のものは、まさにそのような動きで見事に表現がされていた。しかしそれでも、その役柄や物語よりも、出演者の中にある「揺らぎ」のようなものに魅かれてしまう自分が居た。
 『ÉTUDE』習作、練習曲、山田作品。くっきりとした印象の『火の鳥』に対して、『ÉTUDE』には取り付く島がなかった。どこかのバレエ教室の、毎日の練習風景のような場面が続いていた。レッスンバーにスタンドミラー、アップライトのピアノ。パンフレットの覚書では、「稽古」の「稽」という漢字について解説がなされていた。だから何だと思った。退屈だった。
しかし突然、世界はその姿を変容させる。宇宙にリンゴが出現する。コペルニクス的転回が起こる。ニュートンは落下するリンゴを見て万有引力の法則を思いついた。バレエ教室の床には死体が転がっている。毒リンゴを齧ったのだろうか。殺したのは誰? 生徒たちは互いに犯人探しを始める。疑心暗鬼に目を覆われ、闇雲に憎しみをぶつけ合う。でもそもそも、殺されたのは誰? 壁際に並べられた照明のライトが、今は蝋燭の炎のように揺れている。それはこの現象が、儀式殺人であったことを暗示している。「稽」=「禾」+「尤」+「旨」。聖所での生け贄の儀式。殺されたのは人ではなく、踊りであったのか。
無音の中、舞台はやがて、弔いの儀式へと移行する。アップライトの棺と共に進む葬列。死者と共にゆっくりと前を見据え歩く参列者たち。ただ歩く、花を手向ける、そういった日常的な動作がただただ美しい。いわゆる踊り的な動きではなくとも、世界は美しい、人の身体は美しい、動くことは美しい。シンプルな答えが導き出される。ニュートンは落下するリンゴを見て万有引力の法則を思いついた、わけではないらしい。アリストテレスの昔から、物体が地球に引きつけられる現象や、天体の楕円運動についての考察はされてきた。変わったのは世界ではない。世界の見方が変わったのだ。
次のダブルビル公演では、いよいよ山田作品が、Noism1のメンバーによって上演される。楽しみにしています。   松浦武利(新潟市)

どうもありがとうございました。

『Painted Desert』そして『Liebestodー愛の死』、楽しみです!!

(fullmoon)

駐ルーマニア・フィンランド大使からNoismブカレスト公演のご感想をいただきました!


「終演後に懇談する井関佐和子さんと大使」

Noism1公演、いよいよ来週末開幕となりました。どうぞご覧くださいね!
予告映像:https://youtu.be/beiXJ1gdAH8 

さて、ブカレストで『ラ・バヤデール-幻の国』をご覧になられた、駐ルーマニアのフィンランド大使の公演ご感想です。
英文に続き、日本語訳があります。

Päivi Pohjanheimo
ambassador of Finland in Bucharest

I was led into a Nation of Illusion by the masterous direction of Jo Kanamori. The setting and costumes made this imaginary country resemble an Asian country. The impressive last scene of the destruction reflected something bigger, a collapse of something universally shared by us all.

Noism is an overwhelmingly gifted group, the main dancers with most sensitive and most powerful expression. Ms. Sawako Iseki performed Miran’s role with incredible lightness and intensitivity. She was able to make all the audience to breathe and feel Miran’s desperate love story.

After the performance I was happy to greet Ms. Sawako. To our surprise we have friends in common: Arigato, Hitoshi! And Arigato, Noism for this moving experience!

Noism版ラ・バヤデールを観て

駐ルーマニア・フィンランド大使
ペイヴィ・ポッホヤンヘイモ

金森穣の巨匠の風格のある演出によって、私は幻の国に導かれました。舞台装置と衣装によって、この想像上の国はアジアのある国ように見えます。しかし、最後の破壊される場面は、何かもっと大きな事態を反映していて深い感動に捉われました。何かが崩壊するということは、私たちが誰でも至るところで共有しているのです。

Noismは圧倒的に才能に恵まれた集団で、主役のダンサーはとても繊細でかつ力強い表現をしていました。ミラン役の井関佐和子は、信じられないほど軽やかかつ強く踊りました。彼女のおかげで、観客全員はミランの絶望的な愛の物語を吹き込まれ、感じたのです。

終演後に、井関佐和子さんに挨拶をすることができました。井関さんと私には共通の友人がいてびっくりしました。この感動をもたらしてくれたNoismに「ありがとう」と言いたい。

(翻訳:寺尾 仁)

ご感想うれしいですね♪
どうもありがとうございます。
文中の「共通の友人」というのはNoismサポーターズUnofficial会員の方です。
次のサポーターズ会報31号にご感想を掲載したかったのですが、編集に間に合わなかったので、とりいそぎブログ掲載しました。
もう少し長いご感想を32号に掲載予定です。どうぞお楽しみに♪

ルーマニア公演については、報告会の様子がブログ、la dolce vita:http://dorianjesus.cocolog-nifty.com/pyon/2017/05/noism-2a37.html に詳しく載っています。
こちらもぜひご覧くださいね。
(fullmoon)

『Liebestodー愛の死』 会員特典 公開リハーサルに行ってきました!

ワーグナーのオペラ「トリスタンとイゾルデ」から、前奏曲と終曲による、究極の愛の踊り。

二人の愛に不安を隠せないトリスタン(吉崎裕哉)。微笑むイゾルデ(井関佐和子)。叶わぬ愛、不可能の愛、しかし二人は激しく魅かれ合う。

圧倒的な音楽に圧倒的な踊り。デュオの超絶振付の連続に目を奪われ、井関佐和子のソロに魂を奪われます。

衣裳もとても美しく、現世では成就しない二人の愛を表しているかのよう。

上演時間20分。音楽に歌唱は入りません。金森穣渾身の新作に渾身で応える舞踊家2名。

公開リハーサルで拍手が出ることはあまりないのですが、今回は自然に拍手が起こりました。

『Painted Desert』出演のNoism1メンバー8名もスタジオの2階から拍手を送っていました。

Noism1
新作『Liebestod-愛の死』
レパートリー『Painted Desert』


新潟公演
日時:2017年5月26日 19:00、27日 17:00、28日 15:00
会場:りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館・劇場
電話:025-224-5521(りゅーとぴあチケット専用ダイヤル)
入場料:一般 S席4000円 / A席3000円 / 25歳以下S席3200円 / 25歳以下A席2400円

埼玉公演
日時:2017年6月2日 19:00、6月3日 17:00、6月4日 15:00
会場:彩の国さいたま芸術劇場・大ホール
電話:0570-064-939(彩の国さいたま芸術劇場チケットセンター)
入場料:一般 5500円 / 25歳以下 3500円

チケット好評発売中!
皆様ぜひご覧くださいね!!(fullmoon)

会員向け公開リハーサルのご案内

Noism活動支援&サポーターズ会員特典、公開リハーサルのご案内です。

Noism1公演 新作『Liebestod―愛の死』/レパートリー『Painted Desert』 公開リハーサル

日時:2017年56日(土)13時~13時半

会場:りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館〈スタジオB〉

対象:Noism活動支援会員、および本公演チケットを購入済のNoismサポーターズ会員

申込方法:サポーターズ会員の方はサポーターズ事務局まで、お名前をお知らせください。

申込締切:5月3日(水)

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*受付開始は12:50からの予定です。時間まで2階共通ロビーでお待ちください。

サポーターズ会員の方は公演チケットをご提示ください。

 

公開リハーサル、楽しみですね。ワクワク♪  (fullmoon)